この木なんの木/九州

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  • 九州沖縄に根付く個々の木や並木などの噂

に関してはお花見スポット、紅葉については紅葉スポットへどうぞ。

※花木については花の名所にも記載があります。

福岡[編集 | ソースを編集]

篠栗九大の森[編集 | ソースを編集]

  1. 九州大学演習林の一つ。
    • 17haくらいで蒲田池を取り囲む。
    • 無料公開中。
  2. ラクショウの木立が有名。
    • インスタ映えスポットとして観光客が激増。
    • 数十m四方で、実物を見ると思ったより小さい。

佐賀[編集 | ソースを編集]

嬉野の大茶樹[編集 | ソースを編集]

  1. 嬉野茶の元祖。
    • 1650年代に最初に造られた茶畑の中の一本らしい。
  2. 茶の木ってこんなでかくなるのか。
    • よく見ると複数株からできてる。

長崎[編集 | ソースを編集]

奈良尾のアコウ[編集 | ソースを編集]

  1. 五島列島・中通島のパワースポット。
  2. 奈良尾神社の鳥居の先にある天然の鳥居。
    • 参道をまたぐ形で立っている。
      • たぶん幹が二股に分かれたあとで参道をつくったんじゃないかと思う。
  3. 日本最大のアコウ。
    • 同じ五島列島にある五島玉之浦のアコウの方が幹回りは上ともいうが、あれは支柱根が多くて幹回りで評価しにくい。
    • 五島列島はアコウの北限に近いエリアでもある。
  4. 長濱ねるファンの聖地らしい。

熊本[編集 | ソースを編集]

熊本城本丸の大銀杏[編集 | ソースを編集]

  1. 熊本城の通称が銀杏城になった原因。
  2. 加藤清正お手植え
    • 天守と同じ高さになったときに異変が起こると予言していた。
  3. 熊本城天守(32.5m)と比べると低く見えるけど、それは2代目だから。
    • 西南戦争で焼けて、残った根っこから生えてきたのが今の大銀杏。
      • イチョウって焼けにくいのにそれが燃えるとは相当の激戦だったのだろう。
      • 次、背丈が天守に追いつくのは、たぶん22世紀前半ごろ。
        • そのころに起こった地震とか噴火を、「やはり異変が起きた」ってこじつける未来人がいそう。
  4. 熊本市のカントリーサインに描かれているイチョウではない。
    • カントリーサインのイチョウは、旧城南町にある下田のイチョウである。

寂心さんのクス[編集 | ソースを編集]

  1. 熊本市の北の外れにある。
  2. 寂心さんって誰やねん。

藤崎台のクスノキ群[編集 | ソースを編集]

  1. 都市の真ん中にある並外れた巨木群。
    • 日本2位のクスノキを含む。
    • 蒲生の大クスも住宅地に隣接してるけど、藤崎台は政令指定都市の中心部近く。
  2. 名前の通り藤崎台球場の横にある。
    • 横というか球場内に浸食してる。
  3. 国の天然記念物。
  4. 明治維新以前は藤崎八旛宮の鎮守の森だった。
    • 最大のクスノキは藤崎八旛宮創建(935年)の頃に誕生した。
    • 西南戦争で社殿は丸焼け。クスノキ群だけが残った。

大分[編集 | ソースを編集]

松屋寺のソテツ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本一の大蘇鉄
  2. 無数の幹が首をもたげる八岐大蛇のような姿。
  3. 盗まれたソテツ。
    • もともとは府内城(大分城址公園)にあった。
      • 1656年に府内城城代になった木下俊治が自分の菩提寺の松屋寺にお持ち帰りした。
        • 府内に植えたのは大友宗麟とされるので、この時点で樹齢70年以上。
        • 次に府内城城主になった松平忠昭は同じ大分市内から転封してるから、たぶん盗難バレてる。
  4. 松屋寺は雪舟の庭園もあって境内に入るには拝観料がいる。

宮崎[編集 | ソースを編集]

大久保の大ヒノキ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大のヒノキ。
  2. うねる幹、四方八方に伸びる枝。
    • 赤い肌も素晴らしい名木。

鹿児島[編集 | ソースを編集]

蒲生の大クス[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大の巨木。
    • 幹周り24mは堂々の日本一。
      • 高さは30mくらいで、まあ普通。
  2. 姶良市蒲生の誇り。
    • 国の特別天然記念物。
  3. 蒲生八幡神社の境内にある。
    • 八幡宮創建時(1123年)ですでに巨木だった。
  4. 1990年代に9000万円かけて保護・治療した。
    • 今は元気。
  5. 内部に8畳ほどの空間がある。

縄文杉[編集 | ソースを編集]

  1. 屋久島の山奥にある有名な杉の木。
  2. 縄文時代から生きているから縄文杉。
    • と思っていたが、地元では縄文土器に姿形が似ているから縄文杉となったという説も有力らしい。
  3. 結局、樹齢が何年かは誰も知らない。
    • 8,000年という人もいれば2,700年という人もいる。

天空杉[編集 | ソースを編集]

  • 屋久島町
  1. 屋久杉で最も高く45m。
    • 幹回りも5位。
  2. 発見されたのは何と2017年。
    • 屋久島って20世紀末には観光地化されて世界遺産にもなってたのに。
    • NHKの調査で続々新たな屋久杉が見つかっている。
      • 秘境過ぎるというか、さすが洋上アルプスというか。
    • これほどの高木が残っていたのは地形的に発見も伐採も難しかったおかげだろう。
      • 屋久杉に高木が少ないのもそういうのはだいたい伐採されたせい。

栗生神社のガジュマル[編集 | ソースを編集]

  • 屋久島町
  1. 日本最大のガジュマル(独断)。
    • 一応、環境省のデータだと日本の全樹木でも2位の幹回り。ガジュマルでは一位。
      • ガジュマルはめちゃくちゃな樹形だから幹回りで測れるもんじゃないが。
    • 複数の幹からなるが、全体として整っていて樹形も美しい。
  2. 屋久島の栗生神社にある。
    • 半分は栗生小学校の校庭にはみ出てる。
      • なお、校歌に屋久杉とシャクナゲは出てくるがガジュマルは出てこない。
    • 屋久島はガジュマルの北限でもある。

七尋杉[編集 | ソースを編集]

  • 屋久島町
  1. 縄文杉を凌ぐ屋久杉。
    • 幹回り16.7m。
    • ただ縄文杉と違って実質根の部分の数値なので、実質のサイズ感や樹齢は縄文杉の方が上の気がする。30cmしか違わないし。
  2. 中身空洞な上に根元が露わになってて倒れないか心配になる。
    • この空洞のおかげで木材不適認定されて伐採を免れた。
      • 実際、隣にある2本の巨木は切られてる。
        • 人の手が明らかに入ってるのに2010年代後半まで知られなかったのは不思議。

ウィルソン株[編集 | ソースを編集]

  • 屋久島町
    • 内部に入って見上げると空洞がハートに見える。
      • 検索で出てくる画像は大半がこれ。
    • 実は角度をちょっと間違えただけでハートに見えなくなる。
  1. 巨大な切り株。
    • 豊臣秀吉の命で切られた。
    • 京の大仏殿の建材となる。
      • 建立から10年足らずで焼失してしまった。
      • 晩年の秀吉はろくなことしねえ。
    • 切り株の方は400年以上残る頑強さ。
  2. 切り口は周囲13.8m。
    • 幹回りはもっと大きいともされる。
    • 木材にならなかった先端部は残されており、そこから高さ60m程度と推測される。
  3. 中から清水が湧く。

大王杉[編集 | ソースを編集]

  • 屋久島町
  1. ちゃんと年代測定された中では日本最古の巨樹。
    • 紀元前1000年前後という数値が出ている。
      • 縄文杉も計測したが、採取したサンプルは紀元前200年ごろのものだった。
        • もっとも大王杉も縄文杉も内部が空洞になっているので、どちらも更に古いと思われる。
  2. 縄文杉発見(1966年)以前は、この木が屋久杉の王者だった。
    • 幹回り11.1m。
  3. 試し切りの跡があったり、登山者が火事を起こしたり、なかなか波乱万丈。

沖縄[編集 | ソースを編集]

ひんぷんガジュマル[編集 | ソースを編集]

  1. 名護市内にある巨大ガジュマル。
  2. 県道84号のど真ん中に立っている。
  3. 樹齢は300年くらいと言われている。
  4. 倒木の危険性が出ているらしく、最近になって支えの鉄骨が設置された。
    • 剪定も何度か行われている。

仲間川のサキシマスオウノキ[編集 | ソースを編集]

  1. 西表島の王者。
    • 観光ツアーの定番中の定番。
    • 日本のマングローブで最大級の巨木。
  2. 幾重もの板根が優美な曲線を描く。
    • 板根の間に立ったままの人間がすっぽり隠れられるほど大きい。
  3. 結構、敵が多い。
    • 数百万のシロアリに住みつかれる。
    • アコウの木に絡まれる。