この木なんの木/東北

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  • 東北に根付く個々の木や並木などの噂

に関してはお花見スポット、紅葉については紅葉スポットへどうぞ。

※花木については花の名所にも記載があります。

青森[編集 | ソースを編集]

北金ヶ沢の大イチョウ[編集 | ソースを編集]

  1. ビッグイエロー
    • 黄葉の季節にはライトアップされる。
  2. 日本最大のイチョウ
    • 世界最大の可能性もある。
    • 日本屈指の巨木。
      • 落葉樹だと日本一かもしれない。桂の最上位勢とどっちが大きいのか。
    • イチョウは中国からの外来種。
      • いつ伝来したかは不明だが、北金ヶ沢の大イチョウの成長にかかった年月を思うとかなり古そう。
      • あるいはあれほどの巨樹としては案外若いのかもしれない。
      • 十三湊など津軽地域と遠方の交流の歴史を偲ばせる。
  3. 青森県の北金ヶ沢漁港すぐそばにある人里の巨木。
    • 五能線国道101号に挟まれてる。
    • この辺は巨木が多い。1.5kmくらい東には折曽のイチョウや関の甕杉もある。
  4. ギンナンは生らない。

日本最古のリンゴの木[編集 | ソースを編集]

  1. 明治11年に植えられた西洋リンゴ。
    • 3本が生き残っている。
  2. りんご王国青森の原点。
    • 小学生の教科書に載ったこともある。
  3. 住所が千年。

岩手[編集 | ソースを編集]

奇跡の一本松[編集 | ソースを編集]

奇跡の一本松
  1. 陸前高田市の高田松原の松が地震による津波でことごとく流される中一本だけ残ったもの。
  2. ただし松自体は土壌の変化などによりその年で枯死してしまった。
  3. もはやモニュメントの状態になっている。

稲荷神社の千本桂[編集 | ソースを編集]

  1. 環境省のデータ上では日本一の幹回りを誇る。
    • 実質は無数の桂の集合体。
      • 本当に千本ありそうな桂。
      • 元々は一本の巨木だったのかもしれない。
  2. お稲荷さんのお使い狐が住んでいるという。

宮城[編集 | ソースを編集]

古城の朝鮮ウメ[編集 | ソースを編集]

  1. 巨樹ファンなら一度は見てみたいと思う反面、やっぱり見たくない。そんな木。
    • 植わっている場所が、宮城刑務所の庭。これを眺める生活は送りたくないが、普通に生活している限り、一生拝めないという意味では見てみたくなる。
  2. 伊達政宗軍が朝鮮半島から持ち帰った木らしい。

坂上田村麻呂将軍手植の御神木[編集 | ソースを編集]

  1. 七ツ森の麓、石神山精神社にある大杉。
    • 物理的に麓で、地名も麓。
      • 背後の丘は麓城跡だったりもする。
  2. 巨石のすぐ横。
    • この岩が石神山精神社のご神体。
  3. 名前の通り、坂上田村麻呂将軍お手植えとされる。
    • 幹の感じからすると、実際はもっと若いと思う。
      • 幹は元気そうだが枝葉は少なく危うげ。
    • 神社の方も坂上田村麻呂が創建したとされるが、こっちはもっと古い。
      • 坂上田村麻呂が将軍になる前のこの神社の記録が続日本紀に残っている。

秋田[編集 | ソースを編集]

あがりこ大王[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大級のブナの巨木。
  2. 鳥海山北麓にある。
    • 中島台レクリエーションの森の中にあり、車・徒歩でのアクセスは比較的容易。
  3. 中島台には高さ1~2m程度で大きく枝分かれするブナが多い。
    • こういう不思議な姿のブナを「あがりこ」という。
    • 薪炭用に何度も同じ高さで伐ることを繰り返した結果がこの形。
      • 薪炭用の木材が採られなくなったいま新たに「あがりこ」が現れることはない。

川連のホオノキ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大のホオノキ。
    • ホオノキは日本最大級の葉と花を持つ。
      • 根元に入ると無数の葉が重なり緑の屋根のよう。
  2. 古くは神室街道の道標。

山形[編集 | ソースを編集]

東根の大ケヤキ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本一の大ケヤキ
    • 数値上はもっと大きいケヤキもあるが、他は幹が裂けてたり枯れかけだったりで実態が弱い。
  2. 東根小学校校内にある。
    • 学校の敷地の端にあり、外から見る分には問題ない。
    • この小学校は東根城跡でもある。
      • 東根城築城時点(1347年)で既に巨木だったとされる。
      • 城跡なのを意識してか学校の塀が城っぽい。
    • 当然、校歌にも大ケヤキが出てくるし、児童会マスコットは「ケヤリン」だ。
  3. この木があるので東根市の木はケヤキ。
  4. よく見ると2本の合体木っぽい気もする。

権現山の大カツラ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本一の大カツラ。
    • 落葉樹全体でも北金ヶ沢の大イチョウに次ぐ巨木。
  2. このサイズのカツラとしては珍しくほぼ単幹。
    • カツラの巨木でも随一のボリューム。
  3. 土砂崩れやらなんやらで見に行こうとすると危険。
    • クマも出る。
      • そもそもツキノワグマを狩りに来た人がこの木を発見した。
    • 案内看板に大カツラって書いてあるけど、危ないからかえって不親切な気もする。

地蔵鞍の大カツラ[編集 | ソースを編集]

  1. 権現山の大カツラに匹敵する日本最大級のカツラ。
    • 高さでは地蔵鞍の大カツラが勝る。
  2. 株立ちだが、いわゆる「千本カツラ」と違い一つ一つの幹が太い。
  3. 男甑山の足元にある。

福島[編集 | ソースを編集]

沢尻の大ヒノキ[編集 | ソースを編集]

  1. まず言っておくとヒノキではない。
    • 樹種はサワラ。
      • 方言でサワラをヒノキと呼ぶ地域は多いので、樹種の誤認ではなく分かった上での地元の呼称だと思われる。
        • ヒノキの自生北限がだいたいこの辺なので、本物のヒノキにはやや馴染みが薄かったのかもしれない。
      • 魚ではない。
  2. 日本最大のサワラ。
    • 幹回り10m、樹高30mの堂々たる巨樹。
      • 日本最大のヒノキはこれより小さく、仮にヒノキだったとしてもやはり日本一。
  3. 遠目には普通だが、近寄ると無数の枝が縦横に入り乱れて禍々しい。
    • 血管標本やテヅルモヅルを思わせる奇怪な枝ぶり。そういうのが好きな人は、この木も好きだと思う。