この木なんの木/近畿
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- 近畿に根付く個々の木や並木などの噂
※桜に関してはお花見スポット、紅葉については紅葉スポットへどうぞ。
※花木については花の名所にも記載があります。
滋賀[編集 | ソースを編集]
マキノのメタセコイア並木[編集 | ソースを編集]
- 高島市屈指の観光地。
- 約2.6kmの道路に沿ってメタセコイアが立ち並ぶ。
- 公式サイトには2.4kmとあるが、これは途中の寺やらカフェやらあって途切れてる部分を引いているのだと思われる。
- 1981年に植えられたのが始まり。
- 1994年には新・日本街路樹100景に選ばれている。
- 樹齢13年で全国的スポットになるのは早過ぎ。
- 1994年には新・日本街路樹100景に選ばれている。
- ここを通る人はだいたいこの並木自体かマキノ高原が目的地。
京都[編集 | ソースを編集]
花脊の三本杉[編集 | ソースを編集]
- 日本一高い木。
- 大悲山の三本杉、峰定寺の三本杉とも言う。
- 大悲山峰定寺の境内にある。
- 名前の通り三本の杉が綺麗に三角形に並んで天高く伸びてる。
- 隣接しすぎて根元は融合してる。
- それぞれ日本一、日本二位、日本五位の高木。
- 3本まとめての周囲13~14mくらい。この数値は杉限定でも十指に入るか入らないかくらい。
- 1本だと6mくらいなので樹齢は500年とか600年とかくらいじゃないかと思う。
京都競馬場のモチノキ[編集 | ソースを編集]
- 京都市 伏見区
- 京都競馬場のパドックの真ん中に生えてた木。
- 小倉とか高知とかもパドック中央に木があるからそこまで珍しくもない。
- 戦前に近所の小学校から移植されたという結構な歴史がある。
- 2020年に競馬場改修の都合で伐られた。
- 移植も考えられていたが、もう老木だったからねえ。
- ほんで時計になった。
大阪[編集 | ソースを編集]
薫蓋樟[編集 | ソースを編集]
- 大阪府で一番でかいとされる木。
- 河内国あるあるでくすのきが神格化されて気がつけば、こんな感じになった。
- 大阪府下で最も古い木とも言われている。
- 門真市のマンホールにも描かれている。
- 三島神社の御神木。三島神社どころかその周辺の土地にまで樹が領空侵犯している。
- 新日本名木100選認定の樹木。
- 大阪府みどりの百選や国の天然記念物にも選ばれている。とにかくデカいから。
- 元々地下水が豊富だったエリアだったこともあり、その地下水がこの木をここまで大きくしたとされる。
- 1970年代、周辺での地下水の汲み上げとコンクリートジャングル化の影響で一時は葉っぱの色が変色するレベルにまで樹勢が衰えるも、地元民が保存会を結成して対策に乗り出し復活させた。
稗島のクス[編集 | ソースを編集]
- 門真市
- 薫蓋樟の近所にある、クスノキの大木。
- 薫蓋樟と間違えてこっちに来る人もいるらしい。
- 個人の私邸の庭に植わっているが、木の幹が横を流れる古川に迫り出しており、橋の上から眺められる。
- 横を通る府道からも見える。デカいから。
楠木大神の御神木[編集 | ソースを編集]
- 大阪の谷町にある古樹。
- 道路のど真ん中に植わっている樹。
- こう書くと「中央分離帯にでも植わっている樹で、なんも珍しいことないやろ」と思われそうだが、ここの場合、道の真ん中に黄色線が一本引いてあるだけの道路が、木のあるところだけ、見事にその樹の両側に裂けるように避けて通してあるという特筆性がある。
- 過去にこの樹を伐採しようとした人は何人か居ったらしいけど、みんな伐る予定日かその直前に不幸が起きて、ついぞ誰も伐ろうとしなくなったという伝承が残る。この手の樹にはあるあるの話やけど。
萱島神社のクスノキ[編集 | ソースを編集]
→萱島駅
阿遅速雄神社の楠[編集 | ソースを編集]
- 大阪市 鶴見区
- 大阪府の天然記念物にもなっている大楠。
- 放出エリアのシンボリック的な樹木。
- とにかくでかい。落雷かなんかで主幹が死んだのでそれを伐ったらしいが、残った幹と枝だけとってもデカい。
五條宮のイチョウ[編集 | ソースを編集]
- 大阪市 天王寺区
- 樹齢500年くらいらしい。
- よく石山戦争も大坂夏・冬の陣もくぐり抜けたもんや。
- 勝山通と上町筋の交差点のところにあるイチョウ。秋にはきれいに黄色に色づく。
行友家の楠[編集 | ソースを編集]
- 大阪市 東淀川区
- 東淀川区菅原にある大きな楠。
- 行友さんという私人の家の一角にある。
- 菅原のクスとかいう名前にすれば良いのに、何故か「行友家の楠」として大阪市の保存樹に登録されている。
野間の大ケヤキ[編集 | ソースを編集]
- 能勢の野間という小さな盆地にある木。
- 西日本で最もデカい欅らしい。
- 旧・能勢街道沿いにある。
- 蟻無神社の御神木。
- 春の芽吹きの良し悪しで、その年の豊作・不作がわかるらしい。
妙国寺のソテツ[編集 | ソースを編集]
- 堺の妙国寺にある大きなソテツ。
- 織田信長に安土城下に移されたけど、すぐに戻ってきたという逸話がある。
- 夜な夜なソテツが「堺へ帰ろう」と泣きわめいたとか、あまりにうるさいソテツを切ろうとした信長の家臣が血を吐いて倒れたとかいう逸話が残る。
兵庫[編集 | ソースを編集]
別宮の大カツラ[編集 | ソースを編集]
- 巨木・棚田・湧水と田園的な観光要素がそろう。
- 棚田の先には日本二百名山の氷ノ山も望める。
- 関西最大のスキーリゾート・鉢伏高原の一角にある。
- そばで「大カツラの清水」が湧く。
- 大カツラも棚田の稲もこの水で育ってる。
建屋のヒダリマキガヤ[編集 | ソースを編集]
- 養父市
- 養父市にある元・京都府知事の北垣国道の生家跡に植わる。
- 左巻きの波紋状のスジが入った特徴的な種子がよくでることから「ヒダリマキガヤ」という名前がついている。
畑上の大トチノキ[編集 | ソースを編集]
- 豊岡市の海に近いエリアの山の中に植わっている木。
- 昔は灯台の役目を果たしたとか言われている。
八代の大ケヤキ[編集 | ソースを編集]
- 朝来市八代にある大きな欅。
- 鉱山開発の影響で樹勢が衰えた。
- 足鹿神社の御神木。地元では大金木と呼ばれているらしい。
奈良[編集 | ソースを編集]
高井の千本杉[編集 | ソースを編集]
- 日本の巨木界における隠しボス。
- 幹回り、高さともに一般的に日本最大とされる蒲生の大クスを凌ぐ。
- これで日本一とされないのは何本もの杉が合体した存在であるため。
- 5本の杉の融合で、幹は16本もあるらしい。
- 井戸の周りに植えられたいわゆる「井戸杉」だった。
- 木がでかくなりすぎて元の井戸は消滅してる。
- なので樹齢は意外に若く室町時代頃に植えられたとされる。
- 個人所有。
- 千杉白龍大神として祀られている。
和歌山[編集 | ソースを編集]
十五社の樟樹[編集 | ソースを編集]
- かつらぎ町笠田の集落にあるでっかいくすのき。
- 樹の大きさは近畿最大。
- 十五社の森とも呼ばれているが、その森を構成するのはたった一本のくすのき。
- 元々は15柱の神をまつる十五社明神という神社があったらしく、その御神木だったらしい。