ざんねんなコミカライズ作品事典

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全般[編集 | ソースを編集]

  1. 「コミカライズ」と検索するとだいたい第2検索ワードに「下手」が出てくるくらい作画がアレなマンガが多いとされている
  2. 「ロイヤリティが少なくマイナーな漫画家に頼まざるおえない」「そもそも漫画にするのに苦労する」などの要因があるといわれている
  3. もちろん漫画家に恵まれたコミカライズもあるにはあるのだが…

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムF91(漫画版)
  1. 話の再現自体に問題は無いのだが、キャラクターがあまりにも映画とかけ離れすぎてしまった。
    • ことあるごとにキレ散らかし、沢庵に舌鼓を打ち、敵を罵りまくる「見本」とは程遠いシーブック。
      • 「超スーパーすげぇどすバイ」「うぬらめが八つ裂きだ!」「触手の一本や二本切ったってしょうがねえんだあのチンポコユリは」
    • 感情丸出しで「ベラ・ロナ様! アヤツをぶっ飛ばしてください!!」と縋りつくザビーネ。
    • 高潔な理念も辛い過去も何もあったものではなく、単なる殺戮野郎となった鉄仮面。
  2. さらに尺の都合でアンナマリーやビルギットは丸カットされ、アーサーは1コマで死ぬ。
  3. 作者が小型MSの事を分かってないのか、ジェガンとF91が同じ大きさにしか見えない。
  4. おまけに「宇宙世紀123 西暦にすると2168年」という地の文が波紋を呼んだ。
    • 連載当時は「コロニーが初めて建造された2045年が宇宙世紀元年でええやろ」みたいに扱われていたが、現在では宇宙世紀元年は色々あって公式にぼかされており、このような宇宙世紀と西暦の名言はやってはいけない事になっている。
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(漫画版)
  1. あんまりにもあんまりな二期のラストの展開に対し不満を感じたコミカライズ担当者が独自のネーム案を提出したら上層部に没にされたことを明かしている。
ガンダムEXA
  1. 「絶対に荒れる題材」である「ガンダム版仮面ライダーディケイドをやってしまった作品。
    • 売り上げは悪くなかったのか続編も連載されたが…。
  2. 同じようなことをやった『機動戦士ガンダムALIVE』が原作キャラを一切使用しなかったのに対し、本作は思いっきり本筋に絡んでしまった(一応本人ではないのだが)ため、「今までガンダムのコミカライズを手掛けてきたときた洸一氏の絵柄でそれをやっちゃあお終いよ」という結果に。
    • せめて絵が全然ガンダムっぽくない漫画家(例:某バツ骨の人)がやっておけば、「ああ、これはオフィシャルではないのだな」と分かるのに、よりにもよってボンボンで逆シャア~∀までやってた人にやらせては趣味が悪すぎる。
    • タイトルを検索エンジンにかけると恐るべき予測候補が出てくる。とてもここでは書けない。
SDガンダム列伝 ガンダム騎士団
  1. 騎士ガンダムシリーズの漫画版を手掛けたほしの竜一が、ガンダム誕生20周年を記念してボンボンに連載した第9作なのだが…。
  2. あまりにもひどい過去作の使い捨てぶりに多くのファンが嘆いた。
    • 始まりの英雄たち・アルガス騎士団が1話で泥に呑まれて全滅。
    • 円卓の騎士団はレッドウォーリア以外次々に絶命。
    • もともと味方だったはずの死神デスサイズがとんでもない悪者に改悪(公式で別人扱い)。
  3. さらにラスボスはシャアの偽物(騎士ガンダムにおけるシャアは原作とは違い高潔な正義の人である)というファンを舐め腐った設定。
    • 正体はデビルガンダムだった。
  4. 本作はいわば漫画オリジナル作品なのでカードダスが無く、最終的に単行本化に19年もかかったが、それだけこの作品が公式から疎ま…もとい軽い扱いだったことが伺える。

コミックボンボン関連(ガンダム以外)[編集 | ソースを編集]

ウルトラ忍法帖 完全版
  1. ボンボンコミックスは途中までしか発行されなかったため、2015年から電子書籍で初めての配信となったが…。
    • 紙ベースでは復刊ドットコムから第1部『疾風編』の完全版は刊行されたが、なぜか第2部以降は発売されなかった。
  2. 2018年に突如として円谷プロが契約更新を打ち切ったため、敢行からわずか3年で配信停止になってしまった。(作者も配信停止数日前にいきなり聞かされたらしい)
    • この一件は、「電子書籍化すれば打ち切り・絶版作品も容易に読めるようになる」という認識は、版権物においては通用しないという現実を突きつける結果となった。(下手に現物が無い以上、中古取引も出来ないため)
    • 作者自ら「不本意ながら封印状態!」とTwitterで発言しているので、復刊は難しいようである。
  3. 同時期のボンボンで連載されて(先に打ち切られ)た『ウルトラマン超闘士激伝』が秋田書店に円満移籍したのとは真逆の結果を迎えることとなっている。
餓狼伝説(ボンボン版)
  1. コミックボンボンで連載がされていたコミカライズ版。
  2. しかし元となったのはアーケード版ではなくそれを劣化移植したSFC版になっている。
  3. 幻の技サニーパンチを初め、容赦なく相手を殺害せんとするビリー、砕けた石を目くらましに使用、ひるんだ隙に敵を倒すテリーなどツッコミどころは数えきれない。
  4. 続編の2に至っては追い詰められたローレンスが戦車を持ち出してきて、それをスーパーバーンナックルの一撃で粉砕するテリーという展開にもはや突っ込む気すら起こらない。
    • その際の「男なら拳一つで勝負せんかい!」は20数年後にスマブラという武器を持ったやつらの集いに参戦するテリーに相応しい迷セリフとなった。
      • なおそんなこと言っていながら後にサイドカー付きのバイクで敵を轢いている。
        • 更にビルから植木鉢を落として相手にぶつけようとしたこともある。
  5. また、初めて餓狼対サムスピの対決が実現したのもこのボンボン版だが、編集者が独断で行ったことでSNKの担当者に怒られてしまったとのこと。当然コミックには収録されなかった。
  6. このように書くと黒歴史扱いされているようにも見えるが、パクリの天才であるSNK側がこんな面白い設定をほっとくわけもなく、ファイナルドラゴンキックなど一部逆輸入されたものもある。
餓狼伝説 戦慄の魔王街
  1. 上記のボンボン版の設定に準じた、DXボンボンで連載されていた漫画。
  2. 作者は『ゲッターロボ』で知られる石川賢。勿論、上記細井版以上に原作から逸脱していた。
  3. 特に原作のラスボスであるギースが、ドラえもんに泣きつくのび太のような情けないキャラにされた点は大不評。
    • ドラえもんに当たるオリジナルキャラは、過去の時代の悪霊という設定。まあボンガロ版『3』もそんな感じだったけど…。
GEAR戦士電童(漫画版)
  1. 「ボンボンのコミカライズは信用するな」はロボットアニメファンの鉄則であるが、本作は中でも一段とアレ。
  2. 本作における敵組織・ガルファの扱いはアニメの比では無いほどに悪い。
    • アルテアに裏切られて真っ二つにされる螺旋城の主、ラゴウの餌にされて雑に処理される三機将…。
    • 前半のボスであるアルテアがベガの兄という設定は一切なく、雑に別次元に追放され二度と出てこない。
    • アルテアの義弟・スバルは単なる悪役で雑に処理されて終わる。
  3. またヒロインのエリスに対する過度な性的描写も不評。(一部のロリコンには受けているようだが)
  4. 話数は十分あるはずだが、番組打ち切りもあったせいか単行本化もされなかった。
  5. 漫画版Vガンとかはたまにネタをゲームで拾われたりするが、こちらは一切ない。そもそも電童自体スパロボ殺しとか言われてるからねぇ…。
ロックマンゼロ(漫画版)
  1. 「作者が致命的にゲームが下手でクリアできなかった」というジョークが流れているくらい原作と違う設定。
    • 主人公を遊〇王のような二重人格にしたのはファンからも呆れられた。
  2. 人気低迷の為か後半は露骨にギャグマンガになるという逆キン肉マン現象を起こしたが、後の祭りであった。
  3. あまりに原作ファンから不評だったため売り上げも相当悪かったらしく、ロックマンシリーズ20周年記念の公式企画でも作者の舵真秀斗氏だけが呼ばれなかったので、公式からも見捨てられているらしい。

ゲーム原作[編集 | ソースを編集]

アイドルマスターブレイク!
  1. 全体的な画力の低さとコマの読みづらさ、主人公が真を男にしたようにしか見えない点、原作を無視したラ〇ひなみたいな下宿設定などもさることながら、露骨な限定版商法もやり玉に挙がった。
    • そのせいで読んでもいないのに批判するバカが増えた。
  2. ちなみに少年漫画という媒体もあってか、本作の961プロは全アイマス関連作品で一番卑劣と言われてるくらい卑劣。よく逮捕されないなというレベル。
艦隊これくしょん-艦これ- side:金剛
  1. 結構人気があったのだが、連載の真っただ中にいきなり版権問題で打ち切りになり、単行本も1巻しか出ないうちに絶版になった。
  2. 作者も完全に頭に来たらしく、「会社が問題ではなく、誰とは言わないが個人が問題である」とぶっちゃけている。
  3. この問題で長門が主役の別漫画「ブラックオーダー」も始まる前に終わった。
ギルティギアXTRA
  1. 『ギルティギアX』の外伝漫画。全1巻。
  2. ヒロインは原作の主要キャラ・御津闇慈の義妹という設定だが、これ以降のギルティギアシリーズ全作品で1度たりとも触れられたことがない。
    • オリジナルのラスボスにアクセルが刺されて退場したり、原作主人公であるソルが一切オリジナル主人公と絡まなかったりと、既存のキャラの扱いもよくない。
      • ディズィーとかブリジットは扉絵にしか出てこない。
戦国BASARA 乱・世・乱・舞
  1. 『戦国BASARA』のコミカライズの中でも最初期に描かれたもののため、アニメから入ったファンからの評価はすこぶる低い。
    • 何故か銀髪の筆頭、冒頭で史実を完全に無視して即滅亡する徳川家(まあ一部の『初代BASARA』シナリオでは本当にそうなるけども!)、1コマでやられる島津、信玄・謙信のあっけない幕引き…。
    • 毛利なんか全く出てこない。この作者ああいう狂ったイケメン得意そうなのに。
    • 片倉小十郎もまだNPCだったんで『2』と骨格レベルでキャラが違う。
  2. 特にかすがファンは、霜月かいり先生のドエロい作画が見られるから(ハッキリ言ってBASARAコミカライズで一番エロいかすがであろう)といって手に取ると絶望すること請け合いである。どうしても読みたい方は最終巻は読まないことをお勧めする。
    • ネタバレになるが、かすがは本作で1勝もしてない。退魔忍かお前は。
戦国BASARA3 -ROAD OF DRAGON-
  1. 乱世乱舞以上に批判が多いBASARAコミカライズ。おそらく評判は数多あるBASARA漫画の中で一番低いと思われる。
  2. 「途中で急に家康がカッコ悪くなって、三成がいい人になるのはどういうことなの?」の一言に尽きる。
    • 『政宗が東軍に与していた』というのは史実も原作ゲーもそうなのだが、本作では三成が伊達の領地で散々暴れ回ったくせに、それを棚上げして政宗が家康の易姓革命(ゴリラ討伐)に文句を言い出すという意味不明な展開になってしまった。
    • あまり評判も良くなかったのか、最終3巻は100ページ以上書き下ろしがある(つまりは打ち切り)。
  3. ちなみに刑部は全く出ません。
東方三月精
  1. 第一部が残念。作者の体長不良のせいでわずか6話で打ち切りに。
    • 第2話以降からトーンの量が減っており、画面が白く見えることから一部では「白月精」と呼ばれていたりする。
  2. なお、第2部以降は別作者が担当しており、第1部の作者の描いたこの作品は絶版状態になっており、入手が非常に困難。何度か復刊ドットコムにて要望が出されているが音沙汰は無い。
  3. また、キャラ名の誤記や誤植なども多く当時は批判されていた。
BLUE DRAGON ラルΩグラド
  1. 鳥山明先生が原画を務めたXbox360のゲーム『ブルードラゴン』とタイアップした漫画。
  2. しかし作者は『DEATH NOTE』完結直後の小畑健。この時点で、原作の絵を再現する気は微塵も感じられなかった。
  3. いざ『週刊少年ジャンプ』で始まってみると絵はものすごくきれいだしキャラにも個性があり悪くは無かったのだが、良くも無かったため、当時00年代中盤の濃すぎる連載層の中ではすぐさま落ちこぼれになり4巻で打ち切りを喰らう。
    • 内容も少年誌にしては性的描写が多すぎるうえ、主人公がかなり腹黒いため読み人を選ぶ作風。
  4. 結果的に、「主人公が影から青い龍を召喚する」以外何も再現しておらず、「漫画としてはともかくブルードラゴンの派生作品としては存在価値が感じられない」という有様に。
    • 「BLUE DRAGON」側でも半ば黒歴史扱いされている。
  5. この後小畑氏は『バクマン。』で再ヒットを遂げるのだが…。
    • 『ラルグラ』の原作者・鷹野常雄は本作以外一作も手掛けておらず、その割には「あとがきでやけにデスノートを読み込んでいることがわかる」「小畑ともまるで顔なじみのように打合せしている」と疑念が残る。
    • おまけに『ラルグラ』主人公の筋だけは理路整然とした暴論や、えげつない下ネタを口走るラスボスなど、セリフ回しが妙に『デスノート』『バクマン』に似ていることから波紋を呼んだ。
      • ここだけの話だが、『バクマン』の連載を的中させた「自称・某漫画家の息子」は「鷹野常雄もガモウひろしである」とネット上でリークしている。
  6. 合法的エロ本としてお世話になった隠れファンはいても、読者層の大半は性別問わず反感を買う内容であり、当然ごり押しむなしく打ち切りとなった。
    • 一話からラルのミオ先生への蛮行&ミオ先生全肯定・でもって「大人になった」展開後に二話目でハーレム(しかも明らかに…)って展開じゃ大半はドン引きするわ。
    • 「BASTARD」のダークシュナイダーとヨーコがキャラとしても話の展開としても上手くバランス取れていたんだと再評価された。
  7. 画力高い漫画家にお色気ものやらせる編集部の方針と原作者の女性蔑視要素が変な形で混ざって生まれてしまった怪作。
    • 「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」で高く評価された小畑健久々の打ち切り作品。それ以上に連載開始のころに銃刀法違反で逮捕というスキャンダルをやらかした。
ポケットモンスターReBURST
  1. ポケモンが原作の中でぶっちぎりの低評価というか黒歴史。
  2. なぜポケモンと同化してバトルをさせようと思った。しかもデザインも微妙。
  3. 調べれば調べるほどがっかりする所しか出てこない。
  4. 作画の人はそれなりに有名な人だったのだが、作画を担当してしまった事が災難とまで扱われるほどストーリーが破綻していた。
  5. 某wikiではあまりにも評判の悪さに荒れるのが確定的なので、某KフレやOフェンズ同様隔離処置されている。
4コママンガ劇場
  1. エニックス(現スクエニ)の出版事業の始まりとでも言うべきそれで、柴田亜美や衛藤ヒロユキなど数多の漫画家を産み出した。
    • だが柴田亜美、衛藤ヒロユキの次にブレイクした作家はと言うと……なのも事実。
  2. だが21世紀ごろになると元ネタのゲームの会話イベントなどの増大により二次創作とでも言うべきネタの幅が縮まりトーンダウン。
    • それはしょうがないとしてもその頃から元ネタとなったゲームのチョイスがややずれて行く。
      • これまでかなりの数を占めていた任天堂系がカービィ以外ほとんどなくなり、AIR、Kanon、こみっくパーティーと言ったいわゆるギャルゲーが表に出て来る。
      • スクウェアとの合併でFF系も期待されたが、出たのは聖剣伝説やクリスタルクロニクルと言った外伝だけ。
  3. 楽屋裏コーナーは名物でもあったが、元々ドラクエだけだったのに後期になるとほとんどの本に登場されて乱発状態に。その分漫画の掲載数も減った。

小説・ライトノベル原作[編集 | ソースを編集]

皇国の守護者
  1. 「やたらやる夫スレで出てくる虎を連れてる軍人っぽい人」が主人公のアレ。
  2. 元は小説だったのだが、なんと原作者が全然ネームタッチを行っていなかったことが連載終了後に暴露されている。
  3. 連載途中で打ち切りになり、再開のめどが立たないまま原作者が逝去したため、絶版が確定し半ば封印作品となった。
    • 漫画家によれば電子書籍化も不可能であり、マンガ図書館Zで期間限定で配信されたのみに終わった。
涼宮ハルヒの憂鬱(初代漫画版)
  1. 線がガクガクでキャラデザが原作小説と著しく乖離し、更に重要な設定をバンバン削っているせいで原作の魅力には程遠い内容。
    • 原作の重要な敵である「神人」がただの巨大なマネキンにしか見えないなど、後のアニメ版のクオリティが高すぎたせいで余計に酷く見える。
  2. 結局、版権元の御家騒動で1年も持たないうちに打ち切りになり、単行本は1巻でストップ。
    • その後、ツガノガク氏によるリメイク版が掲載され、旧漫画版は完全に版元から抹消された。
  3. なお、作者がハルヒの同人誌を作って販売したせいで角川に怒られて打ち切られたというのは有名なガセ。
    • 現在では涼宮ハルヒシリーズの版権管理がメディアワークス系からKADOKAWA系に移管され、二次利用が全面的に仕切り直しになったことによる権利的な理由が最有力とされている。
  4. 割とメジャーな封印作品だが、それなりに多く流通しているため全然プレミアがついていないというおまけつき。
ソードアート・オンライン アインクラッド
  1. やはりこれも作画の呪いから抜け出せなかった
  2. 表紙のキリトがかわいいすぎる
  3. そして極めつけはキリトがヒースクリフに斬られたときの 「ズド…」

その他コミカライズ[編集 | ソースを編集]

ウルトラマンタロウ(小学五年生版)
  1. 「インベーダー」というオリジナルの敵が登場し、主人公はインベーダーから追われ逃げる少年タケル…という、児童漫画とは思えないほどハードな展開で評価は高い。評価…。
  2. しかし、後半になるにつれてどんどんウルトラマンタロウ自体の出番が減っていってしまった。
    • そもそも紙面の大部分がインベーダーとタケルの緊迫した追跡劇に費やされるので、怪獣(本作では全てインベーダーの手下)は終わりの方でちょっと出てきて3ページくらいでタロウに倒される…という扱いで、もはやウルトラマンタロウはおまけみたいな扱いであった。
    • そしてついに第8話のムルロアを最後に怪獣が全く出なくなり、それに伴いタロウも完全に空気化
  3. そして最終回はインベーダーのアジトを発見したタケルがタロウを呼び、一瞬のうちにインベーダーをタロウが全滅させてたったの4ページで終わってしまった
    • まるでソードマスターヤマトである(こっちの方が30年くらい古いけど)。
  4. これでは子供に受ける訳が無いと考えたのか、単行本でも1・3・4話だけしか収録されないという扱いが長々と続いていた。
    • 単行本完全収録は作者没後から10年経ってからであったが、作者補正で単行本化できただけマシである。(内山まもる氏以外のウルトラマンコミカライズ作品は殆ど単行本化されていない)
GUN×SWORD(漫画版)
  1. 当初から『スクライド』同様本編と全然違う話にしようという企画はあったのだが、ただの不条理ギャグマンガになってしまった。
    • これならタイトルを『GUN×SWORD爆笑ギャグ外伝』とか『がん☆そーどっ!』とかにすべきでは…?
  2. 『スクライド』も漫画版はかなりアレなギャグ漫画(…は云い過ぎか)であったが、『ガンソード』は単に理不尽暴力野郎のヴァンが悪者をボコボコにするだけの話で、全く原作の話を消化していない。
    • 原作のキャラで出てくるのはヴァンとウェンディ(あとカメオ)だけ。表紙に映ってるのもこの2人だがマジでそれだけ
    • 『ガンソード』はそもそもロボットアニメであることが1話公開まで完全に内緒にされていたので、ヨロイも登場しない(スクライドのアルター能力のような扱いになっている)。
      • 最終回では吹っ切れたのかラスボスがアニメ版の主人公機そっくりの姿に変身して登場する始末。
  3. こんな内容なので、アニメ版のファンからは「ガンソードさんの方のコミカライズ」「ガンソードのギャグ同人誌を買ったら、後ろに対談集が載ってた! ラッキー!」と書かれる始末。
仮面ライダーTHEFIRST(漫画版)
  1. 映画「仮面ライダーTHEFIRST」のコミカライズ版とされているが...。
  2. その実態はとても商業誌に連載されたとは思えないほぼ下描き同然の作画という星のデデデ並みの酷いものである。
    • 仮面ライダーシリーズの漫画作品と言えば風都探偵もあるが、それと比べると一目瞭然、それどころか比べるのも失礼なレベル。
  3. 大の特撮好きで知られる島本和彦氏は「描きたくねぇのなら描くな」とコメントしており、出来が悪い作品と判断されたのか現在まで単行本化されていない。
  4. ちなみに作者は「まじかる☆タルるートくん」で知られる江川達也である。
金田一少年の1泊2日小旅行
  1. 金田一少年の事件簿の公式スピンオフ漫画。原作のようなシリアスなストーリーではなく、コメディタッチになっている。
    • 原作でもはじめたちが旅行に行くエピソードは多いが、ほぼ100%殺人事件が発生して台無しになるので、もう一度同じ場所に行かせて成功体験をさせてあげようという企画である。
      • 原作と異なり殺人事件は発生しない。
  2. しかし各キャラクターの設定が原作と大幅に異なり、生粋の金田一ファンをガッカリさせている。
    • 七瀬美雪は熊を素手で倒したり岩壁をパンチで破壊したりなどと(剣持警部をも凌駕する)人間離れした身体能力を習得している。
    • 剣持勇は女風呂覗きの常習犯だったり、キャバクラ通いがバレて奥さんに大目玉を喰らうなど原作のイメージを著しく損ねる描写が多い。
    • 速水玲香は悪徳商法でお金を稼いでいるという設定…。玲香ちゃんはそんなんじゃねーよ…。
    • この他にも原作のゲストキャラとも再会するが、設定がぶっ飛んだ人物が多い。
      • その中には既に刑務所から出所した犯人もいる。
      • 原作では死亡している人物が復活していたりもする。
    • はじめと明智健悟は原作との違いは少ない。
  3. コメディとはいえあまりにも原作から乖離した設定なのと、絵柄の変化が激しいことからあまり人気が出ず、単行本は全3巻程度に留まっている。
ザ☆ドラえもんズ スペシャル
  1. ドタバタギャグが中心だった映画、およびそれを題材としたコロコロ版コミカライズとは異なり、『ドラえもん』本来の学習漫画の要素を色濃く反映した作品で、当時の小学生からは人気だった。
  2. …のだが、「設定のガバガバぶり」まで原作『ドラえもん』を踏襲してしまった。
    • とにかく「その場のノリで作ってんじゃねえだろうな」って話の展開が多すぎて、1巻毎どころか同じ収録巻内ですら矛盾が発生している。(まあ原作もそんな感じだが)
      • 例えば2巻では「ピラミッドとスフィンクスは、2万年前のアトランティス沈没から逃げのびた人々が建造した三大遺跡の一つ」ってなってるのに、エジプトを舞台とした7巻では「ピラミッドもスフィンクスも古代第5惑星人の文化を基に、当時のエジプト人が形だけ模造したにすぎない」という扱いになってしまった。
    • ギャグ中心の『ロボット養成学校編』では更に矛盾が酷くなっており、『スペシャル』と『養成学校編』はパラレル設定なんじゃないかというくらい設定に齟齬が生じている。(まあ原作やTVアニメもそんな感じだが)
      • 一番ひどいのは、2巻でドラえもんズが裏山の一本杉を工事から守るために「植物自動化液」をかけて一本杉との友情を築く話が収録されているのに、3巻で「レースに優勝するため」という理由で一本杉をへし折ってその上に飛び乗る回であろう。
        • 原作で喩えるならのび太がおばあちゃんの棺桶でスノーボードをするようなもんである。
    • なお設定がガバいのはコロコロ版も五十歩百歩だったりする。
      • 向こうはギャグという免罪符があり、こちらはシリアスな話が多い(巻数もコロコロ版の倍以上)ので余計に悪目立ちしていたというのもある。
  3. 話がシリアスになればなるほど、ひみつ道具の効果がどんどんショボくなるというのも原作反映か。
    • 特にキッドの空気砲なんか、ギャグパートでは流れ星を粉々にしてるのに、シリアスモードになると至近距離で何発列車の連結部に炸裂させても傷一つ付けられず、最終的に直接砲身で殴って連結を外している(もちろん空気砲は全壊)。
    • 映画では毎回のように使用されていた親友テレカが、本作では全然出てこない。あまりに一本調子な展開になるからだろうか。
  4. 安易に「魂ステッキ」に頼りすぎ。
    • 1巻に1回くらいのペースで「魂ステッキ」で物に魂を与えるシーンがある。
  5. 藤子プロからの依頼で、ドラえもんとのび太以外の原作キャラの出番は限界まで抑えるように言われていた(と作画担当がTwitterで発言している)ため、パパやママ、しずかちゃん達の影がとんでもなく薄くなってしまった。
スカイガールズ(漫画版)
  1. 連載経験が殆ど無い上に全く美少女物を描いてこなかった新人漫画家に描かせた結果、とんでもない絵になってしまい、連載開始して即座に炎上してしまった。
    • 描けるわけがないということで「事前に整備士を主人公にしたスピンオフ」で話を進め、ネーム段階まで行ったにもかかわらず、「美少女を出さなきゃスカイガールズじゃない」と却下され、結果的に超突貫工事で60頁も描かされたらしい。
    • さすがに単行本化に際し作画の修正は行われたが、前評判が悪すぎて売り上げの方はというと…。

関連項目[編集 | ソースを編集]