ざんねんなモビルスーツ事典/宇宙世紀

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  • ハロやSDガンダムなど自分の意思が介在するものは省きます。

一年戦争~デラーズ紛争(UC.0079~UC.0083)[編集 | ソースを編集]

ガンタンク(機動戦士ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 序盤こそ輸送艦パプアを一撃で轟沈するなど結構活躍していたが、ジャブロー以降は…うん…。
    • そりゃゲルググすら量産されるようになった後半戦で、宇宙をえっちらおっちら移動するガンタンクでは荷が重かろう。
    • そういうこともあってか、下記のザクレロが丸カットされた映画版では宇宙に上がると同時にガンキャノン109とバトンタッチと相成った。
  2. 小説版ではWBが地球に下りない為、挿絵にしか登場しないというあんまりな扱いに。
    • 『THE ORIGIN』でも暴徒を轢殺するなど悪役のように描かれてしまった。
  3. 見ての通り砲撃戦向きの機体なため、放送当時のカルタにすら「かくとう にがての ガンタンク」という札があったくらいに格闘戦に向いてない。
    • 08小隊のグフカスタム戦(この際に使用されたのは量産型ガンタンク)を見れば明らかなとおり、戦車の癖に砲塔が回転しないというのはいかがなものであろうか。
    • 射程距離は260㎞と異常に広いが、IGLOO1話を見れば明らかなとおり、ミノフスキー粒子散布下において味方機からの通信情報なしでこんな距離の砲撃を行っても意味はない。(まあ、射程外からの無差別砲撃による民間人の虐殺くらいはできるかもしれないが、ディフェンス側の連邦がそんな事やってどうする)
  4. そんなんだから後継機のガンタンクⅡは完全にモビルスーツをやめてモビルビークル扱いに。
    • 量産型ガンタンクの登場も、量産型ガンキャノンより数年間遅い。まあこっちの方が主要キャラが乗ったなどましな扱いだったが
  5. なお、SDガンダムフルカラー劇場では馬鹿みたいに強いキャラ扱い。

ガンキャノン最初期型(機動戦士ガンダム THE ORIGIN)[編集 | ソースを編集]

  1. ホワイトベースにも積載されるガンキャノン(本作には『0080』に出てきたRX-77D量産型ガンキャノンは登場しない)の試作型であり、連邦初のMSであるが…。
  2. 物凄く弱い
    • ジオンが作ったブグや旧ザクの5機編成小隊に月面で挑み、「史上初のMS戦闘」を行うも、12対5という圧倒的優位を全く活かせず完封負け、守るはずだったミノフスキー博士も踏み潰して死なせてしまう最悪の結果を招いた。
      • いくら相手パイロットがシャア・ラル・黒い三連星とは言え、あまりに不甲斐なさすぎである。
    • 制作したテム・レイをして「歩兵や軍用車両相手の『弱い者いじめ』にしか使えない、これでは戦車を二足歩行にしただけだ(意訳)」とまで言わしめるほどのへっぽこぶりであった。
    • その後、ホワイトベースに格納された機体は改造もあってそれなりに活躍したものの、ジオン兵たちからは「旧式」と舐められ、逆にジムは「うわあああ白いMSがあんなにたくさんいる!!」とパニックを起こさせるなど、TV版との扱いが全く逆になってしまった。
  3. 最終的にほとんどの部品を取り換えて作り直しとなったRX-77-01ガンキャノン後期型はTV版同様の活躍を見せた。

Gファイター(機動戦士ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 低視聴率を受けてスポンサーが無理矢理組み込んだという曰く付きの追加兵装。
    • わざとらしい合体バンクや姉妹作『ザンボット』『ダイターン』のような3形態変化なども行ったが、リアルな戦場を描いた『ガンダム』では明らかに非合理的であった。
    • 富野監督やキャラデザ原案の安彦良和からも嫌われていたとかいう噂である。
  2. 劇場版では「コア・ブースター」という別のメカに変更され、以降もコア・ブースターありきの設定が踏襲されるようになり、映像作品においては半ば黒歴史扱いに…。
    • 実はTV版ガンダムはVHSが無かった(劇場版はあった)ため、'99年のDVD化及び´98年のGジェネレーションまで存在すら知らなかったファンもいたとか…。
    • 『逆襲のシャア』でシャアの回想シーンにおいて登場したのがコア・ブースターだった時点でお察しである。
    • 一応スパロボやガンダムVSシリーズではガンダムのおまけとして登場するだけマシか。
  3. ちなみにZZガンダムの変形合体はGファイターをモデルにしている。
    • こらそこ、「だからいつまで経っても映画にならないんだな」とか言わない!

ガンダム6号機「マドロック」(MSV、M-MSV、ジオニックフロント)[編集 | ソースを編集]

  1. 旧ザクに負けたガンダム。
    • いくらジオニックフロントがジオン寄りだとはいえ、旧ザクはひどすぎる。
      • それなり以上のフォローが結構ある(旧ザク自体が魔改造レベル、マドロックのコンディションは最悪、パイロットが本職じゃないなど)のだが…。

ガンダムNT-1(機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)[編集 | ソースを編集]

  1. 作中の設定を担当した人がMSVに文字のみ設定があった「ガンダム4号機」の存在を確認せずに「4番目のガンダム」として設定し、色々面倒なことになった。
    • 後に文字のみだった「4号機」は相棒格の「5号機」共々M-MSVにて絵が起こされ、現在に至る。
  2. 機体がアムロ向けに特化しすぎて使いこなせなかったとか、搦め手で翻弄されまくったとかあるだろうけど、初代ザクに負けたガンダムである。
    • 一般人がF1カーを操縦するようなもんだしね。

陸戦型ガンダム(機動戦士ガンダム 第08MS小隊)[編集 | ソースを編集]

  1. ガンダムの余剰パーツで作られた…という設定だが、それにしては数が多すぎる。
    • 正史扱いされている物だけでも12機(04、06、08小隊に各3機+ブルーディスティニーで3機)はある。他のMSに回すレベルの物が大量に作れるとかどういう品質管理をやっているんだ連邦軍…。
  2. コアブロックシステムを廃止しているので胴体は新造、足回りもビームサーベルラックの移設含め再設計。ガンダムの余剰パーツを使っているのって腕とジェネレーターと足のフレームだけなのでは?
  3. 同じラインで作っているので陸ジムとはパーツの互換性がある、余計にガンダムの余剰パーツが何処に使われているのかわからなくなってきた。

ボール(機動戦士ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 言うまでもない。
  2. どこに出しても恥ずかしい「決戦兵器(悲)」であり、ついた仇名が「丸い棺桶」。
    • 『ビルドファイターズ』では「ガンダム史上最弱のメカ」と言われている。
  3. 一応武装だけ見れば優秀(MS IGLOO参照)なのだが、ザクが蹴っただけで壊れる(ザクの脚には損傷無し)なのは流石にいかがなものか。
    • ザクってこけて戦車とぶつかっただけで大破するんだが、ボールの装甲は戦車以下なのか。
  4. IGLOOではこいつと「オッゴ」というジオン版ボールみたいな手抜きメカとの戦い(しかもパイロットは両者これが初陣!!)という、恐らく一年戦争史上最低の戦いが行われた。その顛末はもはや涙なしでは見られない。
  5. 先行量産型が「第08MS小隊」にて主人公の最初の乗機となり高機動型のザクと戦い、50年以上経っても使われているなど他作品での扱いは悪くないのだが……。
    • あ、スターダストメモリーは忘れてください。
    • ガンダムXにもドータップというボール的ポジションのメカがある。だが水中用に改修された機体がサルベージ作業用に用いられる程度。
  6. SDガンダム外伝ではジムヘンソン一家のペットである。

ヅダ(機動戦士ガンダム MS IGLOO)[編集 | ソースを編集]

  1. どんなに戦闘力が良かろうが、人命を軽視しては意味がないといういい例。
    • ちょっとスピードオーバーしただけで空中分解するという危険すぎる設計に加え、脱出装置も全く存在しない。おまけに生産コストがザクの1.8倍…。
  2. その後、なんか突然再起を果たしたが、ゲルググ制作の目くらましであった。
    • やたらヅダを擁護するおっさんが宇宙に打ち上げられたザクを救出する際にはそこそこ健闘したがやっぱり爆死してしまい、最終的に母艦に引き取られるもほぼお荷物状態であった。
      • そのおっさん曰く「ヅダがコンペで負けたのはザクを作ったジオニック社が悪い」との事だが、ならまず爆発しないヅダを作ってから言って欲しいものである。
        • 政治的な裏取引云々以前にそんな危険物でなおかつコストがかかるのを造ったらより一層ジオンが苦しくなるだろうし・・・。
  3. ゲームでも登場するのだが、アサルトサヴァイブやEXVSやガンダムオンラインではオーバーヒートして敵機を巻き込んで自爆するという必殺技がある。
    • 当然EXVSやガンオンでは使うと撃墜扱いになるのだが、アサルトサヴァイブでは自爆した後なんもなかったかのように復活する。どういうメカニズムだ。

量産型ゲルググ(機動戦士ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. ではそのゲルググがどうだったのかというと…。
  2. 確かにビームライフルの所有、機体性能はガンダム以上というスポンサーや子供達からしたらふざけんなって感じの設定であったが、何分作られるのがあまりに遅すぎた
    • アニメ本編での扱いはほぼモブであり、名ありのパイロットすら登場しなかった。(シャアとガトーの物は先行型なので除外)
      • サンライズ公式の『昼MS』というMS紹介動画でも、量産型ゲルググの回は2回も映像が使い回されている。
        • なんならIGLOO版ゲルググの方が動画が長かった位である。
  3. こうなった理由としては番組が打ち切られる寸前だったから…というのは置いといて、この時点でジオンはケツに火が付いたに等しい状況であり、ベテランは統合整備計画(後付け)によるコックピット規格の変更(後付け)を覚えるのが面倒だったので旧来のMSで戦い(後付け)、ゲルググのパイロットの椅子にはぼんくらや新兵しか残っていなかった(これはアニメ本編でキシリアも言っている)からというのが原因らしい。
    • 急にパソコンのキーボード配列がめちゃくちゃになったらそりゃ覚え直して仕事するのは大変だろう…要はそういうことであった。なんでそんな規格にするかね。
      • 実際、『サンダーボルト』ではザク乗りが急遽ゲルググに乗り換えて、操作の違いにイライラする描写が描かれている。
  4. ぶっちゃけた話、0083以降の方が活躍している気がする。
    • そういった意味では名機だったのは間違いないだろう。

ザクレロ(機動戦士ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 何のために出したん?って感じのビックリドッキリメカ。
    • 武器名が「ヒートナタ」という脱力ものなのも笑いを誘う。
    • 実際、作中でデミトリーが出撃しなければ廃棄処分になっていたらしい(公式設定)。
  2. あまりにバカバカしい機体だったためカルト的な人気はある。
    • 『騎士ガンダム物語』の闇の皇帝ジークジオンの宿主となったモンスターはザクレロキャットである。
    • SDガンダムでは初期からの常連。言うまでもなくそっちのが印象が深い?

ケンプファー(機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争)[編集 | ソースを編集]

  1. ジオン最後のMSにして鬼神の如き強さを発揮したのだが、上記NT-1の90㎜ガトリングで瞬殺されたせいで「紙防御」と言われなき誤解を生む羽目になった。
    • そもそもグフの時点で戦闘機のミサイル数発で落ちてたのに何でケンプファーだけ殊更にあげつらわれる必要があるんだって話である。
  2. 外見が非常にかっこいいのだが、かっこいいが故にガンダムデスサイズヘルやフリーダムガンダムと並んでにわかの代名詞扱いされる。余計なお世話だ。

ガンダム試作3号機ステイメン(機動戦士ガンダム0083)[編集 | ソースを編集]

  1. ほとんどオーキスの脱出装置である。
    • 後半の主役機ながら、ちゃんと「ガンダム」の形で登場したのがOPを含めても1分くらいしか無かった。

ガーベラ・テトラ(機動戦士ガンダム0083)[編集 | ソースを編集]

  1. 一応ガンダムタイプなのだが、それがバレると厄介なので外見をゴテゴテしたジオンっぽい装甲で塗らざるを得なかった。
  2. 一応フルバーニアン以上のスペックだが、殆ど役に立たないうちにデンドロビウムに瞬殺されてしまった。
    • 作中の出番よりも『ビルドファイターズ』に登場したキララ版の方が戦闘シーンが長いほどである。
    • 何ならシーマ専用ゲルググMの方が出番が多かった。
  3. 小説版では存在そのものを丸カットされている。
  4. 更に中身であるGP04は映像作品にデビューするよりも『SD三国伝』の孫尚香役で出てくる方が早かった。

ティターンズ勃興~第一次ネオ・ジオン抗争(UC.0084~UC.0089)[編集 | ソースを編集]

ジムⅡ(機動戦士Zガンダム他)[編集 | ソースを編集]

  1. 『機動戦士ガンダム』の連邦側量産機・ジムの後継機だが、登場時から型落ちの旧式扱い。
    • 初代ジムからの改修機故致し方なし、ちなみにジムIIとして新造された機体もある。
      • さらにはジムIIIまで改修された機体もある。どんだけ改修で繋ぐんだ…。
        • そもそも出自が近藤和久の漫画版のジムのデザインをこちらにリファインして流用しているので、さもありなん。
  2. それだけならまだしも、作中設定の複雑怪奇さのせいで白と赤のジムに近い色合いでありながら敵MSという描かれ方で視聴者に混乱を招いた。
    • 当時発売されたガンプラでは連邦・ティターンズ側の白と赤の機体が描かれたパッケージで販売されており、味方側量産機と勘違いして買った子供が揶揄われて泣き出し、トラブルに発展したこと多々あり。
    • 味方側であるエゥーゴ色は白と緑色だが、プレミアムバンダイでHGUCとMGで出る程度。
      • その影響で、『ZZ』以降はモノアイは敵という単純な描かれ方に戻ったといわれている(真相は定かではない)。
  3. HGUCのガンプラは同ジムⅢのリデコだが、大幅にパーツが減少した割には値下げ幅がたった100円な事や脚部デザインがジムⅢのものに近い事で色々言われている。

リックディアス(機動戦士Zガンダム他)[編集 | ソースを編集]

  1. エゥーゴ側の高級量産機だが、モノアイであるのが災いして『ZZ』以降はアーガマで倉庫番扱いにされてしまった。
  2. 最初はクワトロ機のみ赤、他は黒だったが、赤に統一される。
    • 一応理由は付けてあるものの、実際には「サンライズに赤の絵の具が余ってたから」らしい。この頃のMSに赤系統が多いのはそんな理由だとか。
  3. コクピットが頭にあって、しかも脱出ポッドとして射出出来るという設定はあったが、それはほとんど生かされずにパイロット毎撃墜されている。

ガンダムMK-Ⅱ(機動戦士Zガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. ムーバブルフレームを導入した新機軸のガンダム……である。
  2. だが当然ながら未熟だったため何べんも何べんも作り直しを余儀なくされた。
    • その結果、開発者をして「あんなもん、もういらんでしょう」である。
  3. 1年戦争から7年も経っているのにガンダリウム未使用。って言うかベースがジム・クゥエル(≒ジム・カスタム)ってのがしょぼい。
  4. ↑にもあるが2号機が盗まれただけではなく3号機が盗まれ、1号機と2号機も敵対陣営の下に渡った。ここまで盗まれまくったガンダムも珍しい。
  5. ただし主人公補正もあるとは言えエゥーゴの機体としては大活躍。MSが派手に進化しまくった第一次ネオ・ジオン抗争までの二年間、なんだかんだ言いながら戦い抜いた功績は馬鹿にできない。
    • しかも第一次ネオ・ジオン抗争の時にはエル・ビアンノと言うド素人がメインパイロットだった。
      • その挙句0096年でもバナージ・リンクスが搭乗してなおも生き残っている。ジェガンには負けるがなかなかの歴史の生き証人っぷりである。

バーザム(機動戦士Zガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 一応ガンダムタイプの量産機だが、何も活躍できないまま終わった。
  2. おまけに股間のデザインがカッコ悪いためフンドシキャノンなどと呼ばれる。
  3. だがHGUCで何故かプラモ化、そうしたら気持ち悪いと言われるレベルで動く、素組でほぼ設定色になる綿密なパーツ分け等、ざんねんなMSにしては驚異的な完成度を誇り、大手ショップで軒並み売り切れとなる「バーザムショック」を引き起こした。
    • これ以降マイナーなMSでも(プレバン限定の可能性が高いとはいえ)立体化されるのはこのバーザムショックのせいらしい。
      • 元々ネタ的に愛されていた面もあり、完成品フィギュア「ロボット魂」でプレバン限定ながら商品化されたりした。長い年月が経って漸くだから喜びもひとしおなんだろう。
        • これによって本来プッシュするはずだったRE/100ブランドのハンマ・ハンマが霞んでしまったという。ちなみにバーザムはRE/100ブランド開始時の商品化予定の一つとしても出されていた。

ハイザック(機動戦士Zガンダム他)[編集 | ソースを編集]

  1. 「ザクを出したい」(アニメ側)「ザクっぽいのだせ」(スポンサー側)の利害から出されたザクっぽい敵側量産型MS。前述のジムⅡ同様に登場時には型落ちの旧式扱い。
  2. ジオンのザクっぽい緑系がティターンズカラーで見るからにティターンズっぽい青系塗装が連邦カラーと言うだけでも混乱を招く上にビームライフルとビームサーベルを同時に使えないという謎設定をされてしまった。
    • しまいには青系塗装ハイザックがティターンズ側で使われるわ『ZZ』で緑系のものがそのままネオジオンで使われたりと言う有様。
  3. ジオン残党からはザクの偽物と憎悪をかられるわ、ヤザン・ゲーブルにはガラクタ扱いされて勝手に廃棄されかけるなど、残念なネタとして事欠かない存在。
    • その一方で後継機のマラサイより操縦性は良好という設定が盛られたりする。
  4. 後に『ガンダムUC』では多くの機体がジオン共和国に払い下げられていることがわかるが、前述のジオン残党たちとは異なりザクの正当な後継機と共和国の連中からは称賛されるという皮肉な有様。
    • しかしアニメ版では存在そのものがカットされているあたり、残念な匂いが強い。

ハイザック・カスタム(機動戦士Zガンダム他)[編集 | ソースを編集]

  1. ハイザックの強化型で、出番は僅かだったがその狙撃能力ぶりで印象に残る活躍を見せた。
    • が、プラモ化されなかった上に細部が絶妙に異なるデザインな部分も多くモデラー泣かせと言われる羽目に。
  2. 『ガンダムUC』ではジオン共和国極右団体「風の会」の一員のギリガン・ユースタス大尉が駆るMSとして印象に残る存在となったが、同エピソードがアニメ化の際にカットされてしまった。
    • アニメ出演によって多くのMSがプラモ化されたという『UC』プラモ化関連で恩恵を受けることができなかった(コイツだけじゃないんだが)。

ゼク・ツヴァイ(ガンダム・センチネル)[編集 | ソースを編集]

  1. 高機動と重装甲を両立しようとしたモビルスーツ。
  2. だがその結果全高27M、前後幅40Mと言う奇形と言うべき体形に。
    • しかも全装備重量が150トン越え。ゼク・アインは90トンに満たないのに。
  3. そんなんだから当然人を選ぶ機体となってしまい、まともに使いこなせたのはトッシュやジョッシュなどニューディサイズのエースパイロットばかり。
    • 元々ゼク・アインが新世代の汎用機を作ろうと言うコンセプトだったのにその次がこんな超ゴテゴテ装備の機体ってのは明らかにおかしい。
  4. 元々ラスボスの予定だったが、ゾディ・アックに持って行かれた。

FAZZ(ガンダム・センチネル)[編集 | ソースを編集]

  1. フルアーマーZZとどうしても混同される。
  2. ゴツく見えるが実はバランス確認のためのハリボテ、腹と頭のハイメガは飾りです。
  3. 接近戦兵器がないので接近されたら負けの機体だが、ガンダムMK-Vに弾幕を突破されてしまい全滅してしまう。
  4. MGで出ているがフルアーマーZZのリデコなため、設定上には全く存在しない分離が可能。いくらコストダウンとはいえ、腰~胸辺りは新造出来なかったのか…。

ザクⅢ(機動戦士ガンダムZZ)[編集 | ソースを編集]

  1. 前述したハイザックをザクの系譜と認めたがらないジオン系開発者が開発したザクの正式な後継機………だったが、量産機コンペでドーベンウルフに負けた。
  2. おまけに後にギラ・ドーガやギラ・ズール等の系譜を残したのが残念な存在だった筈のハイザック(途中にマラサイを経ているとはいえ)という皮肉な有様。
  3. 一応、複数機体が存在していることと後継機といえるザクⅢ後期生産型やその系譜が『ダブルフェイク』とか『くろうさぎのみた夢』に出ているが、認知度が高いとはいいがたい。
  4. FCのSDガンダム4ではアクシズの量産機として出まくっているが、性能はガザCとトントン。Gジェネとかだとキュベレイと互角なのに。

シュツルム・ディアス(機動戦士ガンダムZZ)[編集 | ソースを編集]

  1. 小説版ではアムロが乗って活躍したが、アニメ版での扱いが残念。
    • エゥーゴからジオン共和国に流された末にネオジオン側として登場というだけでもショッキングだが、仲が悪いとはいえ味方にフレンドリーファイヤされてしまうという扱い。
    • 漸くHGUCでリックディアスのリデコでガンプラ化されたが、型が古い商品のリデコである上にHGUC100番にユニコーンガンダムを持ってくるための調整扱いと目されてしまうなど、残念さに拍車をかけてしまっている。
      • 強いて言えば様々な勢力のマーキングシールが付属し、ジオンだけでなく連邦やエゥーゴ、アムロ・レイのパーソナルマークまでバラエティに富んでいると同時にその複雑怪奇な設定を物語っている。

ドーベン・ウルフ(機動戦士ガンダムZZ)[編集 | ソースを編集]

  1. ではコンペでザクⅢに勝ったドーベン・ウルフが優秀な機体だったかというと・・・そんなことはなかった。
  2. とりあえず言えることは「武器多過ぎ」。
    • メガ・ランチャー兼ビーム・ライフル、胸部メガ粒子砲、肩部ビーム・キャノン、ビーム・ハンド、インコム、ビーム・サーベル、30ミリバルカン砲、対艦ミサイル・・・確かにニュータイプ能力を必要とする武装はないが、こんな数ニュータイプか強化人間でもなきゃ扱いきれないだろうが。(これでもオールドタイプ用機体である)
  3. 劇中でも強化人間となったマシュマー搭乗のザクⅢ改の超人的強さを示すための引き立て役に過ぎなかった。いくら相手がカスタムされているとはいえ、コンペで負けた機体に倒されるのはどうなのか。
  4. ZZの段階ではこの扱いだが、設計自体は非常に優秀だったらしく、後にバリエーション機が増殖するというざんねんでは終わらなかった機体にはなった。

新生ネオ・ジオン誕生~マフティー動乱(UC.0090~UC.0105)[編集 | ソースを編集]

リ・ガズィ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)[編集 | ソースを編集]

  1. 一応Zガンダムの子孫的な機体だが、乗ったパイロット3名が全員映画内で戦死してしまったため、不吉なMS呼ばわりされる。あんまりだ。
    • 最後は友軍の量産機であるジェガンに撃たれて爆発四散である。あんまりだ。
    • Googleで「リ・ガズィ」で検索すると候補に「弱い」が出てくる。あんまりだ。
  2. シャアがこれに乗ったアムロに「情けないMS」と言っていることから勘違いされがちだが、シャアの示しているのは「サイコフレームが無いνガンダム」の事であり、リ・ガズィはその情けないMS以下とシャアに評されているも同然である。あんまりだ。

シルヴァ・バレト(機動戦士ガンダムUCなど)[編集 | ソースを編集]

  1. ドーベンウルフを連邦軍っぽく改修した高級量産機だが、実際はビスト財団の私兵扱い。しかもガンプラではユニコーンガンダムのアグレッサーとして破壊される役回り。
    • しかもテストパイロット同士のドロドロとした私怨でいろいろあってという情けなくも救えないもの(ユニコーンのパイロットですら死亡)。
  2. アニメ版にてガエル・チャン専用の機体が登場して活躍したり「NT」で改修機が渋く活躍したりとかしたからマシか?

マフティー動乱終結後(UC.0106以降)[編集 | ソースを編集]

MSA-0120(機動戦士ガンダムF90)[編集 | ソースを編集]

  1. 冗談抜きに上記が正式名称である。
    • ライバル機であるF90やその完成形であるF91も「ガンダム」の名前は後付けでありコンペ時には番号しか名前が無かった。
    • ファンからはフリーダイヤルとか呼ばれる。
  2. まず外見が出オチにも程がある。
    • アナハイムが連邦向けに提出したにもかかわらずどう贔屓目に見ても敵のやられメカのようなカッコウで、知らない人に見せればテッカマンブレードやダンバイン、ガンダムAGEの敵メカにしか見えないであろう。
    • 後にプラモ雑誌でこれを作った猛者が現れたが、パーツにヴェイガンの機体を使用していた。
  3. おまけに原型となったヘビーガンの時点で失笑されていたのだが、その欠点がまるで改良されておらず、全備重量はF90の3倍という有様であった。
    • 当時連邦はMSの小型化を狙っていたのに、これでは閃ハサ時代と変わらない。
  4. そして模擬戦ではF90にわずか1分で敗北し、恐竜的進化の終焉を見せつけることとなった。

クロスボーン・ガンダムX3(機動戦士クロスボーン・ガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 外見はカッコいいし強さも申し分ない主人公機。
  2. なのだが登場が遅く、ラスボスと一騎打ちして爆発してしまった為、後発の作品ではX1は出てくるのにこれは全く出てこない。
    • まともに稼働したのはわずか1か月である。
    • そのせいで商品化にもあまり恵まれず、スパロボでも初登場した第2次αくらいしかまともに使えない。その第2次αでも作画ミスで顔が急にX-1になったりする。
      • 他はパラレル設定でどうとでも出来るX-Ωくらいか。
      • VTX三部作では全て本編終了後だったため、トビア用にもう一台X1が作られるというわけわからん事態になったりしている。そりゃ設計図使い回せるからX3もう一回作るより楽だっただろうけどさ…。

ジェムズガン(機動戦士Vガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 設計当初(※「作品登場当初」ではない)から既に型落ちしているという前代未聞のMS。
  2. F90の時代でこの扱いなのに、何を考えたのか30年後のVガンが初登場という恐るべき骨董品である。
    • マフティー動乱の時代にヅダとかザクレロが出てくるようなもんである。
  3. もちろん1機として作中ではまともにザンスカールと戦えようはずもなく、最終的にはほぼ戦車をバイク型にしただけのガリクソンにすら負けていた。
  4. しかも兄弟機のジャベリンが同じく30年前の型落ち機なのに健闘している事を思うと、なおさら悲哀がこみ上げてくる。

ゾロ(機動戦士Vガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 序盤に出てきたザンスカール帝国の量産型MS。量産機でありながら『ZZ』のバウよろしくに分離変形するわ、赤い専用機が存在するわとザクっぽい扱いだったが、ガンプラ化されなかった。
    • 当時の技術では主軸である1/144商品では分離変形再現が難しいのもある上に、次に出てきた量産機トムリアットと被るために出なかったと思われる。
    • 実は1/100スケールでは発売予定があったが、シャッコーもろとも発売されず。シャッコーがプレバン限定ながら1/100スケールで発売されたのにゾロは発売されず。
      • とはいえ、玩具としては立体化はされている(但し、分離変形は再現されていない)。
        • 分離変形が再現されているのが当時品の食玩のみ。
  2. どういうわけか、ザク的なポジションは後から出てきたゾロアットに奪われている。

ビルケナウ(機動戦士Vガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 「椅子を尻で磨くだけの男」こと、ピピニーデンが搭乗していたMA。「椅子を尻で磨くだけの男」を返上せんと颯爽と出撃するも・・・
    • 撃墜され大破した友軍のMSに邪魔されて出撃する前に爆発に巻き込まれ、出番終了。世が世なら延々とネタにされそうな退場シーンとなった。
  2. Gジェネではちゃんと運用できるのでご安心を。これで「椅子を尻で磨くだけの男」の汚名挽k・・・もとい返上してあげよう。
    • また、クロスボーンガンダム・ゴーストでも同機体が2機登場。1機はすでに大破していたが、もう1機は主人公の乗るMSを圧倒しており、性能は中々良かったようだ。

V2アサルトバスターガンダム(機動戦士Vガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 強化パーツ全部乗せということから、派生ゲームでは基本的に「最強のV2」になっている。
  2. んが、アニメ本編ではさっくりとパーツが壊されて、この状態になっていたのは1話限り。しかも全部乗せにはなってなかった。
    • しかも水着美女の発射したバズーカで壊されてる。そのバズーカを量産すればMS要らないのでは…。
  3. プラモでも旧キット版では「作れるけどまともに自立させるのが困難」なレベルだった。
  4. 武装が4種類しかなかった頃のGジェネでは「バルカン+マップ兵器3種類」という、原作に匹敵するほどのざんねんユニットだった。
    • Gジェネではマップ兵器で経験値が入らないため、マップ兵器の存在自体が産廃レベルなのだが、それを3つ装備という無駄っぷり。
  5. 外伝ではシャッコーに主役を持ってかれ、事もあろうにラスボスにされてしまった。

コンティオ(機動戦士Vガンダム)[編集 | ソースを編集]

  1. 一応ラテン語で「民衆・集合」という意味だが、逆読みが危なすぎる。
  2. 企画段階では「コンマオ」だったとか、もっと逆読みが危ない。
    • Vガン制作当時、御大の精神状況がアレだった極みで出来てしまった物の一つ。

関連項目[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ
作品 ガンダムファン(00SEED宇宙世紀)
ベタなガンダムシリーズの法則ガンダムシリーズで戦死するキャラの法則
モビルスーツ・アーマー あ行か行さ行た・な行は~わ行
もしwiki 全般あのキャラクターが勢力に所属していたらイワーク・ブライアが○○だったら
寝起きドッキリ擬MS化ギャグ路線だったらSEEDが製作されていなかったら
○○に参戦したら:(スパロボに参戦したら『ガンダムVS』シリーズに参戦したら
大ヒット:(していたら/していなかったら
偽モノの特徴 作品キャラ(機動戦士ガンダム)
その他 機動戦士ガンダムに言いたい登場人物に言われたくない機動兵器国家勢力シャア
ざんねんな作品ざんねんなキャラ(アナザー)・ざんねんなモビルスーツ(宇宙世紀)