ざんねんな国事典/アジア
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全般[編集 | ソースを編集]
- 未だに冷戦の爪痕が残っている国が多い…。
- 先進国と言えるのは日本と韓国くらいか。
- ブルネイ・香港・マカオ・シンガポール・台湾ぐらいか。
東アジア[編集 | ソースを編集]
東南アジア[編集 | ソースを編集]
- 近年の経済発展が目覚ましいというが、先進国の領域に達しているのは国家規模が小さいシンガポールとブルネイだけ。
- 未だにデング熱やマラリアなどが流行している。くれぐれも蚊に刺されないようにご注意ください…。
ベトナム[編集 | ソースを編集]
- アメリカと仲が悪過ぎた影響で2014年に入るまでマクドナルドの店舗が存在しなかった。
- しかもハノイに1店舗あるのを除けば、残りは全てホーチミン市内にしか無い。
- 同じ社会主義国なのに中国と仲が悪い。
- 中国や韓国に比べて親日国のイメージが強いが、かつて大東亜戦争(太平洋戦争)で大日本帝国にボコボコにされた苦い記憶から反日感情を持っている人も決して少なくない。
- 未だに共産党による独裁体制が続いている。
- 日本に来て悪さをするベトナム人が増えている気がする。(勿論、殆どのベトナム人は善良な人間だとは思うが…)
- 近年では中国人よりマナーが悪いという噂すらある。
南ベトナム[編集 | ソースを編集]
- 一時期は東南アジア随一の経済的繁栄を誇ったがあくまでアメリカの支援があってのものだった。
- 独裁が原因の社会不安はどうにもできなかった。
- 社会主義国や左派勢力には徹頭徹尾アメリカの傀儡呼ばわりをされていた。
- ベトナム戦争で北に敗れて滅ぶところが全世界に実況中継されてしまった。
- 亡命政府もあったらしいが関係者の高齢化により自然消滅した模様。
カンボジア[編集 | ソースを編集]
- かつてはクメール王朝で大いに栄えたが近現代史はずっと苦難の連続。
- 特にポル・ポトが支配していた民主カンプチア時代は地上の地獄そのもの。
- 内戦の置き土産として現在も国内各地が地雷まみれ。
- 今でも強権的な政権運営や公務員の腐敗が深刻でなかなか民主化が進まない。
シンガポール[編集 | ソースを編集]
- 別名「笑顔の北朝鮮」。
- 国民の生活水準は世界でもかなり高い方に属すが今になっても開発独裁を放棄していない。
- まあ単に私腹を肥やしたいだけの人間がトップにならないだけ他の酷い国々よりは遥かにマシ。
- 選挙で野党候補を当選させた地区を冷遇するのも当たり前。
- 「明るい北朝鮮」とも呼ばれている。
- 国民の生活水準は世界でもかなり高い方に属すが今になっても開発独裁を放棄していない。
- 鞭打ち刑を未だに行っている。
- 人口当たりの死刑執行件数も世界最悪。
- 水のほとんどをマレーシアに頼っているため容易に生命線を絶たれかねない。
- 本当は独立したくなかった。
- マレーシアからの独立を宣言させられたテレビ中継で初代首相が悲しみの涙を流した。
- シンガポール国立大学及び南洋理工大学・シンガポールマネジメント大学と世界に名だたる名門大学がそろっており、教育水準が高くそのための支援も手厚いが、その裏で過酷な受験戦争が起きており、自殺してしまう子供も目立つ。
- 大学進学のためには、まず小学生生活の終わりにある中学入試(全員受験)で全国上位6割に入り選抜コースに入る必要がある(上位15%に入れたら中高一貫特進コースに入れ高校入試も免除されさらに有利)。中高一貫特進コースと選抜コースの人数は多めだが、その一方で毎年下位数%は合格できず留年することになる。
- 留年を回避しても上位6割に入れないと普通科または職業科になるが、普通科高校へ行くためには入試の1年前に予備試験を受け準備コースに振り分けてもらい、さらに準備コースとして1年の在学が必要になる。ところで、2018年にこの制度が取材されたとき、職業科に振り分けられた男子生徒が逆転への希望を語っていたが、いま彼はどうしているだろうか。
- 一応特定科目の成績が良ければそれだけ上位クラスで受講できたり、うまくいけば上位クラスへ転籍できるが。
- 選抜コース最終学年と準備コース生は高校入試を受け、普通科高校へ進学する必要がある。これで同世代の25%まで絞り込まれる。ここまでくれば選り好みしなければ大学入試はあるものの大学進学はほぼ確実である。しかし上記の名門大学や人気学部に入るにはやはり競争になる。
- 職業科・専門学科高校や高等専門学校からのルートもあるにはあるが…。
- 大学進学のためには、まず小学生生活の終わりにある中学入試(全員受験)で全国上位6割に入り選抜コースに入る必要がある(上位15%に入れたら中高一貫特進コースに入れ高校入試も免除されさらに有利)。中高一貫特進コースと選抜コースの人数は多めだが、その一方で毎年下位数%は合格できず留年することになる。
- 一人当たりGDPを見るなら日本より高く間違いなく先進国レベルであり、世界でもトップクラスに裕福と言える国である。
- …が、報道の自由度が失敗国家並みに低い上に、民主主義指数も発展途上国レベルなので先進国として扱われない場合も多い。
- そもそもマレーシアから都会の部分だけを持って行ったような国なので…。田舎を抱えながら先進国でいられる欧米諸国や日本、韓国などとは根本的に違う。
- 国が小さすぎる(と言っても日本の横浜市より少し多いくらいの人口はあるが)せいで、先進国なのにOECDに入れてもらえない。
- 人口が少ない先進国の例に漏れず、徴兵制度が未だに健在である。
- 先進国の中で最も厳しい死刑制度を有していることで有名。
- 日本と異なり死者が発生しない犯罪(麻薬や武器の密輸や製造、所持など)でも死刑になる可能性がある。
- 富裕層が多い国として有名だが同時に貧困層も少なくない。
- しかも社会保障も手薄なので貧困層の人生は(一般的な先進国以上に)詰みに近い。
- 所得税が安いので富裕層にとってはモナコと並び天国のような国だが、そのせいで格差が拡大している。
ミャンマー[編集 | ソースを編集]
- ミャンマーも、いうまでもない。
- ビルマ族が最多の人数であるが、それ以外も少ないわけではない。
- また、場所的にも中印の勢力争いの前線に位置しているのも原因。
- 中国から見るとインド洋への出口に位置し、喉から手が出るほど欲しい。
- また、場所的にも中印の勢力争いの前線に位置しているのも原因。
- ビルマ族が最多の人数であるが、それ以外も少ないわけではない。
- 軍政に反抗した女性政治家が一時期「民主化の英雄」と称されていたが…
- 軍政崩壊とともに少数民族問題が噴出し、その対応で一気に評価が逆転してしまった。
- そもそも、ミャンマーは憲法からして残念。
- 同憲法により、議席の25%が軍人に割り当てられ、その軍人の反対のせいで憲法改正も思うように進めないでいる。
- しまいにはクーデターを起こされ国内のあちこちで天安門事件以上の蛮行が行われている。
- 同憲法により、議席の25%が軍人に割り当てられ、その軍人の反対のせいで憲法改正も思うように進めないでいる。
- 失敗国家ランキングでは北朝鮮よりも上位。
- 宝石などの鉱物資源が豊富な国だが富の殆どを軍部が持っているため、一般国民は決して裕福とは言えない。
- しかも宝石採掘の労働環境は最悪であるため、欧米などの人権団体は不買運動を起こしている。
- というか国連の基準では最貧国レベル。
タイ[編集 | ソースを編集]
- バンコク一極集中が凄まじい。550万人都市バンコクに対し、2位のノンタブリーの人口は僅か25万。
- 日本とは比較にならないくらい地域格差が激しい国。
- 新興国にも関わらず出生率が1.1まで落ちてしまっている。
- 「子供や老人は家族が面倒を見るのが基本」という風潮であるため、保育園や幼稚園の数が足りないのが主な原因。
- マレーシアとの国境付近の地域ではイスラム武装組織によるテロが多発しており、治安が非常に悪い。
インドネシア[編集 | ソースを編集]
- 島嶼が多い地形もあり、交通インフラが中々発展しない。
- 噴火が多い。
- 1883年のクラカタウの噴火では津波被害を含めて3万人以上の死者を出した。
- 日本と並んで地震の多い国でもある。
- しかもかつては津波警報システムが不十分だったせいでスマトラ島沖地震では亡くなった人が東日本大震災より多かった。
- 宗教対立が存在する。ポソ戦争の動画は絶対に見てはいけない。
マレーシア[編集 | ソースを編集]
- 東南アジアの中では比較的治安が良いイメージがあるが、サハ州の東海岸は海賊や自警団が沢山いるので危険。
フィリピン[編集 | ソースを編集]
- 東南アジアの中でも治安が悪い国として知られており、麻薬犯罪や殺人事件が横行している。
- 一応これでも20世紀よりはだいぶ改善されているらしいが…。
- そのため日本では独裁者のイメージが強いロドリゴ・ドゥテルテ氏も治安改善の手腕を認められており、こちらでは英雄扱い。
- 世襲議員の比率が高くマルコス政権崩壊以降の大統領で就任当時血縁に政治家がいなかったのはエストラーダだけ。
ブルネイ・ダルサラーム[編集 | ソースを編集]
- 石油や天然ガスなどのおかげで東南アジアではシンガポールに次いで裕福な国(一人当たりGDPは日本より上)だが、資源への依存度が高いためこれらが枯渇すると一気に貧困国に転落すると言われている。
- ブルネイ政府もそれを見越して金融や観光業に力を入れてはいるが…。
- かつては中央銀行が存在しなかった。2011年にやっとできたが…。
東ティモール[編集 | ソースを編集]
- 元々はポルトガルの植民地だったが1975年に宗主国との関係維持を主張するティモール民主同盟(UDT)と、独立を主張するティモール社会民主協会(ASDT)の間で内乱が起こった。
- さらに東ティモール併合を狙うインドネシアとの三つ巴の戦争になり、最終的にはインドネシアに併合された。
- ちなみに日本などの西側諸国は「インドネシアが同じ反共主義の国であること」を理由にインドネシアの侵略行為を黙認していた。
- さらに東ティモール併合を狙うインドネシアとの三つ巴の戦争になり、最終的にはインドネシアに併合された。
- 1999年にインドネシアからの独立に関する住民投票が行われ独立がほぼ決定したが、これに反対する勢力による暴動が起こった。
- それで多くの難民が西ティモールに流れた。
- 2002年に正式に独立したが、それ以降も治安は安定していない。
- 東南アジアで唯一、ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟していない国である。
- これはインドネシアとの関係が未だに悪過ぎることが原因と言われている。
- 20年経ってやっと加入の道筋がつきつつある。
- ラオスやカンボジア、ミャンマーと並ぶ東南アジアの最貧国の一つ。
- 意外にも石油や天然ガスなどのエネルギー資源には恵まれているが、反面、食料自給率は低い。
- 主食の米ですら50%を大きく下回るらしい…。
南アジア[編集 | ソースを編集]
- アフリカと並ぶ先進国ゼロ地域。
- それでもインドの経済発展は目覚ましいが…。
- 平均寿命が短い国が多い。
- 赤痢やコレラ、腸チフスなどの伝染病の流行が主な原因。
インド[編集 | ソースを編集]
- 世界第二の人口を誇り、ゆくゆくは中国を抜いて世界最大の国になるのだが、一枚岩ではない。
- 中国とは違って、統一されていた時代が短く、されていても多民族国家だったため、州で言語がバラバラ。
- ヒンディー語が一番多いが、ベンガル語(隣国バングラデシュの公用語)、テルグ語、マラーティー語、タミル語、ウルドゥー語(隣国パキスタンの公用語)がインド国内だけで5000万人超え。下手な欧米の言語より使われている。
- そのため、国内の別民族同士で使う公用語は専ら英語。
- ヒンドゥー系の主導派がヒンディー語を単独で公用語にしようとしているが、うまく行っていない。
- 旧宗主国のイギリスによる分断統治も原因に上げられる(下記の宗教対立も同様)。
- そのため、国内の別民族同士で使う公用語は専ら英語。
- ヒンディー語が一番多いが、ベンガル語(隣国バングラデシュの公用語)、テルグ語、マラーティー語、タミル語、ウルドゥー語(隣国パキスタンの公用語)がインド国内だけで5000万人超え。下手な欧米の言語より使われている。
- 中国とは違って、統一されていた時代が短く、されていても多民族国家だったため、州で言語がバラバラ。
- 戦後、イスラム教とヒンドゥー教の対立の結果、パキスタンが独立することになったが、インド国内でもイスラム教は健在。なおその逆は…
- かつて身分ごとに仕事や地位が決まるカースト制が存在していた。現在では形式上は廃止されているが、風習は特に地方では色濃く残っている。
- もっとも、ITなど新しい職業にはそれらがないため、実力のある人たちはそのような職業に就職すれば逃れることができるとされている。
- 「非暴力・不服従」で有名なガンディーの祖国ではあるが、戦後のインド史はというと…
- 独立当初各地にあった租借地を「数の暴力」で解放したり。確かに武力は使っていないのだが…。
- 衛生状態や治安などのせいで訪問した外国人観光客のうち少なからぬ数に「もう二度と来たくない」と思われてしまう。
- ただし熱心なリピーターになる人も少なくない。
- 選挙による政権交代が何度も実現してる割に民主主義国家とみなされていない。
- この理屈だと日本は一党独裁政権という扱いになってしまいそうだが…。
- 狂犬病で亡くなる人が世界で最も多い。
- 実はアメリカ以上の映画大国であり製作本数が多いのだが、その割には知名度が高い作品が少ない。
- アメリカはおろか日本よりも影響力に乏しい…。
- とりあえず踊ってるというイメージしかない(もっとも言語が複数に分かれており、踊りが共通言語みたいになっているとかなんとか)。
- 日本で比較的知名度の高い作品は『ムトゥ 踊るマハラジャ』(タミル語)と『RRR』(テルグ語)くらい(※『スラムドッグ$ミリオネア』はイギリス映画)
- GDP(国内総生産)は世界で5番目に大きい国だが人口があまりにも多すぎるため、一人当たりの豊かさで言えば最貧国に近いレベル。
- トイレがまともに普及していないため衛生状態が悪い。女性が性犯罪に巻き込まれるリスクも大きい。
- もっと言えば、上級国民の男性が階層の低い女性に対して犯罪を犯しても軽い罰で済むらしい。
シッキム[編集 | ソースを編集]
- ヒマラヤの小国ながら戦後まで何とか生き延びていたが1975年にインドに併合され消滅。
- 最後の国王だったパルデン・トンドゥプ・ナムゲルはアメリカ人の若い娘と結婚したこともあり国民からほとんど信頼されていなかった。
- インド併合直前の国民投票では王制存続を求める票はわずか3%にすぎなかった。
- 王国滅亡後はアメリカに移住したが妻に捨てられ58歳で寂しく死去した。
- ダージリン一帯(ここもかつてはシッキム領だったが、ネパール占領を経て19世紀にイギリス領へ)で働いていたネパール人が、シッキムにも進出してきて、徐々に乗っ取っていった。
- これが現在のブータン政府によるネパール系の扱いに影響している。
ムガル帝国[編集 | ソースを編集]
- インドのほとんどを支配したこともある大帝国だったが終始宗教問題に振り回されていた。
- ヒンドゥーが多数派のインドでイスラム王朝が支配するというのはやはり無理があったのだろうか。
- インド亜大陸全域を支配できたこともなかった。
- 皇帝の代替わりのたびに皇子による大規模な内乱が発生していた。
- 敗者は片っ端から殺されたり追放されたりした。
- イギリスにより滅ぼされる前からペルシャに侵攻されたりマラーター同盟に圧倒されたりと惨憺たる有様だった。
バングラデシュ[編集 | ソースを編集]
- イギリス領インドの時代、当時首都が置かれていたベンガルで内乱が起きたため、分割統治ということで東西に分割。東ベンガルが後のバングラデシュとなる。
- 独立の際、ヒンドゥー系とイスラム系で対立し、イスラム系が強かった東ベンガルは、同じくイスラム系が強いパキスタンの飛び地(東パキスタン)として独立。
- しかし、経済力ではジュートの産地でもあった東パキスタンが上回っていたのに対し、政治の中心は(西)パキスタンのカラチに置かれた(後にインダス川中流のイスラマバードに移転)。
- 独立戦争の末1971年にパキスタンから独立。この時インドの協力も得たため、敵の敵理論でインドとは比較的仲が良い。
- しかし、経済力ではジュートの産地でもあった東パキスタンが上回っていたのに対し、政治の中心は(西)パキスタンのカラチに置かれた(後にインダス川中流のイスラマバードに移転)。
- しかし化学繊維の時代になるとジュートの需要が低下、加えてガンジス川の三角州に位置する水害も多い地形なため、バングラデシュはアジア最貧国の一つに転落。
- 日本より多い人口(日本より面積が小さい国では唯一)を賄うほどの産業もない。
- 現在では繊維産業と船舶の解体が主要産業。しかし危険な割に利益が少ない産業なため、日本を含む多くの国に移民として流出している。
ネパール[編集 | ソースを編集]
- 特に2000年代以降(それ以前も決して安定した国ではなかったが)、王政崩壊に大地震と国内情勢が悪化。
- そのため、日本を含む多くの国に移民が流出。特に外国人労働者を多く受け入れていた日本は短期間で五指に入る規模に。
- 中国とインドに挟まれた内陸国で経済的な発展するのが地理的に難しい国のため、最貧国の一つとなっている。
- 農業が主産業だが、その割に耕地面積が狭い。
- さらに干魃や洪水の影響で食糧難が深刻となっている。
ブータン[編集 | ソースを編集]
- 「幸せの国」とは言われているが、周囲の同胞が多難に満ちている中、自国も例外ではなく翻弄されている。
- 北のチベットは戦後中国に併合され、西のシッキムはネパール人に乗っ取られインドに併合。
- というか実態がバレた感がある。かつては外国からの情報を遮断していたが、これを受け入れるようになって一気に幸福度が下がってしまった。
- その関係で、特にローツァンパなどネパール系への風当たりは強い。
- とはいえ、(人口が少ないのもあるが)南インドの中でも経済状況は決して悪くなく、むしろインドのアッサム州から出稼ぎに来る人がいるくらいではある。
- 「毒人間」と呼ばれる特定の神を信じる人々への差別が根深く残っている。
中央アジア[編集 | ソースを編集]
西アジア・中近東[編集 | ソースを編集]
- ジョージア(旧グルジア)、アルメニアはざんねんな国事典/旧ソビエト連邦#カフカスへ。
- バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビア・アラブ首長国連邦といった石油が取れる国は豊かで先進国とそん色ない。なおそれ以外は…。
- 前近代で思考が止まっている国が多い。
- これは産油国関係なくというか、一部産油国の方がひどいくらい。
イスラエル[編集 | ソースを編集]
- 約2000年ぶりに誕生したユダヤ人の民族国家だが中東のトラブルメーカーと化している。
- そもそも第1次大戦後にイギリスがユダヤ人・アラブ人・フランスとそれぞれ異なる約束をしてしまったのが原因。
- 建国翌日に周辺諸国から侵攻された。
- 実質的な首都機能はエルサレムにあるが国際社会に認めてもらえない。
- パレスチナ人も結構いるが近年ではユダヤ至上主義的な政策を推し進めている。
- 選挙制度が阻止条項のない比例代表制なので小党分立が激しく極右政党がキャスティングボートを握る状態になっている。
- パレスチナ問題のせいで先進国と認められることは少ない。一人当たりのGDPや平均寿命は十分先進国クラスなのに…。
- しかもここは日本以上の格差社会だったりする。
- 先進国で唯一、出生率が人口増加できる水準(3.0)。ただし子育て支援が充実しているからというよりは、ホロコーストで大量に失われたユダヤ人を取り戻すために半強制的に産ませている、という後ろ向きな理由。
- そしてアラブ人の出生率が高いため、ユダヤ国家が崩壊しないようにと子作りを頑張って益々出生率が高まる。
- いずれにせよ先進国としては女性の権利が低い。
- 国土が非常に狭い国のため、このまま人口が増え続けると過密問題が深刻化するのは確実。
- あとユダヤ人の帰還と称して外国人(ユダヤ教信者)が大量に移住している。土地はパレスチナのアラブ人から以下略。
- そしてアラブ人の出生率が高いため、ユダヤ国家が崩壊しないようにと子作りを頑張って益々出生率が高まる。
- 事情が事情なのでほぼヨーロッパ扱いされてる。
オスマン帝国[編集 | ソースを編集]
- 首都は現在のイスタンブール(トルコ)だったためアジアの国として記載。
- 多民族国家の強みと弱みを体現してしまった。
- 最盛期には様々な文化が花開いたが弱り始めてからは各地で独立運動が起きたり国民をまとめられなかったりと散々だった。
- 一時期実態を反映していない「オスマン・トルコ」という名称で呼ばれていた。
- この帝国の崩壊によりイスラム教徒の最高権威であるカリフがいなくなってしまった。
- 結果としてISILのようなカリフを自称し数々の暴虐を行う輩まで出た。
クルディスタン[編集 | ソースを編集]
- 1946年にクルド人悲願の民族国家として独立するも完全にソ連の傀儡だった。
- 現在のイラン北西部にあったがソ連とイランが該当地域の石油を共同開発することで合意したため不要になり捨てられた。
- その後は各勢力の対立もあり現在に至るまでクルド人国家ができる見通しは一切立っていない。
アフガニスタン[編集 | ソースを編集]
- かつては「文明の十字路」と呼ばれ栄えた国だったが20世紀後半からずっと内戦続き。
- 米ソなど大国の代理戦争の場と化し一般国民が辛酸をなめ続けてきた。
- かつての異名にふさわしく観光資源も多いが今はとても観光に行けるような場所ではない。
- 現状では十字路というより十字砲火とでも表現すべき惨状が続いている。
- イスラム過激派のタリバンが政権を握り女性や宗教的少数派などを抑圧したことがある。
- 01年にアメリカなどの介入により崩壊したはずなのにまた持ち直してしまった。
- そしてまたほぼ全国を支配するようになるとは…。
- 田舎ではアヘンの原料になるケシ栽培が盛ん。
- 最貧国の一つ。しかも海に面していない国であるためなおさら経済状況は深刻…。
- アフリカ以外で唯一、平均寿命が60歳を下回っている国。
- これでも50歳を下回っていた時代よりは改善されてはいる。
サウジアラビア[編集 | ソースを編集]
- 部分的に数百年前で時が止まっている。
- マッカ・マディーナというイスラム2大聖地を持っている国だけあって軍はイスラムの教えと聖地を守ることが第一。
- 国民を守れとは憲法のどこにも記載されていない。
- 映画やゲームなど大衆文化への弾圧も行われている。
- 経済発展によりあと20年くらいで地下水を使い切ってしまう。
- 21世紀になっても石油が止まれば国家崩壊間違いなしの危うい経済が続いている。
- オイルマネーのおかげで税金が無い国として知られていた(今でも所得税は無い)が、現在は消費税と水道税は徴収される。
- しかも消費税率は日本より高い。
- 治安維持に力を入れており、凶悪犯罪が日本並みに少ない国だが、日本と異なり人権を厳しく制限し過ぎているせいで「世界平和度指数ランキング」の順位は悪い。
- 武器の輸入が多い、軍事費が多い、周辺の国々と仲が悪いことなども評価を大きく下げている理由である。
レバノン[編集 | ソースを編集]
- 多宗教国家にも関わらず議会が1院制なので変な選挙制度になっている
- 定員の半分のをキリスト教とイスラム教に分け、さらにキルスト今日はマロン派・正教会・カトリックなどに、イスラム教はスンナ派・シーア派などに人口関係なく配分されている。
- 人口でいえばイスラム教徒>キリスト教徒のはずなのにキリスト教が優遇されている。これでも昔はキリスト6:イスラム5の割合で固定されていたという。
- 親米と反米のそれぞれの連合で組んでいるので政党が非常に多い。
- …このような国なので組閣の際にはシリア政府の助言を受けるという状態になっていた。
イエメン[編集 | ソースを編集]
- 実は南北に分裂していた。
- 中東の中では石油があまり採れない部類の国であり、最貧国の一つとなっている。
- とうとう失敗国家ランキングでソマリアを抜いて1位になってしまった。
- 2017年以降はコレラが大流行し多数の死者が出ている。
パレスチナ[編集 | ソースを編集]
- アラブ人の国だがイスラエルに占領されている。
- 平均寿命がイスラエルより10歳程度短い。
- ここを国家承認している国は多いのだが、殆どが発展途上国である。
イラン[編集 | ソースを編集]
- 皇帝の国だったが革命が起きてしまった。
- アメリカとの関係は最悪。
クウェート[編集 | ソースを編集]
- イラクのせいで国が移動した。
イラク[編集 | ソースを編集]
- 王朝が倒れてから碌な目にあっていない。
- アメリカによって2回もボコボコにされた。
- 1回目は湾岸戦争、2回目はイラク戦争。
トルコ[編集 | ソースを編集]
- 自国をヨーロッパの一員だと思っている人が多く欧州連合(EU)への加盟を目指しているが、なかなか実現しない。
- 失敗国家ランキングではG20加盟国の中で最も上位になっている。
- タイトルから察する通り、上位であるほど評価が悪い国という意味である。
- 経済協力開発機構(OECD)に入っているのに先進国じゃない国。
- 特にトルコは最初から加盟しているのに…。(しかも日本よりも先にね)
- 日本同様、プレートの境目にあり地震が多い。
キプロス[編集 | ソースを編集]
アラブ首長国連邦[編集 | ソースを編集]
- 一人当たりGDPでは日本と同じくらいであるが、独裁国家でしかも世襲制の君主国であることから先進国とは見做さないことが多い。
- アラブ諸国の例に漏れず石油や天然ガスの輸出に依存した経済である。
- 一応最近は工業や金融にも力を入れ出したので、アラブ諸国の中ではマシな方ではあるが。
関連項目[編集 | ソースを編集]
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