ざんねんな宇宙戦隊キュウレンジャー事典

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リベリオン[編集 | ソースを編集]

ペガさん
  1. 序盤で登場した「意志を持った強化アーマー」であるが…。
  2. なんとそれから3クールに渡って一切出番がなく、しかも着用したのが主人公ではなくカジキイエローだった。
    • 実は初撮影でいきなり着ぐるみが破損したため、出すに出せなくなったらしい。

宇宙幕府ジャークマター[編集 | ソースを編集]

ダイカーン
  1. この敵組織『宇宙幕府ジャークマター』は本当に強く、歴代敵組織で最強と言われるくらい規模がでかい組織であった。
    • 一番偉いショーグンの下にフクショーグンがおり、その下で各星座系の首領がカローと呼ばれ、ダイカーンはその傘下で星や星系を束ねる、いわゆる「今週の怪人」である。
  2. しかし、ダイカーンそのものの個体戦闘力は低い。「今週の怪人」枠の中ではおそらく『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のヒトツ鬼に並んで弱い。
    • 例を挙げると、第6話に登場した「デンビル」というダイカーンは電磁鞭で住人をシバいて奴隷として扱き使い、キュウレンジャーに対して「人間の盾」に使う卑劣漢であったが、その人間の盾が無くなった途端にものの数十秒でボコボコにされ、巨大ロボに乗り込んで立ち向かおうとした際に「集団行動などもうやってられん」と発言したことでキュウレンジャー側から失笑されてしまった。
    • デンビルは極端な例であるが他のダイカーンも似たり寄ったりで、誕生日を奪う(※原文ママ)など幼稚な圧政を敷いて弱い者を虐げる一方で、いざ戦うとキュウレンジャー1個人にすら圧倒されるほど弱い個体が多い。
      • 8話に登場したホシガタ地区の5大ダイカーンなど、アバン[1]で2人も死んでいる
        • 最初にやられた奴の名前は「マモリツヨインダベー」。ギャグにすらなってないぞ。
      • 10話のモズマはミクロサイズの分身を使ってキュウレンジャーの母艦オリオン号を太陽に突っ込ませようとしたが、焼鳥屋の匂いにつられてノコノコ出てきた所をシシレッドに追いかけられ、おとなしくガン逃げしていればいいのに部下を率いて前線に出てきたせいで新登場したコグマスカイブルーにボコボコにやられあっけなく死亡、お約束通り分身も即全滅してキュウレンジャーは全員生還してしまった。
        • まあ、モズマはシシレッドがオリオン号から離れていたことは知らなかったので焼鳥屋の一件だけは擁護できるが、その後シシレッドに戦いを挑んだ点は全くもって大失策と言わざるを得ない。(同じ事がボッコワウスとかにも言えるが)
      • 13話のモンドムヨインダベー(なんちゅう名前だ)に至っては、圧政が幼稚すぎたため蠍座カロー・スコルピオから「ヌルい」と叱責され、毒を打ち込まれてゾンビにされてしまう始末であった。
    • 要するに、弱い奴にはとことん強いけど、強い奴には完膚なきまでに弱いという小悪党揃いである。
      • 例外的に17話に登場したシャイドスは滅茶苦茶強かったが、1度やられて巨大化してからは「影から影へ超高速で移動する」という能力が巨大になりすぎたせいで入れる影がなく使い物にならず[2]、頼みの怪力を活かす事も出来ずに数十秒でボコられて完敗してしまった。
  3. 実はこれには裏事情があり、ジャークマターは巨大すぎる組織故に統率が非常に難しく、現場でプラネジューム(惑星のエネルギー)を採掘させる「現場監督」であるダイカーンが職務を放棄するとたちまち組織自体の運営が立ち行かなくなるというめんどくさいシステムになっている。
    • 故に、カローはダイカーンが(領民と結託しての)反乱・ボイコットしたりしないために甘やかす(飼い殺しにする)必要があり、その結果ダイカーンは目先の住人イジメや徴税の中抜きというアメに溺れて牙を抜かれたブタに成り下がっているわけである。
      • よって、カローになれる力量を持たないダイカーンはそのまま成長の芽を抜いたほうが組織運営に効率がいいというわけである。なんて組織だ。
    • このように甘やかされた結果、ダイカーンは直属以外のカローに対しての敬意も失っていき、報連相が目先の利益により損なわれ、キュウレンジャー討伐にもしくじり続けることになる。
      • もし鉄の戒律で縛り付けるタイプの組織だった場合、第2話でダイカーン「ガメッツイ」と射手座カロー「エリードロン」が協力してキュウレンジャーの逮捕に向かい、その時点でキュウレンジャーはサソリオレンジを除いて全員処刑されていたであろう。
  4. かくして、悉くチキューに派遣されたダイカーンがやられて行った事を機にカローやフクショーグンが直接出張るようになり、後半ではダイカーンは全く登場しなくなってしまった
    • まあ、今更出てきたところで戦闘員が増えた程度にしかならないだろうし、賢明な判断ではある。
カロー
  1. ではそのカローはどうかと言えば…。
  2. 確かに番組序盤に登場したエリードロン(射手座)やスコルピオ(蠍座)は強かった。それこそキュウレンジャーが追い詰められたほどに。
  3. しかし、番組後半でカローが大量に登場する…前に、それより偉いフクショーグンが出しゃばってきたため、必然的にそちらが目立ってしまった。
    • しかもフクショーグン編は無駄に長く、何度やられても再生するわ、キュウレンジャーが過去の時間に飛んだため若い頃のフクショーグンと戦うわと、うんざりするくらい出しゃばりまくった。
  4. その為、いざカローが「我こそはジャークマターが●●座系カローなり」と挑んできた頃には、キュウレンジャーはカローより強いフクショーグンと散々戦ってきたため、もはや戦いのノウハウが完全に蓄積され、シャイドスくらいの強さしかないんじゃないかってくらい簡単にやられまくる事になった。
    • 具体例を挙げれば過去に飛ぶ直前に「記憶の中の偽物」というお決まりの再生怪人イベントでエリードロンとスコルピオの偽物が登場したが、もはやタイマンでもキュウレンジャーに負けていた。
  5. そもそも、88星座に1人いるなんて設定が明かされた時点で、こうなることを予想していた視聴者は多かったはずである。
マーダッコ
  1. 登場当初は相方のイカーゲンと共に999もの惑星を滅ぼしたという超強敵として描かれていた。
  2. しかし、触手一本からいくらでも複製できるという設定ゆえに、何回もやられては別人格で再生し続けてきたため、ありがたみがどんどん失せていった
    • 中盤で主人公たちの記憶から偽物がでてくる回など、偽者のマーダッコと本物のマーダッコが同時に出てくるのでややこしくてしょうがなかった。
  3. 最終的にカローに取り立てられるも、メカ化したせいで強くはなったが再生能力が失せてしまった。
    • 最後はドン・アルマゲに半ば捨て石にされる形であっけなく死亡し、野望は潰えた。
  4. マーダッコの落ちぶれぶりを見れば、序盤で死んだイカーゲンはまだ幸せだったと言える。
ゲース・インダベー
  1. そもそもがリベリオン出身ながら、力に魅入られてジャークマターに尻尾を振っている時点でざんねん。
    • 主人公であるラッキーからも「何が復讐だ、おめーのは只の逆恨みだ」とバッサリ切り捨てられている。
  2. 中の人の演技力もかなり怪しい。
    • おまけにその演者が×××で一時期干されていた。
  3. 最たるダメな点は彼の取った戦法。
    • 要約すると「惑星を破壊するケルベロスボイジャーという兵器を復活させるため、鍵となるチキュウに直接彗星兵器ゲース・スターをぶち当てる」というものであったが…。
      • (まあ映画の悪役なので仕方ないのだが)これが大失敗してしまい、ケルベロスボイジャーは復活したはいいものの、キュウレンジャーにより鹵獲されてそのままキュウレンジャーの仲間になってしまい、ゲース・スターを破壊される。
      • 本人も因縁の相手であるリュウコマンダーにやられて戦死。
      • トドメにこの映画以降、今までチキュウで活動していたダイカーンは一人も登場しなくなってしまった。
        • 映画公開前にスコルピオにより大量に地球に派遣されたモライマーズも、映画以降は残り数個まで減っていた。
          • 以上のことから考えるに、「ゲース・スターが向かってきた時点で、地球の腰抜けダイカーンどもはスコルピオの残したモライマーズに乗り込み、我先に逃げだした」という推察が鳴ってしまう。
    • つまりゲース・インダベーがやったことは無駄に戦力をキュウレンジャー側に提供して自分たちの決戦兵器をオシャカにした挙句、地球にいたダイカーンを一掃しただけ!
      • 何の皮肉か、リベリオンにいた頃よりもリベリオンに貢献しちゃったわけである。間抜けな大将敵より怖いとはよく言ったものだ。
牛型汎用破壊兵器ゼロ号
  1. キュウレンジャーの1人・オウシブラック=チャンプのプロトタイプとなった、心を一切持たない純粋な破壊兵器。
    • 制作者のアントン博士は二重人格であり、良心の方がチャンプに良心回路を植え付けたため、チャンプは正義のロボットになった。
  2. そういう重要な設定なもんで、最初に登場した時はなかなか強かったが、迷いを捨てたチャンプたちにより撃破された。
  3. そこからは扱いがドンドンひどくなっていき、ジャークマターから量産されるようになったら、もはや扱いは只のツヨインダベーやモライマーズロボらと同レベルに。
アントン博士
  1. オウシブラック=チャンプを作り出した正義の博士、という扱いだった。
  2. しかし、実はジャークマター所属ということが発覚し、扱いが急に怪しくなる。
  3. その実態は二重人格者であり、チャンプは芽生えた良心が作り出したため正義の心を持っていたが、本来の悪意に満ちた邪心の方が肉体を切り離した結果、切り捨てられることとなった。
  4. で、その邪心の方はアントンブレインというAIの中に隠れていたのだが、これがもう最低の小悪党であった。
    • 自分に芽生えた良心を散々に愚弄した挙句、チャンプをゼロ号同然の破壊兵器に改悪する(元通りになったけど)。
    • 部下を盾にして自分だけ逃げ回る。
  5. 挙句の果てにゼロ号と合体して「アントン・ゼロ」となるが…。
    • ドン・アルマゲに甘やかされて有頂天になり、「ビッグバンを再び起こした史上初の天才となって語り継がれる」と豪語し出す。
      • 勿論そんなことをしたらアントン・ゼロ自体が消し飛ぶし、そもそもドン・アルマゲ以外みんな死ぬので、誰も語り継ぎはしない。
        • その矛盾をキュウレンジャーで一番ガキであるコグマスカイブルー/小太郎から「宇宙消したら語り継げないじゃん、バカなの」と一蹴されてしまい、精神崩壊をきたす。
    • チキュウ人を煽り立ててキュウレンジャーを襲わせようとするも、既にチキュウを爆弾に変えることはみんな知っていたため、チキュウ人たちからは全く相手にされず、小太郎の弟・次郎からも「バカはオマエだ! チキュウから出ていけ!」と罵られ、群衆からは石を投げられる
    • それでもチキュウ人を洗脳して殺し合わせようとするが、オウシブラックからまで「テメエ」呼ばわりされてしまい、ボコボコにされる。
      • みっともなく「私を倒したら宇宙一の頭脳が失われるのだぞぉ! 惜しいとは思わんか~!!」と命乞いするもキュウレンジャー一行からは「思わん」と一蹴される。
  6. 更に巨大化してキュウレンジャーに襲い掛かるも、ロボの必殺技どころかただの通常技で倒されてしまい、なすすべなく死亡した。
    • オウシブラックからすらその死は一切悼まれなかった。チャンプからすれば「大恩ある正義の科学者アントン博士」はスコルピオに切り捨てられた時点で死んでいるのであり、こんな残りカスアントン博士の名を汚すだけの偽物に過ぎなかったワケである。
  7. そもそも、ドン・アルマゲがアントン博士を徹底的に褒め称えて何もかもほしいままにさせてきたのは、「こいつが宇宙消滅計画に一番利用価値がある駒だったから」でしかなかった為、別に愛されてなどいなかったのである。
フクショーグン
  1. ショーグン(大首領)ドン・アルマゲ最大の腹心3人組であり、いわば最強の大幹部であるが…。
  2. 出てくるのがまだカローが2人しか出てこない頃というやたらと早い時期であり、しかも過去に主人公たちが向かった時に弱かった時代を叩かれて倒されるという醜態を晒してしまった。
  3. その後、蘇生して現代でも登場したが、その後もやったらめったらズルズルズルズル長々と出しゃばり続けたため、ありがたみが無くなってしまった。
    • フクショーグンの1人・アキャンバーが、主要キャラであるヘビツカイシルバーの悪落ち展開を招いていたのも評判が悪い。(必要な強化イベントとはいえ、あまりに話が暗くなってしまった)
    • …同様の例が『仮面ライダーリバイス』の赤石長官とかにも言えるが。
  4. 全滅後、またもしつこく再登場したが、その姿は「バミューダトライアングルを模した三角形の体に、無理矢理3人の首や手足を付けたキングギドラのような醜悪な姿」というあんまりなものであった。
    • 名前もただ3人の名前をドラゴンボールのフュージョンよろしく繋げただけ。
  5. 結局のところ、ドン・アルマゲにとっては彼らですら使い勝手のいいコマにすぎず、ダイカーンや有象無象のカローと違ってなまじっか優秀な分、何度も何度もリサイクルして使い続けられるという、哀れな中間管理職でしかなかったのである。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 番組が始まってからオープニングテーマが始まるまでのパート。
  2. 昼間ならまだビルの影に入れただろうが、巨大化したのは月の出ない夜というシャイドスにとって一番都合の悪い時間帯であった。

関連項目[編集 | ソースを編集]