ざんねんな漫画キャラクター事典/クレヨンしんちゃん

提供:chakuwiki

ざんねんなモノ事典 > ざんねんな文化事典 > ざんねんなアニメ・漫画事典 > ざんねんな漫画キャラクター事典 > クレヨンしんちゃん


本編[編集 | ソースを編集]

高倉文太
  1. 野原しんのすけ達が通うアクション幼稚園(ふたば幼稚園)の園長。別名、組長先生
  2. 風貌のせいで損する場面が多い。
    • 幼稚園の口コミサイトで「怪しい男がいる」「園長の顔が怖い」などと書かれてしまった。
    • 警察官から職務質問を受けたり、不審者として連行されることも少なくない。
    • 甘い物が好きだが、カフェにスイーツを食べに行った際に店内の女性客が全員帰ってしまったことも。
    • 別の幼稚園の先生に話しかけようとしたところ「殺されるー!助けてー!」と逃げられてしまうほど。
    • 全国の園長先生の会合のために大阪のお好み焼き屋に行った際に店員から本物のヤクザと間違えられたことも。
  3. 野原家に家庭訪問に行った際にしんのすけのリクエストで「巨悪な借金取り」のモノマネをしたら、近所の人々から本物だと誤解されてしまい大騒ぎとなった。
  4. 若い頃は履歴書の写真が怖すぎるせいで(幼稚園の先生になるまで)就職活動で全滅したこともあった。
    • そのため今でも履歴書はトラウマになっている。
  5. 寝起きの顔は妻どころか自分でも(鏡で見て)悲鳴を上げてしまうほどに怖いらしい。
  6. 一方で、持ち前の風貌が役に立つ場面も多い。
    • 園児や教職員に危害を加えようとする者に対しては毅然とした態度で挑んでいくが、チンピラはおろか本物のヤクザですら高倉の怖さにビビって逃げていくらしい。
    • 園長会議のため大阪に向かっていた際、新幹線の車内で偶然しんのすけとみさえと会うが、その際しんのすけがチンピラに絡まれたため高倉はそのチンピラに対して注意する。その際しんのすけの「組長!」の掛け声もあってチンピラを降参させた。
      • もっとも、他の乗客達もビビっていたが。
      • その後お好み焼き屋でも偶然野原一家と再会するが、些細な理由でしんのすけを殴ろうとした地元のチンピラに対し、その場にいた園長全員でそいつを睨みつけ、撃退している。
        • …が、これが決定打となり周囲の客達からは完全に誤解され、店内は静かとなってしまった。
    • 学習漫画では銀行強盗が人質にされそうになったが、逆に強盗の方が命乞いをする羽目に…。
  7. 写真撮影を趣味としているが、しんのすけが自身の姿を撮った写真が優秀作品に選ばれる一方で、自身の作品は落選している。
  8. 幼稚園のボウリング大会ではしんのすけがシロを持ち込んだせいでボウリング場から出入り禁止を喰らっている。
  9. 好物のネギ入り納豆の件で副園長の妻と喧嘩した際には、朝礼の際にわざと「ヤクザ」と呼ばれていた。
  10. 子供の頃は水鉄砲が得意であり今もその腕前は衰えていないが、その際にしんのすけに「射撃が得意ってことはやっぱり若い頃は…」と誤解されてしまった。
マサオくんの保護者(仮名)
  1. 原作1巻に登場したとても美人なお姉さん。レギュラーキャラであるマサオ君の家族なのか、二人で窓から庭を眺めていた。
  2. 何が残念なのかと言ったらこの後一切登場しない事である。
    • この後に登場するマサオ君のお母さんはマサオ君そっくりなので明らかにこの人物ではない。
    • では姉なのかと思いきや、マサオ君は一人っ子だという設定が後で出てくる。
  3. 要するに作者が何も考えずに出したせいで存在を抹消されたという悲惨なキャラ。
    • 同様の例として、初期にはしんのすけが「オラの姉ちゃんは生理が~」という発言をしているが、単行本未収録になり、今では完全に黒歴史になっている。(そもそも、そんな年齢の姉がいたとしたらみさえは十代で出産していることになり、明らかに矛盾する)
北与野博士
  1. 超天才科学者なのだが、発明品の管理があまりに杜撰すぎる
    • 登場初期は悪人に追われていて、発明品を近くの茂みに投げ込んで隠そうとする(その後、しんのすけが拾って持ち帰る)のが定番だったが、3回もこれをやって捕まっている。「悪人を撃退する発明」を作ればいいのに。
    • 本人も認めているほどズボラでドジで横着であり、危機管理意識がとんでもなく低い。
      • 研究所は門も扉も開けっ放しで何のセキュリティも無く最奥部までしんのすけが入れるほどザルで、しかもトイレなどに行くときもロックを掛けずに放置している。
      • 学会に発明品を持って行くときも、ろくに確認もせず持って行くせいで、日用品を間違えて持ってきてしまう。
        • そういうドジを行う事は常々承知の癖に、なぜかいつも市販品そっくりに発明品を作ってしまう。それが間違える原因だろ!
    • メタ的に言えば、博士が有能であればしんのすけが発明品を入手する事が無いからここまで無能に描かざるを得ないという作劇上の都合もあるのだろう。
  2. この有様なので「ああっ今度の発明は失敗だ」と漏らした際にはみさえから「いつもでしょ!!」と突っ込まれている。
    • ろくに確認もせずに発明品を持って帰るしんのすけもしんのすけだが、ひまわりが発明品を誤飲して危うく老衰で死にかけたという笑えない事態も引き起こしている。
  3. アニメでは何故か全く登場せず、ゲームで『オラと博士の夏休み』というタイトルの物が発売された際にはついに登場かと原作読者が驚いたものの、結局別の博士が登場した。
    • 学習漫画版では博士という立ち位置が動かしやすいのか、結構な頻度で登場している。
呪いの人形ジャーク
  1. 22巻に登場。過去にはとある大富豪の一族を根絶やしにした事もある本物の極悪人形なのだが…。
  2. よりにもよって拾ったのが酔っ払ったひろしだったため、しんのすけにより「頭を丸刈りにされ、ヒゲを描かれ、服は腹巻にステテコ一丁」という悲惨極まりない姿にされて怪獣ごっこの敵として痛めつけられる屈辱を受けた。
    • トドメにひまわりの替えたばかりのオムツに突っ込んだせいでウ○コまみれになってしまい、みさえにすぐさま捨てられ、その後もウ○コが付いたハゲ頭でヒゲを描かれた人形など誰も拾わなくなってしまいただのゴミにされてしまった。
  3. こんなしょうもない役なのに声優は田村ゆかり氏である
非道外道
  1. ひどい名前だが剣道編に登場する敵道場「極端流」道場主。
  2. 名前に恥じぬ最低の性格で、幼稚園児である門下生に対し「防具が無い所をねらえ」と命じるなど武道家の風上にも置けないやつ。
    • しかもその命令に従わなかった門下生をリンチにかけようとするなど、もはや大人としても恥ずかしい。
    • 代々木くんもなんでこんなクソ野郎の下で剣の腕を磨いていたのだろうか。
  3. おまけに実力はしんちゃんの師匠であるムサシに全く及ばず、あっさり負けて泣いて逃げ出す醜態をさらし、遂に門下生たちが全員ムサシの父が経営する自分流道場に移籍してしまった。
鈴木ビデ男
  1. 呪いのレンタルビデオを使って人々を攫っていた「ビデオ界」の住人。
  2. これにより野原夫妻を攫って偽物とすり替え、しんのすけもビデオ界に送ろうとしたが、巻き戻しによりあっさり難を逃れられてしまう。
  3. そこで自ら正体を現して野原家に乗り込むも、ベラベラ野望を喋っていたせいでしんのすけに顔に張り付いたVHSのテープを引っ張り出された挙句、ひろしにハサミで切られてあっけなく死亡した。
    • そもそも弱点が丸出しというのはいかがな物であろうか。
    • 本短編の黒幕なのに正体を現してから死ぬまでわずか5コマという、恐らくクレしん短編の敵ではジャークに並ぶ最弱候補である。
  4. なおこのエピソードはなかなかアニメ化されず、放送された時には既にVHSは廃れていたので、アニメでは「デーブ・イデ」に名前が代わっている。
    • ちなみに死因はひろしにマジックで顔面のDVDを塗りたくられたから。なんで逆向きに付けないんだ。

番外編[編集 | ソースを編集]

ぶりぶりざえもんの冒険シリーズ[編集 | ソースを編集]

まゆつば屋(ぶりぶりざえもんの冒険)
  1. 江戸の娘を攫い海外に売ろうとしていた極悪人。
  2. からくりマニアであり、自宅をからくり屋敷にしてしんのすけたちを閉じ込め殺そうとした…のだが、緊急脱出口を閉じていなかったせいであっさり脱出される。
  3. しかも、しんのすけのウンチおパンツローリングサンダー並びにぶりぶりざえもんが排便後拭いてないケツを突き出して突撃してきたため緊急脱出口に転落してしまう。
    • トドメとばかりに室内に放置されていたぶりざえの糞にダイブしたあげく、しんのすけとぶりざえに脱出口を釘で打ち付けられ、自分が仕掛けた釣り天井で死亡した
      • ギャグ漫画とは言え、『クレしん』で命まで取られた悪人はこいつくらいの物であろう。
幻妖(ぶりぶりざえもんの冒険)
  1. 美形の悪役なのだが、なぜかオカマでありしんのすけ並みのおバカでKY。
  2. しかも最期が上記のまゆつば屋に並ぶほど情けない。
    • しんのすけが隠れ身の術を使えず木のぬいぐるみに隠れるという典型的なギャグを披露したのだが、それに感銘を受けたのか自分からぬいぐるみに入ってしまい、「窮屈だなあ」などと感想を言っていたら即しんのすけに崖の下に蹴り落された
  3. なお父親は上記のマヌケな末路に「バカ息子…」と呆れていたが、直後に股間を蹴られて気絶し「バカはオメーだ」と吐き捨てられた。
  4. こんなキャラだがアニメ版の声優は堀川りょう氏である。
魔王(ぶりぶりざえもんの冒険)
  1. 300年前に世界を滅ぼしかけた強大な邪悪の化身、なのだが…。
  2. 封印中に本当に300年歳を取っていたため、寝たきりで立つこともままならないヨレヨレのボケ老人になってしまっていた。
    • 完全な出オチキャラであり出番は2コマしかなく、解放した悪の組織にとってもただのお荷物というオチであった。
プランクトン大臣&フグ副大臣(ぶりぶりざえもんの冒険)
  1. 国王父娘の暗殺を狙う悪徳政治家であるが…。
  2. その暗殺方法が「爆弾をゴルフの試し打ちロボに打ち込ませる」という杜撰極まりないものであった。
    • しかも仕掛け終わった後、試し打ちロボをそのまま放置して隠蔽工作も何もなく遠方から双眼鏡で覗くだけという杜撰ぶり。
      • 更に1発目はただのゴルフボールを爆弾と間違えて置いてしまうマヌケぶりを披露した。
  3. 結果的に、セキュリティも何もなくロボをそのまま放置してしまったせいで、しんのすけとぶりざえにより台車の向きを変えられあっさり阻止されてしまった挙句、運悪くその爆弾が自分たちの逃げた方向に飛んで行ったせいで自滅するというマヌケな末路を遂げた。
    • こんなマヌケな計画で「暗殺できる」と思われてしまう国王も国王だ。

その他番外編[編集 | ソースを編集]

イジワール
  1. 単行本21巻「しんちゃんの花さかじじい」に登場した人物。本家で言う意地悪じいさんポジション。
  2. 老夫婦は大判小判や宝石など、シロが見つけた一攫千金を手にするチャンスを全てスルーしてしまい、イジワールはそれを横取りし宝石店を開き、枯木に花を咲かれる灰も盗んで一流マジシャンとして一躍有名になったが...
    • この件を含め、老夫婦は一切彼には関わっておらず、テレビで彼の動向を見るだけだった。では彼が一方的に老夫婦に何かしていたか、と言うとそれも間違いで彼も老夫婦に対しては何もしていない。つまりは本当に赤の他人状態であった。
  3. 最後が残念だった。大判小判はヤクザの隠し財産(アニメでは脱税が原因で国税局に没収)で、宝石は全て偽物だったことが判明。
    • 結局詐欺容疑で御用となり、あっという間に転落してしまった。
    • 彼の顛末から見れば結果論になってしまうが、老夫婦は大判小判や宝石を手に入れなくてよかったと思う。
  4. なお、は関係ない。
六月のどんよりした空
  1. 37巻短編に登場したハイジャック組織。
  2. 名前からしてひどいが、そんなのはクレしんではよくあることなので一々ツッコむ価値すらない。
  3. 超零細航空会社ののはらエアライン便をハイジャックしたはいいものの、その武器がナイフ一本だけという代物。
    • しかもボタンの誤作動で天井と床につっかえてしまい、のはらエアラインの悲惨な応接に我慢の限界を迎えていた乗客たちが暴動を起こしあっという間に袋叩きにされてしまった。
モモッタ・ローサン(ロード・オブ・ザ・イカリング)
  1. 43~44巻に掲載されたエピソードの悪の親玉であるが、本人の戦闘力は子供であるカザマと剣で切り結んで勝てないほど。(明らかに圧倒はしていたが、風間君に勝ったくらいで威張れる話ではない)
    • 下手したら愛人のシャレポワの方が強い可能性がある。
  2. しかも最後はマシンごと人喰い火山の火口に転落してしまい、なすすべなく奪い合っていた秘宝ごと食われて即死した
    • おまけに火山からは「不味い」と愚痴られてしまった。
  3. なおアニメ版ではシナリオが全く違うので登場せず、彼に当たるキャラはひろしになっておりマヌケな三枚目扱い。
キジーマン(ロード・オブ・ザ・イカリング)
  1. 上記モモッタ・ローサンの作った生物兵器だが、先行登場したドッグマンやエイプマンが正攻法では倒せないほど強かったのに対し、こいつは見たまんまただのキジである。
  2. 主な能力はケーンと3回鳴くことでケンを召喚する事だが…。
    • タカクラ・ケン、ヒライ・ケンは名前の通りの能力を有していたが、残る一人がなんと「サイタマ・ケン」
      • どう見てもモブの顔立ちであり、能力は草加せんべいを投げるだけ。ただの煎餅を持ったオッサンじゃねーか。
      • 案の定全く強くなく、戦ったマドギワ族のリストラーダからは「煎餅は投げるものではなく食べるものだ!」と怒鳴られてただの体当たりであっけなく倒された。
        • 味方三人の中で最弱のリストラーダですらコレなので、他2人と戦っていたら間違いなく一瞬でやられていたであろう。
  3. 加えて当人は上記の鳴き声以外はただのキジであり、やられるシーンすら無く3人にキジ鍋にされて食われる末路を迎えた。

映画[編集 | ソースを編集]

にせしんのすけマン(伝説を呼ぶブリブリ三分ポッキリ大進撃!)
  1. 一応ラスボスであるが、しんのすけの変身したヒーローのただの色違いであり、全く外見に威厳が無い。
  2. しんのすけの偽物に化けた理由が、「今まで出した怪獣の中で一番強いゴロドロ(ラスボス前座)をしんのすけマンが倒したから、この世で一番強いのはしんのすけマンだろう」という拍子抜けの代物。
    • そもそもゴロドロはしんのすけマン単体で倒したわけではなく、野原一家とカンタム、アクション仮面が協力してやっと倒せた所にしんのすけが屁をこいて倒されたのであり、トドメをさしたからっつってしんのすけマンがゴロドロより強いと判断するのは結果論でしかない。
    • 要するに見た目と能力だけコピーした薄っぺらい偽物に過ぎず、実力は明らかにゴロドロより劣っていた
  3. 結局、しんのすけの持つ「優しい心」を持っていなかったせいであっけなく敗北し、最後はみさえから「あんたみたいな偽者よりもしんのすけの方がずっとカッコいい」と断じられていつものグリグリ攻撃で消滅するという非常にカッコ悪い最期を迎えた。
    • 弱点まで模倣していたら世話が無い。
時雨院時常(嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!)
  1. 宇宙監視センターUNTIウンツィの長官で、シロのお尻にくっついている爆弾をシロごと宇宙に飛ばすために野原一家に交渉しに来たのだが...。
  2. 最後が残念だった。下剤入りシャンパンを飲んだせいで公衆の面前で脱糞してしまうという醜態を晒す羽目に
    • しかも爆弾処理後(結局シロは助かった)、野原一家に対して一連の件を謝罪しておらずひろしに殴り飛ばされてしまった。
  3. そもそも所属しているUNTIという組織名が残念...。
    • しんのすけからは「うんちのお浣腸さん」と呼ばれていた。
グルメッポーイ(バカうまっ! B級グルメサバイバル!!)
  1. 劇場版に登場した世界A級グルメ機構の最高責任者。
  2. A級グルメ以外をグルメと認めず、B級グルメを壊滅するためにテロ行為を行い、ソースの健秘蔵の究極のソース強奪を目論む。
    • しかしその理由は幼少期に焼きそばを食べたがったが、父・チチッポーイに「汚らわしいもの」と冷たくあしらわれたため。早い話が八つ当たりであり、動機と行動が釣り合っていない。
  3. しかし戦闘技術はかなりのものだったり、最終的に改心してソースの健と共に旅に出たりなどフォローはされている。
非理谷充(超能力大決戦)
  1. 名前が残念。
  2. その名の通り(?)度重なる不幸に見舞われて続ける人生を送り続けていたが、超能力に目覚めたことで自身を虐げてきた世に復讐することを誓う。
    • しかしやっていることは単なる逆恨みである。
    • ふたば幼稚園を襲撃した理由もかつて自分が推していた保育士アイドルグループが結婚し、保育士の女性が憎かったため。
  3. 言ってしまえば汚いシンケンレッドである。
  4. こんな人物ではあるが、「根は寂しがり屋で純粋ですごく優しい男」である。
    • 実際にエピローグでは自分の過ちを認め、反省している。

関連項目[編集 | ソースを編集]