ざんねんな漫画キャラクター事典/ドラえもん

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原作[編集 | ソースを編集]

ガチャ子
  1. 原作で一時期レギュラーとして登場したが、「焦点が分裂して全く違った性格の漫画になってしまう」と言う理由で作中では何の説明もなく姿を消した。
    • 彼女が登場する回はてんコミには一切収録されておらず、2009年の藤子・F・不二雄大全集でようやく収録された。
  2. 日本テレビ版のアニメでは最後までレギュラーだった。
    • 最も、こっちはこっちで「卵産むわよ(実は爆弾)」とドラえもんを脅すなど原作と全然違うキャラになっていたが。
ズル木
  1. てんとう虫コミックス初期に、ドラえもんが出てこない話でたまに出ていた脇役。
  2. というのも初期のドラミちゃん登場エピソードは『ドラえもん』の番外編たる『ドラミちゃん』という別の漫画であり、主人公はのび太の親戚の「のび太郎」という別人だった。
  3. したがっててんとう虫コミックスに編入する際に、のび太郎はのび太に、ヒロインは「みよちゃん」(本来はパーマンのみっちゃんみたいな外見で、髪型を変えればすぐしずかちゃんに書き替えられる)からしずかちゃんに、ガキ大将は「カバ田」からジャイアンに名称が変更されたのだが、ズル木だけはどういじってもスネ夫になりようがない外見の為、『ドラミちゃん』完結後は一切登場しなくなった。
    • 勿論、アニメ版ではズル木は全く登場せず、スネ夫がその代役に選ばれている。
    • 「カバ田」も本物のジャイアンより明らかに背が低い。
  4. 同様に『ドラミちゃん』に登場した「戸手茂できるくん」というキャラは、出木杉が登場したため以降の作品では存在を丸カットされた(悲)。
スネツグ
  1. スネ夫の弟で、初期はよく登場していたがある日を境に登場しなくなった。
    • 理由としては表向きは「ニューヨークのおじさんの養子になった」ということになっているが作者が彼の存在を忘れたからというのが真相である。
しずかちゃんのパパ(大山アニメ版)
  1. 「えっ、この人は『のび太の結婚前夜』で活躍したじゃん」とか思ってる方もおられるやもしれんが、それは原作に登場した回である。
  2. アニオリでは毎回のように顔が代わる
    • しずかママも確かに原作ではよく顔が代わっていたが、アニメ版のパパは最早骨格レベルで完全に別人であり、全く作画が統一されていないのである。
  3. あまりにひどいと思われたのか、水田版では原作の絵に統一されている。
  4. なお原作初期には作者すらキャラデザを統一できていなかった。(その為、しずかパパが本来の姿とは違う絵で描かれた回は未収録になっていた)
源家のペット
  1. 作者が全然設定を覚えていない為、ことあるごとに死んだり生き返ったりする
  2. 犬の方はかの傑作『ペロ!生き返って!』に登場したペロが有名であるが、エピソードによって名前がシロやチロになるし、最悪の場合子犬にされる(14巻『ヨンダラ首輪』)。
  3. 鳥は最初に登場した時には手乗り文鳥だったのに、次に出た時はカナリヤになっていた。
    • ママがドジなせいで水を替える時にしょっちゅう脱走しており、毎度毎度しずかちゃんが虫取り網片手に探し回る羽目になる。
    • 更に死亡したのを聞いたのび太がひみつ道具の影響で爆笑してしまったり(8巻『わらってくらそう』)、猫に食べられたり(『ミサイルが追ってくる』)している。もう飼わなきゃいいのに…。
  4. なお作者が設定を覚えていないのは今に始まった事ではないので、ジャイアンやスネ夫の家のペットの設定もかなりガバガバだが、死なないだけしずかちゃんの家のペットに比べれば可愛い方である。
間津井ベーカリーの店長
  1. 単行本未収録作品『のび太放送局』のゲストキャラで、ドラえもん史上五本の指に入るダメな大人
  2. まず経営しているパン屋は閑古鳥のオーケストラ状態で、パン屋という食品業に携わっておきながら店軒にクモの巣が掛かっているというダメダメぶり。
    • そもそもいくら70年代が舞台とはいえ、往来から丸見えの店頭で思いっ切り喫煙して客を待っている時点で、パン屋としてどうなんだ。
  3. のび太がひみつ道具で立ち上げた放送局(今で言えばYoutubeチャンネルみたいなもんだ)のスポンサーを買って出るも、本心は自作の映画を流したいだけであり、しかもその内容が「自分の顔を5時間ドアップで写しただけ」という前衛的すぎる代物。
    • その出来にのび太とドラえもんが苦言を呈したら「僕の芸術にケチをつけるのかっ」と大人げなく真っ赤になって憤慨するほど器が小さい。こりゃ、パンが売れないわけだわ…。
  4. おまけに超ドケチで、スポンサー料金として出したのはたったの500円である。いくら70年代だからって500円で何が出来るというのだ。
    • 当人曰く「大金」で、視聴率が0%(ジャイアンが電波ジャックしてリサイタルしたため)になった折には「無くても返せ」とせっつくほどであった。
  5. そもそも店名が残念...。

大長編[編集 | ソースを編集]

ダブランダー
  1. 「のび太の大魔境」の悪役。ペコ(クンタック王子)の父親を殺して王位を簒奪し、五千年前に封印されていた軍事技術を生かし世界征服を図ると言うなかなかの悪党。
  2. だがその技術は飛行船や火炎放射器の付いた戦車であり、とてもとても現代兵器に対抗できるそれではない。たとえ国をどうにかした所で谷の外に出た瞬間……であろう。
    • リメイク版では多少改善された。
ミクロス
  1. スネ夫のいとこ、スネ吉が作ったラジコンロボットで、後の改造で自我を有するロボットになった。
  2. 鉄人兵団を倒すヒントを教えたりと、かなり重要な存在だが、リメイク版ではほとんど出番無し。
    • セリフすら一言もなく、完全にジュド(のAIであるピッポ)がその役を担っている。
ナポギストラー一世
  1. 「のび太とブリキの迷宮」のラストボス。
  2. 元々は人間の生活を楽にするために開発された発明家ロボットだが、生まれた時から既に人間を見下しており、ロボットによってチャモチャ星を征服し人間を支配下に置くという野心を持っていた。
    • 人の意志をダイレクトにロボットに伝えて代わりに行動させる「イメコン」を開発しこの星の人間達の生活を楽にしたが、その代償で人間達はイメコンに依存しすぎたために長距離を歩けないほどの虚弱体質になってしまっている。
      • その後、反乱を起こし独裁者となった。
  3. 最期はサピオ少年の父親が密かに開発していたコンピュータウイルスに感染し、死亡した。
    • なお部下や一般市民のロボットも全員死んだ。
  4. 名前の由来はナポレオン、チンギスハーン、ヒトラーという世界史の有名な独裁者、そして顔は東条英機という令和の基準で考えれば明らかにアウトなキャラクターである。
  5. 人間目線では悪役だが、ロボットにとっては自分達を人間達の支配から解放してくれた英雄である、という考え方もある。
参謀トリホー
  1. 『のび太の夢幻三剣士』の敵キャラ「妖霊軍団」であり、妖霊軍団が滅亡した原因
  2. 本作のラスボス「オドローム」は自分がゲーム『夢幻三剣士』のキャラであることを知っていたため、倒される運命を変えようとしてトリホーを派遣した。
  3. しかしこいつは「絶対に『夢幻三剣士』をクリアできないようなボンクラをプレイヤーにする」という作戦に出て、よりにもよってのび太をプレイヤーに選んでしまった。
    • その結果、のび太のおまけであるドラえもんのひみつ道具により散々野望をくじかれてしまい、最後はオドロームはしずかちゃんが「ビッグライト」で巨大化させた剣で貫かれて死んでしまった。
      • つまりオドロームが滅びたのはトリホーがのび太なんぞをプレイヤーに選んでしまったせいである。
  4. なおコイツ自身は特に明確な死亡シーンも無くゲームは終わってしまった。
    • 故にファンの間では「トリホーが邪魔なオドロームを消す為にわざわざのび太をプレイヤーにして『ゲームをクリアできないようなボンクラ』と偽って紹介した」などという邪推までされている。なんだその「牟田口廉也名誉連合軍人」「名誉鬼殺隊・鬼柱」みたいな言い方は。
    • 現にアニメ版ではゲームハードを回収しに来た職員がまるでトリホーに乗っ取られているかの如く言動がそっくりであり、やっぱりトリホーがオドロームを裏切ったんじゃ…という疑念に拍車をかけている。
スパイドル将軍
  1. 上記『夢幻三剣士』の妖霊軍団の将軍その1。
  2. 見た目は蜘蛛男っぽくて強そうだが力押ししか能が無く、土の精霊兵もあっけなく水攻めで全滅する、最後はオドロームに泣きついて命乞いするも逆ギレされて処刑、という噛ませ犬そのものの扱い。
    • こいつの声がよりにもよってドラえもん史上一番狡猾で頭がいい敵キャラと同じ人なので、知能の落差が激しすぎる。
ジャンボス将軍(アニメ版)
  1. 上記『夢幻三剣士』の妖霊軍団の将軍その2。
  2. 原作では巨大化してのび太たちを追い詰めたものの、映画では尺の都合であっという間に片付けられてしまった。

ザ・ドラえもんズシリーズ[編集 | ソースを編集]

ザ・ドラえもんズ
  1. 世界の国々をモチーフにしたキャラとして生まれ人気もそこそこあったが、声優一新の煽りを受け事実上リストラされる。
    • 漫画版もフィルムコミックを除きすべて絶版になっている。
    • デビュー作となったゲーム『友情伝説ザ☆ドラえもんズ』は、よりにもよって3DOからの発売である。
    • 結果的に最終作となってしまった『ゴール!ゴール!ゴール!!』では、上映時間が7分な上に台詞が一切与えられないサイレント作品という扱いの悪さを体現してしまった。
  2. 現在水田版で残っているキャラは「寺尾台校長先生」だけというすさまじい冷遇ぶり。あ、あともう一ついたわ。「色のついたミニドラ」。
    • 2112年ドラえもん誕生においての諸設定も完全に抹消されている徹底ぶり。
  3. もはや知っている人は「20~30代のドラえもんファン」(高確率でドラベースも読んでる)と「一緒に映画館に連れて行った親」くらいしかいない、ジェネレーションギャップを象徴するかのような扱いになっている。
    • 彼らの名誉のために言っておくが、映画版はDVD化されているのでレンタルビデオ屋に行けば容易に見つかるし、書籍などでも大山ドラ末期の派生キャラとして紹介されることは多々ある。しかし派生作品は上記の通り全滅状態であり、水田版に至っては妄想の入り込む余地すら無い。
      • が、令和の現在は公式のサブスクリプト配信が一切なく、DVDも実質的に廃盤なので、もはやジョジョのOVAのような扱いになっている。
    • 2021年掲載の漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』で作中のキャラから「誰が覚えてんだよ」とネタにされてしまった。
  4. 国モチーフというのがポリコレ的にまずいのかもしれない。
    • 表向きは「藤子・F・不二雄のキャラクターじゃないから」という理由のようだが、同じく二次創作キャラである『ドラベース』は別に封印されていない。
    • 2023年現在の情勢だとドラニコフと王ドラ、下手するとドラ・ザ・キッドとドラメッド3世すら消されかねない。
暗黒騎士
  1. 誰?と思うかもしれないが、コロコロ版の第3巻に掲載された中編「ドラメッドの弟子入り志願?」に登場した悪役。
    • 『怪盗ドラパン謎の挑戦状』でドラメッドが使用したジローカードの由来が分かるエピソードである。
  2. 王国を乗っ取る為に10年もかけて暗躍していたのだが、その計画がお粗末すぎ
    • 国王を暗殺し、唯一の王位継承者だった遺児・アーチャーを攫う…も、トドメを刺さず森の中に投げ捨てただけ。その結果、ペクターの父に拾われてしまう。
    • それから10年もかけてようやくアーチャーを探し出すが、弱っちいゴブリンに襲わせるだけで、自分は近くの森から眺めているという手抜きぶり。
      • しかもその時アーチャーは水汲みの最中で両手が完全に塞がっているのに、である。相手は10歳児なんだから、直接自分が出向いて倒せよ。
      • というかこいつ、部下が知性の欠片も無いゴブリンとドラゴンしかいない。よほど人望が無かったんだろうなあ…。
    • ほどなくして開催された王位継承の抜刀儀会場にドラゴンに乗って乱入するも、そこでテンションが上がりすぎたのか、自分が先王を殺し、その遺児がアーチャーで、しかも赤子の時に宮殿から攫って森に投げ捨てたことを全部自白してしまう
      • 結果、カンカンになったアーチャーが聖剣を抜いてしまい、ドラえもんズの親友テレカの力が上乗せされてドラゴンはあっという間に倒される。
        • 見苦しくも捨て台詞を吐いて逃げようとしたが、あっさりドラメッドに捕まる始末。
  3. 仮に、こんな悪としても三流の輩が王になったとすれば、この国は瞬く間に亡ぶであろう。何を考えていたんだか。
エル・王・キッドニコフリーニョえもん3世(ザ☆ドラえもんズ スペシャル ロボット養成学校編)
  1. 名前の時点で感づいた方は多いであろうが、寺尾台校長がドラえもんズ7人の全能力を結集させた最新型お世話ロボ。
    • しかも全ての能力がドラえもんズの10倍である。スゴイ!
  2. ところがギッチョン、なんと全能力を単純に10倍してぶち込んだため、欠点まで10倍になった。
    • つまりちょっとでも丸いものを見たら、即座に狼に変身して巨大化し、空気砲を撃ちまくってカンフーで暴れまわるとんでもない欠陥品であった。
      • 王ドラは別にカンフーで暴れはしないだろうが、王ドラの部分がまともであっても他の弱点に引っ張られてこのザマである。
    • 最後はしょうもない理由で機能停止した。校長曰く「こいつらをモデルにしたのは間違いじゃった」

ドラベースドラえもん超野球外伝[編集 | ソースを編集]

藤本ひろし
  1. 一応副主人公的な立ち位置だが、主人公が野手かつ強打者なので結構凄いピッチャーなのに打たれまくる。
    • デビルキングス戦ではいきなりピッチャー返しで降板という有様に。
    • おまけマンガでは大炎上して8失点など、作者も「ひろしは打たれる」というイメージがあったと思しき描写を受けている。
      • 一応名誉のために言っておくと、ドラーズ(まあこの作品においてはドラーズに限らないが)でまともに投手ができるのは彼だけという事情もある。ちなみに投手登録は他にもゲーム版のドラベース2のオリジナルキャラクターとして登場したアカえもんもいるが、本業の消防士の仕事が忙しい(という設定)為か販促用のオマケ漫画にしか登場しない。
    • トドメにWABCでは選外だったにもかかわらずキング・サダハルのバットをへし折る剛球を披露して選抜された…のに次の話でいきなり事故に遭って入院する。あんまりだ。
  2. 後半になると作者もさすがにこの扱いをかわいそうに思ったのか、一本足打法で本塁打を打つなど活躍が増えたが、既に後の祭り感はある。
  3. しまいには続編の『新・ドラベース』ではプロ入りを果たしたクロえもんやドラーズの監督となったヒョロえもんと異なりその後は描かれることは無かった。
    • ただしWABC編で事故に逢い絶望していたところ10年後のひろしがタイムマシンで励ましに現れ、ついでに遥か遠くまで豪速球での遠投を披露するほど成長を遂げている事から彼もプロ入りを果たした可能性がある。
スズえもん
  1. 初期メンバーの1人(1匹)なのだが、悲しくなるぐらい影が薄い…。
    • デビルキングス戦では2回ヒット性の当たりがあったが、どちらも好守備に阻まれ2回ともノーヒット。
    • 2度目のホワイターズ戦では最終7回の打席時に観客から「金持ちのお坊ちゃんにはこの場面(二死)荷が重い」「期待も影も薄い」と言われてしまう。
    • ボローズ戦では最終7回の打席時に実況から「やはりただの『影の薄いキャラ』です」と言われる始末。
    • 因みに上記の3試合ではすべて1回以上は出塁している。
      • デビルキングス戦はサード強襲のヒット、2度目のホワイターズ戦では敬遠球を無理して打って内野安打(但しころばし屋のアシスト付き)。
        • 出塁後にはピョコえもんから「っていうか敬遠でよかったんじゃないの?」と言われてしまった。
      • ボローズ戦ではポケットからばらまかれた紙幣でキャッチャーの振り逃げを誘って出塁。
  2. WABC編では入院したひろしの代わりとして日本代表に選出され、2回戦のオーストラリア戦の5回裏に同点タイムリーを放ち、一塁ベース上で「野球をやっていてよかった」と嬉し涙を流した。
    • しかし日本ではチビえもんがテレビを壊して同点タイムリーのシーンが見れず…。
銅鑼之輔
  1. 当初はかぶと虫杯の準々決勝の対戦相手・くぬぎ山バグズの監督として登場。
    • 徹底したバント攻めなどを駆使したスモールベースボールでドラーズを苦しめるが、素振りをしていたチビえもんのバットが直撃して気絶。すると指示系統を失ったのかその後はドラーズに大逆転負け。
  2. すると、なんとドラーズの監督になろうと目論んだのかバグズをすぐ辞めた。
    • 決勝戦を観戦した際のコメントからしてその時点で既にバグズは辞めていたと思われる。
    • エモルのトンボール・赤トンボールに苦しむクロえもんに対して「回せばトンボは捕まえられる」と野球とは関係無さそうなアドバイスを送るとそれを元にしてバットを回転させる「ブラックホール打ち」を編み出してトンボールを打ったことからクロえもんからは「本当にすごい監督なのかも」と一瞬だけ認められたが…。
  3. かぶと虫杯優勝後は本当に(というか一方的に)ドラーズの監督に就任を宣言するも、当のドラーズのメンバーはクロえもんが監督的役割を担っていることから「ドラーズに監督は必要ない」として門前払いを食らう。
    • ただし、この活躍を見てドラーズへの入団希望者も増えたことから彼らを利用することを思いつき、「二軍ドラーズ」を結成。
  4. その後、一軍二軍の入れ替え戦を兼ねた江戸川ラリーを経て2度目の出場となるビッグドーム杯で指揮を執ることとなる。
    • しかし、初戦と2戦目はラリーの結果一軍になってしまったまっくろえもんが相手ベンチに挨拶に行った結果、どちらのチームも食あたりを起こして不戦勝となった。
    • そしてライバル・荒川ホワイターズ戦では、試合前にしてまっくろえもん以外の一軍メンバーが食あたりを起こし、クロえもん(ラリーの結果二軍となってしまった)を含めた二軍で試合に臨む羽目に。
      • その後、中盤で一軍メンバーが試合出場できるぐらいまで回復。すると本来の調子を取り戻すも銅鑼之輔の指示は無視されるに等しい本来のドラーズの野球をされた。
        • この戦い方には二軍メンバーも刺激され、ドラーズと戦ってみたいと意識も変わり二軍メンバーを引き連れて離脱(独立)した。
  5. 独立後、彼の本性である「勝利のためなら手段を選ばない」を表し始めた。
    • WABC後の日本縦断トーナメントに「グレートドラーズ」として参戦したが、本家ドラーズとの対戦が決まるとスモールライトでドラーズの体を小さくし、試合開始時間まで虫編みに監禁するという卑劣な行為に出た。
      • 結果、ドラーズは反則負けでグレートドラーズの不戦勝が決定し、ドラーズのメンバーの怒りを買う。
      • ドラーズに憧れ、純粋に野球を楽しんでいたはずの二軍メンバーも卑劣に染まらせてしまった。
      • 更には、大会主催者であるキング・サダハル(WABC監督、王貞治氏がモデル)に対しても球審をさせる等の尊大な態度を見せた。
      • その後はクロえもんとの対戦を熱望していたもん太の参戦や、公式戦では無いという理由でドラーズ本来のやりたい野球をした結果、卑劣に染まっていたメンバーを改心させて全力勝負を行い本家ドラーズが逆転勝ち。またしても部下に離反される結果に。
  6. その後、部下であるブブ太に「銅鑼之輔の命令とはいえ許されないことをした」と断罪され、日本縦断トーナメントを勝手に辞退される。これにて、グレートドラーズとも決別し去っていった。
    • 負の側面ばかり語られているものの、彼のトレーニングなどによってドラーズ二軍時代よりも遥かに全体のレベルアップを達成して強豪チームに育て上げたという功績もある。
  7. 作者からは「渋い熟練の監督を描きたかったのに、いざ描いてみるとただの変態野球親父になってしまった」と単行本で振り返られている。
白山くん
  1. 誰やねんと思うかもしれないが、レツが所属している江戸川ボローズのピッチャー。
  2. こいつのあだ名が「シロ」ってだけで、レツから『ドラーズVSシロ[1]』という詐欺広告を刷られることとなった。
    • 当然ながら観客からは非難轟轟。
  3. 勿論腕前は全くもって大したことなく、1球目でいきなりトラえもんに場外ホームランを打たれてしまった。
    • トラえもんは足が速い内野安打タイプの先発打者であったため、長打力なんてものは十人前なのだが、それにもかかわらず一発目でコレなので相当なヘボピッチャーとしか言いようがない。
      • 打ったトラえもん本人ですら滅茶苦茶驚いてしまう始末であった。
  4. この余りの不甲斐ない結果に、レツの作ったボロ助から即座にボールを投げつけられて失神昏倒させられ、たった1球で負傷退場になってしまった。
江戸川ドラーズ
  1. チームとしての主人公的役割であるが、徐々に強豪チームの1つとして扱われるようになった割には作中の大会ではかぶと虫杯の1回しか優勝していない。
    • 初出場のビッグドーム杯は準決勝で敗退。
    • 更に銅鑼之輔が率いて二軍ドラーズと共に参加した2度目のビッグドーム杯は3回戦で荒川ホワイターズに敗れている。
    • WABC後に行われた日本縦断トーナメントでは銅鑼之輔に軟禁されたせいで不戦敗となり、5回戦にて敗退となった(その後本来の対戦相手であるグレートドラーズと試合を行ったが、あくまでも大会の勝敗に関係しない特別試合という扱い)。
    • なお当初は弱小チームだったため、ドラえもんが主力投手をしていた頃の作品開始時点では98連敗をしている。
  2. ドラえもんのチームだから「ドラーズ」、という誤解を受けやすい。
    • 実際はドラえもんが「ドラ猫だらけのチームだから『ドラーズ』はどうだろう」と提案したのが由来である。
      • それを聞いてヒョロえもんからは「おめぇの名前がドラえもんだからってこういう名前か!」と突っ込まれている。
  3. 続編の『新・ドラベース』では突破率がかなり低い入団テストを受けなければ入団できない程の名門チームとなった影響か、敵役のポジションとなってしまった。
    • 監督となったヒョロえもんもすっかり冷徹なキャラとなり、また『新』におけるライバルの位置づけ(無印で言うシロえもん)である野ラえもんが加入したことでこの路線に拍車をかけた。
    • なお、『新』の主人公である球えもんも体験入団といった形で加入したことがあるが、全ての選手が練習終了後も厳しいトレーニングに励んでいる姿を見て敵わないと悟り入団を辞退した(その後は『新』の主人公チームである多摩川ドラーズに入団)。

その他[編集 | ソースを編集]

数魔王、計算鬼、オット星人アッシー(ドラえもん学習シリーズ)
  1. 日能研から発売されている『ドラえもん学習シリーズ』に登場するヴィランなのだが、個別の項目を作るのもバカバカしいため纏めて紹介する。
  2. 数魔王は『文章題がわかる』に登場する巨大な宇宙人で、強力な衝撃波バリアに覆われた戦艦を保有する物凄い強敵として描かれていた。
    • しかしその正体は算数のテストで0点を取ったのが悔しくて、宇宙から計算問題を無くそうとしたただの落ちこぼれ生徒だった。
      • ドラえもん達が出した計算問題を頭抱えて説いている間に忍び寄ってきた先生にバリア内に侵入されてしまい、あっという間にボコボコにされるという情けない末路を迎えた。
      • こいつ本人はどうなろうが自業自得であるが、宇宙人の皆さんは食料や宇宙船を盗まれるわ壊されるわしており、ハタ迷惑としか言いようがない。
  3. つづく計算鬼は『計算が早くなる』『応用問題がわかる』に登場するラスボス的なキャラ。算数を嫌う子供たちの怨念から生まれたという、学習漫画的にはよくある設定。
    • しかし、部下の邪鬼たちがのび太たちに問題を正解され続けてしまったせいで手のひらサイズまで縮むという醜態を見せ、倒された後もエレベーターに化けてしぶとくのび太たちに問題を浴びせたが、「分数を同じ分数で割れば1になる」という拍子抜けなものであり、わずか3ページで倒されてしまった。
      • 准ラスボス的なキャラに整数鬼獣というゴジラみたいな怪物もいるのだが、こいつも出てくるなり「ぼう力反対」と立札を出すほどのヘタレ。
      • しかも、計算鬼が倒されたのは『計算が早くなる』全体における三分の二くらいの所。こんなに話全体の中で早く倒されたラスボスはおらんだろう。
    • その後『応用問題がわかる』でも懲りずに再登場し、しょうもない嫌がらせを行っていたが、やっぱり手のひらサイズまで縮むヘボさを見せた。
  4. アッシーは『日本の産業がわかる』に登場した宇宙人で、温厚な留学生を装い、のび太たちの社会科見学に同行した。
    • しかし、途中で公害などの人類の愚行を知って、「こんな人類なら簡単に支配できる」と欲をかいてテロを起こす暴挙に出た。
      • だがテレビ局をジャックしたため一瞬でドラえもん達に居場所がバレて「どこでもドア」で追い詰められ、最後は数魔王同様に怒った先生に捕まってしまった。
      • ちなみにアッシーが本性を現したのは最後のたった1話だけであり、学習シリーズの敵キャラの中では恐らく行動を開始してから一番早くにやられている。
ムテキ星人、サイキョー星人(ドラえもん学習ゲームブック④21世紀宇宙大冒険)
  1. のび太が適当に弄った「未知との遭遇機」で勝手に呼び出された銀河戦争中の、銀河で一二を争うほど好戦的と名高い宇宙人。
  2. 名前だけ聞くと物凄く強そうだが、実はめちゃくちゃ重力が弱い星の出身という、もはや藤子作品では何回目になるかもわからないオチであった。
    • 今まで同様の設定の宇宙人(例:トカイトカイ星人)はいずれも「井の中の蛙」であったが、こいつらは地球で立ってるのもやっとの癖に「銀河戦争が終わったら地球を攻め滅ぼす」とか言っているあたり、最高にマヌケで愚かである。
    • 結果がどうなったのかは書くまでもあるまい。

関連項目[編集 | ソースを編集]

ドラえもん
作品 ドラえもんファン劇場版)・コロコロファンベタの法則
替え歌 ドラえもんのうた
もしwiki もし○○だったら(原作アニメ舞台があの都市だったら
もしあの作品とコラボしたら(あ~こさ~のは~わ)
あの作品にドラえもんがいたら道具が実在していたら
もし藤子・F・不二雄が長生きしていたら
原作が大コケしていたらアニメが大ヒットしていなかったら
キャラクター 言われたくない…へ書き込んだ人達に言いたい
偽モノの特徴 偽ドラえもん偽ドラえもんズ偽のび太偽ジャイアンその他
その他 ドラえもんに遭遇したら勝手にひみつ道具こんなドラえもんは嫌だ
のび太国 ざんねんなキャラばかせつ
  1. 偶然にもクロえもんのライバルで超強い「シロえもん」のあだ名も「シロ」