ざんねんな漫画キャラクター事典/講談社作品

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エリートヤンキー三郎[編集 | ソースを編集]

大河内三郎
  1. 主人公。元々は顔が怖いだけで常識人という扱いだった(キレると変貌するという、よくある設定)。
  2. しかし、話が進むにつれて顔は段々イケメンになって行ったが、性格が果てしなくクズに落ちぶれて行った。
    • 第1部では「クズな周囲に振り回される哀れな主人公」という扱いだったが、第2部になると「己のクズさに気付いていない主人公が周囲を振り回す」という逆転現象が起きている。
      • どのくらいクズになったのかというと、副主人公の河井(金と権力の亡者で、地位を得るために三郎を警察に売ったり、三郎の入院を長引かせるためにわざと腐った果物を無理矢理食わせたりするくらいのクズ)から、名指しで「汚点」呼ばわりされてしまうほど。
  3. ちなみに頭も相当悪く、しっかり勉強して臨んだテストでは、酒を飲んでベロベロになっていた河井に30点近い差を付けられて負けた(第2部では0点まで取っている)。
    • クズ化した第2部ではテレビゲームにかまけて受験勉強をおろそかにし、石井の「太宰府天満宮に礼拝すれば一発逆転する」というバレバレの罠にあっさり引っかかってしまうまでに落ちぶれた。
河井星矢
  1. 上記の通り、両津勘吉から善意や人情味を全部削り落としたような存在。
    • 何回失敗しても懲りずに目先の利益に飛びつき、周囲を振り回した挙句に自滅する。
      • まあきちんと制裁を受けて読者の留飲を下げてくれる分、春奈よりはマシかもしれない。
石井武
  1. 理想と現実の区別がついていない狂人
    • 自分の理想が周囲全てにとっての夢であると信じて憚らず、時には崇拝対象である現実の三郎すらも動物園の檻の中やダムに投げ込み、全国の番長を暴走バスに詰め込んで崖から突き落とそうとするなど、犯罪にも走るほど。
    • しまいには薬物にまで手を出し、過激なパフォーマンスで自滅した。
浅井春奈
  1. 周囲の人間の価値観が全て自分と同一だと思っている狂人。
    • 第1部の頃はまだ天然で済まされたが、第2部ではもはや女版石井。
  2. 終盤では三郎を金づるとして使い潰すなど完全に悪女化させられた。
    • 作者も使い所に困って他のキャラ同様にクズ・露悪化させたのが見え見え。
マリオ・ロッセリーニ
  1. 珍しくバトルメインとなった長編の敵で、二郎の嫁さんの弟とわかってからは四兄弟扱いされてレギュラー化した。
  2. しかしわずか数巻で空気化し、後藤田並みの出番に落ちぶれ、一郎二郎の弟分的ポジションも一ノ瀬に奪われた。
    • なんなら大河内家のほとんどが出席した銀之助葬式編でもハブられていたほど。
大河内銀之進
  1. 三郎達の叔父。
  2. 市長選挙出馬だの歌手デビューだのいろいろな話を持ち込むが、成功した試しは当然のごとくない。
    • 上記の河井と組むことも多いが、ただの金づるにされがち。
  3. 登場当初からわかりやすくダメ人間だったため作者からも分かりやすいヘイトタンク要因にされ、最終的に河井と共に廃寺で暮らすまでに落ちぶれた。
天野一夫
  1. 誰?と思われる方もおられようが、「北町商店街の寿司屋のハゲ」と書けば通じると思う。
  2. 口ばっかりで余計な事しかしないという、極めて無能な味方キャラ。
    • 何でもかんでも気持ちだけでどうにかしようとするくせに、ちょっとでも味方が負けたら大ブーイングするという、とんでもないオッサン。
      • まあその味方というのはおおかた河井なので同情の余地など無いのだが。
    • ニーズも考えずに自分が売れそうだと思った寿司をゴリ押ししたせいで、寿司対決の際には甥っ子からも「何もしないで!」と泣かれていた。
児島小次郎
  1. 最長編『九州編』のラスボス「北九州のキング」で、作中No.1の外道にして極悪人であった。(強さなら「博多一の親不孝」一ノ瀬の方が上だったが)
  2. しかしあまりに極悪すぎて作者も持て余していたのか、以降は九州の番格がギャグキャラ化していく中、こいつはラスボスにも拘らず全く触れられなかった。
    • そして桐山の誕生日やクリスマス会で久々に登場したが、順当に大河内家に順応する一ノ瀬とは対照的に三郎や桐山にビビるだけで、もはやかつての栄光は無いに等しかった。

週刊ヤングマガジン関連[編集 | ソースを編集]

大前均太郎(ビー・バップ・ハイスクール)
  1. 初期から登場した主人公トオルとヒロシの後輩キャラで愛嬌あるデブキャラだったが、突如恐喝行為をやらかして退学。その後別件で中学生を使っての恐喝をやらかしたためにトオルとヒロシから絶縁されてしまった。
  2. 表面上は「動かしにくくなってきたから(大意)」と作者が述べているが…。
    • 一説によると、彼のモチーフとなった知人が作者への裏切り行為を働いたための報復ともいわれている(作品のキャラのモチーフが作者の知人や周辺の人物が多いという話)。
南冬馬(みなみけ)
  1. 下記のフユキの割りを食った一番のキャラ
    • 2期では本来の冬馬のポジションをフユキに奪われファンからは怒り爆発。
  2. 1期は終盤からの登場だったため、3期の「おかえり」から本格的にメインキャラになった。
  3. 2期では他にも南春香が鬼ババアのようにキレる話もあって視聴者のトラウマになった。
冬木真澄(みなみけ)
  1. みなみけ2期のアニメオリジナルキャラ。視聴者からボロクソに叩かれ黒歴史と認定される。
  2. EDテロップでの表記は「フユキ」。最終話のはがきでフルネームが判明する。
    • 当初はフユキは名前だと思われ、「南フユキ」などと妄想されていた。
  3. このキャラを作った監督・スタッフは上記の冬馬の存在を知らなかったのかと憶測がある。
    • 2期のスタッフの偉い人の自己投影キャラ疑惑あり。
    • 演じていた声優さんはバッシングされて休業してしまったという。
黒崎義裕(カイジ)
  1. 帝愛グループの最高幹部で兵藤和尊の側近だが...。
  2. 実際は兵藤が苦手で、それを部下にうまく言えないくらいの器であったことが「24億」にて明かされた。
  3. 実写版3作目では良善興業という派遣会社の社長になり(社長が帝愛の人間という時点で実態はお察し)カイジと戦うが、最終的にカイジを追い詰めたものの散々コケにしてきた人間達に足元を救われて敗北という失態を犯し、地下送りというあまりにも自業自得な最後を迎えることとなってしまった。
    • なおキャストが第2作の嶋田久作から第3作では吉田鋼太郎に変わっている。

グラゼニシリーズ[編集 | ソースを編集]

虹川(グラゼニ)
  1. 13巻57話「"4の4"か? "完封"か?」に出てくる神宮スパイダースの野手。
    • この時点でスパイダースの正捕手だった丸金とは同期入団の高卒7年目(つまり24歳か25歳)であり、ようやくこのシーズンに初の一軍昇格を勝ち取っていた。
  2. しかし神宮での川崎ブルーコメッツ戦で荒れダマ・剛速球の先発投手である古我のボールが手首に当たってしまい、そのまま負傷交代となってしまう。
    • その後古我は丸金にも死球を与えたが、丸金は背中で受けたこともあり交代にはならずそのまま試合に出場。
      • 死球以外は「4打数4安打」と当たりまくり、リード面でも先発の綾野の完封勝利に貢献。
  3. 解説を務めていた徳永からは「虹川には悪いが…これが『虹川』と『丸金』の差」と言われてしまう。
    • これは、虹川のような体の開きの速い打者は内角のボール球に対応できずに手首に当たってしまい致命傷になる可能性を孕んでいるが、丸金のような体の開きの遅い打者はボール球から逃げ切れないと分かったときに背中でボールを受けることができるため、大怪我を回避できる…というもの。
  4. 要するに「丸金との力の差を読者に見せるために犠牲となった選手」ということになる。
杉里令一(グラゼニ 東京ドーム編)
  1. 文京モップスの二軍で燻っていた左の中継ぎ投手。プロ入り5年目までの成績は通算4勝4敗3セーブ。
    • 6年目に殻を破れなかったら「クビ」か「トレード要員」と目されていた。
  2. 更に主人公の凡田夏之介の加入で登板機会を減らすと思われていたが、チームメイトだった鳥海のアドバイスもあり夏之介に弟子入り。
    • この弟子入りの影響か6年目に覚醒。徹底的にインコースを突く投球術で開幕当初打ちまくっていた神宮スパイダースの丸金千太郎を小指骨折に追い込んだ。
    • しかしそれと同時に、後輩からアドバイスを求められても無視する冷たい人間になってしまった。
  3. とにかく前半戦終了時点で35試合に登板し、オールスターゲームにも初出場したのだが…。
    • そこで尊敬する同郷のベテラン打者をデッドボールで骨折させてしまったことで、得意のインコース攻めが全く出来なくなってしまった。
  4. 後半戦開始後はリリーフ失敗が頻発し、小指を骨折させた丸金からもお返しの満塁ホームランを浴びてしまい、あっけなく二軍降格となってしまう。
    • その後は更に症状が悪化し、ストライクが完全に入らなくなる重度のイップスに陥ってしまう。
      • チームメイトの鳥海や則川からは「完全に終わった」と評されてしまった。
  5. 結局シーズン終了後に球団から自由契約を受けモップスを退団。
    • モップスのフロントはトレードを模索したが全てまとまらず、合同トライアウトでもフォアボールを連発し不合格となってしまった。
  6. まとめると「オールスター前まではインコース攻めで活躍していたが、オールスター後は重度のイップスで自滅した三流中継ぎ投手」ということになる。
  7. その後台湾リーグへ移籍したが活躍できず現役を引退。このままフェードアウトするかと思われたが、なんと東京ドーム編の最終盤に再登場。
    • 北海道で事業を経営している社長の娘と結婚し、札幌で小さなバーを経営していた。本人曰くバー経営時の年収は「1億円の20分の1(約500万円)」。
    • 東京ドーム編は彼と、札幌の球団へ移籍していた則川がバーで談笑する姿で幕を閉じている。
鈴木ヒロミツ(グラゼニ 東京ドーム編)
  1. ざっくりまとめると「主人公の夏之介を酷使した末に左肘故障に追い込んだ愚将」。
  2. 現役時代は2000本安打と400本塁打を達成したモップスの大スターであり、44歳の時にモップスの監督に就任。
    • 1年目と2年目に2年連続で日本一を経験したが、3年目は3位・4年目はスパイダースと僅差の4位でCS進出を逃してしまう。
      • 5年目は2位で鈴木本人もクビを覚悟したが、CSを勝ち上がって日本シリーズに出場。
        • パ・リーグ代表の神戸オックスに敗れ日本一こそならなかったが、首の皮一枚繋がって東京ドーム編の冒頭では監督6年目を迎えていた。
  3. そのため6年目の開幕前には「ぶっちぎりで優勝して強さを見せつける」「そうすれば一転『長期政権』が見えてくる」「今季は勝負の鬼になる」と非情采配も辞さずの構えを見せていた。
    • 夏之介の入団会見時には期待の表れか完全なサプライズで遠征先から駆け付け、後にオレンジ色のグラブをプレゼントした。
  4. しかしモップス1戦目と2戦目の夏之介の不本意な投球内容(詳細は後述)にはベンチで怒りを露わにしていた。
    • 1戦目…1点差の二死ランナー無しからレフト前への不運なヒットと2者連続フォアボールで満塁。
      • 次のバッターにはヒット性の当たりを打たれたが、レフトの富士野が珍しいレフトゴロで二塁ランナーを封殺しどうにか無失点で切り抜けた。
    • 2戦目…1点差の二死ランナー無しからエラーと2者連続フォアボールで満塁と、1戦目とほぼ同じ状況を作ってしまう。
      • 次の代打に対してフルカウントから甘いコースをレフト前に打たれ同点。富士野の好返球で逆転こそ免れたがリリーフには失敗してしまう。
        • その際にも鈴木はベンチで「プレッシャーは分かるが同点は期待していた仕事じゃない」と怒りを隠しきれず…。
  5. その次の次のカードで二軍から昇格した杉里がスパイダースの丸金を小指骨折に追い込んだ際にはマネージャーに対して、「丸金の勢いを殺して結果的にチームに貢献したのだから、査定の担当者にボーナスポイントを積んでおいてくれ」と語り、その後は夏之介ではなくて杉里を優先的に起用。
    • その後上記のアクシデントで杉里がイップス状態となってしまい、その代わりとして調子を取り戻してきた夏之介をセットアッパーとして起用していた。
  6. しかしシーズン終盤、残り30試合で僅か1ゲーム差の2位だったこともあり「死んでも優勝したい」と状態が比較的良かった夏之介を酷使してしまう。
  7. その結果、優勝争いの天王山だった首位・名古屋ワイルドワンズとの3連戦後に夏之介が左肘に違和感を訴え、診断の結果「これ以上投げると確実に故障するため、トミー・ジョン手術を強く推奨する」と提案された。
    • 夏之介本人は年俸条件の関係で手術を渋っていたが、鈴木の運転手で現役時代に似たような境遇で肘を壊した杉浦の説得で手術を受け、1年近くチームからは離脱することに…。
  8. 結局、夏之介の代わりに二軍から昇格した則川の活躍でレギュラーシーズンは優勝したがCSでは2位チームのワイルドワンズに敗れ、日本シリーズ出場を逃した責任と夏之介酷使の責任を取って鈴木はこの年限りで退任。
    • 退任時にはフロントに対して「凡田の使い方を間違えました」「残り30試合のところで焦ってしまった」「監督として愚かな使い方をしてしまった」と悔いを語った。

その他[編集 | ソースを編集]

海老谷卓(中間管理録トネガワ)
  1. ざんねんを通り越したなにか。少なくとも熱意と行動力だけはある。
    • 限定じゃんけんの会場として非合法の集会にも関わらずオープンな有名料理店を推奨。しかも推奨する理由をその100までリスト化。
    • 上司である利根川に「次のジャンケンカードのプレゼンではワシを驚かせてみろ」と言われたときは機嫌の悪い状態の兵藤会長に「手形を取らせてください」と頼み込み、クビとなった。ついでに利根川もとばっちりを受けた。
    • ある回で利根川にオススメの副業を紹介したが、それは悪徳マルチ商法。しかもそれに気が付いたのが拘置所の中だった(結局釈放されたが)。
    • 海老を使った新ビジネスとして高級赤座海老の丸揚げを生地に包んだ海老ロールを利根川や元同僚に試食させるが、味はお察しのレベル。しかも単価が安くなるからという理由で海老を200kgも仕入れていた。
      • この時は利根川達がカンパしてくれたが、後に何をとちったのか海老の魅力や底力に気づいたとのことで新たに海老を1トン仕入れたことが判明。
    • 今までの逆恨みで帝愛に対するヘイトツイートを書き込むが、すぐに帝愛側にバレて取り押さえられてしまう。
      • ただしツイートのセンスはよかったため、『帝愛公式Twitterの登録者を10万人に増やしたら釈放』を条件に地下牢に幽閉された。
        • が、自身のツイートが炎上してしまい、慌てて謝罪するものの火に油を注ぐことになってしまう。そしてこの炎上で目標の登録者10万人が達成されることとなった(これは誤解されるような謝罪文を乗せた利根川にも責任があるが)。
  2. その後は雑用として復帰したりEカードの考案にも一躍買ったりしている。
    • そして最終回では改心して経営を成功させている。
極道リリーフ(忍者と極道)
  1. 第4章にて登場した敵の増援である。
  2. そもそもこの時点で主人公たちは極道がいくら集まろうが相手にならないくらい「個」の力が突出していたため、計略を巡らせたりすることもなく普通に正面突破されて敗北した。つまり、何の役にも立っていない。
  3. 真にざんねんなのは、こんな何の役にも立たないキャラを描いたせいで作者が疲れすぎて翌週休載したことであろう。
    • 前の章でも味方部隊の増援を描く労力で休載したことがあったが、そっちは普通に敵の戦力を削ぐ役に立ったので、極道リリーフは作中どころかリアル世界においても全く役に立たないまま終わってしまった。
ニール・ラガン(キャンディ・キャンディ)
  1. 言うまでもない。
  2. 妹イライザが最初から最後まで徹頭徹尾真の通ったヒール(憎まれ役)だったのに対し、ニールは終盤で急に主人公に横恋慕するようになってしまい、イライザと比べて情けなさ、みっともなさが強調されてしまったのもざんねん。
にわとり(テイコウペンギン)
  1. 原作では出番も多くレギュラーポジションだが、アニメ版では出番無し。
    • テレビアニメ版にも恐らく登場しないだろう。
  2. 派生作品で出番がないキャラクターは多いが、この場合公式グッズも殆ど発売されていないのにもより残念さに拍車をかけている。
  3. 「主人公の相方」「寝坊助」というキャラはアニメオリジナルキャラのパンダに完全に食われてしまっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]