ざんねんな漫画作品事典/さ~な行

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さ行[編集 | ソースを編集]

3年B組一八先生[編集 | ソースを編集]

  1. 近代麻雀にて連載されていた麻雀漫画。
  2. タイトルからして3年B組金八先生を意識している作品だが、そんなのは些細な問題でしかない。
  3. というのも、この漫画はパロディが非常に多く(しかも絵柄まで寄せる徹底ぶり)、さらに話まで寄せているのだ。
    • 3年B組金八先生は勿論、ゲゲゲの鬼太郎、巨人の星、天空の城ラピュタ、美味しんぼ、その他パロディした作品は数知れず。
    • 銀魂や妖怪ウォッチですらここまではやっていないだろう。[1]
  4. 言っておくが、これは同人作品ではなく商業作品である。
    • 当然こんなのが著作権的に許されるはずがなく、現在まで単行本化はされていない。
      • 更に公式でも作品そのものが特級呪物扱いされる始末。
  5. なお、この漫画の作者は後に「今日からCITY HUNTER」と「北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説 異世界に行ってもおれは天才だ!! ん!? まちがったかな…」という漫画作品を手掛けている。勿論こっちは公認スピンオフである。

た行[編集 | ソースを編集]

タイガーマスク・ザ・スター[編集 | ソースを編集]

  1. かの名作『タイガーマスク』、更に続いた『タイガーマスクⅡ世』の続編…になるはずだった。
  2. 原作者・梶原一騎の弟・真樹日佐夫が風忍・作画で連載していたのだが、なんと初代漫画版の作画担当である辻なおきに無許可で連載を行っていたことが発覚し、辻からの抗議を受けて打ち切りになった。

闘将!!拉麺男[編集 | ソースを編集]

  1. 『キン肉マン』連載中に人気キャラ(元は公募)のラーメンマンを主人公として、『フレッシュジャンプ』にて全然違う世界観での活躍を描いた拳法伝奇。
  2. しかしグロい。キン肉マンも結構グロいが本作はプロレスではなくガチの殺し合いなので、モブも容赦なく殺される。女子供でも。
  3. 更に本作は超適当な作風であり、1話読むごとに矛盾点が生まれるレベルでツッコミどころが多い。
    • 重要そうな設定がポンポン出てきては、次の回では忘却の彼方に消え去る(例:超人拳法は技を躱されるたびにその技の直撃を喰らうのに等しいダメージを受ける、主人公の弟子がめっちゃ観察眼に長けている、ムエタイ使いが何故か剣士になっている他)
      • 特訓している人の背中に10年以上同じ葉っぱがくっついている、「主人公のクローン」として出てきたラーメンマン・ランボーが一切似ていないなどの本気なのかふざけているのかわからない一面も。
      • 「中国全土でえりすぐられた拳法家」が毎週のように死んでいく。それってどんどん全体のレベルが落ちているということでは?
    • キン肉マン以上に死んだキャラがポンポン生き返るので、重要そうなキャラが死んでいっても悲壮感が薄すぎる。
    • 更に拳法試合のルールもムチャクチャ。「直接武器を手渡すのはルール違反だが、念力で武器を雷に変えてワープさせるのはOK」とか。
    • 古代中国が舞台と第1話で描かれているのに、ソ連が普通に出てくる。しかも、映写機とかカメラ、コンピューターまで登場する。
  4. しかも掲載紙廃刊に伴い、トーナメントの真っ最中に終わってしまった。
    • 当時ゆでたまごは週刊少年ジャンプで『ゆうれい小僧がやってきた!』を連載しており、他の『フレッシュジャンプ』掲載作品が『月刊少年ジャンプ』に移設したものもあったにもかかわらず、本作は移籍を断固拒否されたという伝説がある。
  5. なおファミコンでゲーム版も出たが出来はお察しの通り。
  6. 後半は絵のコピーとアシスタント絵があまりに多すぎて、ページの半分以上がアシスタント絵なんてこともザラに。
    • まるで末期の某国民的警察ギャグマンガである。

超人ロック[編集 | ソースを編集]

  1. 掲載紙を潰す死神と名高い超大作SF漫画。
    • 雑誌は10冊、出版社は3社潰し、最近はメディアファクトリーのコミックフラッパーに掲載されていたがMFがKADOKAWAに吸収された。

鉄人28号(サンデーコミックス版)[編集 | ソースを編集]

  1. 横山作品史上、最低の単行本化と名高い一品。
  2. 話のほとんどがカットされまくっており、連載版では強敵だったバッカスというロボットが、起動した途端に爆発する、一部エピソードが丸ごと未収録になるなど、ファンを舐めているのかというような出来であった。
  3. 結局、『鉄人』のちゃんとした単行本は、連載当時に出ていたペーパーパックを除けば、作者没後に発表された完全版まで出ることは無かった。

テラフォーマーズ[編集 | ソースを編集]

  1. 本作も原作の評価は高いが、メディアミックスがコケることに定評がある(ギャグ漫画は除く)。
  2. アニメ版は規制が多すぎてTVでは何をやってんだか全然わからん上、作画があまり安定せず、シナリオもイマイチという評価。
    • 実写映画は…もう何も言うまい。
  3. 最近は本編もハンターハンター並みの連載率になりつつある。

とっとこハム太郎[編集 | ソースを編集]

  1. 当時のブームはものすごかった。2000年7月にアニメ化されると、10%もの視聴率を出して、文房具や玩具などの商品も売れまくり、さらに劇場版がなんと4作も制作された。
    • その人気はポケモンや後の妖怪ウォッチに匹敵するほどであった。
    • なぜか劇場版(当時大ブームだったアイドルとのコラボもあったぞ)はゴジラと同時上映であったが、よりにもよって『GMK』(史上最凶最悪のゴジラが出る奴)とまで併営。ゴジラが恐ろしすぎて泣き出した子供もいたとか…。
      • ゴジラ終了後の映画4作目は小学館つながりで犬夜叉と同時上映となった。が、相変わらず謎コラボなのは否めず。
  2. しかし年を重ねるごとにその人気は落ちてしまい、そして2006年4月にスキバラ枠を設置するために30分番組としての放送を終了。
    • その後は「のりスタは〜い!」内の1コーナーとして「とっとこハム太郎 は〜い!」というミニアニメを2008年3月まで放送されたものの、2020年現在もソフト化はされていない。
    • 2011年4月からはリマスター版を放送するも、ポケモンのような再ブームには至らなかった。
  3. 2010年代中期以降はTwitterアカウントで「ハム太郎」が適宜いろいろな事をツイ-トするという形で継続されていたが、2017年夏にそのツイートは途絶えてしまう。
    • だが約1ヶ月後の2018年夏、原作に近しいイメージのアイコンにリニューアルするなどしてアカウント書き込みが復活し、現在も継続している。
    • 2013年、同じ小学館のガガガ文庫の担当者が間違えてハム太郎のアカウントで企画の告知ツイートをしてしまい、その内容が「ニートの名言大募集」だったため軽く祭りに。

とどろけ!一番[編集 | ソースを編集]

  1. 打ち切られ通しだった作者の初のヒット作であり、受験を格闘技に見立てたギャグ漫画であった。
    • 作者自身「こんな解き方をして成績が上がるわけねーだろ」と言っていたくらい、解法が勉強と全く関係が無かった。
      • 何をどうしたらテスト中に逆立ちして両手で鉛筆を握って別々の問題を解くとか、高速回転してつむじ風を起こして空中で問題を解くなどという解法をやる必要があるのか。
        • しかも解いている最中に大声で叫んでいる。何度も言うが、受験中にである。
  2. しかし開始したのが2月号だったので、3話目にして「主人公が中学生になってしまい、受験があと3年先になる」という問題に直面。
    • その結果、主人公が実は5年生だった事にして無理矢理引き延ばすという、前代未聞の解決法で乗り切った。
  3. 結局、題材に無理があった為にネタに行き詰ってしまい、「全く受験と関係ない解き方をしていたのはボクサーになるためでした」という無理矢理な伏線回収・路線変更を行う事に。
    • これが大失敗であり、読者からの手紙は倍に増えたものの、その大多数が苦情や抗議、嫌がらせであった。
    • 路線変更後も中の下くらいのアンケートは維持しており、コロコロ編集部も「即刻打ち切るほどでもないんじゃないの」と思っていたが、作者が「だったら続けさせて下さい」と言った為、担当編集者が怒って「生活の為だけにダラダラ続けていいのか!?」と説教したため、作者も思い直して最終的に打ち切りになった。
  4. 本作で『ゲームセンターあらし』と『リングにかけろ』をパクりまくったのが糸を引いてか、以降の作品でも同様の失態を招く結果となっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

ざんねんな漫画作品事典
あ~お/か~こ/さ~の/は~わ
  1. 余談だがこの2作品は金八先生をネタにしたことがある。