ざんねんな特撮作品事典/仮面ライダーシリーズ

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本編

昭和

仮面ライダーアマゾン
  1. 先輩の5人ライダーと違い、昭和シリーズでは唯一、「虫モチーフではなく、オオトカゲをモチーフにした仮面ライダー」である。
    • それ故、「ライダーのアイデンティティ」である「触角状の2本角」が、昭和ライダーで唯一付いていない。
  2. アクションも、それまでパターン化されたパンチ、キック、チョップなどではなく、噛みつく、引っ掻く、ぶった斬るという野生化したアクションを多用した。
    • 初期の頃の主人公は、パンツ1枚に皮のチョッキを羽織るという出立ちで、日本語もロクに話せなかった。
  3. 「シリーズ開始当初」によくいわれていた「仮面ライダーの原点」である「怪奇性」を全面に打ち出した。
  4. 今までの旧三作とは「世界觀が違う」という事で、歴代の先輩ライダーが一人も登場しなかった(幼児向け雑誌のスチール写真では、彼らと一緒に写っている写真があったが)。
    • 前三作と共通している所といえば、立花藤兵衛の客演ぐらいか?
  5. それ故、後続の昭和シリーズでは唯一、単独でのゲスト出演がない。
  6. 旧三作を大幅に遅れネットしていた長野、静岡、石川、岡山、長崎、鹿児島などでは、前作『X』終了時に、ちょうど「東京・大阪間のネットチェンジ」に差しかかってしまい、この作品が放送されなかった。
    • 上記の理由で、新潟、熊本、宮崎では途中打ち切りになってしまった(特に新潟では、「ガランダー帝国編」に突入する罤15話の次回予告まで放送されたにもかかわらず、旧組織の「ゲドンを滅ぼした時点でで終了」という形になってしまった事が惜しまれる)。
    • 放送話数全24話は、「昭和シリーズでは最短」だが、そうなったのは上記のネットチェンジのせいであり、決して「作品自体が不人気だった」からではない。
スカイライダー
  1. 前年あたりから巻き起こっていた『ウルトラマンシリーズ』のリバイバルブームに乗って、1979年の秋より放送開始された。
  2. 本放送当時、映画でブームになっていた『スーパーマン』にあやかって、「空を飛ぶ能力」を身に付けたものの、あまり受け入れられたとは言いがたい。
    • それ故、「8人ライダー友情の大特訓」でパワーアップ時に体色が従来の暗い緑色から明るい緑色に変更されてしまった為に、セイリングジャンプ時のバンクフィルムが使えなくなってしまった事が原因だったという。
  3. 結局は、歴代の先輩ライダー(1号とアマゾン以外は単体で素顔での出演もあった)のゲスト出演でお茶を濁していたような気がする。
    • 前述の通り、ゲストライダーを多く出し過ぎた上に、「8人ライダーとの友情の大特訓」の影響で、「スカイライダー単体の強さ」があまりに感じられなかったのも「残念なキャラ」の原因になったと思う。
      • パワーアップ後は、「スカイライダーの物語」というより、「8人ライダーの物語」といった方がいいだろう(後期エンディングを見れば明らかである)。
      • それ故、後番組である『仮面ライダースーパー1』に主演した高杉俊介氏から、「(劇場版を除いて、)歴代ライダーに頼らずに、ずっと一人で戦ってきた事」が、彼の誇りになっているらしい。
  4. 後述の『スーパー1』の項目にもあるが、人気は今ひとつだったものの、放送話数が54までいったのは、かなり健闘した方だと思うが…。
仮面ライダースーパー1
  1. 前作『スカイライダー』の人気が今一つだったことから、拳法を取り入れたアクションやメカニカル面の強化など新機軸を取り入れた意欲作。
  2. 前作を上回る高視聴率となったが、放送していたTBSテレビの都合により放送時間変更となる。
  3. この放送時間変更によりハードだった内容から低年齢層に合わせたコミカルな内容に路線変更。
    • それ故、後続の作品が作られる度に、「くれぐれも『スーパー1』のようにはならないように」と、ファンやマニアから言われる羽目になってしまった。
    • 更にはローカル枠だったため、一部の地方によっては前半の「ドグマを壊滅させたところで終わり」と思った視聴者が多かったという。
  4. 後年、主演俳優が本作を利用して金の無心を繰り返すというヒーローとしてあるまじき行為を行った。

平成

仮面ライダー剣
  1. オンドゥル語がインターネット上でブームになるも、同時期に放送開始した「かいけつゾロリ」や「特捜戦隊デカレンジャー」、「ふたりはプリキュア」に比べると視聴率面で苦戦した。
    • 後半の路線変更に関してはおおむね好評だった。(まあ、次回作が下記の通りだったというのもあるが…)
  2. ちなみに高知県における仮面ライダーシリーズの放送は本作をもって打ち切られた。
    • 高知県における仮面ライダーシリーズの放送再開はギーツまで待つこととなった。
      • 「(平成以降の)ライダーシリーズは、『剣』で終わり」だと思っていた人が、局内や特撮ファン、マニアの中に結構いたらしい。
仮面ライダー響鬼
  1. 和風な演出やキックが必殺技でないこと、変身するためのアイテムが存在せず中盤までバイクも登場しなかったことなど平成ライダーシリーズでは異色ともいえる作品。
    • というのも構想では「変身忍者 嵐」のリメイクだったという事情がある。
      • ちなみに、響鬼の三十六之巻「飢える朱鬼」では、朱鬼が盗み装着した「鬼の鎧」は、まさしく「嵐」そのものだった。
  2. あまりにも異色すぎた内容のせいで子供受けは非常に悪く玩具の売上も伸び悩んだ。
    • 響鬼が所有している重要なアイテムのディスクアニマルはグッドデザイン賞を受賞する程、出来は良かったんだけどね…。
  3. さらに後半でプロデューサーと脚本家が交代。前半までは大人向けの渋い内容だったのが後半からは子供向けにシフトしていった。
    • その結果ネット上は荒れに荒れることに。また主演を務めた細川茂樹氏も本作に否定的なコメントをするなど、評価を下げる結果になってしまった。
  4. また上記の細川氏がマネージャーへのパワハラ事件の末に所属事務所を契約解除された為後続作品への客演が絶望的となっている。
    • ブレイクして多忙な『電王』の佐藤健氏や『キバ』の瀬戸康史氏とは別の意味で「客演が絶望的なライダー」の筆頭各扱いされている。
      • その為かジオウでは桐矢京介が響鬼に変身するという苦肉の策に。
        • これに関しては上記の後半のリベンジを果たす為という見方もある。
  5. ちなみにあの「デデドン!(絶望)」がBGMとして使われており、当然某所でネタにされた。
仮面ライダーカブト
  1. ライダーのデザインやアクション、俳優陣や音楽等は評価が高く、売上も響鬼から大分持ち直したがストーリーの評価はいまひとつ。
    • 料理要素が強かった事から「料理番組」と呼ばれる事も。
  2. 好きな人からすれば「ストーリーはイマイチだがそれ以外は最高」嫌いな人からすれば「他の要素は良いがストーリーが最悪」な作品。言ってる事は大体同じな為「ファンとアンチの意見が一致する稀有な作品」とも。
  3. 平成仮面ライダーシリーズで唯一、宮崎県での放送がなかった。
  4. 主演俳優の水嶋ヒロ氏が所属事務所をトラブルの末に脱退した為、後続作品への客演が絶望的となっている。
    • ブレイクして多忙な『W』の菅田将暉氏や『ドライブ』の竹内涼真氏とは別の意味で「客演が絶望的なライダー」の筆頭各扱いされている。
      • 歴代平成ライダーがオリジナルキャストで大勢客演した『ジオウ』については「そもそもオファーが来なかった」との事(『カブト』からは2号ライダーと敵ライダーが客演)。
        • もっとも、ライダーのオファーはかなりアレな事でも有名だが・・・(撮影数日前にオファー、ブレイクしたライダー俳優に「忙しいだろうから」とオファーをせず、本人から「呼んでよ!」と言われる etc...)。
        • そのためかジオウでは加賀美がカブトに変身するという苦肉の策に。
仮面ライダーディケイド
  1. 最終回でも本編が完結せず劇場版まで結末が持ち越しとなりヒロインのあだ名とかけて夏未完と呼ばれてしまう。
    • 「真の最終回はウィザードの51話」とか言い出す人まで出る始末。
  2. しかも、劇場版『仮面ライダーディケイド完結編』は予告で使われたカットがほとんど使用されず、TV最終回から何話か飛ばしたとしか思えない内容であり、多くの視聴者が混乱した。
    • 「TV版最終回に出ていた仮面ライダーブレイド役の椿隆之が、劇場版での台詞は『うわー』しかない」「昭和ライダーその他を時間ツブシのように扱う冒頭」「ディケイドを倒すためにガスタンクを爆破するクウガ/小野寺ユウスケ」など、いくら「ディケイド」だからってあんまりだろうという描写も多く、『完結編』の評価も芳しくない。
      • ただ、この映画があったからこそ冬映画が始まったわけで、重要な位置づけではある。
仮面ライダーフォーゼ
  1. シリーズ初の高校生が変身する作品で本格的に高校を舞台にした学園ドラマとして登場した意欲作だったが…。
    • 仮面ライダーの放映時期(9月開始・8月終了)が災いしたのか、学園ドラマとしてはお約束の修学旅行や主人公の卒業といったエピソードは描かれなかった(これがフォーゼらしいと言ったらフォーゼらしくもあるが)。
  2. 主役(フォーゼ、福士蒼汰)と2号(メテオ、吉沢亮)が2人とも大ブレイクし多忙となり、賢吾役は1度引退(後に活動再開)、挙句の果てにヒロインはブレイクこそしたものの宗教への出家を巡ったトラブルでテレビに出れなくなってしまったため、平成2期の中では最も客演が絶望的な作品となってしまった。
    • それだけに平成ジェネレーションズFINALで弦太朗が再登場した際は奇跡だった。
    • ジオウでは案の定この中の面々は出演できず、フォーゼの力を継承させたのは仮面ライダー部顧問の大杉忠太(アンガールズ田中卓志)という苦肉の策だった。
      • その前週の回の最後では弦太朗と思わしき人物の後ろ姿だけが映り、登場を匂わせるような演出だったが案の定登場は叶わなかった。
    • 2021年に行われた10周年企画でも、前2作のような記念作品の制作などのような大々的な企画は行われず、出演者のインタビューや座談会に留まった。それでも福士蒼汰も吉沢亮も参加できたことは奇跡と言って良い。
      • なお案の定ヒロイン役は不参加だった。
    • また上記の賢吾役の俳優が1度引退した2016年にはモブ娘の女優がストーカーに刺される事件も起きている。
    • 映画版ヒロイン役の女優も放送からしばらく経って海外留学し、帰国後は実業家になってしまったのでおそらく再登場は不可能。
仮面ライダー鎧武
  1. 前半ではおバカな展開や怪人を使役して戦う一般人など、モラルが欠如したシーンが多く、批判が殺到した。
    • 当時の某匿名掲示板では、鎧武に触れる事すら「確実に喧々諤々になるから」とタブー視されるほどであった。
  2. が、それすら中盤以降のシリアス(というかダーク)な展開の伏線であり、視聴者の多くが頭を抱えることに。
    • 劇場版は「サッカーで勝敗を決める」というコミカルそうな出だしなのに、中盤でガチの戦争(戦闘ではない)に突入し、物凄く暗い話になってしまった(終盤でまたサッカー対決になるけど)。
    • 「脚本・虚淵玄」と発表された時点でこうなるとは予想されていたものの、油断していた視聴者を叩き落とした。
  3. 最終回に関してはアレでよかったとする視聴者が大多数な一方、主人公の【ネタバレに付き伏字】に関してはダサいという意見も。
  4. 主役(鎧武、佐野岳)と3号(龍玄、高杉真宙)が2人ともブレイクし多忙となり挙句の果てに2号はブレイクしたものの万引き事件を起こしてテレビに出られなくなってしまった為平成2期の中では上記のフォーゼと並んで客演が絶望的な作品となってしまった。
    • それだけにジオウで紘汰と戒斗が並んで再登場した際は奇跡だった。
      • もとよりその人物は放送当初からものすごいバカとして知られていたので、事件発覚の際にも「失望した」といった意見は少なく、金額のショボさで笑いものにされる始末であった。
      • ただし万引き事件が発覚し解雇されたのは2021年のことであり、ジオウ出演時にはまだ出演も可能であった。
    • また悪役の俳優が痴漢(しかも被害者にケガを負わせた)で2016年に逮捕されている。(まあ2019年に復帰したが)
      • その悪役が3号に対して言い放った台詞を見事に体現してしまった。
仮面ライダーゴースト
  1. 売上は良かったがストーリーは酷評されてしまった。
    • 更に同時期に配信されていたアマゾンズや次の作品であるエグゼイドが概ね高評価だった事で余計に立場が無くなってしまった。
  2. Vシネマは一転して高評価だった為Vシネマが本編と言われる事もある。
    • 小説版や劇場版、他作品への客演なども概ね高評価。そのせいか「本編以外は良作」と言われる事も。
仮面ライダーエグゼイド
  1. ストーリー展開や登場人物などが好評価だったものの、テレ朝の改編により話数が短縮されてしまった。
    • 当初は9月末までの予定だったが、仮面ライダー枠の放映時間の変更前に視聴習慣をつけるためとの方針でビルドが繰り上げで9月開始となったため。
    • ちなみに全話数はディケイドに次ぐ少なさの45話。
  2. ここから仮面ライダーのクリスマス回(あるいはその時期に放送する回)は鬱回や展開が一気に進むなどのシリアスなものになった。
    • ただしインパクトは未だにエグゼイドのクリスマス回が最も強い。なにせ貴利矢が…。
仮面ライダービルド
  1. 前半は好評だったものの後半は一転して低評価になってしまった。
    • 主にエボルト無双が原因である。
  2. 報道番組『サンデーLIVE』の放送開始により5話から放映時間が従来の8:00開始から9:00に変更となり、裏番組のフジテレビでの同じ東映アニメーション作品枠と競合する事態に。
    • この放映時間変更前に視聴習慣をつけるためとのことでこの作品が繰り上げで9月から開始することとなり、その割を食う形で前作のエグゼイドが話数短縮となってしまった。
仮面ライダージオウ
  1. 平成ライダー20周年&最終作と銘打って、歴代のレジェンドを出すという方針となったが、やはり大人の事情によりメインライダーが登場できなかった作品があった。
    • TVシリーズではなく劇場版に回された作品(クウガ、W、ドライブ)や、ライダーとは言えない人物が継承担当になった作品(W、フォーゼ)、レジェンドが全く登場しない作品(クウガ)があったりした。
    • 更にはエピソードの都合で複数のライダーのレジェンド回がお纏めにされてしまうことも(フォーゼ+ファイズ、ゴースト+ディケイド)。
      • キバ編に至ってはミライダーを登場させてしまったがためにストーリー展開も大味になってしまった。
    • TVシリーズ最終盤には、なんとレジェンドライダーを死亡させる展開にしてしまった(フォーゼ×オーズMOVIE大戦に登場したアクア)。
    • なおこのような「大人の事情」に関しては上記カブトの項目に書いてある通り、東映のドンブリ製作が原因の一つでもある。
      • 尤も大人の事情は本作に限った話ではなくゴーカイジャーやウルトラシリーズでも同じ事はあった。
  2. 劇場版のとある台詞が駄作に対するある種の免罪符として使われる様になってしまった。
  3. テレビ放送版最終回・劇場版・ファイナルライブステージでルート分岐みたいな結末にしてしまったため、テレビ版だけ見た後だと煮え切らないラストになってしまった。

令和

仮面ライダーゼロワン
  1. 令和最初の仮面ライダーとして序盤は人気が高かったが、前半で早々に敵組織が壊滅(実はしていないのだが)し、中盤では展開がグダグダになってしまった。
    • そのグダグダの原因を作ったライバルライダーに関してはノーコメントで。
      • ライダーシリーズ初の女性ライダーがメインキャラという設定ながら、そのライバルライダーに洗脳もされていないのに社会的地位のせいで従わざるを得なくなり、中盤では怪人にされてしまうなど、扱いがヒジョーに悪かった。
    • あまりのグダグダっぷりに「ジオウ」の劇場版で先行登場した際に戦ったパパイヤ鈴木扮する敵のゲストライダーが勝った方が幸せだったのではとネタにされてしまった。
      • その先行登場で披露したフォーム(フライングファルコン)も、本編ではまともな使われ方をしなかった。
  2. 更に放送途中に延期が決まってしまい、カオスな番外編で場を凌ぐことに。
    • 夏映画も冬に延期となり、急遽次回作の「セイバー」の短編を穴埋めで作らざるを得なかった(本来であれば「キラメイジャー」の劇場版で時間を埋める予定)。
  3. 主人公が社長という設定ながら、あんまり実業家として働いていなかったような気がする。
    • それどころか2号ライダーの方が主人公よりも主人公に相応しいと言われてしまった。
  4. 終盤では萬画版『人造人間キカイダー』のオマージュと思われる非常に暗い展開になってしまった。
    • 「仮面ライダーゼロワン」ってタイトルなのにゼロワンが全く登場しない回とかもある。まあ、これは過去にもクウガとかであったけど。
  5. 完結編として発売されたVシネマも結末が物議を醸してしまった。
    • 更には完結したにも関わらず上記のライバルライダーをメインに据えた新作が作られ続けている。
仮面ライダーセイバー
  1. 例のアレのせいで世界観の作り直しが余儀なくされ、その結果支離滅裂な作風になってしまった。
    • 専門用語だらけで解説が全く足りず、何のために戦っているのか具体例が出てこないヒーローたち。
    • 記憶喪失設定なのにバンバン昔馴染みが出て来て唐突に回想が始まる主人公。
    • ただやかましいだけのヒロイン。
    • 没個性で魅力が薄い敵キャラ(1名除く)。
      • 鎧武以降の定番とも言える使い回し怪人。
    • 著作権の関係で実在の本が使用できず、結果的にアドリブでゴリ押しするしかないという大人の事情。
    • ことあるごとに仲間割れし、ペンは剣よりも強しという言葉はどこに行ったのか大体タイマンで決着をつける展開。
      • 仲間割れ展開は不評だった前作のお仕事5番勝負をも超える1クールを費やしてしまった。
    • 道化すぎて逆に愛着すら湧く中ボス。
    • 相も変わらず主人公にばかり増える使い捨て特殊フォーム。
    • この様に余りにも酷過ぎる為か終盤でメインライターが事実上の更迭となってしまった。
      • 尚メインライターを交代させた後は若干だが評価を持ち直している。
    • そもそもメインスタッフが上記のゴーストと同じだったので放送前から出来を不安視されていた。
  2. また、開始直後に主演のスキャンダルが発覚してしまった。
  3. 劇場版もわずか30分と歴代最短、ほぼゼロワン映画のおまけでクロスオーバーは無いに等しかった。
    • 例のアレが無ければクロスオーバー作品を作るつもりだったんだろうな…。
    • スーパーヒーロー戦記は?
      • 単独での劇場版を指しているが、例のアレが無ければスーパーヒーロー戦記は春映画として制作されていた可能性が高い。
  4. 更にシリーズではキバ以来となるメインを務めるゲームが発売されていない作品となってしまった。
  5. 神山飛羽真ルナへと続く光の階段を駆け昇るシーンが「セイバー坂」と呼ばれネタにされた。
  6. 次回作でも共通するが、番外編商法が露骨。
  7. 次回作であるリバイスとの冬映画では良質なクロスオーバーを見せたが、ラスボスとのバトルではゼロワンのフォームが使われ、セイバーをモチーフにした「カジキバイスタンプ」は登場しなかった。
  8. 日本国内では上記の有様であったが、どういうわけか中国では『ビルド』以来の史上最大のヒットとなっており、「日本では電王をやれば売れるが、中国ではセイバー関連の商品展開をやれば売れる」と言わしめている。
    • 余りの人気ぶりに主人公は中国やその影響を受けた日本の一部のファンの間では約束超人と呼ばれている。
仮面ライダーリバイス
  1. 第1クールは(物凄く展開が早かったのもあり)成功をおさめたが、中盤以降のあまりに陰湿なシナリオが波紋を呼んだ。
    • 「仮面ライダーというIPの私物化」と称されるほど、とにかく主人公が追い詰められ、不幸になり、メインキャラやゲストを救えず死別し、周囲と軋轢が生じ続け、苦悩し続けるばかりで、爽快感が無かった。
      • 確かに「苦悩し、それでも巨悪に抗い続ける主人公」というのは石ノ森ヒーローの基本のキであるが、それの純粋培養に終始し、日曜の朝からこんな暗くてギスギスした話を延々続けられても困る。
    • ゼロワンやセイバーが関係各所とのゴタゴタでシナリオが紆余曲折あったのに比べると、リバイスはわざとやっているのではないかという疑念が浮かんでいる。
    • 次回作である『ギーツ』では、まるで本作やゼロワン・セイバーのギスギス展開を皮肉り、製作陣をカリカチュアライズしたかのような悪役が登場したが、関係があったかどうかは不明。
      • まあそのキャラの言うような「仮面ライダーは主人公が苦しむ姿を娯楽として消費する番組(※超意訳)」という言説は昭和の時代から結構言われてきた文面ではあり、『ウルトラマンオーブ』のウルトラマンオダブツよろしく「ムック本や評論の言う事を馬鹿正直に信じていれば大人扱いされると思い込んでいる視聴者」みたいなもんだが。
  2. 登場人物がとにかく全く人の話を聞かない
    • 悪人は自分本位で他人の事はまるで考えず、善人は他人の言う事を信じすぎる上に反省するとすぐに自分を真っ先に犠牲にしたがる。
      • 敵の3幹部の中で唯一改心しなかった悪党はレスバやマイクパフォーマンスが非常にうまいのだが、それに対する主人公一派は「許さねぇ!」「アンタなんかに貸す耳は無い!」と即ブチ切れて戦闘に走るので、戦いが一本調子になりがちであった。
      • かなり細かい設定が多い作品であるが、根幹をなす設定をジラシにジラすので、いつまで経っても本筋に入らなかった。
    • 中盤以降の迷走の主な原因の1人である敵幹部はいつまで経っても長々と出しゃばり続け、まるで新しくフォームを出す(≒オモチャを売る)為だけにしぶとく出続けているかのようであった。
      • 序盤で改心したはずの主人公の弟が、簡単な猿芝居に騙されて主人公たちと袂を分かち、迷走に迷走を続ける姿勢はとても見られたものでは無かった。
        • なんならその俳優が「映画ではみんな仲良く悪い奴と戦えてホッとした」と発言したほど。
        • その一方で主人公の妹と敵の3幹部のリーダー格だった女幹部との絡みがゴリ押しされていた事も迷走に拍車を掛けていた。
    • これは本編とは関係ないが、当時30分後にやっていたスーパー戦隊は「全く報連相が出来ていないマヌケな敵組織を、意思疎通が完璧な戦隊が手玉にとる」展開が毎週のように行われていたので、「少しぐらいライダーにコミュ力を分けろ」などと揶揄されていた。
  3. 番外編商法も露骨で、流石に『セイバー』よりはマシであるが、Vシネマや配信による過去回想が多すぎて、TVだけ見ても得られる情報が少ない。
    • 一部の玩具のプレバン行きも露骨だった。
    • 公式がやりすぎと感じたのかギーツ以降はやめるようになった。
  4. 更に制作環境も劣悪だったらしく、一部スタッフが東映に抗議している。
    • 他にも上記の女幹部役の女優も撮影現場でトラブルを起こしまくっていた。
  5. おまけコーナーのお便りイラストに無断転載が発覚し、そのコーナーが打ち切られてしまった。
    • くしくもその後で始まったスーパー戦隊は第1話で漫画の盗作疑惑がかかって没落する話であった。
  6. 挙句の果てには上記のセイバーに続いてメインを務めるゲームが発売されずそれどころか久々に発表された新作ゲームのメインもシン・仮面ライダーになってしまった。
  7. 悪魔を取り除くためにバイスタンプ押印を義務化するシーンがBPOから「陰謀論者による反ワクチン描写のようにも思える」とお叱りを受けた。
    • まあ同期のドンブラザーズも何度かBPO案件になっていたが…。
  8. 最終回放送直後、同期であるドンブラザーズで「何?仮面ライダーリバ○スが最終回!?だったら俺たちも最終回だ!」と思いきりネタにされた。
    • 映画の「ライダーなどお供にならん!」も。

映画

真・仮面ライダー 序章
  1. 「続きは…ない!!」
    • 原点回帰を打ち出し、超ハードな路線で進んだものの、本当に進んだだけで終わってしまった。
    • 本章においては主人公がバイクとベルトを手に入れ「仮面ライダーガイア」に変身するはずだったが、打ち切りになってしまった為、ただの「正義の怪人」で終わってしまった。
  2. あまりに主人公の外見が怖すぎる為、「出すと子供が泣く」という理由でヒーローショーではBLACK RXの次がZOになることもしばしば。
    • オールライダーものの映画でも外見が怖すぎる上に、殆ど変身後は喋れないので、あまり出番は多くなくモブ扱い。
      • 『ZO』をやっていた頃に製作された『仮面ライダーSD』ではバイクを持っていないのでモブ怪人にされていた。(本作では怪人がみんな悪者というわけではない)
    • そして『スーパーヒーロー戦記』では遂に着ぐるみに限界が訪れ、動かすと破けるからという理由でマネキンに着ぐるみを着せただけになってしまった。
  3. 『HERO SAGA』でちゃんとした続編が書かれたが……内容はお察しください。
  4. 『シン・仮面ライダー』という紛らわしい作品が出てきたため、おそらくこれが今後日の目を浴びることはないだろう。
春映画シリーズ(仮)
  1. 2011年の『レッツゴー仮面ライダー』から2017年の『超スーパーヒーロー大戦』(2008年の電キバ~2010年の超電王までも公開時期は同じだが)までのシリーズ。
  2. お祭り映画としての興行収入は悪くはなかったが、キャラクター数の過剰さにつきシナリオが非常に大味になる。(2016年は除く)
    • 漫画『トクサツガガガ』でも思いっきりボロカスに言われている。
    • 特に『Z』での銀河連邦警察の改悪は大批判された。
    • ヒーローに対して敵の着ぐるみが少なく、2017年の『超』でラスボスを務めたダイヤモンドユカイ氏から「悪者少ねぇんだよ! ショッカーにもっと味方増やしてくれよ!」と言われてしまった(笑えん)。
  3. 2018年からはウルトラとの競合を鑑みて消滅した。
  4. 2020年にまさかの『東映まんがまつり』内で『電王』の新作が公開決定。でも、メインを別の大ヒットアニメに取られた
仮面ライダー THE FIRST
  1. 放映35周年を記念した、石ノ森章太郎による漫画版「仮面ライダー」を原作とした映画。一応シリーズものなのでここで扱う。
  2. アクションやキャラ造形はかっこいいという評判だが、原作漫画では薄い恋愛描写を重視しすぎている点はファンの間でも賛否が分かれた。
  3. そして続編『THE NEXT』では一転して完全にホラー映画になってしまい、多くのファンが唖然とした。ライダー史上初めてPG-12指定を喰らっている。
    • まあそのあとアマゾンズというもっとアレなリメイクが作られたので序章に過ぎなかったわけだが。
  4. 更にコミカライズ版は「漫画史上最低の手抜き」と言われるくらい手抜きで、東映と石ノ森プロが単行本化を差し止めてしまった
    • どのくらい手抜きかといえば「ライダーがほぼ黒塗り」「背景が無い」「トラックが写真を加工しただけ」「ポルノのような描写」「映画版の重要なシーンをカットしており取り止めがない」「終盤はラフスケッチのまま雑誌に掲載された」というレベル。
    • 過去に『BLACK』『ZO』のコミカライズを手掛けた島本和彦は「イヤなら描かないで頂きたい」と痛烈に批判している。
仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル
  1. オーズ10周年を記念して制作された完結編だが内容が酷評されてしまった。
    • 内容の酷さを差し引いてもMOVIE大戦MEGA MAX等との間に矛盾が生じておりその為ファンからは満場一致で黒歴史扱いされている。
  2. 主人公である火野映司が怪人との戦いではなかったとはいえ、異国の地で戦火から少女を庇って戦死した設定になり、霊体として登場したという事もまずかったのだろう(今後、オールライダーによるオールスター映画の時はどうするんだろうと思ってしまう)。
  3. 本作のせいで東映作品の続編作品制作決定発表時に不安視されてしまうことになってしまった。
    • 『オトナプリキュア(『キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23』、『魔法つかいプリキュア!2(仮)』)』、『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲイント』など。
      • ちなみにパラダイス・リゲインドと復活のコアメダルは監督が同じである。
    • これに限らずあえて具体例は言わないが、人気作品の続編が問題作になるパターンは2020年代に入ってから多くなった。
      • これが原因で前々から言われていた「人気作品の続編は漫画作品の実写化以上に地雷」という偏見を確固たるものにしてしまったと言えよう。
      • 2020年代以前に東映は『デジモンアドベンチャーtri.』でもやらかしているし…。
    • ニチアサにおける同期であるゴーカイジャーの10周年記念作品であるテン・ゴーカイジャーが高評価だった事もあり「オーズのスタッフはゴーカイジャーを見習え」等と言われてしまった。
      • また平成ライダーにおける前作であるWの続編である風都探偵が続編として理想的な事もあり「オーズのスタッフは風都探偵を読め」とも言われてしまった。
    • オーズ10周年という記念すべき作品として上映したばっかりにジオウVSディケイドやゼロワン Othersを始めとした今までのスタッフのファン達を蔑ろにする姿勢や不誠実さ等で溜まっていたヘイトが爆発して大炎上してしまった印象といえる。
      • その為か近年ではライダーと東映を見限って円谷に鞍替えする特オタも急増している。
仮面ライダーBLACK SUN
  1. 漫画版のダークな雰囲気を再現したということで最初からR-18という異例の扱いでネット配信された。
  2. しかし、あまりにグロすぎ・陰鬱すぎ・説教臭すぎる作風のため、「力を入れる方向を間違っている」と『BLACK』どころか『アマゾンズ』のファンからすら苦言を呈されてしまった。
    • それらを除外しても無理やり現代風にアップデートした弊害として、シナリオや演出に矛盾が生じている。

関連項目