ざんねんな特撮作品事典/東映版権

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スーパー戦隊

ジャッカー電撃隊
  1. 大ヒットとなった前作「秘密戦隊ゴレンジャー」とは打って変わって、シリアスな展開が受けなかったり、「クイズダービー」など強力な裏番組に視聴率を取られてしまい、あっけなく放送打ち切り。
    • なにせ放送当初は「敵の戦闘員が実弾入りの銃を町中で乱射し、死体の山を築く」「ゲストキャラをジャッカーが助けられずに死なせてしまう」「敵の指揮官がジャッカーに盾にされて銃弾を浴びて死ぬ」なんて展開がザラであった。
  2. 特にビッグワンという史上初の追加戦士(アオレンジャーに顔そっくり)が登場してからは、必殺技がモロに前番組のゴレンジャーハリケーンのようなギャグ技になってしまった。
    • 前半の展開がやりすぎたからか、第2部になってからは敵の怪人がアホ丸出しになってしまい、危機感が失せてしまった。
      • 前半であれだけやりたい放題していた戦闘員も、第2部ではガキのけん玉を盗もうとしたり、女性のスカートをめくろうとしたり、ジャッカーにボコボコにされて命乞いして逃げ惑う(ジャッカーも十分酷いな)などの醜態を晒すようになった。
    • 特に不評だったのが終盤で急に始まるスペードエースとハートクイーンのラブロマンス。何の脈絡もなくそんなもん出されても。
    • 打ち切りのせいで物凄く強そうだった首領「鉄の爪」の真の黒幕「シャイン」はただの狂った機械という脱力ものの展開になってしまった。
      • 最後の怪人として登場した「イカルス大王」も、あっさりシャインに裏切られて殺されてしまった。
      • 「鉄の爪」の最終形態もただの銀色スーツのおっさんで全く威厳が無く、その最後も「ビッグボンバー 溝鼠」という拍子抜けな技で倒されてしまった。
        • 散々弱いものを苦しめたゴミ野郎はドブネズミの餌になっちまえ、という皮肉かもしれんが、ラスボスをネズミの餌にするヒーローが未だかつていたであろうか!?
  3. ビッグワン演じた宮内洋はスペードエースを演じた丹波義隆の父・丹波哲郎の弟子筋だったために師匠の息子から主役を奪ったという点で気まずい思いをしたという。
    • 後年、「大の特撮ヒーロー好き」の俳優の京本政樹氏との対談では、「俺が入った事で、(「ジャッカー」が)ますますダメになってしまった」と言っていた。
      • しかしその一方で、後年刊行された書籍『仮面ライダー伝説』では、宮内氏が主演した『V3』の章で「彼が出演した特撮番組は視聴率が高く、『30分天皇』と呼ばれた」と書かれていた。
  4. その丹波氏が変身ポーズをとるのを嫌がったため、エネルギーカプセルにいちいち入らないと変身できないという面倒臭い設定になってしまった。
太陽戦隊サンバルカン
  1. 何といっても、リーダーであるはずのレッド(バルイーグル)を交代させた。
    • なおこの交代は、共演者たちはおろか、演者本人も台本を手にするまで知らされなかった。まさにサプライズであった。
  2. また女性戦士が出なかったのも特徴。
    • しかし、女の子を中心とする視聴者からの批判もあり、女性が出なかったスーパー戦隊は、後にも先にも「サンバルカン」のみである。
光戦隊マスクマン
  1. オカルトブームにあやかり、ヒーロー役の早い段階で役者全員引退、作中の描写のオウムによる風評被害もあり。
地球戦隊ファイブマン
  1. シリーズ初の兄弟戦隊。さらに今作は全員が教師という設定が特徴である。
  2. ところが視聴率は当時の最低記録を更新し続けるという状態に陥っていた(それでも後期になるといくらかマシになったが)。
  3. 玩具の売れ行きも不調であり、特にバンダイから発売された「DX大型基地マックスマグマ」が各地で大量の在庫の山を築いた。
    • 最終回でのマックスマグマの扱いはスタッフからの怨嗟が込められていると言われている。
超力戦隊オーレンジャー
  1. 20周年記念作品であり、久々のシリアスで正統派のヒーロー、となる予定が不評だったり放映当時の社会情勢(阪神・淡路大震災やオウム真理教の一連の事件など)により方針転換を余儀なくされ、全体的に迷走してしまった。
    • ただし関連商品の総売り上げは151億円であり、シリーズ全体でも高い方となっているため、完全な不人気作品ではない。
  2. 時代背景が1999年のため、時系列上は同年のゴーゴーファイブと同時並行だった計算になる。
  3. 暴太郎戦隊ドンブラザーズに登場した超力鬼(オーレンジャーがモチーフになっている)に変貌した人間は元ネタと全く関係ないおにぎり専門店のオーナーシェフだった。
未来戦隊タイムレンジャー
  1. ミレニアム戦隊として計画されており、シリアスな作風、歌いにくい主題歌であくの強いイメージに。
  2. 売れた玩具が恐竜型のみ
  3. 永井マサル(永井大)が事務所の都合で出演を秘匿。
    • しかし、結局は『騎士竜戦隊リュウソウジャー』では、ブラックとグリーン兄弟の師匠であるマスターブラックの役を演じたわけだから、「完全に秘匿」したわけではないと思うのだが…。
  4. 結果として、主演の永井大は、直後に放送された『仮面ライダークウガ』に主演したオダギリジョーとともに、今日まで続く「イケメンヒーローブーム」の礎を築いたわけだから、この作品自体は「残念」とは言えないような気がする。
天装戦隊ゴセイジャー
  1. 東京ドームシティのショーがジェットコースターの死亡事故の影響で中止になってしまった。
    • 更にファイナルライブツアーも東日本大震災の影響で中止になり、呪われているとしか言いようがない状況に。
  2. また、2010年代の戦隊にしては戦隊側の俳優の引退が多かった。
海賊戦隊ゴーカイジャー
  1. お祭り作品として歴代のレジェンドを出すという方針となったが、やはり大人の事情によりレッドが登場できなかった作品があった。
    • TVシリーズではなく映画に回された作品(ジャッカー、デンジマン、ゴーグルファイブ、ダイナマン、バイオマン、ターボレンジャー)や、メインキャラとは言えない人物が継承担当になった作品(シンケンジャー)、レジェンド回が存在しない作品(サンバルカン、チェンジマン、フラッシュマン、マスクマン、ファイブマン、ジュウレンジャー)があったりした。
特命戦隊ゴーバスターズ
  1. 前年度のお祭り作品(ゴーカイジャー)の次回作として色々挑戦的な要素が多かったが…。
  2. パワーレンジャーからの逆輸入要素(メガゾードなど)もあったが、肝心のパワーレンジャーとしての放送は後輩のキョウリュウジャーやニンニンジャーに先を越されてしまった。
  3. VSゴーカイジャーはゴーカイジャーの要素とゴーバスターズの要素を上手く組み合わせたが、翌年のVSキョウリュウジャーは恐竜系戦隊揃い踏み(ジュウレンジャー・アバレンジャー)がメインとなってしまい、ゴーバスターズは完全におまけ状態だった。
  4. イエローバスター役(小宮有紗)は声優活動やスクールアイドルで大ブレイクし多忙となり、ブルーバスター役は前所属事務所とのトラブル、ウサダ役(の声優)は不倫騒動の不祥事、黒木司令官役も自身が監督を行った映画作品の撮影での性加害疑惑で活動自粛、そしてニック役(の声優である藤原啓治)は10周年を迎える前の2020年に病気で逝去したため、2010年代の作品では最も客演が絶望的な作品となり、当然ながら10th years afterも制作されなかった。
宇宙戦隊キュウレンジャー
  1. 売上は良かったのだがキャラやストーリーが酷評されてしまった。
  2. レッドとグリーンの役者に文春砲が炸裂してしまった。
  3. 初期メンバーが9人という設定だが生かしきれていない。
  4. テレ朝が2017年秋に「サンデーLIVE!」という番組を立ち上げた事に伴い放送時間が2時間繰り下げた。
    • しかも皮肉な事にこの時間帯はフジテレビの「ワンピース」が放送されているという事もあり、同じ東映版権同士で戦うことになってしまった。
  5. 翌年がルパンレンジャーVSパトレンジャーと「VS」の内容のため、前年度とのVS作品(VSジュウオウジャー)が制作されなかった。
    • TVシリーズでVSをやる、という理由でVSジュウオウが作られなかったものの、翌年に一転しルパVSパトVSキュウが上映されたため、この点で最も割を食ったのはジュウオウジャーとも言える。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
  1. 内容は概ね高評価だったのだが売上が最低記録を更新してしまった。
  2. イエローの役者が度々炎上騒動を起こしてしまった。
魔進戦隊キラメイジャー
  1. 内容は高評価だったのだが、玩具売上ワーストを更新してしまった。
    • 具体的な売上は上記ルパンレンジャーVSパトレンジャーやリュウソウジャー以下。
  2. 社会情勢にさんざん振り回されてしまった。
  3. 本来なら子供向けに制作された本編だが、悪の女幹部を主人公にした配信限定のシネマが、シリーズ初となるPG -12指定になってしまった。
機界戦隊ゼンカイジャー
  1. 記念作品のどこが残念なんだと思われるかもしれないが、商業的な意味では残念な作品。
  2. 本作は4人のロボット戦士が巨大化して戦うというスタイルが売りなのだが、想定していた玩具売上を大幅に下回ってしまう。
    • その結果ドンブラザーズの発表イベントにおいて47作目は無いかも知れないと言われてしまった。
  3. 玩具版ギアトジンガーが発売されたのは放送が終了してから。
    • これはステイシーザーが元々登場する予定がなかったからという理由もある。
      • 次回作のドンブラザーズに登場するドンムラサメは「ちゃんとしたダークヒーローの商品を売る」という目標から誕生した経歴を持つ。
  4. また、しくじり先生にゼンカイザーがゲスト出演した際にファイブマンをネタにされた時は往年のファンから批判されたことも。
  5. とは言っても作品そのものは残念ではなく、ゼンカイジャーがTwitterの世界トレンド入りという快挙を成し遂げたり、次回作のドンブラザーズにも影響を与えたほどの高い評価を得ているというのは事実である。

メタルヒーロー

機動刑事ジバン
  1. 『ロボコップ』のヒットからメタルヒーローでは初の明確な警察ヒーローとなったが色々と残念だった。
  2. まずクライマックスでジバンが怪人に対して読み上げる対バイオロン(敵組織)法。各自調べてほしいが法の下でヒーローが何やってもいいととれるものとなってしまった。
  3. 劇伴は『時空戦士スピルバン』以来となる渡辺宙明を起用。気合いを入れ多数曲が作られたものの過去の宙明作品の曲が多用される羽目に。これは視聴者はおろか渡辺本人からも抗議があり以降、20年以上東映特撮に関わることはなかった。
    • 劇伴の流用自体、以降のメタルヒーローでも目立ってしまう始末となった。
ブルースワット
  1. 元々子供向けだったメタルヒーローで、何をトチ狂ったか小学校高学年~中高生向けのハードボイルドアクションを開始。サブタイトルも「ビギニング」など英語縛りでかっこいい。その結果、玩具展開が大コケ。
  2. その結果、たった1クールで路線変更を迫られ、「ゴールドプラチナム」という凄い名前の追加戦士が登場し、更にはサブタイトルも「突撃爺ちゃん魂」などのズッコケた代物になってしまった。

その他

キャプテンウルトラ
  1. ウルトラシリーズ第1期で唯一東映製作の作品。そのため、円谷プロは現在この作品をウルトラにカウントしていない。
  2. 変身ヒーローも登場せず完全なスペオペになってしまったため、『ウルトラQ』『ウルトラマン』がどんだけ好きでもこれを見続けて面白いと言えるかは…その人の感性次第か。
    • 特に初期レギュラーだったキケロ星人ジョー(演:小林稔侍!!)は人気投票でぶっちぎりのドベになり、12話で降板。新たに加入した女性隊員のアカネは大人気を博しステージショーで子供たちから黄色い声援がとどろいたという。
  3. 第1クールは怪獣が3匹しか出てこないという地味さで、第2クールからは「怪獣ぞくぞくシリーズ」として路線変更された。
  4. 最終回は特撮史上に残る電波かつお花畑すぎるオチで有名になってしまった。
キカイダー01
  1. 前作からさらに予算が減らされたようで、敵のロボットがどんどんカッコ悪くなっていった。
    • 終りの方になると浪人ロボット、幽霊ロボット、キモノドクガといったハロウィンのコスプレみたいな奴らばかりに。
    • オイルショックの影響もあったから、新たな敵ロボットを作る余裕がなかったのだろう。
  2. シナリオライターが多すぎて「前回のエピソードの事を全く考慮に入れていない」ような事例が連発。おかげで敵組織・シャドウは「特撮史上一番間抜けな敵組織」と言われる始末。
超人バロム・1
  1. さいとう・たかお氏原作の漫画「バロム・1」をベースとして作成された特撮作品。「ドルゲ魔人」から地球を守るために戦うヒーロー「バロム・1」の物語である。
  2. ところが放送開始4か月後に「ドルゲと言う名のドイツ人がドルゲ魔人のせいで息子が学校でいじめにあった」ということで放送局に抗議をしたという内容の記事が朝日新聞に掲載された。
    • 実際は「ドルゲ姓の子供が学校でいじめられたらどうするんだ」というクレームだったがそれがいつの間にか尾ひれ背びれがついて広まってしまったとのこと。
      • クレーム元には説得の末了承をしてもらったものの、その後番組OPのラストには「このドラマにでてくるドルゲはかくうのものでじっさいのひととはかんけいありません」という注意書きが出るようになった。
  3. 作品自体は当初の予定より早く35話で終了してしまった。裏番組にムーミンなどの強豪がそろい視聴率が伸び悩んだのもあるがこの事件が原因の一つともいえるだろう。
  4. なおアニメ化もされたが、結果はお察しの通りである。
忍者キャプター
  1. 原作・八手三郎名義の東映オリジナルの集団ヒーロー物である。
  2. メンバーも当時としては多い7人編成だった。
    • 子供(少年二人)から、中年紳士まで個性的なメンバーだったが…。
  3. メンバーが色分けされているので、『スーパー戦隊シリーズ』の一作としてもおかしくないが、唯一放送局がNET(現・テレビ朝日)系列ではなく、東京12チャンネル(現•テレビ東京)系列だった為に、シリーズから外されている。
    • この番組がスタートした当初は、ちょうど『秘密戦隊ゴレンジャー』が大人気であり、放送2年目に突入した頃だった事も「残念な東映ヒーロー」の原因になってしまったのだろう。
    • しかし、『科学戦隊ダイナマン』や、『超電子バイオマン』本放送当時に販売されたケイブンシャからリリースされた『スーパー戦隊大百科』では、この作品を取り上げていた事もあった。
  4. マスクのデザインはカッコよかったが、ハイレグ風のタイツが残念だった。
    • キャプター7・火忍を演じた伴大介氏は、「特撮大好き俳優」である京本政樹氏との対談や、後年刊行した自伝的エッセイの中で、「あの衣装は恥ずかしいものがあった」と笑いながら語っていた。
  5. 最終回は急に撮影現場へ打ち切りが通告され、現場のスタッフは元々撮影していたエピソードを最終回のシナリオに書き直し、何とか終了させた。
快傑ズバット
  1. 石森章太郎原作の特撮ヒーロー番組であり、上記の『忍者キャプター』の後番組としてスタートした。
  2. かつて小林旭氏が主演した人気映画『渡り鳥シリーズ』をモチーフにしており、少年時代から小林氏の大ファンだった主演の宮内洋氏もノリノリで演じたという。
  3. 大まかなストーリーは、何者かに親友を殺された私立探偵の早川健が、真犯人を探しながら、行く先々で悪事を働く犯罪組織のダッカーが繰り出す用心棒と闘うというものである。
    • まずAパートでは、健と用心棒による技比べで、これに健が勝利すると、Bパートでは健がズバットに変身して用心棒と本気の戦いになり、ズバットアタック(キックの一種)で相手を気絶させると、倒れた相手の上に「この者、極悪〇〇犯人」と記したカードを置いて去って行くのが、お決まりのパターンである。
  4. 今までの特撮ヒーローものとは違い、戦う相手が怪人ではなく、様々な特技を持つ用心棒であるところが斬新ではあったが…。
    • 用心棒との技比べも初めの頃は、ナイフ投げや居合斬り、ビリヤードなど「まともな対決」だったが、次第に拷問台作りや皿投げ、ダイス積みなど「珍妙な対決」にエスカレートしていった。
    • しかし、先述のように、戦う相手が怪人や異星人ではなく、ヤクザとはいえ「生身の人間」であり、今までのヒーローものとは違い、相手を殺さずに気絶させるだけなので、子供の視聴者にとってはウケはあまり良くなかったようだ。
      • 「犯罪者とはいえ、生身の人間を相手に変身して戦うなんて卑怯だ!」というクレーム対策かどうかは知らないが、ズバットに変身できる時間は4分間であり、それ以上ズバットスーツを着用すると、鉛のように重くなり、しまいには爆発するというハンディを背負っている。
  5. 視聴率は高く、1993年に放送された『FIFAワールドカップフランス大会アジア最終予選 日本対イラク』(通称・ドーハの悲劇)に抜かれるまで、テレ東史上1位だったらしい。
    • しかし、前述のように子供ウケはイマイチで、視聴者の多くが男子大学生だった為に、関連の玩具が売れず、再放送3話を含め、全35話で終了してしまった。
  6. この作品の本放送当時は、東京12チャンネル(現・テレビ東京)はまだ地方の系列局がなく、関東ローカルの局だった為に、民放が4局あった地域(北海道、東海、近畿、福岡)でも、どこかの局が番組を購入するという形で放送された。
    • それ故、原作者石森氏の地元である宮城県をはじめとする東北地方や北陸、中国、四国地方では、この番組は放送されなかったのも、「残念な特撮作品」になってしまった原因だと思う。
冒険ファミリー ここは惑星0番地
  1. 本放送当時、アメリカ映画である『アドベンチャーファミリー』が大ヒットしていた為、日本でもその宇宙版を狙って制作された作品である。
  2. しかし、裏番組には国民的人気アニメ『サザエさん(再放送版)』が来てしまい、同じ「ファミリー路線」だった為に、多くの視聴者が馴染みのある『サザエさん』の方を選んでしまったのは、如何ともしがたい事だった。
    • また、もう一つの裏番組が、ザ・ドリフターズ主演の人形劇『翔べ!孫悟空』だったのも不運だったといえよう。
  3. この為、「視聴率という怪物」に破れ、放映話数全20話と短命且つ中途半端に終わってしまった。
    • もし一年間続いていたら、「ファミリー特撮=コメディタッチ」という図式にはならず、「冒険ファミリーもの」というジャンルが出来て、広く定着していたかもしれない。
デビルマン(実写版)
  1. 当初は期待の声はそこそこあったものの、色々とクソ過ぎてネット上でボロクソ叩かる始末。
    • その常軌を逸した出来に「デビルマソ」と呼ばれるように。
    • ほどなくして監督も病死した。ある意味呪われた映画である。
  2. マンガやアニメの実写化があるたびに最低の例として半ば反面教師的な扱いになってしまった。
    • 「つまらない映画があればとりあえずデビルマンの名前を出して叩けるだろう」というネット上での扱いは、ある意味この作品の最も残念な点かもしれない。
超光戦士シャンゼリオン
  1. 東映制作の特撮テレビドラマとしては『兄弟拳バイクロッサー』以来11年ぶりとなる単発作品として制作された。
    • 東映制作なのに、なぜかテレビ朝日ではなく、テレビ東京で放送されたのが特徴。
  2. 出演者のスケジュール調整(出演者の中に学生がいた・舞台の仕事との兼ね合いetc)やアクシデント(出演者の交通事故)に、悩まされてしまう。
  3. テレビ放映は、企画書では1年間の予定だったが、後に3クール(39話)に短縮され、敵を倒さないまま最終回を迎えるというまさにざんねんな結末となった。
  4. しかしながら、この作品がなければ、後の「平成仮面ライダーシリーズ」もなかったといわれる。
  5. スーツは「天使の衣を纏った鬼」というイメージの元、当時の流行だったクリアパーツを多用したため、スーツ造形を担当したレインボー造形企画にとってもかなり苦心作だった。
    • 透明故に細部も細かくデザインされていたので重量がかさんでしまい、通常アクション用ですら40kg超、アップ用に至っては100kg弱と言われ、「これを着て演技ができるのは岡元次郎だけ。他の者では首の骨が折れる」とまで言われるほどの代物だった。
魔法少女ちゅうかなぱいぱい!
  1. 人気絶頂の中で主演女優が撮影から逃走してそのまま打ち切りになってしまった。
    • 放送枠が余った状態で急に打ち切りが決まった為、新番組を作る余裕がなく、主役を変えただけで世界観が同一の続編『ちゅうかないぱねま』が開始された。
      • おかげで『いぱねま』は全23話という微妙な話数になっている(同作は打ち切りではない)。
  2. コミカライズではこの唐突な打ち切りがメタギャグと弄られてしまった。
    • 上記の漫画版では主人公(というかその中の人)に対し、「なんちゅー我儘なオンナだ」とセルフツッコミが入ったほど。
  3. 撮影逃走は「多忙によるノイローゼ」が原因という説があるが、その後は鳴かず飛ばずで、最終的にAV女優になった。

関連項目