ざんねんな自動車事典

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メーカー[編集 | ソースを編集]

複数[編集 | ソースを編集]

ビッグスリー
  1. アメリカの自動車メーカーであるクライスラー、フォード、ゼネラルモーターズの3社のこと。
  2. フォードがT型フォードを開発した1908年から1960年代まではアメリカ社会の発展とともにこれら3社は栄華を誇っていたのだが・・・。
  3. しかし1970年代になるとオイルショックにより燃費の良い小型車が人気となるのだが、これら3社の車は大型車が主流だったため日本やヨーロッパのメーカーに次第にシェアを奪われた。
  4. そして2008年、リーマンショックによりこれら3社の経営が悪化しクライスラーとゼネラルモーターズは倒産してしまった。
    • ゼネラルモーターズの本拠地であるデトロイトは、住民の貧困化や住居の廃墟化、犯罪発生率が一時期悲惨なことになっていた。(現在は多少持ち直しているようだが。)
    • フォードは何とか倒産を避けることが出来たが、傘下に入れていたヨーロッパの自動車メーカーのほとんどを手放したり、マツダとの連携を解消したりするなど無傷では済まなかった。
    • クライスラーは現在はフィアットの傘下に入っている。
  5. 近年は電気自動車で巻き返しを図ろうとしているが、同じアメリカにある新興企業のテスラの勢いになかなか追いつけていない。

個別[編集 | ソースを編集]

オペル
  1. ドイツ発祥の自動車メーカー。かつてはGMのブランドの一つでもあったが、最近ではグループPSAに買い取られた。
    • 姉妹ブランドであるイギリス限定のボクスホールも同時にPSAへ売却された。
  2. 日本では東邦モーターズ→いすゞ→ヤナセが輸入販売を行い一時的に好評だったが、燃費が悪い上に、故障の多さがユーザーに敬遠されてしまい販売台数は急激した。
    • また、一部のユーザーから「他のドイツ車と比較して地味すぎる」と認知されたこともある。
    • 2000年代に輸入権をヤナセからGMの日本法人に変更するのも、落ち込みは止まらず、2006年には日本国内での販売から撤退。
  3. 海外展開もかなり小規模でヨーロッパ以外では中東やアジアの一部ぐらいしか展開していない。
  4. 20数年前の川崎港ではオペルとボクスホールのSUVを見ることができた。
ブリティッシュ・モーター/ブリティッシュ・レイランド/ローバー・グループ(MGローバー)
  1. 経緯が複雑すぎるので系列企業すべてここで扱うことにする。
  2. いくつかの自動車メーカーが合併してできたため、ブランドがやたらと多かった。あの有名なミニ(現在はBMWが保持)もその一つであった。
  3. イギリスのオースチンとナッフィールドの自動車大手2社が戦後に合併(後にジャガーとデイムラーも参加)してBMC→ BMHが発足、更にレイランドやローバーと合併したことでイギリス最大の自動車メーカーに…しかしそうはいかず、75年に破産寸前になり半国有化を余儀なくされてしまった。
    • その後ホンダと提携を結び、86年に社名をローバー・グループに改めて完全国有化され、その後再び民営化してBMWなどの他社に買収されるも失敗。
      • そして、会社は2005年の経営破綻でとどめを刺された。
  4. この会社が所有していた多くのブランド商標は倒産の影響でいくつかの自動車メーカーに持っていかれてしまっている。
UDトラックス
  1. バスは自社で車体を生産せず、富士重工と西日本車体工業に任せていた。
    • 富士重工のバス車体部門撤退、西工の廃業でとどめを刺した。
  2. 現在自社生産で販売している車種はクオンしかない。
    • このままでは廃業も時間の問題である。
    • ついに藤沢の支配下に。
三菱自動車工業
  1. とにかくトラブルやリコールが多すぎる。
    • 中でも2000年と2004年の相次ぐリコール隠しで信頼が地に落ちた。
  2. 一応三菱グループの1つではあるが、もともとが三菱重工業の合弁会社から出発したことも相まって序列はグループの中でも下だとみられている。
    • 現在は筆頭株主が日産自動車になっているので三菱グループとも言い難い状況。
  3. 日本のメーカーの中で唯一セダンを持っていないという潔さすぎるラインナップ。
    • スズキは?
    • お隣の国には兄弟がいたのに。
  4. 最近ではディーラーの閉店が多い。
パッカード
  1. 戦前ではアメリカを代表する高級車メーカーでもあった。
    • しかし、第二次大戦の混乱や戦後の品質の低下により、どんどん評判が落ちていった。
  2. その会社自体は他のメーカーと合併した後、50年代末期に消滅。やはりビッグ3(フォード・クライスラー・GM)には勝てなかった。
スズキ
  1. かつては軽No.1だったが、今やダイハツに水を開けられている。
    • ハスラーの大ヒットで持ち直したのは奇跡だが、それも一時的なものだった。
    • No.1の売り上げだったワゴンRですら堕落している。
  2. セダンの印象が薄い。
    • かつては発売していた。
    • セダンに代表的といえる車種がない。
  3. アイドルグループがCMに起用されると必ず脱退するメンバーが出るジンクスが出てしまい風評被害となった。
  4. 国内4大バイクメーカーとしても、国内外シェアは後塵を拝する状況である。
    • HY戦争の時には、当時社長だった鈴木修が、両社に戦争を止めるよう説得したものの聞き入れて貰えず、戦争に巻き込まれて100億円の赤字を被った。
      • この時のことを鈴木社長は「ライオンとゾウの闘いにアリが巻き込まれた」とのちに語った。
日産自動車
  1. 現状が色々と残念過ぎてもう何も言えん…。
トヨタ自動車
  1. 大型連休の時期を除いて祝日でも仕事。
    • よって、3連休はおろか、シルバーウィークとも無縁。
  2. 長年ディーラー専売車種を堅持したが、2020年、全車種販売に移行した。

車種(全般)[編集 | ソースを編集]

オートマチック車
  1. 簡単に運転できる一方で、それが災いして高齢者や未成年の間で普及してしまった結果、これらの人による事故が多発してしまった。
    • 大体オートマチック限定免許が普及し過ぎたせい。
      • 営業車でも未だにマニュアル車に固執し続ける企業もあり、AT限定不可の求人が未だにある。
      • マニュアル車の嫌われる原因が、クラッチペダルの操作が必要なせいで、上り坂の坂道発進でつまずいたりすることにもある。
        • そのような理由から、クラッチペダルを廃し、パドルシフトによるシフトチェンジを採用することでオートマチック限定でも運転可能な「セミオートマチック車」も一応はあるが、市販車ではもっぱらフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ、スープラ、GT-R、NSXといった高級車でしか普及しておらず、大衆車ではほとんど普及していない。
          • 厳密には嘘。スズキは軽自動車にもASG積んでる、3代目フィットハイブリッドとかに積まれたi-DCTも中身はセミオートマ。VWアライアンスはほぼ全車DCT、mini全車とBMWの3割ぐらいもDCT。パドル付きのセミオートマで限定すれば確かに高級車のみなんだけど、パドルレスのセミオートマは数が多い。
            • この中だとスープラは普通のトルコンATなのでセミATではない。
      • そのAT限定免許も市民権を得たとはいえ、男性が取得すると偏見の目で見られる風潮が未だにある。
    • よりによって、集中力や判断力の劣る年寄りに限ってオートマチック車、(しかも衝突被害軽減ブレーキのない車種)を運転したがるせいで、オートマチック車をディスろうとする風当たりがいっそう強くなっている。
  2. とくにヨーロッパでは環境を大切にする意識が高いことや運転の楽しさを重視する傾向があるためか、オートマチック車は普及していない。
    • 信号が少ないので6速ホールド120km巡航みたいなことがやりやすく、実燃費に響く細かいシフトチェンジをする必要がないのも理由。実は町中の実用域だけであればMTよりATの方が燃費がいい場合が多い。
  3. 大型車で搭載が義務付けられているスピードリミッターや、衝突被害軽減ブレーキがないせいでAT車の事故率が高い。せめて大衆車でも搭載できれば少しは事故を減らせるんだが。
    • 一応フィットやデミオクラスの車から衝突防止ブレーキは付くことは付く。ただし標準装備じゃないので付ける人が居ないというだけでは。オートマだからという訳ではなくて。
5ナンバーサイズの3ナンバー車
  1. 5ナンバーサイズであっても2000ccを超えるガソリン車は3ナンバー登録されていた。
    • 最近ではエコの観点から絶滅危惧種となっている。
      • 2.5Lのエンジン乗せるなら2L+ターボとか1.5L+HVとかで同じような性能が出るようになったので余計に無くなった。
        • そもそも5ナンバーフルサイズの車自体が絶滅危惧種である…(特にセダンは2020年現在カローラアクシオのみ)。
    • 中にはオーバーフェンダーなどを無理やりつけるケースも。
  2. かつては3ナンバーと5ナンバーで税金が違ったのですっごい割高だったが、平成元年以降排気量と重量で統一されたのでそこまでひどくはなくなった。
    • そのような事情から、一部の外国車でも日本向けに5ナンバーサイズ(排気量2.0リッター&全幅1,700mm以内)の乗用車をラインナップしていたことがある(BMW、メルセデス・ベンツとか)
      • そういう意味では、5ナンバーサイズの外国車はちょっとレア?な存在かも。
    • 2.0リッターの乗用車であれば、5ナンバーと同一なのがせめてもの救いといえる。
ディーゼル車
  1. 都知事が記者会見で黒い粒子が詰まったペットボトルをぶちまけたので環境に悪いイメージがついてしまった。
  2. エコディーゼルと名乗っているが、実はディーゼルの方がガソリンよりちょっと基準的にゆるい。とはいえ燃費まで考慮する走行距離に対する総排出量で計算するとどっちもどっちなんだけど。
  3. ある程度長距離を走らないとDPFの問題が露骨に牙を向いてくるため、街乗りには全く向いていない。それを理解していない人が乗ってしまいエンジンを痛めやすい。
軽自動車
  1. 軽いという連想で軽油を入れる人が続出した。
    • ちなみに軽自動車がディーゼルエンジンだと重くなるので採用されないそうだ。
  2. 車体の小さい軽とはいえ、製造後10年以上経つと軽自動車税も高くなるし、人口の少ない田舎だと都市部の1.5倍以上に跳ね上がるなど、1.0リッタークラスの普通車と比べても税制面の格差は小さくなりつつある。
電気自動車
  1. ガソリンエンジン車より早く販売され時速100km/hを突破したが普及しなかった。
    • 日本でも終戦直後電気自動車ブームが起きたけど朝鮮戦争による電池の原料価格の上昇やガソリン価格が下落したため姿を消した。
  2. 温暖化問題で2010年代より再び注目を浴びたが、電池の生産や電気の生産、廃車時の廃棄まで含めた全量の温暖化関係物質放出量はガソリン車より多いのではと言われている。
  3. 電池の劣化の問題が解決しないため、5年乗ると航続距離が悲惨なことになりがち。
    • 電気自動車タクシーが一部で運用されていたが、郊外の目的地を言われた瞬間に門前払いしなければならないレベルで電池が弱りきっていたとか。
    • 車種によって電池が交換できるのか、できるとすればどんだけの経費がかかるかわかったものではない。
    • 走行距離を伸ばすには大量の電池が必要→電池が増えれば当然車重も増える→車重が増えれば電費が悪化し、走行距離が短くなる…の悪循環に陥る。
  4. 充電に時間がかかるのが最大のネックと言われている。同じ500km走るためにガソリンなら1分の給油で済むのに、電気の場合30分の充電を3~4回繰り返す必要がある。
    • 戸建の住宅(持ち家&駐車場付き)なら、自宅の電源と深夜電力を活用することで、充電の問題はどうにか解決するが、集合住宅になると部屋数と同等の電源の確保は望めなくなる。
    • 車種にもよるが、満充電したところでガソリン車やハイブリッドカーより走行距離が短い欠点もある。
  5. 日本の場合は雪国で暮らす住民も多く、立ち往生になった場合の電欠リスクが高くなってしまう。
  6. …など、2020年代の現在においても、とにかく残念な要素しかない。
天然ガス自動車
  1. ディーゼルエンジンよりエコとして導入されたがコストの問題で普及しなかった。
  2. 燃料電池自動車の液体水素と同様、天然ガスも沸点が極めて低い(ガソリンより気化しやすい)ので扱いに困る
燃料電池自動車
  1. 上記の電気自動車より航続距離は長いが普及するかは未知数。
    • 水素+燃料電池でコストがものすごく高いので。
  2. 燃料の液体水素が爆発しないようにするのが難しく、ガソリン車以上に手間がかかる。

車種(個別)[編集 | ソースを編集]

日本[編集 | ソースを編集]

トヨタ・スープラ(JZA80型)
  1. 表向きは「排ガス規制に適合できないため」生産終了。
    • 同時期に複数のスポーツカーも同じ理由で生産終了している。
  2. …が、同じエンジンを積んでいるJZS161アリストはその後も平然と生産されていた。つまり排ガス規制ではなく「単に売れないから」である。
トヨタ・Will Vi
  1. トヨタをはじめとする異業種合同プロジェクトの一環として発売した、カボチャの馬車をモチーフとしたデザイン重視のセダン。
  2. いざ、発売してみるとそのデザイン重視ゆえに車両感覚はつかみにくく、車庫入れには苦労した。
  3. 洗車機が誤作動を起こすケースもあった。
  4. ヴィッツより割高な価格設定やデザイン重視で実用性を軽視したために売れず、僅か2年足らずの販売に留まった。
  5. とにかく後部座席が狭いったらありゃしない。
日産・スカイライン(V35型)
  1. 登場した瞬間いろんな伝統を捨て去った事から「あれはセフィーロだ」「GT-Rも○テールも2ドアクーペもMTも無いスカイラインなんてスカイラインとは言えない」と盛大にブーイングを喰らいまくった。
    • これはデザインモデルが元々別の名前でモーターショーに出品されていたというのが大きい。スカイラインという名でなければここまでブーイングは生まれなかったが売れるということも無かっただろう。
    • つまるところR31の時の批判の繰り返し。
  2. ルノーの横槍でスカイラインにされてしまった模様、また先代であるER34型も、このとばっちりで1年以上前倒しで廃盤にされてしまうざんねんっぷり。
日産・レパード
  1. モデルチェンジの度に迷走しすぎ。
    • 初代:ハードドップ、2代目:クーペ、3代目以降:4ドアハードドップと変化した。
    • ついでにいうとベース車も変化している。(ブルーバード→スカイライン→セドリック・グロリア)
    • 3代目以降はセドリック・グロリアの影に隠れた。
三菱500
  1. 通産省の国民車構想に最も近いスペックを持つ車だったが伊勢湾台風で名古屋の製造工場が浸水したせいで予定より発売が遅れてしまった。
    • 発売時には既にスバル360が普及しており手遅れだった。
三菱・eKアクティブ
  1. 本格的な軽クロスオーバーとして登場したものの、直後に起きた三菱リコール隠しで売り上げは伸び悩み、市民権を得られなかった。
三菱・ミラージュ(2代目)
  1. 1984年に、初代ミラージュをフルモデルチェンジしてデビュー。
  2. しかし、有名になったのは、ミラージュ本体ではなく、そのCMに登場した「エリマキトカゲ」の方だった。
    • これがホントの「大山鳴動して鼠一匹」ならぬ「大山鳴動してトカゲ一匹」。
三菱・ランサー(3代目)
  1. 当時の三菱の戦略で「セダンの派生車種は5ドアにすべき」として5ドア化したが、当時の日本は5ドアセダンが市民権を得ていない時代であり、更にディーラーから小型4ドアセダンがなくなったことに対する不満が寄せられたことから3年間の発売に留まった。
三菱・ランサーエボリューション(CT9A型エボVII)
  1. WRカーのベースモデル…にするはずが、認定を取ることが出来なかった。そのためWRCにはエボVIIの元車であるセディアが基準となって、戦闘力が落ちた。
    • あまりにもセディアから改造しすぎて、ランサーの1モデルではなく、ランサーエボリューションという単独車種扱いになってしまったのが原因。それで販売台数規定をクリア出来なかった。
      • 後に出たヤリスとGRヤリスもシャーシの違いから別の車扱いだが、こちらはGRヤリス単独で販売台数規定をクリアしている。
  2. VIIのこの大失態がネタにされるが、I=足回りが足りない。III=エンジンの耐久性が足りない。IV=ブレーキのキャパが足りない。VI=2段羽がレギュレーション違反。VIII=冷却性能が足りない。IX=タービンの耐久性が足りないとざんねんだらけだったりする。
    • 頭文字Dのエボ乗りは性格悪い奴だらけ。
ホンダ・ステップワゴン
  1. 初代こそ他車に影響を与えるほどのヒットだったが、2代目以降がざんねんである。
    • 2代目は他車が5ドア化していく中で4ドアを堅持したため、伸び悩んだ。
    • 3代目は5ドア化されたもののダウンサイジングが裏目に出てしまい、中途半端な存在だった。
    • 4代目はスパーダが5ナンバー化された。
    • 5代目はエコのご時世にターボを出したことが裏目に出た。
      • 実際には2L→1.5Lのダウンサイジングターボなんでエコで言ったら微妙に良くなっているが、やはりターボ=悪化のイメージは避けられなかった模様。
      • 1.5Lも非力な印象を受けた。
ホンダ・バモス
  1. 多用途車として売り出すもゲテモノ扱いされ、売れ残った。
ホンダ・ドマーニ
  1. 初代は意気込みをかけた意欲作でシビックとプラットフォームを共有する程度だったが、2代目はシビックとの単なる姉妹車に成り下がってしまった。
    • バブル経済の反映を象徴していた。
  2. しかも2代目はシビックのフルモデルチェンジで車種整理の犠牲になった。
  3. CMソングは稲垣潤一。
  4. 三本翁が番組で曰くホンダが作ったカローラ。
マツダ・クロノス
  1. マツダが展開した販売店多チャンネル化の核として登場するも、販売台数が伸び悩み、さらにバブル崩壊と被ってしまったことでマツダが経営危機に陥った要因となった(通称: 「クロノスの悲劇」)。
    • 姉妹車は、マツダMX-6(クーペ)、アンフィニMS-6、ユーノス500等といった販売店多チャンネルごと車名が統一されておらず、どれもクロノスとは名乗っていなかった。
      • クレフを忘れてますよ!
    • この失敗の影響からか、一時カーゴのみとなっていたカペラが復活し、クロノスは販売打ち切りになる。だが、6代目カペラ登場後も何故か国外ではクロノスをそのまま継続販売していた(輸出名はカペラと同じマツダ・626)。
ダイハツ・アプローズ
  1. ダイハツが意気込みを込めて発売した5ドアセダンであったが、発売直後に発火事故が多発し、リコール騒動になり、更に当時の日本は5ドアセダンが売れなかった時代であり、売上が伸び悩んだ。
    • アプローズ=喝采。火が噴いて喝采。
スズキ・キザシ
  1. スズキが意気込みをかけたDセグメントセダンであったが、売れずに警察にも押し付けられ、遂にはセダン市場から撤退に追い込まれた。
    • 中には「キザシを見たらパトカーだと思え」と言われる始末。

海外[編集 | ソースを編集]

フォード・エドセル
  1. フォードが莫大な宣伝費などを投じて投入した車だったが消費者心理の変化もありほとんど売れなかった。
    • 今ではマーケティング失敗の見本として世界的に語られるほど。
フォルクスワーゲン・タイプ1
  1. 「ビートル」の愛称で世界的に親しまれた名車だがもともとはナチスの人気取りのための計画だった。
    • 労働者に安い価格で買える大衆車を提供するというのが狙いだった。
    • 実際に費用の積み立ても行われたが第2次大戦のせいで量産自体が中止に追い込まれた。
トラバント
  1. 東ドイツで生産され今や国を象徴する乗用車となっているが品質はお粗末そのものだった。
    • 末期には車体の材料に紙パルプが含まれていた。
    • 「レッカー牽引されるときが最高速」「説明書には壊れた時に備え電車とバスの時刻表が付属している」といったジョークも広まった。
    • 一応発売当時(1958)としてはそこまでへなちょこだったわけではなく、大衆車だからちょっと安っぽい程度だったのだが・・・
  2. 注文してから実際の納車までに10年以上かかるのが普通だった。
    • その結果としてすぐ手に入る中古車のほうが高値で取引されるほど。
  3. モデルチェンジの計画もあったが党の許可が下りなかった。
    • よって30年間同じモデルをずっと生産することに。
    • まさに生きた化石。
  4. 東西ドイツの統一後は排ガス規制が強化され特別な許可がないと走行できない。
    • 日本にも何台か輸入されたが公道を走れるものはないらしい。
  5. エンジンと燃料タンクが隣り合っており、かつ車体前方にある。
    • 追突事故を起こした瞬間車体が炎上するスリル満点の仕様。
      • まず助からない。
      • この構造が日本で公道を走れない原因のひとつである。
デロリアンDMC-12
  1. 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのタイムマシンに使われたことで有名な車だが高価すぎたためろくに売れなかった。
    • しかもデロリアン社の社長が麻薬所持で逮捕され会社自体潰れてしまった。
  2. 上述のように映画出演で知名度を上げたが上映時には既に会社が潰れていたため後の祭り。
イソ・イセッタ/BMW・イセッタ
  1. 卵のようなデザインが特徴。当時のトリノ・ショーで発表された時は奇妙なスタイルでセンセーションを巻き起こしたが、売り上げがイマイチで、すぐに生産中止された。
    • 生産台数も1000台程度に過ぎなかった模様。
    • BMW・イセッタもその一つだが、なぜか生産台数が本家よりも多い。そのためか逆にこっちが有名になった。なお、本家のイセッタを製造した会社(イソ社)は70年代に倒産している。
ランボルギーニ・イオタ
  1. 実験用のみで量産に至らなかった幻のスーパーカー。それはなんとたったの1台のみ。
    • なお、本物は売却後に車両火災で廃車になってしまい、今ではイオタに模したレプリカしか現存していない。
BMW・1/2(クーペ除く)シリーズとmini
  1. BMWにも関わらずFF、しかもminiとシャーシが共通のため、こんな車miniだと言われる1/2シリ。
  2. 逆にシャーシまで含めてminiっぽさがどんどん薄くなるためBMWだと言われるmini。
  3. 一応コンパクトカーを名乗っているが3ナンバー。

設備[編集 | ソースを編集]

リトラクタブルライト
  1. 車のヘッドライトをしまえば空気抵抗を受けない分早くなるのではないかといわれたが、コストが嵩んだので採用されなくなった。
    • そもそもヘッドライトの走行時終日点灯を義務付けるところが増えたので開閉する意味がなくなってしまった。
フェンダーミラー
  1. こちらのほうがよく見えるとミラーをボンネットにつけたが、ドアミラーにとってかわられた。
    • やがてはミラーもカメラに代替されていくのだろう。
大型トラックの速度表示灯
  1. 速度を示すために緑に光る3連ランプがついていたが日本独自の規制だったため海外からの評判が悪かった。
速度警告音
  1. 時速100㎞を出すとキンコンキンコンなったが、それだけで特に意味はなかった。
  2. 「キンコン、キンコン…」という単調な音を繰り返すせいで、高速道路の走行時にかえって眠気を誘って危険なため後に廃止された。
スパイクタイヤ
  1. かつて北日本では冬になるとタイヤに金属の鋲(スパイク)をつけたスパイクタイヤが使われていたが、騒音がうるさい、道路を傷めて粉塵を撒き散らすのでスタッドレスタイヤが主流になった。
    • 一応バイクは規制対象外。
有鉛ガソリン
  1. ノッキングを防止するアンチノック剤としてアルキル鉛が添加されていたが、沿道住民が鉛中毒になるなどして無鉛ガソリンが主流になった。
  2. 1970年以前の車は有鉛ガソリンじゃないと動かないので大変らしい。
高オクタン価ガソリン
  1. オクタン価が高いガソリンのこと。通称ハイオク。
  2. 燃費がよくなるとか汚れをつきにくくなるとか言われているが、そもそもお気持ちの問題では?といわれている。
    • 実際他社のハイオクを混ぜたり、レギュラーをハイオクと偽装してたGSが発覚している。
      • ぶっちゃけると「製油所ごとにどのメーカーも共通の物」なので、他社のハイオクを自分のとこの名前で平気で売っている。
    • 1リッターあたりの単価も、レギュラーに比べおよそ11円~15円くらい(?)高いので、頻繁に給油すると泣きを見ることも。
  3. 一応ハイオク専用を謳っている車はまだ売っている。
    • 日本車はハイオク車にレギュラーを入れても早々ぶっ壊れる事は無いが、外車は下手にレギュラー入れるとエンジンがぶっ壊れる。
    • ターボ車は要求オクタン価が高いのでハイオク指定の場合が多いが、スバルのレヴォーグだけは珍しくレギュラー指定。
アイドリングストップ
  1. 車が一時停車する際にエンジンをかけっぱなしにするより、止めた方がエコという事で始まったが、エンジンの機能向上と停止時にバッテリーが傷むのでやらなくてもよくなった。
    • ただし一部の車は「バッテリー云々より振動でケツがやばい」ので、アイドリングストップが付いてない車でも停車時にイグニッション切ったほうが良い気がする。具体的にはダイハツ製1L3気筒エンジン搭載車。
  2. 一部の県では駐停車中のアイドリングは禁止されてるくらい義務付けられている。

その他[編集 | ソースを編集]

自動車通勤
  1. 電車やバスとは違い、渋滞等で遅延しても保証がない。
  2. あくまで自己責任なのでトラブルが生じても一切の責任を負うことはできない。