ざんねんな音楽事典

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邦楽[編集 | ソースを編集]

ざんねんな邦楽事典

アニソン[編集 | ソースを編集]

あぁ いいな!(W/ドラえもん)
  1. 大山版ドラえもんの最後のエンディングテーマ。しかしあまり知られていない。
  2. 歌ってるのはモーニング娘内のデュオユニット。
    • ユニットの片方が未成年喫煙で2006年に活動休止、2007年に解散となってしまった。
      • 結果大山ドラ最後のED曲は黒歴史に。
  3. 放送中から不評だった。
あなただけ見つめてる(大黒摩季/SLAM DUNK)
  1. TVアニメ「SLAM DUNK」のエンディングテーマとして書き下ろされた曲だったが…。
    • 大黒は原作コミックを読み終える前に曲を作ってしまったため、歌詞がアニメの内容と関係ない「痛い女子の根性LOVE話」になってしまった。
      • 大黒本人も原作を読み終えた後に、作品の世界観とミスマッチだったことを申し訳なく思ったとか。
    • おまけに1番の歌詞には「サッカー」という言葉まで出てくる有り様。
      • バスケアニメなため当然「サッカー」の言葉を登場させるわけにはいかず、アニメ放映時は1番と2番の歌詞を混ぜた音源が使用された。
unlasting(LiSA/ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld)
  1. 人気作の新しいED曲であり、LiSA自身も地上波の音楽番組に呼ばれ始めるなど知名度が上がった中出た新曲であり、概ね高評価だったにも関わらず出した時期が悪かった。
    • 世間では「鬼滅の刃」の大ブームであり、LiSAもあくまで鬼滅ブームの延長線でのヒットとも言えるため同作の主題歌であり1つ前のシングルの「紅蓮華」ばかりが話題になったため、話題の歌手の新曲にも関わらずアニヲタ以外には見向きもされなかった。
顔でかーい(Funta/Dr.スランプアラレちゃん)
  1. Funtaのデビュー曲だが、「アイツはアイツは顔でかーい」「はちまきまけないとどかなーい」「モアイもびっくり顔でかーい」ととにかく顔がでかいことをネタにしているため、大顔コンプレックスの人や教育委員会から苦情が来てしまった。
    • その後、OPは即変更となった。
風をさがして(矢口真里とストローハット/ONE PIECE)
  1. ワンピースファンから非難轟々、阿鼻叫喚。
    • このOPテーマが使用されていたときのONE PIECEはシリアス展開だったため、OPの曲と明らかに合わないことが批判された。
    • さらに島田紳助とヘキサゴンブームのウザさもヘイトを集めた。
      • 矢口真里はワンピースファンだからまだいいものの、紳助は「ワンピース一切読まないで作りました」って言ったからなあ……(娘にも「合わない」とは指摘されたらしい)
  2. ONE PIECEの主題歌最大の黒歴史と言われている。
  3. これによりこの時期のONE PIECEのOP差し替えMADがネット上に多数投稿された。
コネクト(ClariS/魔法少女まどか☆マギカ)
  1. 説明不要。
  2. 近年では例の音MADが広まってしまい、MAD動画に知名度が負けてしまっている状態になっている。
  3. その影響でコネクトが使用されている他の動画にも「気持ちよすぎだろ!」などとコメントされる始末。
    • 挙げ句の果てにこの曲が使用されている東日本大震災の被災者応援動画にも「気持ちよすぎだろ!」とコメントされてしまっている。倫理はどうなってんだ倫理は!
  4. 同様の事が「ヤマダ電機の唄」にも言える。
  5. 発売初期は(現在でもだが)音楽をそのまま使うとソニーミュージックに消されやすい曲であった。
    • そのため、Full動画と称して釣りキチ三平のOPを使った釣り動画が投稿され、ニコニコ動画でミリオン再生を達成してしまったことがある。
      • なおその動画は釣りキチ三平の著作者により権利者削除されている(が、もう一本あった動画は消されていない)。
      • ほか、プロレスの動画やFullを無理矢理TVサイズに編集した釣り動画が投稿されている。
叫べ!ガッチンポーのテーマ(UNCO☆STAR/アークエとガッチンポー)
  1. アニメ「アークエとガッチンポー」のOP。
  2. …なのだが、歌詞が「1192作ろう鎌倉×××」「世界はみんな×××ファミリー」といった具合に終始×××のオンパレード。うん、これはまずい。
  3. このため、放送時には「ウラ・ガッチンポーのテーマ」という歌詞が変更された曲に差し替えられた。
  4. ちなみに検索してはいけない言葉になっている。ある意味間違いではない。
侵略 ~the Chariots VII~(OZWORLD/銀装騎攻オーディアン)
  1. 「放送事故」と称されるほど悪い意味で有名になった。
    • 『オーディアン』事態、スパロボにも参戦していないしWOWOWの深夜アニメだしでマイナーな作品であるが、これが話題に上がったらだいたいOPがアレというのが話題に上る。
動物園は大変だ(TUNE'S/クレヨンしんちゃん)&夢のENDはいつも目覚まし!(B.B.クィーンズ/クレヨンしんちゃん)
  1. クレヨンしんちゃんの初代OPは「オラはにんきもの」だと思ってる人がいて、それより前の2曲は知名度が低い。
    • 25周年で「オラはにんきもの」が2代目声優でカバーされたり、春日部駅の発車メロディに使われるくらいクレヨンしんちゃんを象徴するOPになっただけに。
ハグしちゃお(夏川りみ/ドラえもん)
  1. ドラえもんの声優が総入れ替えの新体制になって半年後の2005年10月から使用されたが、歌詞がドラえもんのイメージと合わなかった。
    • タイトルにも歌詞にも「ドラえもん」が出てこないテレビアニメ主題歌はこの曲だけのようだ。
    • 映画では「のび太の恐竜2006」と「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」で使用。
    • 不評だったのか2007年5月から「夢をかなえてドラえもん」に再び変わり、こちらが水田版ドラえもんの主題歌に定着。
      • 「ドラえもんのうた」と「夢をかなえてドラえもん」は10年以上使用されたのに、この曲の使用期間はわずか1年半。
  2. ちなみに声優交代から半年間は女子十二楽坊が演奏するInstrumentalの「ドラえもんのうた」が使用されていた。
  3. CSテレ朝チャンネルで放送されるドラえもんの再放送では、インスト「ドラえもんのうた」や「ハグしちゃお」が使われていたころの放送回でも「夢をかなえてドラえもん」が流れる。
    • 大山版のドラえもんの再放送ではもちろん「ドラえもんのうた」が流れる。CSのテレビアニメ再放送版で「ハグしちゃお」を聞くことはできない。
      • ただし映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」と「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」のCS放送でのみ「ハグしちゃお」を流している。
      • このような扱いからして、おそらくドラえもん主題歌の黒歴史と制作陣も思ってるのだろう。
        • まあ上記の「あぁ いいな!」よりはマシ。
        • だがこのような主題歌事情もあって、大山ドラ末期からわさドラ初期の移行期はドラえもん迷走期と言ってる人もいる。
  4. ただし映像は「こんなの誰が知っているんだ」という原作の超マイナーなネタを死ぬほど拾っている(乗り物靴とか)ので原作ファンの間ではカルト的な人気を博している…かも。
ハミングがきこえる(カヒミ・カリィ/ちびまる子ちゃん)
  1. 今まで(「ゆめいっぱい」、「うれしい予感」)の明るい雰囲気の曲とは違い、「暗い」、「怖い」という意見が多く結局は「おどるポンポコリン」に切り替える。
    • 以降は「おどるポンポコリン」以外だったのは「KinKiのやる気まんまんソング」のみであった。
  2. 作曲者の小山田圭吾にとってはフリッパーズ・ギターの相方であった小沢健二の名曲「ぼくらが旅に出る理由」がリリースされたばかりであった。
ハム太郎とっとこうた(ハムちゃんず/とっとこハム太郎)
  1. とっとこハム太郎が歴史に残る名作子供向けアニメなのは間違いないものの…。
  2. 2010年代後半からアニソン系クラブイベントで欠かせない歌になってしまった。
    • この歌が流れたら何周も走り回りコールするのが定番になっている。
      • この手のイベントは撮影OKな場合が多いためこの模様の動画が大量に出回っている。
        • 2018年にテレビ朝日の番組で紹介されてしまった。
        • 日本のみならず香港やタイなどの動画も出回っている。
          • タイでは反政府デモで替え歌が使われたほど定着。
      • 2019年のアニサマで小倉唯と内田真礼が歌った時も定番のコールが会場に轟いた。
    • このようにとっとこハム太郎制作者側にとって全く想像できない形でブームになってしまっている。
  3. この「ブーム」でひまわりの種がバカ売れしているかどうかは定かではない。
バラライカ(月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)/きらりん☆レボリューション)
  1. インターネットではこの曲の替え歌である「やらないか」の方が広まってしまい、替え歌に知名度が負けてしまっている状態になっている。
  2. ニコニコやYouTubeのパラライカの動画でもやらないかネタのコメントが噴出する始末。
  3. その後、コネクトという後輩が誕生してしまった。
晴れる道~宇宙人(オメェら)に合わせる顔がねぇ!~(次長課長/ケロロ軍曹)
  1. ケロロ軍曹恒例のお笑い芸人タイアップソングであり、小室哲哉プロデュースの名曲。
  2. しかし発売直後に作詞・プロデュースの小室哲哉が5億円詐欺事件を起こし、その2年後に逮捕される。
    • 更にボーカルの次長課長河本も親族の生活保護不正受給で大炎上してしまった。
  3. そういうわけで井上以外の関係者は曲名と歌詞がモロにブーメランになるという結果になってしまった。
BIG-O!(永井ルイ/THE ビッグオー)
  1. あまりにクイーンの『フラッシュのテーマ』(映画『フラッシュ・ゴードン』)をパ…オマージュしすぎていたため、協議の結果ブライアン・メイに権利がうつった。
  2. ゲーム作品でもこのBGMはまず採用されず、再放送やDVD-BOXでは別の曲がOPに使用された。
    • 名実ともにクイーンの曲になっちゃったんだから、権利料はメチャ高くなりますよねえ。
  3. というか「もっとゴードンっぽくやっていい」と言われたのでほぼそのまんま踏襲したらしい。
from the edge(FictionJunction feat.LiSA/鬼滅の刃)
  1. OP主題歌の『紅蓮華』や劇場版主題歌の『炎』はもちろんの事、挿入歌の『竈門炭治郎のうた』ですら大ヒットしている鬼滅の刃において、何故かED主題歌のこの曲は尋常ではないぐらい扱いが悪く、知名度も低い。
    • 鬼滅の刃を特集する音楽番組で歌われることはまず無く、「鬼滅の刃メドレー」の企画が組まれてもこの曲だけは歌われずスルーされる事が多い。
    • 『紅蓮華』はシングルCDがリリースされたがこの曲は配信限定シングルであり、結局CDに収録されたのはサントラにTVサイズのみだったこともありあまり知られる機会が無い。ただでさえ鬼滅に限らず一般層から飛ばされることが多いED部分の曲に合わせてこの有様…。
    • ボーカルをLiSAが担当しているが、一応はFictionJunctionの曲でありオーケストラなど大掛かりな演奏が必要という特性なので音楽番組等では敬遠されがちという事情もあるんだとか。
水の星へ愛を込めて(森口博子/機動戦士Zガンダム)
  1. ガンダム人気投票で1位を取るほどの名曲であり、森口博子のデビュー曲でもある。
  2. 版権料がメチャクチャに高いので、ゲームは愚かネット配信ですらTV放映版とは違う曲が流されたりする。
おどるポンポコリン以外のちびまる子ちゃんOP曲
  1. 「おどるポンポコリン」の人気・使用期間・バリエーションの多さが強すぎて、それ以外のOP曲は知名度が低い。
    • 「サザエさん」OPみたいにちびまる子ちゃんは放送開始からずっと「おどるポンポコリン」が使われ続けてると思ってる人もいるかも。
    • 初代OPの「ゆめいっぱい」だけは多少知名度があるが、残りの「うれしい予感」「ハミングがきこえる」「KinKiのやる気まんまんソング」はファン以外ほとんど知られていない。
    • そもそも本曲は初代ED曲でもあるのだが、これについても今となってはあまり知られていないだろうか。

特撮[編集 | ソースを編集]

ウルトラマンタロウ(武村太郎[1]、少年少女合唱団みずうみ/ウルトラマンタロウ)
  1. 2番のサビの部分で思いっ切りノイズが入ってしまい、そのままレコーディングされてしまった。
    • どう聞いてもクシャミにしか聞こえないのだが、なぜこのまま放送・販売されたのかは不明。一発撮りだったのか?
君の青春は輝いているか(ささきいさお/超人機メタルダー)
  1. 「特撮史上一番説教臭い歌」と言われるくらい歌詞が説教臭いことで有名。まあつまりはかなり名曲なのだが…。
  2. 放送終了からほどなくして、作詞家の不倫がバレて離婚したせいで、歌詞が完全にブーメランになって突き刺さってしまった。
    • 「君の青春は輝いているか ちっぽけな幸せに妥協しちゃいないか」…しとったやないですかJ先生!!
烈車戦隊トッキュウジャー(伊勢大貴/烈車戦隊トッキュウジャー)
  1. ネット上では下ネタ改変動画の方が有名になってしまった。
    • YouTubeかニコニコ動画で「SAENSキン」と検索すれば下ネタ改変ver.を視聴することができる。

ゲーム[編集 | ソースを編集]

うんにゃかにゃ(Beatcats)
  1. BeatcatsOFFFCIALANCLUBアプリのBeatcats ミュージック大賞のアプリ限定曲部門でチェルシーのソロソング『チュニラブ』が1位なったことで制作されたチェルシーのソロソング2弾。
    • といっても実際はレイラとのデュエットソングだが。
  2. 当初Twitterでアプリ限定曲として配信予定だったが何があったのかアプリに追加されてない事態が発生。
    • ついでにその公式ツイートも消え一時期は「幻だったのでは?」と言われる始末。
  3. その後の7月23日無事音楽サイトでの配信が決まり幻の曲ではなくなったが今のところOFFFCIALANFANCLUBでの追加はなしである。
    • 無事に追加され公式からの正式アナウンスも来ました。
ELECTRICAL COMMUNICATION
  1. 「ロックマン8 メタルヒーローズ」にてロックマンシリーズ史上初のオープニング曲として短編アニメと共に登場した楽曲。
  2. ロックマンをプレイしたことのある人を中心に大人気となっているが、知名度に反して収録されているCDは絶版のため入手が困難となっている。
    • 2022年に配信が始まりました。
  3. ここまで見たら知る人ぞ知る名曲で終わっていたが、その後ふたば☆ちゃんねるにて海外で×××を改造した卑猥な内容とも言えるBMEの映像と掛け合わせた動画が出回り、またその動画の内容と曲が妙にマッチしていたということで話題となり、完全にネットミーム汚染の被害を被ってしまった。
    • そして便乗したかのようにネット上で有名な某ゲイビデオと掛け合わせた動画も作られ、完全にネットのおもちゃに。
    • 流石に作曲家もツイッターで不快感を表明したが、その際のコメント「品性を疑う」さえもおもちゃにされてしまった。
  4. 別にざんねんではないが、何故か創設2年目の東北楽天ゴールデンイーグルスの主催試合の中継のテーマソングに使われたことがある。
Sense 2007
  1. beatmaniaIIDX14 GOLD収録の楽曲。
  2. AC版は問題ないのだが、家庭用移植版で悲劇が。
  3. この曲、全盛期のジュリアナを意識した曲で、ムービーも当時「お立ち台の女王」と言われた荒木久美子氏が、当時を思い出させる衣装で踊るというもの。
    • …で、案の定CERO:Aに引っかかり、CSではこのムービーが収録されなかった。
MODEL DD5
  1. GuitarFreaks10thmix&drummania9thmixで、3曲目までに条件を満たすと出現する4曲目…の片割れ。
  2. しかしながら、出現条件が更に厳しいもう片方(Timepiece PhaseII)の出現条件を満たせず、この曲止まりになったことで落胆し、捨てゲーするプレイヤーが相次いだ。
    • TPP2が今でも「名曲」と称されるほどの曲だっただけに、出なかった事に対しての落胆がすごかった模様。
  3. 楽曲自体もホーンズを多様する等、DD1(DAY DREAM)~DD4までと雰囲気が違うのであまり好かれない傾向があった…。

スポーツ[編集 | ソースを編集]

野球関係[編集 | ソースを編集]

青い稲妻(円広志)
  1. 1990年に「夢想花」で知られる円広志が提供したオリックスブレーブスの球団歌。
  2. 歌詞、曲調ともに軽快で後述の問題ないね。に比べ全年齢層へのアピールができており曲の完成度も高かったが、翌年から球団名が「オリックスブルーウェーブ」に変更になったためたった1年で廃止になってしまった。
嵐の英雄(ポニージャックス)
  1. 1997年に中日が本拠地をナゴヤ球場からナゴヤドームに移転した際に制作された中日公式の応援歌。
  2. しかしファンの間では既に「燃えよドラゴンズ」が定着していたこともあり、この曲はファンの間に全く浸透しなかった。
  3. それでも球団は公式応援歌としてホームゲームで流し続けたが、2002年の監督交代を機に「燃えよドラゴンズ」を流すようになり、この応援歌は事実上の廃止状態となってしまった。
    • 一応、2020年現在も廣済堂出版の「12球団全選手カラー百科名鑑」には掲載され続けているが…。
      • 2021年版から別の曲に変更された。
Go!Go!ファイターズ(宮本毅)
  1. 北海道日本ハムファイターズが北海道に本拠地を移転した2004年に制作された公式球団歌。
    • YOSAKOIソーランとタイアップした曲らしく、所々に鳴子の三々七拍子などYOSAKOIソーランっぽさがある。
  2. しかし、2009年から突如流れなくなってしまった。一説によると著作権問題が絡んでいると噂が流れた。
    • 2009年シーズンは4月のみ移転直前にリリースされた「ファイターズ讃歌」(速水けんたろうバージョン)がラッキー7で流され、その後5月の試合で新たな公式球団歌「La La La FIGHTERS」が作られ、完全にお蔵入りとなってしまった。
    • この著作権問題もYOSAKOIソーランが絡んでいる、という噂も。
THEマンパワー!!!(モーニング娘。)
  1. 2005年創立の東北楽天ゴールデンイーグルスの初代球団歌。何故か、当時のモーニング娘。が歌唱。
  2. 初代球団歌の割には、歌詞の中にイーグルスのイの字も出て来ない。
    • しかも東北が本拠地の球団にもかかわらず関西弁が歌詞に登場する。
  3. ちなみにこの曲がモー娘。最後の1期メンバーである飯田圭織の卒業前最後のシングルである。
ダイヤモンドの鷹(竜童組)
  1. 南海ホークスがダイエーに売却となり福岡に移転した1989年に制作された福岡ダイエーホークスの球団歌。
  2. 後述の問題ないね。と同様に作詞は阿久悠、作曲は宇崎竜童というビックネームの鳴り物入りで登場した曲だったが……。
  3. これまでの球団歌とは一線を画したロック調だったことが災いし杉浦忠監督からは「すぐには覚えられないなぁ」、南海時代からの主力だった山内孝徳からは「ナウすぎてついていけない」とコメント、評判は芳しくなかった。
  4. 同じ年に一般公募で作られた公式応援歌「いざゆけ若鷹軍団」の方がファンからの支持を得てだんだんと立場が逆転、福岡ドームが作られた1993年ごろからは試合前の練習中や本拠地最終戦のセレモニーくらいでしか流されなくなった。この扱いに阿久悠は「遺憾に思う」と嘆いていた。
  5. 2004年にダイエーがソフトバンクに球団を売却した際に「いざ行け若鷹軍団」が公式球団歌となったためこの曲はお役御免となった。
陽は舞いおどる甲子園
  1. 選抜中等学校野球大会(現在の選抜高校野球)の2代目大会歌。正式名称は「全国選抜中等学校野球大会歌」(後に「選抜高等学校野球大会歌」に改題)。
  2. 初代大会歌(通称「蒼空高き甲子園」)は歌詞に当時敵性語だった英語が入っていたこともあり、僅か1年で廃止。
    • 1934年の11回大会からこの曲が2代目の大会歌に制定された。
  3. しかし1962年の34回大会以降、前年のヒット曲が入場行進曲に使用されるようになってからはすっかり影が薄くなり、夏の甲子園の『栄冠は君に輝く』とは対照的な存在となってしまった。
  4. 歌詞にも問題があり、「戦塵」や「選士」など時代にそぐわない言葉・更に「毎日」と入っている関係上、NHKの開会式の中継で字幕が表示されないという問題点もあり、1992年の64回大会を最後に廃止。
    • 翌1993年の65回大会からは3代目の大会歌『今ありて』が使用されるようになった。
問題ないね。(オリックス・キッズ)
  1. 阪急ブレーブスが球団を売却した1989年に制作されたオリックスブレーブスの球団歌。
  2. 「関西の通好みの球団」という阪急のイメージを払拭すべく女性や子どもへのアピールとして小学生30人のグループ「オリックス・キッズ」を結成しての歌唱となった。
  3. 作詞は秋元康、作曲はタケカワユキヒデとビッグネームだったのだが……。
  4. オリックス・キッズによる合唱のスタイルと後述する歌詞が阪急のファンを中心に不評だったため支持は得られなかった。
  5. 歌詞も「野球の平和を守るため戦う」という趣旨が無意味に好戦的で独善的だと二宮清純から批判されてしまった。
  6. この曲も先述の「青い稲妻」同様オリックスがブレーブスからブルーウェーブに球団名を変更した1991年に廃止となり、球団歌としての期間はわずか2年であった。
横浜Boy Style・WINNING(COCO)
  1. 1992年オフに横浜大洋ホエールズから改称したプロ野球球団・横浜ベイスターズ(当時)の初代テーマソング。
  2. 「WINNING」のバックコーラスには、当時チームで若手主力だった佐々木主浩・盛田幸妃・野村弘樹・谷繁元信・石井琢朗・進藤達哉の6選手が参加している。
  3. CoCoの解散やバックコーラスを務めた選手の退団・移籍が重なり、現在公式ではほとんど使われなくなった。そのため、球団歌の「熱き星たちよ」に隠れて影の薄い存在でもある。
La La La FIGHTERS(福原美穂)
  1. 2009年に上述のようにお蔵入りになった「Go!Go!ファイターズ」に代わって誕生した北海道日本ハムファイターズの公式応援歌。
  2. しかし、球団応援歌としてはかなり異様なソウル調の曲で、「覚えにくい」「歌いづらい」とファン・応援団からは大不評。
    • これは球団応援歌ではなくイメージソングだ、なんて声も。
      • イメージソングとして、なら好意的な意見も多い。
  3. 交流戦の横浜ベイスターズ戦では、横浜応援団が球場のBGMと勘違いして応援を被せてしまったなんてエピソードも。
  4. なんだかんだで2013年まで使われ、2012年からは応援にジェット風船を用いるようになったが、敵地で流れても飛ばすタイミングがわからずバラバラ、なんてことも。
  5. 2014年からは従来の「ファイターズ讃歌」(ただし、「THE TON-UP MOTORS」のボーカルでありSTV「ブギウギ専務」で有名な上杉周大が歌唱するバージョン)に変更され、この曲の公式応援歌としての役目は終了した。
    • ただしたまに主催試合や地元のテレビ番組でBGMとして流されている他、本人もたまに試合のイベントの一環で札幌ドームで歌唱する事もあり、前述の「Go!Go!ファイターズ」に比べるとまだ扱いは恵まれている方。
ドラゴンズの公式応援歌(「ドラゴンズの歌」など)
  1. 1950年の「ドラゴンズの歌」から「昇竜-いざゆけドラゴンズ-」まで都合4曲作られた。
  2. が、どれも「燃えよドラゴンズ!」に勝てなかった。
    • バックコーラスに星野仙一、田尾安志、鈴木孝政などを採用した二代目の「勝利の叫び」は26年間使われたが前後年とも「燃えよドラゴンズ!」が発売されそっちに人気を奪われた。
    • ナゴヤドーム移転時に作られた「嵐の英雄」もなかにし礼・小林亜星を起用したがまったく浸透せず5年で「燃えよドラゴンズ!」に取って代わられた。
    • そんな中で4代目の「昇竜-いざゆけドラゴンズ-」が作られたが認知度はお察しとしか言えない。
      • しかも導入された2015年以降、中日は本格的に暗黒時代に陥ってしまった。
  3. ただし初代の「ドラゴンズの歌」は2007年に復活以降ある程度の地位を得ている。

その他[編集 | ソースを編集]

マッチョ・ドラゴン(藤波辰巳)
  1. 説明不要。
    • どうしてもわからない人は、ニコ動やYoutubeで聴けば残念な理由がわかるはず。
  2. この曲を登場曲にしていたレスラーがいた。誰あろう藤波本人である。
    • これを初めて聞いた観客はもちろんのこと、実況の古舘伊知郎や解説の山本小鉄らは、凍りついたそうな。
  3. 発売当時、この曲が新日本の道場でリピートされていたらしい。
    • それを聞いていた当時若手の獣神サンダーライガーは、「気が狂いそうになった」らしい。
  4. 一時期、この曲を入場曲として使用していた新日本の後輩のケンドー・カシン曰く「世界中どこで流しても客が笑う不思議な曲」とのこと。

動画サイト発[編集 | ソースを編集]

ニコニコ動画物語.wav
  1. 組曲『ニコニコ動画』に続くニコニコメドレーシリーズの次作として投稿されたが、25分という当時では異例の長さが影響してか他のしも氏のニコニコメドレーシリーズに比べて延びなかった。
    • 派生動画も組曲『ニコニコ動画』や翌年投稿される「ニコニコ動画流星群」に比べて少ない。
  2. 翌年投稿された「ニコニコ動画流星群」のほうが大ヒット。結果的に組曲と流星群に挟まれて陰の薄い存在になってしまった。
七色のニコニコ動画
  1. それまでの「組曲『ニコニコ動画』」「ニコニコ動画物語.wav」「ニコニコ動画流星群」から収録楽曲を総入れ替え・一新したが、製作・投稿前年の2008年はアニソンやゲーム主題歌のヒット曲が少なかった結果、ボーカロイド楽曲が中心となったことが不評だった。
    • 歌詞のないゲームBGMも多かったことが、派生動画投稿泣かせになった。
  2. この動画の最大の不運は、製作後の2009年に大ヒットしたアニソンが3曲も出たこと(「Don't say lazy」「君の知らない物語」「Only my railgun」)。
    • この3曲は2020年に放送されたテレビ朝日のアニソン総選挙でいずれもベスト20に入った楽曲。一方で七色~の収録中心となった2008年の曲は1つも上位に入らなかった。
    • そのうち製作中にヒットしたけいおん!の「Don't say lazy」だけは最後に入れたが、製作過程終盤での突然のヒットに焦って無理矢理入れた形に。
    • 投稿後に発表された「君の知らない物語」「Only my railgun」は収録できず。
    • もし製作されたのが1年遅ければこの3曲を普通に入れられて、ボカロ中心でアニソンが不作になることはなかったのに。
  3. これ以降メドレーブームがゆるやかに陰り、ニコニコメドレーシリーズの衰退が始まった。
  4. あれから3年後の2012年5月、しもはブログで完全新作の第6作目を製作中であることを明かしていたが、製作中のデータが入っていたHDDがクラッシュしたことにより事実上の製作中止となった。
    • だが製作中止から数年後、何者かによってHDDがクラッシュする前に保存された製作中の音源データがネット上に流出されており、現在は「Death_to_Simoyuki_-_ニコメド6」のタイトルで視聴可能。
    • 「七色」と同様に収録楽曲を総入れ替え・一新し、今までのメドレーで使用したことのない曲(前述の「Only my railgun」も対象)で構成される予定だったらしい。
  5. 音MAD界隈ではハンマー状態~RED ZONEの部分だけ人気が独り歩きしてしまっている感がある。
  6. 上でボカロ中心になったと書いたが、実は七色〜が投稿されたころはボカロも不作。2007年の「メルト」「みっくみくにしてあげる」、それ以降の「桜ノ雨」「千本桜」のようなヒット曲は七色〜の収録曲からは出ていない。
    • 「桜ノ雨」は2008年発表なので入れることはできたはずだがしも氏が見落としていたか。
一般男性脱糞シリーズ
  1. 始まりはなんJの某弁護士を侮辱するコピペだった。
  2. ↑のコピペに目を付けたピアノ演奏系YouTuber鈴木ゆゆうたが曲を付けた動画を投稿。その動画は見事に再生回数を伸ばし、ゆゆうたと言えば一般男性脱糞シリーズ、一般男性脱糞シリーズと言えばゆゆうたと言っても過言ではないくらいの知名度になったが...
    • 某弁護士のアンチ集団である恒心教が一般男性シリーズを弾くゆゆうたを不快に感じ、ファンやコラボ相手を住所特定などで攻撃しはじめる。
      • ゆゆうたはそのことを知りながらも動画を投稿し続けていたが2020年、一般男性脱糞シリーズ関連の動画を全て削除し、今後も永久封印することを発表。
        • 現在は誰かが保存されたものがYouTubeやニコニコ動画に無断転載されており、消すと増えます状態になっている。
      • 恒心教徒ら曰く「この動画のせいで弁護士が悪徳弁護士ではなくネタキャラとして昇華してしまった」とのこと。
    • そもそも恒心教側の意見を無視して一般男性シリーズを400人の吹奏楽団と歌う動画を投稿したゆゆうたも悪いのだが。
  3. なお、恒心教や鈴木ゆゆうたに関しては個別項目も参照。
  4. 動画を出したら中学生活どころか人生が終わってしまったという笑えないオチに。
  5. 一方ゆゆうたとの騒動が恒心教にとってもダメージがなかったわけではなく、予てより臭芋(恒心教徒でありながら功績(当該弁護士への直接的ダメージや発言を引き出す事)が少なくむしろ害のほうが大きい人のこと)を多く生み出していた芸術路線への批判がより強まり、また犯罪予告の苛烈化・頻発化によってその先鋭化を推し進めてしまったといえる。
    • それまでは良くも悪くも「ネタ宗教・いたずらのグループ」という扱いだった彼らが、名実ともに「サイバーテロリスト」扱いになったターニングポイントともなってしまった。
【音MADメドレー】おとめっど
  1. りゅんがニコニコ動画の音MAD動画で人気となっている楽曲をメドレーとしてアレンジしそれをBGMとした動画及びその楽曲の題名。
  2. このメドレー使ったMAD動画もそれなりに作られ、以前からこの動画のようにコネクト(※ここ重要)パートにおいてやばいワードをいわせるものも見受けられたが…。
  3. ある日、このメドレーとファイナルファンタジーを使った動画「【合作】おとわっか」(現在削除済み)が投稿される。
  4. この動画のコネクトパートで「 ティーダのチ○ポ気持ちよすぎだろ!」という発言がバズる。
  5. 結果、○○気持ちよすぎだろというコメントがほかのおとめっどまで進出することになった。

洋楽[編集 | ソースを編集]

It's a fine day(ジェーン&バートン)
  1. 日本ではクリネックスティッシュのCMで使われたが、暗めのアカペラ曲だったこともあり呪われた曲扱いされてしまった。
    • 別にそのように作られた曲ではなく至極真っ当なポップスであり後年カバーやリミックスされた人気曲である。
Sowing The Seeds Of Love(Tears For Fears)
  1. 日本ではサビの空耳である『母ちゃん許して』で有名になってしまった。
    • 『タモリ俱楽部』の『空耳アワー』で一度採用された後、日産『シルビア』のCMで本曲が使用。一度採用されたのにも関わらずCMの影響で多数このネタが送られてきたほど。
Bahama Mama(Boney M)
  1. 関東の一部(柏や松戸、東京都区内)では『バハマ音頭』というタイトルで盆踊りの曲になっている。
    • Boney M自体ディスコミュージックの中心にいたグループだが、とてつもない飛躍だ。
Moskau(ジンギスカン)
  1. ジンギスカンにとっては「ジンギスカン」の次にヒットした曲として知られるが・・・。
    • もともと1980年のモスクワオリンピックを想定して作られた曲だが、ジンギスカンの国の西ドイツを始め資本主義国がことごとく出場ボイコットしてしまい、ジンギスカンにとっては「せっかく開会式に出ているのに自分たちの国の選手が出ない」という事態になってしまった。
    • あまりの振り付けの激しさのため、メンバーの一人スティーヴ・ベンダーが持病のヘルニアを悪化させ、脱退する遠因になった。
  2. 千葉ロッテマリーンズのファンが西武ドームで西武と対戦する際にこの曲を「西武には負けられない」という替え歌で使用していたが、応援団の不祥事により使われなくなってしまった。
  3. 日本語版のカバーもいくつか出ておりその中にはぷろだくしょんバオバブに当時所属していた声優たちが歌うものもあるのだが、その歌詞は原曲とは全くかけ離れたものになってしまった。
  4. ねらーにとっては2000年代前半にフラッシュ倉庫で大量に作られた空耳flashで有名?

曲目以外[編集 | ソースを編集]

声楽[編集 | ソースを編集]

バリトン
  1. バスまたはテノールから見ると中間域になるが、あまり音楽に馴染みがない人には名称の存在さえよく知られていない。
  2. オペラの歌唱曲の中にはバリトンを想定したものもいくつかあるが、やはり数が少ない。
    • ロシアオペラなんかはそうだが、特にヴェルディの楽曲ではバリトンがキーパーソンになる事が多く一概にそうとは言い切れない。
  3. どっちつかずな立場になりがち。アマチュアの合唱団では高低どっちもできるとみなされポジションをあれこれ動かされることも。
    • 男声が二部編成の曲ではバス扱いにすることが多いものの、バスでは当然に必要な範囲の低声(E2~G2あたり)がまともに出ない人も少なくない。

楽器[編集 | ソースを編集]

トランペット
  1. 吹奏楽ではほぼ主役級、ジャズでは無双さえできる立場なのだが、まともな音が出るまでの鍛錬がとにかく大変。
    • コツをつかむ以前の段階では、騒音や爆発音以前に何の音も出せない。
      • 防音対策を適切に整えておかないと、練習さえ周囲に大迷惑を及ぼす。
    • 間違えると一人でかなり目立ってしまい、すぐに犯人だとバレる。
  2. クラシックではかなり地味な立場に置かれることも。
    • 単純にティンパニの1~2オクターブ上をなぞっているだけとか、そもそも全く出番がないことさえある。
    • 地味な動きをめちゃくちゃ高い音でやらされるケースもある。ベートーヴェン交響曲第7番はまさしく「金管殺し」。
    • そういう意味で、目立ちたがりな人に実は不向きな楽器とも言える。
ヴィオラ
  1. バイオリンとチェロの間になる弦楽器。バイオリン同様に顎で挟んで演奏する。
  2. バイオリンはだいたいサイズが決まっているが、ヴィオラはなぜか決まっていない。
  3. バイオリンとチェロはソロ曲だったりメインパートを担当する曲が多いが、ヴィオラは少数。
  4. バイオリニストは多いがヴィオラニストは居ない(演奏方法が同じなバイオリンに転向してしまう)やら、ストラディバリウスを持ち歩くならヴィオラケースに入れておけ(態々ヴィオラを盗む奴は居ないという意味)等、昔からざんねん扱い。
  5. 残念ではない点は、日本では天皇陛下が演奏される楽器として知られていることぐらいか。

アルバム[編集 | ソースを編集]

RECYCLE Greatest Hits of SPITZ(スピッツ)
  1. 1999年にリリース。220万枚以上のセールスを記録し、彼ら最大のセールスとなったアルバム。スピッツの歴代ヒット曲13曲が収録されたベストアルバムであるが・・・。
  2. もともとスピッツは解散するまでベストアルバムは出さないというポリシーを持っており、この発売もレーベル側が半ば強行的に決定したものであった。
    • スピッツはファンへの会報に自分たちの意図ではなない旨という謝罪の文章を掲載するという対応を行った。
      • タイトルの「RECYCLE」も「使い回し」という皮肉交じりの意味であり、収録曲にも当時の最新アルバムに収録されていた「流れ星」「スピカ」と初期の2年間の楽曲は収録せず、世間的に認知している曲のみを収録するという形になった。
  3. その後デビュー15周年に合わせた2006年にメンバー公認のシングルコレクションアルバム「CYCLE HIT」をリリース。同時にこのアルバムは製造中止・廃盤となった。
BEST OF DREAMS COME TRUE(DREAMS COME TRUE)
  1. 1997年にリリース。ドリカムのエピックソニー時代のベストアルバム。200万枚以上のセールスを記録したのだが・・・。
    • スピッツの事例と同じくレーベル側の意向により発売したものである。
      • ただしこちらは発売の数か月前に所属レコード会社を東芝EMI傘下のヴァージンレコードへと移籍したことに伴い元々製作予定だったアルバムが急きょベストアルバムに切り替わったという経緯。
  2. ドリカムがデビュー以来主張していた「私たちはどのアルバムもベストアルバムだと思っているからベストアルバムは必要ない。」というポリシーに反するレコード会社の行為に本アルバムの発売直前に「このベスト盤は私たちの本意ではないので購入を控えてほしい」とファンクラブ会員に呼びかけるという異例の声明を発した。
    • さらにはドリカム側からエピックソニー側への抗議と同アルバムの廃盤を求めるという事態になってしまう。
  3. その後2000年にドリカム公認のベストアルバム『DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL"』をリリース。同時にこのアルバムは廃盤となった。
COVERS(RCサクセション)
  1. 1988年にリリース。タイトル通り洋楽のカバーアルバムとして制作され、ゲストとして三浦友和や泉谷しげるや桑田佳祐(桑竹居助の偽名を使用)らが参加している。
  2. 本来は当時RCが所属していた東芝EMIから8月6日に発売される予定だった。
    • しかし「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」で核問題と原子力発電の問題が歌われており、これに日本の原子力サプライヤーでもある親会社の東芝から発売中止の圧力がかかってしまう。
      • 結局先行シングルの「ラヴ・ミー・テンダー」ともども、「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告(6月22日付)と共に発売中止となってしまう。
    • 実は新聞広告が掲載される約2週間前、忌野清志郎は東芝EMIの最高責任者である石坂敬一に呼び出され、「COVERS」の発表見合わせか一部の曲のカットを要請されていた。
      • 「ロックの東芝だからこそメッセージ色の濃い作品を出すべきだ」と主張する忌野と石坂の話し合いは平行線を辿り、東芝EMI社内でも再度会議が行われたが決定は覆らず、アルバムの発売中止が正式に決定してしまう。
        • この決定に怒った忌野が訴えた「素晴らしすぎて出せないっていうのなら、それを新聞に出してくれ」という言葉のみが受け入れられ、上記の新聞広告掲載となった。
  3. その後、本作を巡る問題がメディアに取り上げられたことや、世論の後押しなどもありRCの古巣であるキティレコードがら8月15日に発売。
  4. 7曲目の「サマータイム・ブルース」に参加した泉谷は作品の表現に対して当時ある程度の違和感があり、「(忌野の)気分は分かるから参加はしたが『そういう方向に行くのは良くない』と喧嘩した」と後に振り返っている。
    • また4曲目の「シークレット・エージェント・マン」の冒頭には前年に起きた大韓航空機爆破事件の実行犯の1人である金賢姫の音声が収録されている。
      • これに関しては事前に外務省の許可を得て収録された。
ハイテック・ノークライム他(Yellow Magic Orchestra、YMO)
  1. 1993年のYMO「再生」の前後に発売されたリミックスアルバム。
  2. これらとベストアルバムが「アルファ商法」と揶揄されている。
L-R TRAX Live&Rare Tracks(Yellow Magic Orchestra、YMO)
  1. 2005年発売のベストアルバム。
    • ディスク1~6にライブの音源を収録している。ディスク7がベストアルバム。ディスク8がレアな音源。
    • ちなみにディスク7までは過去に発売した音源。
  2. この商品が出たころ、YMOが以下のようなメッセージをウェブサイトに掲載した。
    ごめんなさい  
    過去の作品や音源は、ぼくたちの手を離れ、時にぼくたちの意図しない商品となって世に出ていくことがあります。
    それを目にして、ぼくたちは心を痛めています。
    しかし契約上、どうにもならない場合もあります。
    今後もさまざまな形でそういうことがあるでしょう。
    ファンのみなさま方には、商品を見極める目をもって音楽を楽しんでいただきたいと思います。
    また、過去の音源が再発されることで、新たにぼくたちの音楽に出会う方がいれば、大変うれしいことです。

ヒットチャート[編集 | ソースを編集]

オリコンシングルランキング
  1. 音楽消費の主流がダウンロードに移行してもCD売上だけのランキングを発表し続けていた。
    • そのため配信に消極的な特定事務所や特定アーティストの作品が高い数字を出す傾向にあった。
    • 2000年代半ば頃から増えてきた、CDシングルを発売せず配信のみで発売する作品もチャートインできなかった。
  2. そのこともあってか2010年代半ば頃から、それまでオリコンシングルランキングを掲載していたメディアの多くがチャートソースをBillboard JAPAN Hot 100に切り替えた。
オリコントラックスチャート
  1. 2004年から開始されたオリコンの複合ランキングであったが、オリコン側が積極的に宣伝しないためか参照される機会が少なかった。
  2. その上、わずか3年半で終了となった。
Billboard 200
  1. 1991年3月から2009年11月まで、旧譜作品はチャートインできなかった。
    • マイケル・ジャクソンが死去した後、全米サウンドスキャン調べのアルバム売上トップ3は「Number Ones」「エッセンシャル・マイケル・ジャクソン」「スリラー」とMJの作品が独占したが、こちらではいずれもチャートインしなかった。
Billboard Hot 100
  1. 1991年11月30日付にて、チャートの集計方法が変わり、エアプレイ中心からセールス中心になった。
    • 当時のアメリカでは白人はアルバム志向が強く、黒人はシングル志向が強かったため、ブラックミュージック偏重のチャートになった。
      • これに伴い白人層のビルボード離れが顕著になった。
  2. 1998年11月まで、シングルカットされていない曲はチャートインできなかった。
    • No Doubt「Don't Speak」はビルボードのエアプレイチャートでは16週にわたり1位を獲得したが、こちらでは一切チャートインしなかった。
    • エアプレイのピーク時にシングルを発売することで初登場上位を狙う商法も登場した。

音源規格[編集 | ソースを編集]

着うた
  1. 一時期は世界の音楽配信サービスでもトップクラスの売上を誇ったが、スマートフォンの普及とともに多くのユーザーの支持を失った。
    • 2022年現在もスマホ向けの着うた配信は続いているが、その市場規模はお察しください。
    • スマホ時代になってからは着信音自体設定しない人が増えてしまったのもある。特にLINEの流行もあって。

音楽配信サイト[編集 | ソースを編集]

ざんねんな配信サイト事典#音楽配信

音楽番組[編集 | ソースを編集]

ざんねんな音楽番組事典

関連項目[編集 | ソースを編集]

  1. 福沢良一の別名義。