ざんねんなRPG事典
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- 便宜上、SRPG・ARPGもこちらで扱います。
- 発売・配信開始から3か月経過していない作品は追加しないでください。
分割済み
任天堂版権
ファイアーエムブレムシリーズ
- ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣
- FCで出た「暗黒竜と光の剣」をDSでリメイクしたソフト。リメイクにあたり新キャラクターが登場する新シナリオが追加されたが・・・。
- 新シナリオの発生条件が「仲間が一定数以上ロスト(死亡)している事」という、シリーズのお約束にケンカを売るようなものだった事が不評を買った。
- このシリーズ最大の特徴は「死んだ仲間は生き返らない」という点であり、基本的に仲間が死なないようにプレイするゲームである。メインテーマにも「誰一人として死なせはしない」という歌詞があるほど。
- しかも要求されるロスト数が「初心者でもそこまでは死なせないだろ」という位に多い。その上新キャラもそこまで強くなく「仲間が減った場合の救済措置」にすらなっていない。
- グラフィックの評判もあまり良くない。ゲームバランスも微妙。
- そもそも「暗黒竜」を第1部としてほぼそのまま収録し、更に同等のボリュームの第2部を追加し一本のソフトに纏めたSFCの「紋章の謎」の存在を考えると「SFCで1本で出せていたソフトをDSで2本に分割してリメイク」という点もざんねん。
- 本来「紋章」のリメイクとして1本で出そうとしていたのを、任天堂との話し合いの結果分割したらしいが・・・。
- なお、これらの不評な点は続編である「新・紋章の謎」で(戦闘アニメ以外は)軒並み解消されている。
KADOKAWA版権
RPGツクールシリーズ
- RPGツクール2003
- FFシリーズのシステムであるATBシステムの実装など、大きな特徴はいくつかあったものの、バグの多さで発売当時は散々だった。
- アップデートで一通り改善済みだが、現在は既にサポートも終了。
- そのせいもあってか『2000』~『VX』のPC版RPGツクールシリーズで唯一、廉価版が販売されていない。
- 海外ではSteamにて『RPG Maker 2003』として配信されているが、当然ながら日本語には非対応である。
- (家庭用ゲーム機版の)RPGツクールシリーズ
- PC版と比べてゲーム創りへの支障が大きく、またソフト自体クソゲー呼ばわりされている製品も多い。
- 最新作の「MV Trinity」は3機種(PS4・Switch・X-BOX One)での発売を予定していたが、X-BOX Oneでの発売は中止された。理由としてはあまりにもバグが多すぎたから。
- そのMV Trinityはクソゲーオブザイヤー2018大賞を受賞。どこがどう悪いのかはKOTYの選評やゲームカタログを見よう。
- 最新作の「MV Trinity」は3機種(PS4・Switch・X-BOX One)での発売を予定していたが、X-BOX Oneでの発売は中止された。理由としてはあまりにもバグが多すぎたから。
エルヴァンディアストーリー
- 2007年に発売されたにもかかわらず、オープニングムービーが90年代のゲームとしか思えないくらいの低品質で失笑を買った。
- シナリオもガバガバで、主人公はDQNで周囲はそれを止めようともしない。
- 真ラスボスの声はボイスチェンジャーによるもので、シリアスな展開にも拘らず「ヨォクゾキタワアシュレイヨー!」「ゾノオ゛ンナノヨージニ゛ダバザレデワナラヌ゛」などとキンキン声&ガビガビ声で話すので爆笑もの。
- 登場人物が容赦なく死んでいく上に、ひどい場合には主人公が率先して殺しにかかるので、最早感情移入もクソも無い。
- 難易度調整も適当過ぎるので、真ラスボスは神なのだがフツーにレベルを上げて行けば難なく倒せる。神とはいったい…。
- シナリオを読み進める際にピッピピッピとクリック音がうるさいが、調節できないのもウザい。
- なおコミカライズ版は本編の前日譚であり、こちらはそこそこの評価。というかゲーム版が要らない。
テクテクテクテク
- 「一生歩けるRPG」というキャッチコピーだったがわずか約半年でサービス終了。
- 赤字9億に対し売上が900万だった。
- カドカワが赤字に転落し川上量生がカドカワ社長を辞任する一因になった。
- 赤字9億に対し売上が900万だった。
- 近日サービス開始予定だったエンゲージプリンセスも悲観されまくりだったが結果的に悲観通りになった。
- 一部コラボキャラがゲームの客層と合っていないと言われていた。
- いかにもメーカーであるドワンゴのニコニコ動画というらしさを出していたコラボもあったがそのニコニコ動画が著しく衰退しているのに・・・。
- 人気グラドルの大原優乃は目玉の一つだったようだけどCGの出来が・・・。
- 後継作品を出すことを明言しているが・・・。
エンゲージプリンセス〜眠れる姫君と夢の魔法使い〜
- シナリオとキャラデザがあの「俺妹」コンビで電撃文庫25周年記念作。当初は2018年夏にサービス開始予定だったが実際のサービス開始は2019年4月1日だった。
- PCブラウザゲームだったためスマホでのプレイはできなかった。理由はスマホゲー市場がレッドオーシャンだからとかアップルやGoogleに払うロイヤリティへの不満があると語っていたが・・・。
- PC推奨スペックの高さで尻込みしたユーザーが多かった。
- 奇しくもそのロイヤリティの問題は2020年のフォートナイト排除騒動でクローズアップされることになった。
- サービス開始前に同じドワンゴの「テクテクテクテク」がわずか半年でのサービス終了を発表したため悲観しかされない状況だった。
- そして本作も半年後の9月30日でサービス終了へ。
- サービス終了発表日にニコニコ生放送でドワンゴ取締役の栗田穣崇が謝罪をしたが、本来は出演声優による公式生放送の予定でありこれをもって打ち切りに。
- 公式漫画に「そう簡単に終了して課金がムダになることはないんだ」と書かれてた。
- そして本作も半年後の9月30日でサービス終了へ。
CAPCOM版権
流星のロックマン
- 前作「ロックマンエグゼ」と比べて、バトルフィールドが3マス狭い。
- エグゼは縦3×横6マスだが、こちらは横3×縦5マス。
- 主人公が最初に動ける範囲も、エグゼが9マスでこちらは3マス。
- 前作に出てきた情報端末「PET」が大量に捨てられている場所もある。
コナミ版権
- ハドソンを含む。
HUNTER×HUNTER ハンターの系譜
- アニメ第1作に便乗して発売された、原作最初の長編「ハンター試験」を題材としたRPGなのだが…。
- 自由度がとてつもなく低い。
- 体格や身長を設定したり、師匠を変更したりできるが、ステータスには何ら影響がない。
- 原作キャラと会話することも出来るが、別に恋愛ゲームではないので個別ルートなんかありゃせんし、本当にただ会話できるだけ。
- 船を降りてからは特に何もすることなく会場に着ける。わざわざババアの意地悪クイズや魔獣との会話などもあるが、無難な選択肢を選べば良いだけ。
- 第1予選は単なる散歩。戦闘など無い。
- 第2予選はウロウロ歩き回って食材を集める必要があるが、斜め上の料理が錬成されたり、理不尽な合否判定が出る。
- 第3予選はトラップタワーの移動だが、本当にトラップを探して移動するだけ。従って、ジョネスなどの敵は登場しない。
- まともな戦闘は第4予選と本戦しかないが、この戦闘と言うのがトイレマークのような標的をロックオンして攻撃ボタンを押すだけ。
- 敵はヒソカであろうがほぼ無抵抗。もう何のゲームなんだか…。
- 原作では本戦は「相手を降参させたら勝ち、死亡や降参前の気絶は反則負け」というルールだが、勿論本作ではひたすらボコり続ければ相手が降参してくれる。
桃太郎伝説1→2
- 桃太郎伝説1(正確にはPCエンジン版のターボ)と2を続き物としてカップリングした作品であったが……。
- とにかく重い。例えてみれば表示速度が「おそい」しかないぐらい重い。
- しかも攻撃が外れまくるので、なおさらイライラする。
- だいたい、PCエンジンで発売された2作のRPGをGBでまとめようとしたのが無茶と言わざるを得ないのかもしれない。
- 2001年発売だから後続作の桃太郎道中記のようにGBAで出せばよかったのに。
- 新桃の元ネタだった1・2のコレクション作品でさえもSFCの容量に収まりきらなかったらしいのに……。
- しょうがない面はあるが、ギャグ鬼の名前が大幅に改変されている(ミスターオニック→ねんりきてんぐ、オニしまなぎさ→おこりオニ)。味気ない。
- って言うかそれなりに重要キャラだったはずのしこめまで「こおりおばば」と言う味もそっけもない名前に。コンプラ違反もわかるが……。
- こんな出来だったせいか、桃太郎伝説シリーズはこれが事実上の最終作になってしまった。
タカラトミー版権
ゾイドシリーズ
- ZOIDS 邪神復活! ジェノブレイカー編
- まずゾイドを知らない人のために説明すると、本作は1999年から放送されたアニメ『ゾイド-ZOIDS-』のゲームである。本作は漫画版の副題に『機獣新世紀』とあるように、それ以前の80年代に発売されていたゾイド(以下旧ゾイドと表記)とは別の作品であり、出てくるゾイドも異なる。(以下、アニメの方の登場機体を新ゾイドと表記する)
- にも拘らず本作は登場キャラのほとんどが旧ゾイドである。
- 例えるなら『ウルトラマンティガ』のゲームなのにティガの怪獣がほとんど出て来ず、グリーンモンスとかゴルゴザウルス2世とかが出てくるようなもんである。
- 本作はレベル固定制の為、どんなにレベルを上げてもきっちり敵はそのインフレについてくるので全然面白みがない。
- 勿論このシステムでも名作はあるが、本作は攻撃の命中率が低いわ、戦闘がダラダラ面白くないわで完全に裏目に出ている。
- ちなみに出現レベルは「平均値」なので、パーティにわざとレベルが低い奴を入れておけば敵のレベルが低くなる(笑)。
- エンカウント率は鬼のように高いのに、「にげる」コマンドはすぐ失敗する。
- また、一部ソフトでは図鑑に登録したゾイドが消えてしまうというバグもある。
- タイトルにあるジェノブレイカーはラスボスの前座で大して話にも絡まず、おまけにあっけなく倒せるので威厳がない。
- 「むしろ雑魚戦の方が命中率が低いので手間がかかる」と言われるほど。
- ラスボスが邪神とも思えないし、タイトルがほとんど羊頭狗肉である。
- 中盤に出てくるデスザウラーという敵があまりに強すぎる。いや、弱いデスザウラーは見たくないが。
- ちなみに仲間にすると戦闘がかなり楽になる。
- ゾイドオルタナティブ
- PS2最後のゾイドゲームであるが、「そもそもこれはゾイドなのか」という出来。
- まず登場する機体は5種のみ。デスザウラーも別に登場するがただの砲台扱い。
- 登場するゾイドは単なる四脚戦車同様の扱いで、爪やキバによる攻撃も出来ない。そのくせ、猫系ゾイドがセイバータイガーとシールドライガーで被っている。ゴリラ? 鳥? サソリ? いないよ! 残りはウルフとバイソンとレッドホーン(スティラコサウルス)だけ!
- 例えるなら「アンパンマン」のゲームと言っておきながら「登場するのがアンパンマン・しょくぱんまん・赤ちゃんマン・ばいきんまん・ホラーマンに加えて『ドキンちゃん砲』なる砲台しかなく、しかもそいつらが8頭身ボディに着ぐるみの頭をかぶっただけで、銃で撃ち合うゲーム」くらいに思ってくれればよい。
- ステージも14面と少なく、もはや何のゲームをやっているのかもわからないレベル。
- トドメにゾイドゲームおまけのプラモキットなどの付録も一切付かなかった。
その他
キャラクターゲーム
- 元祖西遊記 スーパーモンキー大冒険
- 『西遊記』を題材とした作品の中でも1,2を争う失敗作。
- 原作を無視した展開(出発地点が台湾)、遅すぎる移動速度、ボタン連打だけで終わる地味な戦闘、透明なワープゾーン、説明が少なすぎるシナリオ…書いていてはキリがない。
- 味方もウロウロして武器を振り回すだけで全然役に立たず、1人づつしか出てこない。豚→カッパ→龍と順番に天に召されていくと最後は三蔵法師まで戦いに行くが、勿論勝てるわけもなくボコボコにされ全滅する。
- 死んだ仲間は「不死鳥鳳凰」というキャラの下で復活できるが、腹立たしいことに行き先は天竺と全く異なるエリア。
- ラスボスが牛魔王ではなく混世魔王。三蔵法師の弟子になるどころか如意棒すら持ってない段階で戦うようなザコキャラのはずなのに。
- 逆に原作で主要なキャラが雑魚敵として登場。猗窩座や童磨や鬼舞辻無惨が雑魚敵として量産され、お堂の鬼がラスボスとして登場する鬼滅の刃のゲームみたいなものである。
- おまけに下品な隠しメッセージも話題を呼んだ。
- 『銀魂』で登場したこともあったが、テロリストの投擲用武器という扱いだった。
- 流石にアニメ版では「モンキー」が「モンチー」に差し替えられていたが…。
- 海外の人にもウケが悪かったようで、とあるサイトでは「The Worst Japanese RPG ever made」と紹介されてしまった。
- しまいには、製作者自ら「没になる予定だったものを販売してしまった」「この場を借りて、当時購入した方々にお詫び申し上げます」とネット上で謝罪してしまった。
- 北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章
- 2作続いてビミョーな出来のRPGを出した『北斗の拳』三度目の正直かと思いきや、前2作を上回るトンデモであった。
- まず本作のライターはアニメ版北斗の全152話中97話を手掛けた戸田博史氏(『北斗の拳4』も担当)である。それなのにこの有様なのである。
- 『4』同様主人公はオリジナルなのだが、中盤で死ぬ。後半は主人公の息子が2代目となるが、その2代目もラストで死んでいると取られかねない。
- この主人公、リンの弟であることが判明するのである。それなのにもう結婚できる年齢!! いくらパラレルとはいえ、やりすぎである。(原作第2部時点でとっくに死んでいる南斗の面々やラオウ、トキなどもフツーに登場するのだが…)
- 主人公の結婚式から始まる(決して未婚の父とかではなく、2代目はまだ生まれてない)のに、他のキャラクターは開始からラストまでサザエさんのように全く年を取らない。おかしいだろ!?
- 普通に考えれば十数年は経過していなければおかしい。よって、仮に物語開始時点でレイ(2代目の師匠)が20歳(適当に言っただけで根拠はない)としても、2代目が主人公になってからはアラフォーのおっさんになっていなけりゃ変である。
- また、2代目(この頃はまだ幼児)を救出した際にヒロインが10代であることが判明する。設定に無理があるだろう。
- 開始早々魔族が出現する、原作を無視した内容。
- シナリオが原作ファンの逆鱗をムツゴロウさんばりに撫でまくっている代物。
- 冒頭でいきなりケンシロウが岩に押し潰されて死ぬ。
- ユリアはその後を追って投身自殺、以降も救助などされておらず本当に死亡。
- シンはそのショックで酒浸りになり、ハート様に下剋上くらってサザンクロスを乗っ取られる。
- アインは先をふさぐ穴を粉砕するも天井の下敷きになって死に、原作で死ななかったバットも門に車で特攻して死ぬ。
- ユダでさえPCなのに、サウザーはなぜか余命いくばくもない状況で、ケンシロウを復活させるために自ら犠牲になって死ぬので一切使用できない。
- ゲームそのものとしてはまあ超絶ゴミというわけではないが、村の東に行くのが正解なのに「にしにいきなされ」と発言するキャラがいるなど、シナリオの誤字脱字が多い。
- 武器もいろいろ装備できるが、やることは結局ステゴロでしかない。『4』まではバストアップしか描かれていなかったので、これでは武器を装備したと言えるんだろうか。
オリジナル
- アンシャントロマン〜Power of Dark Side〜
- 風雅システムが開発し、日本システムから1998年に発売されたPS用RPG。
- 英語表記は「Ancient Roman」であり「エンシャントロマン」と読むのが正しいはずだが、そんな読み違いはささいな問題でしかない。
- そもそも「Ancient Roman」は「古代のロマン」という意味だが、このゲームには古代要素もロマン要素もほぼ皆無。
- 前年にはファイナルファンタジーVIIが当時最高のクオリティで大ヒット、おそらくこのゲームもこれを目指さんと作られたのかもしれないが、こちらはとんでもない低クオリティだった・・・。
- グラフィックは本当にPSで発売されたのかと思わざるを得ないレベル。PSが発売されて4年経っていたが、PS初期のソフトでもそこまでひどくはない。
- その中でも際立っているのはオープニングムービー。とある星の文明が理不尽にも破壊されるシーンなのだが、その時に巻き込まれた住民のおじさんが消滅するシーン。
- 普通ならグロくなりそうなシーンなのだが、3DCGの技術が低いせいでボーっと立ってるだけのおじさんがポリゴンの欠片になって散っていくというシュールなものに。
- とはいえそのインパクト満点なシーンのせいか主人公を差し置いて作品を代表するキャラになりつつある。
- 普通ならグロくなりそうなシーンなのだが、3DCGの技術が低いせいでボーっと立ってるだけのおじさんがポリゴンの欠片になって散っていくというシュールなものに。
- もちろんフィールドグラフィックや戦闘演出も質も動きも悪くあまりにもお粗末。
- その中でも際立っているのはオープニングムービー。とある星の文明が理不尽にも破壊されるシーンなのだが、その時に巻き込まれた住民のおじさんが消滅するシーン。
- BGM面も決して良いとはいえず、サナトリ村のBGMやボス戦のBGMはあまりにも不協和音すぎてかえってネタにされる始末。
- しかしサントラ版ではそこまで崩れておらず、音源を移植する際にパートごとのコードがずれてしまったのではないかと言われている。
- また、キャラボイスを搭載しているが、あまりにも棒読みで活舌も悪いうえに、一々読み込みも挟むのでテンポも削がれる始末。
- 当時新人だった中島沙樹氏が出演しており、彼女の演技は比較的まともだった。
- どれだけひどいかというとどこぞのボイスドラマやどこぞの作中作がまともに思えてくるレベルである。
- ストーリー面も描写不足で説明不足で伏線ほったらかし。吹き飛んだおじさんから1000年後とのことだが、吹き飛んだ文明とかは特にストーリーに絡んではこない。
- 一応本編の前日談を描いたドラマCDが出ており、こちらは比較的まともな出来。それならこのストーリーや設定を本編に持って来ればよかったのでは・・・。
- 戦闘面やシステム面も非常に不親切。装備品やアイテムや魔法などは一切効果や効力は説明されず、魔法も大して強くないためレベルを上げて物理で殴るだけのゲームと化す。
- 体験版のときは少しはまともな出来だったがそれが製品版で大きく劣化してしまうという体たらくに。どうしてこうなった・・・。
- その酷さにも関わらず知名度が皆無だったためか、20年以上埋もれていた存在だったのだが、2020年にYoutubeでこのゲームが紹介されてから一気に知名度が上昇。500円程度の価値しかなかった中古価格が数万円まで跳ね上がってしまった。
- また、開発にほとんど加わっていないのに「風雅システムが開発した」という誤認識が広まったのもざんねんなところ。
- 黄金の絆
- 2009年にジャレコから発売されたアクションRPG。
- 開発期間3年・開発費4億円をかけて制作、「Wii史上初、本格派ARPG登場」と宣伝されたが…。
- ゲームバランスが極端に悪く、シナリオ進行に合わせ敵の攻撃力が極端に向上してしまう。
- 最初のダンジョンで、雑魚にHP全快の状態から一撃で倒されたという情報も…。
- また、このゲームは装備品が増えるだけでレベル(スペック)は特に向上しない。その装備品も「武器」1種、「装備品」1種だけ。武器は剣のみ。
- その他にもロード時間が長い(最大40秒強)・街でしか開けないメニュー画面・奇声じみた叫び声を上げて倒れるキャラクターなど問題点を書きだしたらキリがない。
- テレビCMのうちの1本はスタッフの正気を疑うほど意味不明なCM。
- ファミ通の「あのゲームが失敗した理由」という特集でこのゲームが取り上げられた時に、スタッフは「あれが精一杯だった」「データ量が増えロード時間を増やさざるを得なかった」と言い訳臭いコメントが続き、挙句の果てには「バトルシステムについてはうまくできたと思っている」という発言も…。
- 後にジャレコの社長はブログに寄せられた「黄金の絆のクオリティに関して満足しとるんですか?」というコメントに対し、「満足してるわけねーだろ!あのクソ開発会社め!」と開発会社をこき下ろした。
- 開発を外部に丸投げしときながら、その言いぐさはどうかと(
- カオスサーガ
- DMMで配信されたブラウザ用のMMORPG。元は「諸神黃昏」というタイトルで中国で配信されていたのをローカライズさせて日本国内で配信していた。
- しかしいざ国内でサービス開始されると、キャラクター造形などが明らかにファイナルファンタジーXIからの流用ではないかと各所で指摘される。
- そして開始から21時間半で緊急メンテナンスに入り・・・その5時間後にサービス終了が発表された。
- 実稼働時間は21時間半、1日でサービス終了というざんねんすぎる伝説を残す結果になってしまった。
- その後運営会社が24件もの著作権侵害を行っていたことが分かり、配信会社とDMMがスクウェア・エニックスに謝罪する案件となってしまった。
- 神代學園幻光録クル・ヌ・ギ・ア
- 戦闘が酷過ぎる。
- ペルソナ4と同じ2008年に出たPS2のRPGなのに、「えっ?SFCじゃないよね。」と言いたくなる戦闘の映像。
- 戦闘が終わったときに流れるBGMが短くて、何度も流れる。
- 必殺技が酷過ぎる。
- 必殺技を出すとき、静止画が出てきてキャラクターが喋るがとにかく長い。
- キャラクターの声が小さい。
- 必殺技の名前を言うキャラクターたちの声がズレてる。主人公&アツシ「友情パパワー!!」
- お色気攻撃と儀仗の月は敵だけではなくプレイヤーにもダメージを与える技である。
- 麻痺の魔法を喰らったボスが死ぬまで動かなくなる。
- 酷くなってしまったのは入社して1年半の人にシナリオを描かせてしまったことが原因だった。
- キャラクターたちの話が長すぎる。
- 主人公の前に妖魔が現れた時、アツシと鏡子がやってきて助けに来てくれたと思ったら、アツシが主人公に戦闘を強要してくる。
- 妖魔の静止画を使いまわした。
- 通称が「ヌギャー」。
- 鬼殺の剣
- 韓国でリリースされたスマホ向けアクションRPG。
- もはやタイトルの時点でこれが「鬼滅の刃」のパクりなのは明確である。ロゴもほぼ同じ。
- だが単にタイトルだけを真似たならまだしも、主人公の設定が「鬼に殺された家族の仇を討つために戦う少年」の時点でもうヤバいレベル。
- 格好もあきらかに鬼滅の主人公炭二郎であり、ご丁寧に水属性の技も使う。一応造形や装飾品・服装などは元ネタからいじってはいるが。
- ほかにも同作品のキャラクターをパクっており、完全にアウトであった。
- 格好もあきらかに鬼滅の主人公炭二郎であり、ご丁寧に水属性の技も使う。一応造形や装飾品・服装などは元ネタからいじってはいるが。
- 韓国でも「鬼滅の刃」の正規品が出回っているだけに、擁護する余地がない。
- だが単にタイトルだけを真似たならまだしも、主人公の設定が「鬼に殺された家族の仇を討つために戦う少年」の時点でもうヤバいレベル。
- 結局、リリースからわずか5日でサービス終了することに。これは歴代の最速サービス終了日数ランキングの3位である。
- 制作側は「鬼滅の刃」から盗作してはいないことは主張していたが、サービス終了の際に謝罪することとなった。
- ちなみに本家ジャンプ(厳密には姉妹雑誌)の漫画「僕とロボコ」にはとあるキャラが「誰が鬼殺の剣だ!」とツッコむシーンがある。
- 機動少女
- 中国で開発された美少女バトル系のソシャゲ。
- 絵は非常に評価された。絵は。
- しかし、その題材は日本のロボットアニメの擬人化という物であり、しかも無許可であった。
- 英題はなんと「Gundam Girlz」(原文ママ)。はいアウト―――!!!
- 作中でロボットアニメの機体を擬人化するだけならまだしも、作中に登場する機体や戦艦のデザインをそのまま流用し、更に型番を伏字無しで載せるのはどう考えてもダメだろう。
- 結局このゲームは速攻でサンライズその他の大激怒を喰らって配信停止となり、同人と商業の区別は付けねばならないという線引きを示す事例となった。
- クロスハンター
- コミックボンボン上で行われた「史上最強のRPG」計画によって発売されたRPG。3バージョン同時発売され、同時期に漫画版も連載された。
- しかしいざ発売されたもののバランスが非常に悪い。レベルさえ上げればごり押し可能なバランス。設定を生かせていない稚拙すぎるストーリー。3バージョン発売と言えどもまったく違いを感じさせない水増し商法など、散々な評価であった。
- 追い打ちをかけるようにキャラクター・モンスターもあらゆる作品から盗作した疑惑が巻き起こり、さらに評価を下げてしまった。
- 本作はペットを従えるDQM方式のRPGなのだが、主人公自体が弱いくせに、主人公のHPが0になると拠点に戻され所持金も1/2になるシステムなので、「主人公が一番足手まといなゲーム」と化している。
- 麻痺や眠りが強力すぎるので、主人公に被弾すれば非常にヤバい事態となる。そのくせ、状態異常無効系の装備品は無い。
- 主人公の技もいわゆる会心の一撃システムなので運でしか出て来ない。
- 弱らせたモンスターをシールに封印することで、ペットに特技を覚えさせることもできるが、序盤の序盤に出てくるようなモンスターは主人公が秒殺してしまうので封印が難しい。勿論「手加減」系の能力は無い。
- しかもせっかく技を覚えさせても、ペットはランダムにしか技が出て来ない。
- ダンジョンにはセーブポイントが無いというのも地味に酷い。
- 本作はペットを従えるDQM方式のRPGなのだが、主人公自体が弱いくせに、主人公のHPが0になると拠点に戻され所持金も1/2になるシステムなので、「主人公が一番足手まといなゲーム」と化している。
- ラスボスもぐちぐちぐちぐち未練がましくみっともない最期を遂げる。セリフがなげーんだよッ。
- ちなみに「世界初の3バージョン同時発売」をお題目に掲げていたが、発売延期の末に『遊戯王4』に先を越されたのもざんねんである。
- 追い打ちをかけるようにキャラクター・モンスターもあらゆる作品から盗作した疑惑が巻き起こり、さらに評価を下げてしまった。
- 連載されていた漫画版も各所から設定・キャラクターを盗作しており、検証サイトが立ち上がる始末だった。当然ながら今現在一切コミカライズされていない。
- 勿論連載版も単行本化は差し止めになっている。
- 詳細はざんねんな漫画作品事典を参照。
- 里見の謎
- 「褒める所が音楽しかない」と称される世紀の怪作。
- 話の尺が無駄に長すぎる上、電波かつ意味不明。
- 江戸時代が舞台なのに、なぜか武器屋でバズーカが買える。
- 登場人物の思考回路が理解不能。
- ヒロインは序盤でいきなり喧嘩を吹っかけてくるが、敗北した途端に媚びる小物ぶり。
- おまけに中盤で離脱してエンディング寸前の二択まで戻ってこないので愛着もクソも無い。
- 主人公の親友は中盤で永久離脱してしまう。名前を変えられるのにこの扱い。
- 敵キャラクターが醜悪すぎ&バカすぎで不快。
- おまけにザコは通常攻撃しかしてこない。
- ヒロインは序盤でいきなり喧嘩を吹っかけてくるが、敗北した途端に媚びる小物ぶり。
- 煩わしいだけで意味がない新機軸システム。
- バトルの際にはボタンを押してるだけで自動的に攻撃してくれるが、ダメージが表示されない。
- 基本的に北に向かうだけでどうにかなるという単純すぎるフィールドマップ。
- 主人公の名前をランダムに決めてくれるシステムもあるが、ランダムすぎて「ーんゃぃを」みたいな発音不可能な名前が平気で出てくる。加減しろバカ!
- 話の尺が無駄に長すぎる上、電波かつ意味不明。
- このような有様にも拘らず、ヌケヌケとパッケージに「オススメRPG」というシールをメーカーが勝手に貼っていた。
- こうした「さも店がオススメ商品として太鼓判を押したかのような偽装工作」と取られてもおかしくない表現には流石に購入者から苦情が来たらしく、早々に剥がされるに至ったが。
- ほかに無理矢理褒めるとしたら、PS初期のゲームにも拘らず戦闘開始に至るまでのロード時間が一瞬で終わるくらいか。(単にこのゲームの容量が少ないだけだが)
- あまりにヒドイ出来なので、冒頭で主人公が発した「お母さん、ボク頭が変になっちゃったみたいだよォ」という台詞が「こっちが言いてーわ」とプレイヤーからネタにされてしまった。
- ちなみに音楽の出来だけは良いのは、元々制作会社がカラオケの会社でゲームは初参入だったからである。
- 歌ってるのはなんと仲●由紀恵の同級生で友人である。
- なお、制作会社が後に手掛けた某ゲームでは本作が名指しでクソゲー扱いされている。
- ネットワーク冒険記バグサイト
- 序盤でスパイラルというバグ(=本作品における仲間になるモンスターのような存在)が、主人公に助けを求めて「電脳世界で君を待っている」という感じのセリフを言う場面があるのだが、
- 怪しげな店でスパイラルを助けたあと、全くその事についてシナリオで説明されることはない。
- コミックボンボンで漫画が連載されていたが、現在でも単行本が出ていない。
- 古き良き時代の冒険譚
- 「ルールはわかりやすくシンプルに・小難しい話や鬱展開にはならず・誰でも満足感を持ってクリアできる難易度で」をコンセプトに昨今の複雑化したゲームに一石を投じるべく作られたシミュレーションRPG。
- しかし蓋を開けてみればシンプル過ぎて戦術性が無さ過ぎる・中身が無さ過ぎる茶番劇・微妙にイライラする難易度の三重苦となってしまった。
- 因みに本作はダウンロードソフトであり価格は約2000円と一見すると良心的に思える価格だが実際にはゲームアーカイブスで本作の半額以下の値段でPS等の本当の意味で古き良き作品として今でも高く評価されているゲームが発売されている上に同人ゲームはおろかフリーゲームでも本作よりもクオリティの高いゲームも多い為どう考えても本作に見合った価格では無い。
- 放置少女〜百花繚乱の萌姫たち〜
- スマホゲーやってたりスマホでYoutube見てる人なら一度は見たことはあるだろう扇情的な女の子が出てくるゲーム。
- 三国志や戦国時代の武将を美少女にしましたと言っているが明らかに時代が違う人や人外擬人化も混ざってるがそんなのはざんねんでもなんでもない。
- 一時期は釣る気満々の扇情的な宣伝をしまくりウザがられていた。いうなれば二つ上のアレの先輩的存在。
- 流石に地上波で宣伝打つときはそんな扇情的なモノは見せられないのか、斜め上の内容のCMを流した。
- 作中のキャラの顔が和田アキ子になって宮下草薙の草薙が恐怖するCMとか、待たされた橋本環奈が彼氏をぶっ飛ばしたり、部屋を荒らして稲川淳二が恐怖するというもの。
- 破天荒な内容のCMを流して直接ゲーム画面を映す時間を減らすというお茶の間のが冷えない工夫に満ちているのか、普通にゴールデンでも流されている。
- その後は深田恭子などモデル・女優を起用してゲーム内容・客層からかなりかけ離れたファッショナブルなCMを流した。
- 破天荒な内容のCMを流して直接ゲーム画面を映す時間を減らすというお茶の間のが冷えない工夫に満ちているのか、普通にゴールデンでも流されている。
- 作中のキャラの顔が和田アキ子になって宮下草薙の草薙が恐怖するCMとか、待たされた橋本環奈が彼氏をぶっ飛ばしたり、部屋を荒らして稲川淳二が恐怖するというもの。
- 星をみるひと
- 言うまでもない。
- オープニングも何もなくいきなりフィールドに放り出される。町?見えねえよ、超能力者たちの隠れ里なんだから。
- いきなり中ボス級の敵が出て来る。
- キャラの足が遅い。
- などなど、不満点を挙げればきりがない。
- ただストーリーとBGMだけは良好で、この時代には珍しいマルチエンディングと相まってその方向でのファンはいる。
- そのためか2020年、switchで配信された。
- 摩訶摩訶
- とにかく、バグが多すぎる。
- 相原コージデザインのキャラもストーリーも相当にバカ(褒め言葉)だが、それ以上にバグで有名。
- 使えたり笑えたりするだけならいいが、ゲームが止まるバグや能力値がガタ落ちするバグもあるから困る。
- シグマ商事の担当者曰く「仕様です」。
- ライトファンタジー
- 東京書籍が出したRPG。和やかな雰囲気でパーティーの自由度も高くストーリーも優秀。
- だが、戦闘がめちゃくちゃだるい。戦闘ごとにシミュレーションゲームが始まり、大半の武器は接近しないと攻撃できないためそれでまず手間。
- 状態変化が多すぎる。毒や眠りどころか、小人・驚き・食物化など十種以上ある。それでいて状態回復魔法の中に全種類回復と言う存在はない。
- で、そんな戦闘をやっても報酬は安く、さらに主人公のレベルに応じてフィールドの敵も強化されるため経験値稼ぎもしにくい。
- そんな出来なのに2が発売されたが、こちらも世間的にはクソゲーと呼ばれる出来であった。
- ラストリベリオン
- 超大作と言う触れ込みで発売された作品。
- しかしその内容は10時間程度でクリア出来る上にシナリオも一本道であり更にグラフィックも酷く戦闘も大味過ぎて攻略法が「レベルを上げて物理で殴ればいい」と言う代物であった為タイトルを略してスベリオンと言う蔑称で呼ばれる様になってしまった。
- 属性がポケモンより多い(銅・銀・アダマンという属性まである)が、この仕様のおかげで敵を叩く順番だけ覚えていれば全く問題ない。
- 名前の付いた登場人物が十数人しかおらず、宿も店もない。
- フィールド上でのシンボルエンカウント方式だが、その敵がとんでもないスピードでこっちを察知して襲い掛かって来たり、袋小路に逃げ込んだら入り口で待ち構えていたりする。
- 主人公のナインの外見と言動が某有名RPGの主人公にソックリ。
- 服装はその作品のライバルキャラにも似ている。
- 公式ホームページで「The 3nd」という誤字が…。
- 影山ヒロノブ氏が歌うオープニング曲は好評。
- しかし作中では音量調整ミスのせいで殆ど聞き取れない。
- 本作は英語音声+日本語字幕という謎のセリフ回しであるが、当の北米でも当然大コケし、日本版のスタッフが「発売してしまって申し訳ない」とまで書いた。
- 売り上げもわずか3300本という散々な有様であった。
- ローグギャラクシー
- 当時ドラクエ8の制作に関わったレベルファイブが開発した、DQやFFに匹敵する超大作になるはずだったRPG。
- グラフィックや楽曲は良くここまで聞くとまともだが、このゲームはクソゲーオブザイヤー受賞作品である。
- レベルファイブ社長の日野晃博によるシナリオがツッコミどころ満載。
- ゲーマーの宮部みゆき曰く「選ばれし者だからって何をしても許されるわけではない」。
- 同じグラフィック、仕掛け、構造が延々と続くダンジョン。
- 戦闘のテンポが悪く、バランスも不安定。
- UIもお世辞にも便利とは言い難い。
- 発売四ヶ月前という異例の速さでTVCMが始まり、日野晃博のサイン入りポスターが大量に印刷・配布されるという大々的な宣伝が行われたものの、大してヒットしなかった。
- キャッチコピーである「さあ、ふるえるがいい」はクソゲーオブザイヤーでもネタにされる始末。
- このゲームのせいでレベルファイブの経営はレイトン教授シリーズ発売まで傾くこととなってしまった。