もしあの海峡が○○だったら
(もしパナマ海峡が今でもあったらから転送)
存在していたら[編集 | ソースを編集]
スエズ海峡[編集 | ソースを編集]
スエズ運河は国際的に重要な人工的な運河ですが、仮にスエズ運河のかわりにスエズ海峡が古代から存在していたらどうなっていたでしょうか?

- モーセの出エジプトの伝説は無いか、あっても全く違うものになっていた
- モーセが海を割るのはスエズ海峡になってた。
- シルクロードが史実よりも早く衰退して、その代わりユーラシア南部を回る海路が発達していた
- 中央アジアでのみ産出する産物や遊牧民族の存在を考慮するとそうはならないのでは。
- 実際、戦後のシルクロード研究では中央アジア地域の交易路としての側面が注目されている。
- シルクロードと名付けられもしなかった。
- 中国の首都は漢王朝の時代に洛陽に移ったままで長安に戻らなかった
- もしかすると史実よりも早い時期に開封が首都が移っていた
- スエズ海峡が存在しているのでイスラム勢力の北アフリカ征服も遅れる
- もしかすると今でも北アフリカはキリスト教圏だったかも知れない
- 北アフリカのビザンツ帝国支配が長続きしていた
- そもそもビザンツ帝国が勢力を盛り返せなかったかもしれない。
- 当時のエジプトでは東ローマ帝国に対する敵意が強かったのでそうはならないかと。
- ムルシではなくシャフィークが大統領に当選していた。
- 中国南部の経済発展が史実よりも早くなる
- その代わり北部は衰退。
- シルクロードが衰退しているので遊牧民が史実ほど幅をきかせることは無かった
- 宋(南宋)と南明が史実よりも長続きする
- もしかすると江戸幕府と清は史実よりも早い時期に開国していた
- 当然ながらスエズ運河は存在しない。
- その代わりスエズ海底トンネルやスエズ大橋が建設された。
- 古代エジプトの航海技術はもう少し進歩していたはず。
- 五洋建設が世界的に有名な企業となるのが遅れていた。
- スエズ運河の開削工事という見せ場が存在しなくなるため。
- 現実のスエズ運河程度の幅ならば歴史はあまり大きく変わらなかっただろう。
- ボスポラス海峡のようになっていた。
- オスマン帝国の時代には通過するキリスト教国の船から高額な通行料を徴収していた。
- そのため史実と同じようにアフリカ大陸南端を通るアジア航路が必要になった。
- 19世紀にイギリスがエジプトを保護国化した際、現実のポートサイドに相当する都市とスエズがイギリスの直轄領になっていた。
- エジプトが完全に独立した後もしばらくイギリス領のままだった。
- ナセル政権成立後「イギリス領スエズ」の併合を目論み、第二次中東戦争が勃発。結果は現実通り。
- エジプトが完全に独立した後もしばらくイギリス領のままだった。
- シナイ半島がエジプトの物ではなかったかもしれない。
- 現在でもイスラエル領のままか全域がヨルダン領になっている
- アフロ・ユーラシア大陸は存在しない。
- 史実のスエズ運河の航海船舶を考えるとエジプト側には工業地帯が乱立、相当汚染された海峡になっていた
今もあったら[編集 | ソースを編集]
パナマ海峡[編集 | ソースを編集]

鮮新世において現在のパナマの半分近くは海の底で、紀元前300万年にパナマ地峡が誕生します。
ではパナマ地峡が誕生せず、パナマ海峡(仮名)が今でもあったらどうなっていたでしょうか
- パナマは建国されず残った地域があったとしても北西はコスタリカ領、南東はコロンビア領となっていた
- パナマを通る為の基準であるパナマックスと言う基準は無かった
- このためアメリカは史実よりも強力な戦艦を建造できていたので、その影響で日本の歴史も変わっていたかもしれない。
- 太平洋戦争中に計画されたパナマ運河爆破は計画自体存在せず伊四百型潜水艦は開発されなかったかも知れない
- この場合、伊四百型潜水艦を解析してアメリカが開発した潜水艦搭載型のミサイル、例えばV1飛行爆弾やレギュラスは完成しないか完成したとしても史実から大幅に遅れていた
- 仮に伊四百型潜水艦が完成していたとしてもマンハッタン奇襲計画とかで開発される
- 海峡のどちらかの国が枢軸国側として参戦した場合、戦争中はパナマ海峡が封鎖されていたかもしれない。
- パナマ地峡が誕生しないため史実で恐鳥類や有袋類を絶滅に追いやった大多数の大型肉食哺乳類が殆ど来る事は無く今でも南米では恐鳥類や有袋類が居る
- 一部の大型恐鳥類や大型有袋類は南米に移住したスペイン系ポルトガル系移民によって絶滅させられていた
- その前に海を伝って南米に上陸したアメリカ先住民に滅ぼされてるかも。
- 恐鳥類は中生代に存在した小型の肉食恐竜と良く似た生態系を持っていたため、恐竜の生態系における研究が史実より進んでいた
- 恐鳥類が南米諸国を象徴する動物として、国章などに取り入れられていた。
- 鳥類は恐竜の子孫という考えが主流になり、恐竜のイメージが大幅に変わっていた。
- 一部の大型恐鳥類や大型有袋類は南米に移住したスペイン系ポルトガル系移民によって絶滅させられていた
- パナマ海峡を有効に活用できるためコロンビアは史実より経済力が上がっていた
- 一人当たりのGDPはアルゼンチン位にはなっていたかも知れない
- コロンブスの航海にも影響が出ていた。
- 太平洋に出ていたかもしれない。
- マゼランもここを通って太平洋を通過していた。
- 現実の北アメリカ大陸がコロンビア大陸になり、南アメリカ大陸がアメリカ大陸になっていた。
- ヨーロッパ列強のアジア進出が史実より盛んになり、清と江戸幕府の開国も史実より早まった。
- アルゼンチンが先進国になったことは一度もなかった。
- クズネッツのあの発言は「世界には3種類の国がある。先進国と途上国、そして日本だ」になっていた。
○○だったら[編集 | ソースを編集]
対馬海峡[編集 | ソースを編集]
津軽海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- 韓国南部が日本領だった時代が史実より長かった。
- 日韓トンネルが現実味を浴びていた。
- 架橋計画になっている可能性も。
- 1.とは逆に大陸側の王朝が九州などを支配する期間もある程度あった。白村江の戦い敗北のあと唐と新羅の連合軍から逆侵攻される、元寇時などが考えられる。
- 対馬は歴史的に朝鮮半島側と日本側が支配した期間が同じくらいになり、サンフランシスコ講和条約で領有を認められたか微妙になる。
- いずれにせよ対馬は日本と朝鮮半島の文化が入り混じった興味深い地域となり、日韓両国から観光客がたくさん訪れる。
津軽海峡[編集 | ソースを編集]
関門海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- 北海道は平安時代後期からずっと日本の一部になっていた。
- 青函トンネルの他に津軽海峡大橋もとっくに出来ている。
- 青函トンネルは早ければ戦前に開通しており、現実世界で青函トンネルが開通した頃に津軽海峡大橋が開通していた。
- 北海道新幹線の工事では新幹線用の「新青函トンネル」を掘る羽目になっていた。
- ヒグマなどの北海道固有の生物が本州にまで生息域を拡大していた可能性あり。
- ナキウサギも東北地方に進出してた。
関門海峡[編集 | ソースを編集]
津軽海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- 九州は幕末になるまで熊襲や隼人の地域の「熊襲地」のままだった。
- そして明治以降は「西海道」と呼ばれる。
- 大宰府は存在しなかった。
- 九州の地名の多くは熊襲語由来のモノになっていた。
- 琉球王国が熊襲地を手に入れて支配していた。
- 関門トンネルが現実世界で青函トンネルが開通した頃に開通していたが関門橋は未だに構想段階止まりのまま。
- 朝鮮との貿易の拠点は下関となり西海道への拠点とも重なり、現実以上に発展。日本三大都市は東京・大阪・下関になっていた。
- 文化が大陸からもたらされた、と考えると、逆に日本は九州を中心に発展し、しばらくの間本州が蝦夷地的な位置づけだったかもしれない。
- たぶんその島は本州という名称ではない。(例:東(あづま))
- 平城京に相当する都も平安京に相当する都も北九州に作られた。
- 12世紀末に武家の政権が山城国にできてようやくあづまの時代を迎える。
明石海峡[編集 | ソースを編集]
関門海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- 淡路島は現実よりもはるかに発展していた。
- 島北部を中心に阪神地域のベッドタウンとなっている。
- 徳島も四国の玄関口として現実よりも発展している。
- 本四連絡神戸~鳴門ルートは現実よりもはるかに早く整備され、1985年の大鳴門橋開業をもって全線開通となっていた。
- もちろん鉄道道路併用となり、名実ともに本四連絡のメインルートとなっていた。
- 淡路交通鉄道線の廃止理由は湖西線などと同じく国鉄新線の建設ということになっていた。
- 明石海峡大橋(またはトンネル)は関門トンネルほど早くはないものの、1970年代くらいに開通していた。
- もちろん鉄道道路併用となり、名実ともに本四連絡のメインルートとなっていた。
- 淡路島は現実ほど離島扱いされていない。
- 行き来がしやすいので。
- 瀬戸大橋の重要性が現実よりも低くなっていた。
- 道路のみで鉄道は併設されなかったかも。
台湾海峡[編集 | ソースを編集]
津軽海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- 台湾は元代までに中国の一部になっていた。
- 中国共産党は台湾も支配下に入れる事が出来た。
- こうなっていたら中国国民党はアメリカに亡命政府を作っていたか雲南方面でゲリラ活動を行っていた。
- 鄭成功政権も呆気なく清に滅ぼされていた。
- 中国共産党は台湾も支配下に入れる事が出来た。
- 台湾海峡トンネルが出来ている。
- 台湾海峡大橋も2017年現在では構想段階となっている。
ドーバー海峡[編集 | ソースを編集]
ドレーク海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- イギリスとアイルランドは文句なしに北欧に分類される。
- ローマ帝国は領有どころか上陸さえできなかった。
- イギリス諸島の文化はもっとバイキングの影響を受けていた。
- 現在もスコットランドが独立国として存在していたかもしれない。
- アイルランドでも「ヨーロッパ大陸とは別」という意識が強くなっていた。
- 現実のドーバー海峡相当の海域は「フランス海」と呼ばれていた。
- グレートブリテン島にアングロ人とサクソン人は行かない。
- よってそこに「イングランド」という名の国はできない。
- 大陸のどこかにイングランドという王国が少なくとも一時的にはできたかもしれない。
- グレートブリテン島にある国の名は「ブリトン」
- 大陸側にブルターニュ半島という地名は多分できない。
- ブリテン諸島の国はEUに加盟しない。
- ブレグジットという言葉もない。
- それでもアイスランドのようにEFTAには入っている気がする。
モザンビーク海峡[編集 | ソースを編集]
関門海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- マダガスカルの生物相や歴史が決定的に変わっていた。
- キツネザルなどの独自の生物はアフリカ大陸同様に死に絶えていた。
- アジア方面からの移住はほとんどなし。
- モザンビークと同時期にポルトガルの支配下に入っていた。
- 独立は1970年代にずれ込むことに。
- 古い時代のヨーロッパ製の世界地図ではマダガスカルもアフリカ大陸の一部として描かれている。
マラッカ海峡[編集 | ソースを編集]
土淵海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- もちろん貿易船など通れるはずもない。
- 代わりにスンダ海峡が海上交通の要衝になっていた。
- 海賊も出現しようがない。
- スマトラ島も実質的にマレー半島の一部とされていた。
- イギリス領になっていてもおかしくない。
- バンダールランプンが史実のシンガポール並みに繁栄していた。
- クラ地峡への運河建設計画が実現していたかもしれない。
ベーリング海峡[編集 | ソースを編集]
ドレーク海峡並みの幅だったら[編集 | ソースを編集]
- インディアン・インディオのアメリカ大陸への到達が史実より遅れた。
- 今から2万年前の到達だったかも。
- ベーリンジアは存在しなかった。
- 北西航路・北極海航路の開発が史実より早まったかも。
- 北極海の凍り方が史実通りならそれはなさそう。
- アリューシャン列島も東にずれていたら日本軍が攻撃してくることはなかった。
- 「アッツ島」など知っている日本人はほぼ皆無。
ボスポラス海峡[編集 | ソースを編集]
陸地だったら[編集 | ソースを編集]
- 黒海が世界最大の湖に。
- ウクライナ、ジョージア、ルーマニア、ブルガリアが内陸国に。
- モルドバが二重内陸国に。
- 19世紀に運河が建設されて現実と変わらない姿になっている。
- 当初はロシア帝国資本で運営される。
- ソ連やトルコ共和国の成立後に国有化され現在に至る。
- オスマン帝国の中央同盟国側での第一次世界大戦参戦理由として「ボスポラス運河の管轄権を巡るロシア帝国との対立」があった。
- モントルー条約の内容が運河とその周辺だけ国際管理するという風になっていた。
- 当初はロシア帝国資本で運営される。