もし列車の愛称が○○だったら

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存在しなかったら[編集 | ソースを編集]

  • 事実、黎明期の特急は「1・2列車」(後の富士)「3・4列車」(後の櫻)のように愛称はなかった。
  1. 飛行機のように「○○行き特急××号」という呼称形態になっていた。
    • 特急・急行で付番のルールが異なっていたかもしれない。
      • それでも便名が重複するのは間違いないので検索に一苦労。
      • 実際に列車愛称が存在しない中国では「アルファベット+数字4ケタ」で今のところ大丈夫なので日本でも「アルファベット+数字5ケタ」くらいでよさそう。
  2. 間違いなく誤乗が多発する。
    • 特に停車駅が異なる場合は尚更。
    • 誤乗防止のために車両の色分けが史実以上に多種多様になっていた。
  3. ヘッドマークは行先表示を兼ねているものになっていた。
    • 同じ起点・終点で経由ルートが異なっている場合、異なるヘッドマークと共に「(○○経由)」という文字が刻印されていた。
    • そもそもヘッドマーク自体存在しなかった。
    • 車両そのものの愛称を側面ではなく前面に表示するケースが増える。
  4. 列車へ親しみを持つ人が少なかった。
    • 先に述べた中国でも近年は鉄道ファンが増加しているのでそれはない。
    • 個々の列車の区別がしづらいので、列車について語りにくくなる。
  5. 在来線特急との区別のため、新幹線はそのまま名前が種別名になっていた。
    • 「新大阪行き新幹線1号」と言った感じになる。
      • 東海道新幹線開業時は超特急を使っていたと思われるが、東北新幹線開業か史実の「のぞみ」にあたる列車の登場で新幹線に統一していた。
    • 新幹線は現実でも当初はこのように列車名をつけない予定だった。
  6. 日本と欧米の列車の違いとして「欧米では列車に愛称を付ける」という点を挙げる鉄道ファンが多い。
    • Chakuwikiに「もし日本の列車に愛称が付けられたら」という記事が存在している。
  7. 一部の番号は事実上の愛称のようになっていた。
  8. まんま現実の近鉄状態に。
  9. 分割併合対策として枝番が導入されていたかもしれない。
  10. 湘南電車とは80系電車の愛称ということになっていた。

すべての列車に付けなければならなかったら[編集 | ソースを編集]

  1. 妙高号は何の変哲もない普通列車と化す。
    • 国鉄時代の寝台普通列車もそれほど稀少性を持っていなかった。
  2. 大和路快速や紀州路快速はそのまま愛称扱いになっていた。
    • 但し新快速は別の愛称が考えられていた。
    • 宇都宮・高崎線の通勤快速は「スイフト」「タウン」のままだった。
  3. 山手線のような通勤路線の列車でも愛称がつけられているが、おそらく時刻表に載っている程度の扱いになっている。
  4. 名前のストックが底を突き、路線名をそのまま愛称にする例が続発する。
    • 特に普通列車ではこの事例が多発しそう。
    • もしくはDQNネームのような愛称の列車が走っていた。
  5. 貨物列車にも愛称がつけられるが、JR貨物の判断でおそらく全国共通になっている。
    • 速度によって「たから」や「○○ライナー」を使い分ける。
  6. 一部の地方私鉄では収入確保のため列車名の命名権が売り出されている。
    • 収益を考えると都市部の通勤列車の愛称の方が多く売り出されていそうな気がする。
      • 資金確保の急迫性は中小私鉄のほうが高そうなので売り込みの必死さは「大手<中小」。
    • ADトレインは広告主の名がそのまま愛称に。
  7. 回送列車にも愛称がつけられるが、書類上だけで駅の案内や車両には表示されない。
  8. 由来は「鉄道草創期に列車の識別のため職員が各列車に適当な名前を付けて呼んだのが始まり」といったところか。
  9. JR東日本は自由席のみで組成される快速の列車愛称を廃止・削減する暴挙に出ることはなく、現在でも列車愛称を付与していた。
  10. 首都圏の普通列車グリーン車や新快速のAシートは指定席になっていたかもしれない。
  11. 一部の乗り換え案内アプリでは列車名での検索も可能だった。
  12. 列車名しりとりがますます長期戦に。
  13. 列車種別より愛称で区別するようになる。

条件ごとに1種類と限定されたら[編集 | ソースを編集]

路線ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 複数路線を経由する列車は分岐駅で列車名を変える。
    • 時刻表や特急券の表記が目まぐるしいことになる。
      • 特に路線ごとに別列車扱いになった場合は特急券が複数枚発行されややこしい事に。
    • ハウステンボスの様に一区間にしか適用されない愛称も登場する。
    • 宮崎空港線で末端の二駅間だけ列車愛称がコロコロと変わる謎事態発生。
    • 定義次第では東京発着の中央線特急が、「東京神田-神田代々木-代々木新宿-新宿以遠」でコロコロと愛称を変える羽目に…。
  2. 列車種別が複数ある路線だと誤乗が起こりかねない。
    • 駅のアナウンスなどは愛称より種別を強調して放送されることになる。
  3. 東海道本線のような長距離路線だと扱いに困ることになる。
    • 「せめて路線の愛称ごとに一つにできないか」という意見が社内からも出る。

1列車ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 愛称が今より多くなる。
  2. パターンダイヤにしておけば割と検索等で便利になる。
  3. 途中で増解結する列車の扱いをどうするかで紛糾する。
  4. L特急など存在しない。

停車駅パターンごと[編集 | ソースを編集]

  1. 停車駅がある程度パターン化されていないと愛称がやたら増えることに。
    • そういうところは基本の愛称に停車駅を冠するだけになりそう。
    • 接頭語のバリエーションが大氾濫を起こす。
      • 接尾語を付けることにしてある程度収まる。

行先ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 東京駅などのターミナル駅には各線から同じ愛称の列車が続々集結することになる。
  2. 行先と愛称が固定化されている為、客にとっては少し便利になるかもしれない。
  3. 鉄道雑誌やWikipediaでは分類に困ることになる。
    • おそらく愛称の後ろに路線名を付けて対応している。
    • ヘッドマークを経由路線ごとに分けているかもしれない。
  4. 愛称のある列車から往復の概念が無くなる。
  5. 行先をそのまま愛称にする例が出てくる。
    • 少なくとも博多南線はこうなると思われる。
    • 現実でも昔のローカル急行にはそのパターンが少なくなかった気がする。
  6. 終点が同じだが途中経路が違う列車が、同じ愛称をルートが交差する駅で名乗って誤乗が多発する。(例:大分からの博多行き)

運転区間ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 「行先ごと」よりは分類がわかりやすくなる。
    • ただし停車駅のパターンがわかりにくい。
  2. 停車駅が少ないタイプは「スーパー」を冠するだけで済まされる。
  3. 災害などによる運休区間発生時の対応に苦労する。

車両形式ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 国鉄の分割民営化後に一気に新愛称が増加していた。
    • もしくは「番台ごとに1つ」に緩和されて国鉄時代から大規模改造が続発していた。
  2. 客車列車の扱いで問題が発生する。
  3. 愛称付き列車において共通運用の概念はない。
  4. 複数形式の併結だとどうなるのだろうか。
  5. 20系客車使用の列車はどこでも「あさかぜ」を名乗るという事?
  6. 485系やキハ58で車両愛称が廃れることはなかった

1社ごと[編集 | ソースを編集]

  1. 特急の名前がそのままその鉄道会社のイメージとなる。
  2. 代わりに愛称のない種別名だけが無限に増える。
  3. 複数の会社にまたがる列車の場合は境界駅で名称が変わる。
  4. 上下分離方式を考慮すると運行する会社ごとに1名称という感じか。

命名権を売却出来たら[編集 | ソースを編集]

  1. 元の愛称に企業名を付ける方式と愛称を自由に変えられる方式の二つに分かれる。
    • 後者だと数年ごとに愛称が変わることになり客から苦情が出る。
      • 沿線ローカルの老舗企業ならそこまで変わらないような気がする。
  2. 鉄道ファンが買い取る事例が少なからず出てくる。
    • 廃止された愛称の復活を狙って買い取る等のケースが考えられそう。
      • その場合「20年以内に廃止された列車名称は使ってはいけない」というような縛りが出てくるかもしれない。
      • むしろ個人による命名権取得が禁止されているのでは。
    • 途中駅か目的地の商工会が買い取りイメージアップを図る事例も出てくる。
  3. 楽天○○・ソフトバンク○○・○○NIKEエクスプレス
  4. 企業名の場合はその企業が不祥事を起こすと即座に使用中止に追い込まれる。
  5. 鉄道会社ごとに「貸金業やパチンコはダメ」「自社の駅から徒歩10分以内に事業所があること」のような基準がある。
    • 最も厳しいのはおそらく阪急。
      • 東急もかなり厳しそう。
    • 逆に最も緩いのは……東武か南海あたり?
    • ほかにも「キャラクター名・作品名・商品名の使用不可」「実在人物に関しては関係各所からの許可が必要」などの条件や、名称の由来やどのような理由で列車名をつけるのかなど予め登録する際に記載しなければいけないという条件もありそう。
  6. 悪徳商法を行っていた企業に売却してしまったケースも過去にはあった。
  7. 新興宗教が買い取ろうとして一悶着起きる事例も考えられる。
  8. 企業によっては市民団体による攻撃の標的にもされかねない。
    • 昔なら軍事産業に絡む企業による命名権取得に対し労組や革新系の政治団体が抗議していた。
    • 今ならネット右翼が鉄道会社を攻撃する口実にされる。
  9. 各種フィクションで実在の列車名が出てくる機会がほぼ皆無に。
  10. 列車名としての「宝くじ号」が存在していたかもしれない。
  11. 現実にはオーストリアの一部で行われている。
  12. 一部地方私鉄は名前が売れず自社系列の企業名で穴埋めする羽目に。

特定の由来の愛称しか使えなかったら[編集 | ソースを編集]

軍艦由来[編集 | ソースを編集]

  1. 「いなづま」や「ひびき」がここまで使われない事はまずなかった。
    • 「雪」の付いた列車名も史実以上に多かった。
      • 「新雪」は「初雪」になっていた。「吹雪」や「深雪」などは北海道の列車名に起用された。
    • 「ちよだ」が皇太子ご成婚祝いの列車にしか使われないということもなかった。
    • 夜行列車は大部分が「○月」になっていたかもしれない。「あかつき」「あけぼの」「さくら」「はやぶさ」「みずほ」などは使えるものの「彗星」「月光」「銀河」などが使えないため。
  2. JR西日本か九州のどちらかが最初に海外の軍艦の名前を使っていた。
    • どこの国のものにするとしても抗議の嵐になりそうなので日本艦の名称が無難かと。
  3. 占領期にはGHQの目をはばかり別の解釈ができない名称のものは使用が中止された。
    • 進駐軍関係者も「軍艦由来」の原則を守っていた場合は「レキシントン」「サウスダコタ」「アトランタ」などの愛称が付いた進駐軍専用列車が日本の線路を走っていた。
  4. 戦後に国労などから「軍国主義復活を助長しかねない列車愛称命名規則を改正せよ」という声が上がっていた。
    • 現在でも一部には「鉄道ファン=軍国主義者」という云われなき偏見が残っている。
    • ドイツや中国など海外の鉄道関係者や愛好家に問題視されることも増えてきた。
    • そもそも平和憲法がある戦後日本で列車の愛称が旧軍の艦船ということに対し相当な人が違和感を抱いていたと思う。
      • ひょっとするとこの想定では第2次大戦で枢軸国が勝ち大日本帝国が今日まで続いているのだろうか。
    • 現実通りの政治情勢なら民営化前の国会で旧社会党や共産党が散々噛みついていた。
  5. 「大和」「武蔵」が登場したのは戦後になってから。
  6. 解釈次第では漢字表記の「霧島」(旧軍の戦艦由来)とひらがな表記の「きりしま」(海自の護衛艦由来)が共存するような事態も起こりかねない。
    • 流石に重複を防ぐような対策(この場合は旧日本軍の物が優先されると思われる)くらいは成されていたのでは。
  7. 艦これの二次創作で鉄道と引っ掛けたものが現実より増加している。
  8. 鉄道と軍事の関わりについての研究はもっと盛んに行われていた。
  9. 私鉄には適用されていないと思われるが・・・。
    • 戦前戦中なら「軍国調で時局に適っている」と自発的に導入していたのでは。
  10. 「東海道電車急行六人衆」のうち「六甲」だけは存在せず、「なにわ」「せっつ」「よど」「いこま」「やましろ」に加えて史実では名古屋~大阪間の準急の名前だった「伊吹」あたりが起用されていた。名古屋~大阪間の準急は全列車「比叡」になっていた。
    • この規則が私鉄に波及していなければ阪神か阪急神戸線の特急が「六甲」という名称になっていたかも。タイガース・ブレーブス両球団とも応援歌に「六甲颪」が登場するため。
  11. 「大和」「伊勢」「那智」が統合されて「紀伊」になることはなかった。
    • 「有明」改め「しらぬい」が「玄海」に改称されることもなかった。
  12. 「はくたか」は「しらたか」になっていた。
  13. 未成艦の名称を起用できるか論争になっていた。具体的には「土佐」など。
    • 起用できない場合は土讃線の列車名が「鵜来」あたりになっていた。
  14. 北陸本線の列車はすべて「加賀」になっていた。
    • 高山本線の列車が富山行きの「神通」として走るくらいで、大阪発(史実の「雷鳥」)名古屋発(史実の「しらさぎ」)がすべて金沢行きの「加賀」になっていた。(北陸地方の地名や北陸特急・急行に起用された動植物名は艦艇名としてはほとんど起用されていない)
  15. 内房・外房線の列車はそれぞれ「さざなみ」「くろしお」になっていた。鹿島線乗り入れの列車(史実の「あやめ」)は「鹿島」に、それ以外の列車(史実の「しおさい」「すいごう」)は「香取」になっていた。
    • ただし名称重複を避けるため「くろしお」ではなく「さざなみ」と対になるように「あやなみ」「しきなみ」あたりが起用されていたかも。
  16. さすがに「友鶴」は使われないだろう。別の意味で「雪風」も。
  17. 日本では史実ほど優等列車を設定できなかったかもしれない。
  18. 東海道本線の準急は大垣行きを「長良」、名古屋行きを「矢矧」、浜松行きを「大井」としていた。御殿場線乗り入れの急行は「酒匂」を名乗っていた。
  19. 信越本線や上越線の急行はそれぞれ「妙高」「佐渡」に統一されていた。
  20. 福知山線経由の山陰特急は「まつかぜ」のままだった。史実の「スーパーまつかぜ」は「スーパー石見」を名乗っていた。
  21. 東海道新幹線は「扶桑(速達タイプ)」「秋津洲(各駅タイプ)」の2列車体制でスタートしていた。
    • 「のぞみ」に当たる奴は「瑞穂」か「大和」あたりだろうか…「敷島」か?
  22. ところでこれ全部艦艇名に合わせて漢字表記にしなきゃいけないんだろうか。史実でひらがなだった名前やそれと対になる名前はひらがなにしてしまったが。

地名由来[編集 | ソースを編集]

  1. 愛称で大体行先が分かるため、客にとっては便利になる。
    • 地名でありさえすればいいので「おき」「なは」「屋久島」等も現実同様存在しただろうから、そうとも限らないのでは?
  2. 旧国名等ならまだ良いが、自治体名だと合併後に愛称をどうするかと言う問題が発生する。
    • 駅名に採用されている場合は「駅名が由来」として合併後も使い続ける。
  3. ヘッドマークのデザインで困ることは史実より少なかった気がする。
  4. 急行列車全盛期に元ネタが尽きてしまい、地元民以外?な名前の列車が続出する。
    • 「行先の姉妹都市だから」と言う理由で海外の都市名を付けるケースもありそう。
    • 記紀や風土記などから引っ張ってきた古名も動員すれば何とかなるのでは。
  5. 愛称払底のため現実の国鉄→JRではタブーだった東京やその近郊の地名を付ける事例も登場していた。
    • 史実でも一応「ちよだ」という例外があるにはあるが・・・。定期列車ではないからなぁ。
      • 「はちおうじ」「おうめ」があるじゃないか。
  6. 列車名の由来になった施設の閉鎖により改名を強いられることも珍しくなかった。
  7. JR西日本が車両製造や設備改良の費用を負担した自治体への見返りとして、その自治体の名前を列車の愛称に採用していた。

動植物由来[編集 | ソースを編集]

  1. こちらもヘッドマークのデザインに困る事例は減るはず。
  2. 「樹木名の特急・急行の一番列車が運転される際には記念植樹を行う」というならわしが存在していた。
  3. 希少生物の保護を訴えるためその生物の名前を列車名に採用する事例があったかもしれない。
  4. 絶滅生物や存在しない生物の名前を使うことはあまり好まれていない。
    • 史実でもサンダーバードのような例もあるのだからそんな事は無いのでは。
      • あれは雷鳥が元ネタ。
        • よくそう誤解されるけど、ロゴマークにも伝説の動物の方のサンダーバードが描かれているから違うよ。あと同じ北陸特急だとはくたかも実在しない。
          • 「誤解」も何も「雷鳥」の後継者なんだから「雷鳥」を直訳したものと解するのが自然。ロゴマークだけじゃ根拠が薄い。ダブルミーニングの可能性だってあるし。
    • むしろ臨時列車に使用される。
  5. 夜行列車に夜行性でない動物の名前を付けてしまって鉄道ファンなどに揶揄されるケースが発生していた。
  6. 定期の旅客列車で実例が存在しない魚や昆虫の名称を付けた列車も誕生していた。
    • さすがに「ごきぶり」が使われることはないだろう。
      • 害虫や害鳥や害獣などイメージが悪い動植物名は避けられる。が、鉄道ファンが嫌っている車両を使った列車に非公式に名付ける。
    • 虫なら豊作イメージがあるトンボや日本の象徴になった種類もあるチョウなどが複数種使用されている。
  7. 標準和名でなく地方名が用いられるケースも少しはある。
  8. 東北新幹線開業後廃止された「ひばり」が熊本県の鳥として豊肥本線に採用され鉄オタが困惑。
  9. ソニックは予定通り「めじろ」を名乗る。
  10. 東海道新幹線の史実ののぞみが「つばめ」を名乗っていたかもしれない。
  11. 一部の鉄道会社が新年のお祝いにその年の干支の動物に因んだ列車を運行していた。

人名由来[編集 | ソースを編集]

  1. 少なくとも敗戦前は皇族の名前を付けるのは自粛されていた。
    • 現在でも天皇や皇后の名前は付けられていない気がする。
      • 逆に占領軍専用列車は米軍上層部の軍人の名を関する列車になっていた気がする。
        • 歴代アメリカ大統領の名称も使われていた。
    • 理由は「その列車が仮に事故を起こしたら不敬になる」あたりか。
  2. おそらく戦国大名や文化人の名前が多くなっている。
    • 『かいおう』以前から力士の四股名を関する列車が多く設定されていた。
      • 「ソニック」は「ふたばやま」辺りになっていたかも。
    • その土地に縁のある芸能人やスポーツ選手の名前が使われてそう。
      • ただし不祥事対策のため故人優先。
    • 西日本なら幕末の志士が起用されるケースもよくある。
    • 紙幣の肖像画になった人物は積極的に採用されそう。
    • 暗殺や不祥事など悪いイメージのある人物は回避される。
  3. 後に架空人物名や通称なども使えるようになった。
    • 今では漫画のキャラクターの名称が使われている列車もある。
      • 「東武スカイツリーラインにリバティこなたやスペーシアつかさを走らせろ」と言う人がいたかもしれない。
    • 自社のマスコットキャラを愛称にする鉄道会社も現れる。
    • 神話・伝説上の人物も積極的に採用されている。
    • ゲームのキャラクターの名称が使われる場合、「ソニック」がSEGAの某青いハリネズミが由来と言う事にされてた。
  4. 戦前と戦後で比較すると同じ愛称が使われているケースは多くなさそう。
    • GHQにより軍国主義・封建的な人物の名称の使用は禁止された。
      • 旧軍の軍人関連のものなどは現在になっても復活していない。
  5. 「豊臣秀吉」や「伊藤博文」が使われていたら確実に韓国からクレームが来ている。
    • そもそもフルネームを使う例自体が少ないと思う。
    • 「ひでよし」ならありそう。
    • それでも近年の欧米で見られるような歴史の見直しが波及する動きはまだ来ない。
    • 熊本辺りで「きよまさ」が走っていそう。
  6. 最近は新たな列車が設定される際に「ぜひわが郷土の偉人を列車名に」という運動が各地で行われるようになった。
    • 列車名に採用されたおかげで知名度が上がったローカルな人物もいるはず。
    • 「大河の題材→列車名」というケースも発生していると思われる。
      • 逆も然り。
  7. 上越新幹線開業時に「列車名が『かくえい』になる」という根も葉もない噂が流れていた。
    • 今変更するなら有力候補に挙がっていてもおかしくない。
  8. プロ野球チームを持つ鉄道会社が現在や過去のスター選手の名称を付けた列車を走らせることもあった。
    • 国鉄は確実に「金田正一」という名前の列車を走らせていた。(「金田」だけだとわかりづらいだろうし)
    • 人名由来の略称が認められる場合阪神の特急が「BKO」や「JFK」に、西武の特急が「AKD」になっていたかも。
    • ニックネームや登録名が認められる場合「球道」(阪神)、「ブーマー」「アニマル」(阪急)などといった列車名が誕生していた。
    • 1974年の中日ドラゴンズ優勝の際に日本シリーズ開催時の臨時列車として名鉄は「守道」号や「仙一」号を走らせていた。(史実では「ドラゴンズ」号。また高木守道引退の際には「サヨナラもりみち」号が運転された)
      • 1954年は名鉄がドラゴンズの経営から撤退した年なので可能性は低い。もしあるとすれば「杉下」号や「西沢」号が走っていた。
    • 後になって西鉄の「稲尾」号と南海の「杉浦」号を模型で再現したうえで並べたりするファンも現れていた。
      • 後は歴代の「米田」号(阪急・阪神・近鉄)や「江夏」号(阪神・南海・西武)そろい踏みか。
    • 阪急は神戸線特急にブレーブスの選手名、宝塚線急行にタカラジェンヌの名前をつけていた。しかし「なんでブレーブスが特急で歌劇団が急行なんだ」というヅカファンのクレームを考えると早い段階で宝塚線にも特急を走らせていたか。(史実では1995年から2003年まで運転。さすがに神戸線特急を運転しないということはないだろう)
      • 京都線特急は神宝線と異なり長らく愛称がつけられていなかったが、近年女子プロ野球の選手名を愛称としてつけることになったか。あるいは西京極球場のことを考えて神戸線で使われていないブレーブスの選手名をつけていた。
        • 後者の場合1970年から1988年のブレーブス身売りまで「福本」号を名乗っていた。(70年は福本豊が初めて盗塁王になった年であり、88年は福本の引退年でもある)
      • 「山田」号や「山口」号はともかく、「星野」号はファンから「速そうに見えない」などと言われていた。
    • 西武と阪神の大型トレード時にそれぞれの路線で「田淵」号と「真弓」号が走っていた。
    • 最近まで南海に「野村」号が走っていたことは公式から抹消されていた。
  9. 動画投稿者の名称を付けた列車も存在した。
    • 鉄道と縁が深い「スーツ」「がみ」はありそう。それでも南海本線に「syamu_game」が走ることはない。
    • 鉄道会社上層部や高齢の利用者などの反応を考慮するとまだまだ時期尚早。
      • そもそも不祥事のリスクを考慮して歴史上の人物優先になりそうなのでそこまで回ってくる気がしない。
      • 関連したイベント用の臨時列車ならワンチャン…あるかも。
  10. 沿線での競馬開催時に名鉄・京阪・阪急などが「岡部幸雄」号や「武豊」号、「福永祐一」号など騎手名をつけた臨時列車を走らせていた。(名鉄でいう「勝馬」号の代わり。人ではないので馬名は認められないと考えられる)
  11. 複数のゆかりの地を持つ人物名をどこで採用するかで揉める事例も発生。
    • 「日蓮」を巡り身延線沿線と外房線沿線が争う。
      • 源義経や三英傑ならさらに大規模な争いが起きる。
  12. 欧米人名の第1号は「ペリー」「クラーク」「ザビエル」のどれか。
    • アジア人ならそれ以前に「鑑真」あたりが採用されてもおかしくない。
    • 横須賀辺りに「按針」が走っていた可能性も…なくはない?
    • 流石に「ヒトラー」が使われる事はないだろう。
      • それどころか一部の国で嫌われている人の名前を使うのはタブーになっていた。
      • 共産趣味者が「レーニン」「スターリン」「毛沢東」といった愛称を妄想する。
  13. 遺族や子孫の許諾が取れず幻に終わる列車名も間違いなくあった。
  14. 幼名や号などを用い1人の人物から複数の列車愛称を誕生させる手も使われる。
    • 源義経なら「義経」と「牛若」がそれぞれ別の地方で走る。
  15. 地元選出の政治家が地元を走る列車に本人の名前を名付けるよう運行事業者に向けて圧力をかける事例が出る。
    • 高崎線の「あらふね」という列車は野党議員から「荒船清十郎」からとったものだという陰謀論が出る(実際の由来は荒船山から)
  16. 鉄道ファンが本人や親族の名前を使った列車愛称を妄想するようになる。

建築物由来[編集 | ソースを編集]

  1. 行き先が観光地で著名な建物があるならそれが使われる。
    • 例:奈良行き特急が「法隆寺」
      • 上記の例では関西本線の法隆寺駅(奈良市外)を通らないとまずい。
      • まだ「東大寺」の方がよさげ。
  2. 逆に都市部では半ばネーミングライツと化すこともある。
  3. 現存しない建物に関しては賛否ありそう。
  4. 著名な作品の舞台の場合、フィクションの建物の名前が当てられることは…さすがになさそう。
  5. たぶんひらがなの愛称が激減していた。
  6. 実用に適さない長ったらしい名称が増えてしまう。
  7. 「ぬさまい」並みにマイナーな名前が連発。
  8. 一部会社では列車が自社が絡んだ建物の広告塔と化す。

コメの品種[編集 | ソースを編集]

  1. 新函館北斗行きの列車名が「きらら397」とかになるか見もの。
    • 新青森で打ち切りになってしまったらまさに「青天の霹靂」。
  2. 新品種アピールのため列車名変更が相次ぐ。(はえぬき→つや姫)
  3. 稲作の北限の先にある宗谷本線の列車名はどうなることやら。
  4. ローカル線の快速では現在では栽培されてない品種が列車名が採用される。
  5. 大手私鉄のような明らかにコメの栽培がないような地域の列車ではどのような名前になるのか……
    • 近鉄よろしく列車名をつけないことにしてお茶を濁していた。
  6. 食糧管理制度がガチガチだった1969年以前では一般人にピンとこない名称ばかりだった。
    • 明治時代や戦前の一般人が米の銘柄に対し強いこだわりを持っていたという話はほぼ聞かない。

駅名由来[編集 | ソースを編集]

  1. 行先を愛称にする列車が多くなっていた。
  2. 元ネタの駅の廃止や改名により愛称を変える例が出る。
  3. 重複駅名はどうなるか?
  4. 原則として運行路線外の駅名は採用されない。
  5. 史実の「かいじ」が「はつかり」になっていた。(「かいじ」は肥薩線に海路駅が存在するため中央本線には使えない)

企業名由来[編集 | ソースを編集]

  1. 列車が広告塔と化する
  2. 沿線に縁のある企業名が多くなっていた。
    • 有力企業がない場合は運行事業者名や車両を製造したメーカーの名前を愛称に使用していた。
  3. 「ひたち」が日立製作所が由来と勘違いされる。
  4. 「ソニック」が「パナソニック」になったかは微妙。
    • パナソニック大分関係なくね?
  5. 元ネタの企業が不祥事を起こしたり倒産すると運休させられたり愛称を変更させられる。

車両形式由来[編集 | ソースを編集]

  1. おそらく、この場合は特急車両ごとに愛称が制定されていただろう。
  2. 現行だと無機質な名称すぎて鉄道ファンにしか伝わらないため、車両形式の方を愛称みたいな名称にして寄せることになりそう。

路線名由来[編集 | ソースを編集]

  1. 愛称が運行路線単位になる。
  2. 1路線1愛称になる。

関連項目[編集 | ソースを編集]