もし日本の人名表記が○○だったら
字・仮名・本姓・諱が使い続けられていたら[編集 | ソースを編集]
全て残っていたら[編集 | ソースを編集]
昔の日本人名は苗字(家名)、仮名、本姓、諱の四つでできていましたが明治維新の時に苗字と本姓、諱と仮名の別を廃して姓名のみを名乗るようになりました、もしこの習慣が続いていたら?
ちなみに『織田信長』として知られている人物は『織田弾正忠平朝臣信長』という名前で織田が家名、弾正忠が仮名、平が本姓、信長が諱でした。
- 本姓のほとんどが源平藤橘となる。
- 夫婦別姓、別苗字が普通
- 印鑑登録(現在は実は印影登録)が大変になる。機械が読み取れないので印鑑が大きくなる。
- 契約時のサインがまた大変。
- 史実では江戸時代の時点で姓がほとんど使われなくなっていたのでそれはない。
- 外国企業との契約では全部記入を求められるのかなぁ?
- 子供の小学校入学時にノイローゼになる母親が出てくる。これが「スクールブルー」と言われる様になる。
- なんせ子供の持ち物全部に名前を書かなくてはならないから。
- 実際に書くことになるのは苗字と諱くらいかと。
- 鈴木や斉藤とかの同じ苗字が多い地域だと名前の記入も求められますよ。
- 現実の「名前(personal name)」に相当するのが諱ですよ。
- 同じクラスに万が一、苗字と諱の漢字での書き方、または読みがなが同じ生徒が複数いる場合、仮名の記入も求められるかもしれない。
- 多分元服前なら幼名(例:「◯◯平」「◯◯助」「◯◯丸」「◯◯郎」)になるのでは?そして元服の時に名前を付ける。
- 頭が良くてもテスト用紙に名前を書いていて時間切れになる子供が多数出る。
- 上記の理由によりそれもない。
- 自分がどのような人々の末裔だったか知っている人の数が増加している。
- 家系図を調べる商売が成り立たない。
- 他人と見分けるためにDQN名が増える。
- 同姓同名同仮名同諱の人が三人以上居ると珍名さん扱い。
- 東武鉄道の社長は2011年現在も「根津嘉一郎」。
- 基本的に本姓や諱は使われない。あったとしても労働契約書や入学契約書のサインぐらいか。
- 外国人が日本に国籍を変更する際の手間がさらに増す。
- 明治時代にアイヌを日本の戸籍制度に編入した際にもかなりの混乱が生じていた。
- その一方で創氏改名が(当時としては)もう少し波を立てずに行えていたかもしれない。
- 戦後にGHQにより人名制度の簡略化が検討されるも国民の反発により中止される。
- しかしその後もグローバル化対応などの名目で人名簡略化論がくすぶり続ける。
姓だけ残っていたら[編集 | ソースを編集]
名字は同じ姓が増え過ぎたために考え出されたもので、氏族格式そのものよりもその本人が属する家系や家族の方が重要になってきており、従来の氏(うじ)の中でもその家を区別する必要が現れたために誕生した、漢字圏の国でも日本独自の考えですが仮に日本で名字が誕生せず漢字圏の国である中国・朝鮮半島・ベトナムのように姓のみのままだったらどうなっていたと思いますか?
- おそらく日本は今でも夫婦別姓のまま
- 姓の無い家柄は功績を挙げた際に天皇から授与されるか、他家の養子になる
- 同姓と区別するため奥州藤原、伊勢平氏のように伊豆源氏や村上源氏のような呼び名が有名になる
- (韓国で言う全州李氏のような感じで)
- 織田信長は家臣に独自の姓を与えていた
- 後に秀吉や家康も真似しだす
- 戦国時代の大名家の名前がややこしいことになる
- 駿府源氏(今川)、甲斐源氏(武田)、三河源氏(徳川)、常陸源氏(佐竹)、鹿児島源氏(島津)、など大名家の同姓が乱立することになる
- さしずめ大名家の過半数近くが源氏で占められそうな気がするんだが・・・
- 「源氏/平家ばかり出てきてゴチャゴチャになる」というのが信長の野望シリーズなど戦国関連ゲームのプレイヤーのお約束としてしばしば言及される。
- 公家はほとんどが藤原氏。
- そんなことはない。過半数近くは藤原氏だろうが、宇多源氏・村上源氏・桓武平氏高棟流(ちなみに武士の平氏は高望流)・橘氏・在原氏・菅原氏・高階氏等他にも貴族の姓は存在する。
- 朝鮮半島での「創氏改名」はなかった。
- 前近代に庶民が使っていた名字はどうなっていたことか…。
- そのような概念自体存在せず、代わりに屋号が一般的に使われる。
- 源平交代思想がより広く認知されている。
- ただし内閣制度成立後は藤原氏や安倍氏も絡んでややこしいことに。
- NHKのあのレギュラー番組は存在しなかった。
もし日本の名字の制度が○○だったら[編集 | ソースを編集]
一つの名字ごとの世帯数に制限があったら[編集 | ソースを編集]
全般[編集 | ソースを編集]
- まず、国勢調査で苗字ごとの人口及び世帯数を完璧に調査する必要がある。
- 必然的に大家族や大所帯が多い苗字の一族が有利(?)になる。
- 家から独立してしまうと規定世帯数を超えてしまう場合は創姓・創氏が認められるかも。
- 逆に規定世帯数を割ってしまう場合は分家を統合しないとならないだろう。
- 渡辺のように1点しんにょう・2点しんにょうとか、構成部分の一部が自と白と目と日…など、微妙な部分で使い分けることになりそう。
- 規定世帯数が「xx世帯未満」であれば同姓制限と呼ばれる。
- また日本一多い名字の概念が無くなる。
- 1万世帯以上
- 日本での名字の数が少なくなり、特定の名字への集中度が高くなる。
- 同姓同名の人も全国にいっぱい居る。
- この制度の導入時に多くの名字が葬り去られていた。
- 新設が認められない場合、1万世帯を切った名字が消されるため名字の数はだんだん減ることになる。
- 新設するにしても1万世帯以上いないとならなそうだが……
- 本名をそのまま四股名に使う力士が減る。
- 10世帯未満
- 日本の名字は珍しい名字だらけになっていた。
- 同姓同名の人もほとんど居ない。
- 名字の数も300万~500万程度ある。
- 名字だけでしか使用されない漢字ももっと増えていた。
- フィクションの登場人物はほとんど架空名字を名乗ることに。
○○を名字にすることが禁止されたら[編集 | ソースを編集]
都道府県名[編集 | ソースを編集]
- 出身県を間違えられることは現実より少ない。
- 場合によっては都道府県名と同じ下の名前も禁止されていたかも。
- 高円宮妃の旧姓は別の名字になっていた。
- この制度の導入時期は廃藩置県直後が有力か。
- この場合「三潴」「犬上」「入間」など消滅した県名の扱いがややこしいことになっていた。
- あるいは県名の方が実在する名字とできるだけ重複しないように配慮されていた。
- 山口さんが存在しない以上、佐賀・長崎両県で一番多い名字は田中さんになっていた。
- 名字のせいで県名がマイナーになる県もなかった。
- アメリカのワシントン州のように偉人に因んで名付けられた県名と勘違いされる県もなかった。
- 出身県名を芸名や筆名にする芸能人や芸術家が現実より多かった。
- 日本最大の暴力団の名前も変わっていた。
- 「名字の多くは土地に由来するものなのに都道府県名と重複するものが禁止されるのはおかしい」という声が上がる。
ひらがな・カタカナ[編集 | ソースを編集]
- 万葉仮名や暴走族の当て字のような名字が増える。
- これによりDQNネームも現実よりもっと酷くなっている。
- 仮名が入る名字はそんなに多くないのでそれはない。
- せいぜい「一ノ瀬」などが「一之瀬」に代わるくらいだと思う。
- ダルビッシュ有の名字も変わっていた。
- ハーフやクオーターは日本人の親・祖父母と同じ名字になっただろう。
- 日本に帰化した人も漢字の名字を名乗る事が義務づけられる。
- 日本人女性と結婚した場合はおそらく妻の名字を名乗ることになりそうだが、一人で帰化したとなると万葉仮名風の名字になりそう。
- サザエさんの名字である「フグ田」は「河豚田」になっていたかもしれない。
市名[編集 | ソースを編集]
- この場合も出身地を間違えられることは少ない。
- 消滅市名についてはやはりややこしくなる
- 新規市名が実在する名字だったら該当名字の人が全員変えないといけなくなる
- もしくは実在名字の市名が禁止される。
- よって、つくばみらい市のような市名が増える。
- もしくは実在名字の市名が禁止される。
- さすがに区町村はセーフか?
- このページは存在しない。
- 出身地名を芸名や筆名にする芸能人や芸術家が現実より多かった。
- 1888年の市制制定から翌年の制度施行までの間に少なからぬ人が苗字の変更を余儀なくされていた。
漢字[編集 | ソースを編集]
- ほとんどの日本人の名字は現実と変わっていた。
- 日本どころか世界の人名史で見ても最大級の画期になっていた。
- 日本人の名字はひらがなになる
- ついでに名前もひらがながデフォになるかもしれない。
- ひらがなやカタカナが読めない他の漢字圏の外国人が困る
- 印鑑の普及率が下がる。
- 要するにカナモジカイが政界へ進出し政権を握っていた場合。
- そのうち日常生活から漢字や漢語が姿を消していく。
自治体名[編集 | ソースを編集]
- この場合も出身地を間違えられることは少ない。
- 都道府県名と市名については上記の通り。
- やはり消滅した自治体名についてはややこしくなる。
- 新規自治体名が実在する名字だったら該当する名字の人が全員変えないといけなくなる。
- もしくは実在名字の自治体名が禁止される。
表外漢字[編集 | ソースを編集]
- 常用漢字の字数が現実よりも多い。
- 場合によっては常用漢字と人名漢字が統合されていたかも。
- 旧字体や「立つの崎」や「はしご高」を使用する事も禁止されている。
- この制度を導入したのはGHQが有力か。
- Wikipediaで機種依存文字のテンプレートを使用する記事が減っていた。
一つの学校で一つの学年の児童・生徒の名字の重複が禁止されたら[編集 | ソースを編集]
- 入学した時点で即時、親の旧姓に替えられる。
- 変更対象は抽選で決まるが旧姓で対応できない(また別の名字と被る)人は選ばれにくいらしい。
- 同じ名字が多すぎて対応できない場合のみミドルネーム対応を認める(一例:佐藤・A・太郎、佐藤・F・花子)。
- 一つの名字ごとの世帯数に制限がある。
- 例外として双子以上は禁止されない。
- 字が違っても読みが被っている場合はセーフである。
- 字が同じで読みが違う場合もセーフである。
名字の新設が可能だったら[編集 | ソースを編集]
- フィクション作品に登場する架空の名字にする人が増える。
- 作家のペンネームや芸能人の芸名に使われる架空の名字にする人も増える。
- それでも一定の条件はあるだろう。
- おそらく新設するとしたら家族全員巻き込むことになるだろう。
- 名字変更の賛否で家族の意見が割れ家庭裁判所に持ち込まれるケースも出る。
- 宗教や思想絡みの名字新設も考えられる。
元から夫婦別姓が選択可能だったら[編集 | ソースを編集]
- イタリア・フランス・韓国等、世界の多くの国では結婚しても名字は変わらないor変える変えないを選択できるのが一般的です。
- 旧姓という概念が日本からなくなる
- 選択的夫婦別姓ならそれはない。
- 珍しい苗字が消える可能性が低くなる。
- (これは夫婦別姓論全般にも言えるが)子供の苗字をどうするかで一悶着ありそう。
- この世界の保守派は「夫婦別姓こそ日本の伝統」と主張していてもおかしくない。
- 「「源政子」や「足利富子」はいなかった」というのが決まり文句に。
- 結婚による改姓で「名字と続けて読むと変な意味になる」名前になることに悩むことはない。
- 『オマタかおる』の悲劇もない(よって話が成立しなくなる)。
関連項目[編集 | ソースを編集]
もし子供の名付けにこんなルールができたら(今からルールが追加される場合はこちらへ)