アトス山修道院自治共和国

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アトス山修道院自治共和国の噂[編集 | ソースを編集]

アトス山修道院自治共和国2008年発行記念切手・アトス山の地図
  1. ギリシャ北東部、エーゲ海に突き出た半島の先っぽに聳える、2000m級のアトス山にある。
  2. 千年以上前からキリスト教修道士が住み着いて、ずっと自主独立の体制を守っている。
  3. 一応ギリシャの主権下にあるが、現在も大幅な自治が認められている。
    • イスラム教国のオスマン帝国時代でさえ、手出しが出来なかった。
  4. アトス山の周囲は多くが断崖絶壁のため、海から上陸できる港はわずかで、細い半島の入り口をふさげば防衛体制は万全だったらしい。
  5. 織田信長の焼き討ち以前の比叡山が現代まで生き残ったら、おそらくこのようになっていただろう。
    • もっとも、ここは比叡山と違って生臭いことはせずに、厳格にキリスト教の戒律を守っていたから存続できたとも言える。
  6. 定住できるのはもちろん、修道院所属の修行僧のみ。、
  7. 入山できるのも巡礼者に限られている。巡礼は許可制で、厳格な審査が必要。
  8. 現在に至るまで女人禁制で、女性の巡礼者も受け入れていない。
    • 当然ながら、女性の入国を禁止していることについてEUや女性団体などから非難を受けている。
    • 相撲協会なら、その姿勢を理解できるかも。
    • 家畜や犬猫でさえ、雄しか持ち込みできない。女性を断って修行していると動物の雌でさえ煩悩の種になるのだろうか?
      • 近年は、猫のみ雌もOKになった。理由は国内で繁殖させて増やさないとネズミ退治が追いつかないからとか。ということは雌ネズミは以前から立ち入ってたってことじゃない。
    • ちなみに男性か女性かは本人の自己申告。男装して潜入した女性は数知れず。修道院内で発見された骨を見たら女性のものとしか思えないものが見つかったり。
  9. 一般の観光客はいっさい立ち入り禁止。ただし、修道院群はクルーズ船で沖合から眺められる。
    • 船に女性が乗っている場合には500m以上近づくことが禁じられている。
    • 日本で言う夏休みの時期に学生が短期間の「修行」に来るそうだけど、厳し過ぎて逃げ出す人が結構いるらしい。
  10. バチカンマルタ騎士団とよく似た性格の国。
    • ただし、この両者と違って外交関係を結んでいる国はない。
      • 両国ともカトリック系で、布教や慈善活動で海外に積極的に出ているのに対し、アトスは正教で、自身の修行に専念しているので国際関係を築く必要がないため。
        • ロシア系など外国人が主体の修道院も点在している。
    • 農畜産物をある程度自給自足していることや、ギリシャとの貿易(余った農産物や手作りのアイコン(聖像)などの工芸品を対岸の土産物屋で販売)など、国としての体裁は両者より上かも。
  11. 国全体が世界遺産に登録されている。1国丸ごと登録というのは、こことバチカンのみ。
  12. 聞いた瞬間にATOSを思い出した。