アラル海
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- どんどん小さくなっていっている。
- 灌漑(かんがい)のせいで水が少なくなったため。
- かといって綿花栽培で生活している人も大勢いるので灌漑をやめるわけにはいかない。
- まだソ連があった頃の世界地図と現在の世界地図で比較してみると縮んでいるのがよく分かる。
- ひどい時には1日に100メートル単位で湖岸が後退していたこともある。
- 灌漑(かんがい)のせいで水が少なくなったため。
- 人類史上最悪の実験国家がしでかした人類史上最悪の環境破壊の結果。
- 社会主義国家の元締めなのに「綿花増産で得られる収入の方が漁業消滅の被害額より大きい」などと金銭でしか損得を考えることができなかった。
- ついに大アラル海消滅、とそろそろニュースになるんじゃないかと期待している不謹慎な俺。
- 大アラル海は2005年ごろに西アラル海と東アラル海に分裂したが、今はもう東アラル海はほぼ消滅してしまった。(2009年11月)
- 西アラル海は湧水があるようなのでなかなか消滅しないらしい。
- しかし湧水も地中に浸透した化学物質を含んでいるので、利用は不可。
- 化学物質が何とかなったとしても塩分濃度が異常に高い。
- 現地をたびたび訪問している日本人の研究者曰く「コーヒーを煎れてもコーヒーの味がしない」らしい。
- 化学物質が何とかなったとしても塩分濃度が異常に高い。
- 一応流れ込む川もあったのだが、元の湖岸線のあたりで干上がってしまって今の大アラル海には届いていない。
- しかし湧水も地中に浸透した化学物質を含んでいるので、利用は不可。
- 2010年に東アラル海が復活。季節的な要因により見かけ上消えたり復活したりを繰り返している。
- 西アラル海は湧水があるようなのでなかなか消滅しないらしい。
- カザフスタンが大小アラル海の境にコカラル堤防を建設した。結果として小アラル海は劇的に復活したが、切り捨てられる形になった大アラル海は水位減少が加速した。トカゲの尻尾切りとはまさにこの事である。
- 大アラル海はウズベキスタンにも跨っている上に、そのウズベキスタンは干上がった湖底の油田開発に興味を示しているらしく大アラル海の回復には消極的。
- その堤防は雑な構造が原因で一度決壊している。
- あまりに縮小のスピードが速すぎたので各地で水のあるところへ動かせなかった船が放棄された。
- モーターボートより大きな船で航海ができたのは1996年が最後。
- ソ連時代には湖の中にあった島で生物兵器の実験を行っていた。
- 近年になってその島と本土が陸続きになったせいで残っていた細菌が漏れ出し始めたらしい。
- カザフスタンとウズベキスタンに跨っているが、この両国が微妙に仲が悪く連携が取りづらい。そのため環境破壊は進むばかり。
- もちろん保護に関わる団体もあるが一部は補助金で私腹を肥やす悪人に乗っ取られている。
- 完全に消失すると、「アラザル海」に改称する予定。
- 19世紀にロシア人がやって来てから漁業が盛んだったが今ではほぼ壊滅状態。
- 湖岸や島にあった漁業の街もほぼ砂に埋もれバルハシ湖へ出稼ぎに行く羽目になった漁師も多い。
- なお貝も多く生息し湖の塩分調整に役立っていたが食用にはされなかった。
- 元湖底だったところに沈殿していた農薬が砂嵐で飛散し地域住民の健康を害していると言われていたが近年の調査で否定された。
- 現在ではかつて湖底だった砂漠に木を植えるプロジェクトが行われている。