キャリア・コンサルタント
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キャリア・コンサルタントの噂[編集 | ソースを編集]
- 学生や無職の人、転職希望者などに対して、職業選択についてアドバイスする職業のこと。また、その人。
- その人の適性・得意分野や経歴、興味、さらには本人の希望や家庭の事情などをもとに、その人に合った仕事について助言を行う。
- 就職先として考えられるのは、ハローワークやジョブカフェ、職業能力開発校(訓練施設)、人材派遣会社、人材紹介会社などがあげられる。
- ニートや引きこもり、不登校児、前科者などを支援する団体に所属している人もいる。
- 卒業後の進路についての相談役として大学や専門学校、工業高校などに専属のキャリコンが配置されることもある。
- 能力の高いキャリコンであれば、大企業の人事部で手腕を発揮できることも。
- 2016年(平成28年)度から国家資格になった。
- これにより、資格を持っていない人間が「キャリア・コンサルタント」を名乗ることが出来なくなった。(違反すると30万円以下の罰金刑があるよ)
- …のだが、実は法律上、キャリコンの資格保有者じゃないと出来ない仕事(独占業務)というのは存在しない。
- 逆に言えば、キャリコンの資格を持っていない人が、キャリアコンサルティング業務(職業相談、再就職についての助言など)を行っても構わない、ということである。
- …のだが、実は法律上、キャリコンの資格保有者じゃないと出来ない仕事(独占業務)というのは存在しない。
- これにより、資格を持っていない人間が「キャリア・コンサルタント」を名乗ることが出来なくなった。(違反すると30万円以下の罰金刑があるよ)
- 国家資格になる前は、民間資格として標準レベルキャリア・コンサルタントというものがあった。
- この資格を持っていた人は、申請すれば無試験でキャリコンの国家資格を得ることが出来る。
- 国家試験の受験資格を得る方法には、「厚生労働省が認定した講座を受けて得る方法」と「キャリアコンサルティング業務の実務経験によって得る方法」の2つがある。
- 前者の講座は150時間時間以上必要。しかも受講料がメチャクチャ高い。
- 比較的安い講座でも30万円以上かかります。さらにこれとは別に、国家試験自体の受験料(約4万円)と国のキャリアコンサルタント名簿への登録料(約2万円)が発生します…。
- とは言え、大学院への進学が必須条件である臨床心理士や公認心理師に比べるとまだ安い方ではある…。
- 比較的安い講座でも30万円以上かかります。さらにこれとは別に、国家試験自体の受験料(約4万円)と国のキャリアコンサルタント名簿への登録料(約2万円)が発生します…。
- 後者の実務経験による方法はコストを大幅に抑えることが出来るが、認定基準は厳しく、しかも3年以上必要である。
- 前者の講座は150時間時間以上必要。しかも受講料がメチャクチャ高い。
- 資格は5年毎に更新が必要である。
- しかも更新するのにも10万円以上かかるため、維持費が非常に高額であるのが特徴だ。
- この資格だけで独立開業して高収入を得るのはかなり難しい。
- 弁護士や公認会計士、宅建士などの他の士業と同様に、キャリコンにも守秘義務が課せられ、個人情報や相談内容などの秘密を守らなければならない。
- これを守らなかった場合、職業能力開発促進法に違反したとして、資格が剥奪される上に、刑罰(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)がある。
- この資格が出来た背景としては、「日本が不景気になり、リストラ対象者になってしまう労働者が増えたこと」があげられる。
- リストラ対象者になった人たちの次の働き先やキャリア形成などを支援することが目的であると言われている。
- あと、精神的に病んでしまったブラック企業の社員の相談に乗るキャリコンもいる。
- キャリコンの国家試験とは別に、キャリアコンサルティング技能検定という試験が存在する。
- 1級は指導者レベル、2級は熟練レベルとされており、キャリコンの国家試験(標準レベル)より上位に位置付けられている。
- 平均年収は400万円程度だが、資格保有者の中でも能力による格差が激しい。
- 能力が高い者であれば、年収1000万円以上を狙うことも可能である。
- 一方で、年収200万円未満のキャリコンも(キャリコン全体の)2割弱ほど存在する…。
- 近年はリストラや離職率の増加などの理由から活躍の場は幅広くなってはいるが、非正規での雇用が多く、残念ながらこの資格を持っていても正社員での採用は多いとは言えない。
- いま日本で一番有名なキャリアコンサルタントは案外某就職系YouTubeチャンネルの中の人かも・・・。
- しばしばコスパが悪い資格の代表格に名前が挙げられる。
- この資格を持っていなくてもコンサルティング業務は出来るし、転職エージェントのコンサルタントでもキャリコンの資格を持っていない人は多いからである。
キャリア・コンサルタント国家試験の噂[編集 | ソースを編集]
- キャリコンの国家試験には学科(マークシートによる4択問題)、実技(論述課題と面接)がある。
- 学科は7割がボーダーライン、実技は6割がボーダーラインで、両方とも合格して初めてキャリコン国家試験に合格したと認められる。
- 実技は論述と面接のどちらかの得点率が4割未満だと足切りになるので注意。
- 学科と実技はそれぞれ別々に受験することが出来る。
- 学科は7割がボーダーライン、実技は6割がボーダーラインで、両方とも合格して初めてキャリコン国家試験に合格したと認められる。
- 学科試験では4択問題が50問出題される。試験時間は100分。
- キャリアコンサルティングの社会的意義、キャリアコンサルティングを行うために必要な知識、キャリアコンサルティングを行うために必要な技能について問われます。
- 実技は論述課題と面接課題がある。
- 論述課題では事例記録を読んでから設問に解答する。
- 面接課題では、受験者がキャリアコンサルタント役となってキャリアコンサルティングを行う「ロールプレイ」(15分間)と、自らのキャリアコンサルティングについて面接官の質問に答える「口頭試問」が課される。
- キャリアコンサルティング協議会(CCC)と日本キャリア開発協会(JCDA)の2つの団体が試験を実施しており、受験者はどちらかを選択して受験する。
- 合格率は50%程度で、国家試験としてはまあまあ高い部類である。
- 司法試験はおろか宅建と比較しても簡単である。
- 真面目に講座を受けていれば、ほぼ受かると思って良い。
関連項目[編集 | ソースを編集]
外部リンク[編集 | ソースを編集]
名称独占資格 |
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