ギニアビサウ

平均寿命世界最下位になったこともある。
農業国だが、国内需要も満たしていない。世界最貧国のひとつ。
- 国民の６割が絶対的貧困に苦しむ。
公務員の給料を国が払えず、大規模なデモが起こった。
ここ10年の間で３回以上クーデターが起こっている。
1974年にポルトガルから独立。
ギニアビサウ1973年発行記念切手・独立宣言
- カーボベルデとの統一を目指していたが、反感を買い単独で独立。
  - その後もカーボベルデとは仲が良かったが、関係が悪化しカーボベルデ側が国旗を変更した。
  - 初代大統領がカーボベルデ系の人だったのも原因らしい。
- 独立宣言は1973年にしたが、国際的に承認されたのは1年後。ソビエト連邦の援助を受けていたので西側の受けが悪かった。
  - 日本は西側のトップを切って承認した。万事アメリカ合衆国の顔色を見て判断する我が国にしては素早い対応だった。
早くからボーキサイト鉱が確認されているが、開発が進んでいない。
首都はビサウ。しかし外務省の情報で「首都ビサウの地雷の埋設場所はおおむね特定され、かつ表示もされていますので、興味本位で近づかないようにしてください」とあった。と言うことは特定されていない時期もあったというわけで・・・。
カーボベルデとセットで独立したものの、カーボベルデとの経済格差は凄い(ギニアビサウのほうが凄まじく貧しい)。
どこかでクーデターを画策した作家が滞在中、クーデターがまたも勃発。関与が疑われたが今度は無実。次回作のためにアレな国を取材していたところ、偶然クーデターが起きたらしい。
独立前は「ポルトガル領ギニア」。隣のギニアや赤道ギニアとまぎらわしいので、首都のビサウを国名に入れたらしい。
当然のようにクーデターで政権交代する国。最近でも反乱軍が大統領自宅に侵入して大統領が暗殺された。(2009年)