コモンウェルス・オブ・ネイションズ

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イギリス連邦の噂[編集 | ソースを編集]

  1. イギリス政府の旧植民地が次々独立する際に作られた国家連合。
  2. 日本では旧名のBritish Commonwealthからイギリス連邦や英連邦といわれているが、現在の正式名称は表題の通り。
    • Britishの表記は1949年に外れているが、「Commonwealth of Nations」では国家連合になるのでわかりにくからなのだろう。
  3. イギリスから独立した国が多いが、加盟国の中にはほぼ無関係の国もある。
    • モザンビーク…1975年ポルトガルから独立。ただし一時期イギリスの企業の統治下におかれていた。
    • ナミビア…1990年南アフリカから独立。南アフリカに入る前はドイツ領。
    • トーゴ…1960年フランスから独立。ドイツ領トーゴランドが英仏に分割された際にフランス側に帰属した地域。(イギリス側に帰属した地域は現在のガーナでありこちらも英連邦加盟国)
    • ガボン…こちらは本当にイギリスと関わったことはない。
  4. その中にはイギリス国王が元首の国がいくつかある。(いわゆる英連邦王国)
    • その国は国王の代理人である総督が元首の代わりに置かれるが、国内の推薦にによって任命しているケースがほとんど。
    • マレーシア、ブルネイ、トンガ、レソト、エスワティニには独自の君主がいる。
  5. 4年に1度、コモンウェルスゲームズが開催されている。
  6. ちなみにフランスも似たような「フランス共同体」を作ったが、フランスの介入が激しすぎて早々に崩壊した。
    • ガボンの加盟などもフランス離れを指摘する声がある。
    • フランコフォニーがその後継みたいになっているが、英コモンウェルスよりもさらに緩い関係。
  7. 一応法の支配・人権・民主主義の堅持も謳われている。
    • これを理由にフィジーは軍事政権時、南アフリカはアパルトヘイトのときに加盟停止していた。
    • …のわりに絶対君主制状態のブルネイやエスワティニは加盟している。
  8. アイルランドとジンバブエは加盟していたが脱退している。
    • ガンビアやモルジブも一時期脱退していた。
    • イギリスの欧州連合離脱で連合王国や王室内がガタガタになる中、ここはまだまとまっている。
  9. イギリスと加盟国同士では高等弁務官が派遣されている
  10. イギリスでは加盟国国民に選挙権および被選挙権や査証発給(免除)やワーキング・ホリデーに関する優遇措置がある
    • そのため一時期香港では英連邦諸国のパスポートが売られていて(名誉領事として任命されているので一応本物)、それを買う中国人が多かったという。
      • なお大半の返還前から住んでいる香港人はイギリス国籍はもらえず、「国外にいる時だけイギリス市民として扱う」という変なパスポートしかもらえなかった。
    • 今でも現地に預金すれば市民権をもらえる国もある。
  11. 南スーダンスリナムも加盟したらしい。
    • 一方イギリスから独立したアメリカやイスラエルなどは加盟する予定はない。
      • 一方ソマリアやイエメンは×××すぎて…。
        • 入っていない元イギリス領の国(イエメンとかソマリアとかシリアとか南スーダンとか)は失敗国家ランキングの常連。さすがブリカス(笑)。
  12. 加盟国内の裁判は選択条項受諾宣言により国際司法裁判所の管轄外(コモンウェルス留保)
  13. イギリスがかかわるので公用語が英語だったり、道路も左側通行だったりする(一部を除く)
    • あと国旗のカントン部にユニオンジャックがあったり。
    • 唯一モザンビークだけ英語が公用語になっていない。(ポルトガル語が公用語)
  14. 政府間組織(国家連合)の中では国際連合上海協力機構に次いで3番目に大きいらしい。
    • イギリス連邦の加盟国に住んでいる人は約26億人もいる。これは世界人口(約80億人)の3分の1近くを占める。
      • インド・パキスタン・バングラデシュが加盟しているのが大きい。
  15. 加盟国の中で先進国はイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マルタという感じか。
    • 経済面ならブルネイやキプロスも入りそうだが、政治面が未熟なので…。
  16. 今のところイギリス連邦とEUの両方に入っているのはマルタとキプロスの2カ国である。
    • かつてはアイルランドもそうだった。(EUにはまだ残っているが)
  17. 象徴的なものではあるがイギリス連邦の首長はイギリスの君主が務めることになっている。
  18. 首脳会議の議長は加盟国の大統領または首相が務める。(イギリスだけとは限らない)
    • また事務総長もいる。
  19. イギリス連邦の事務局および主要機関はロンドンにある。
  20. 加盟国の中には教育制度や資格制度が共通化されている国も多い。
    • 本国で取った資格と同じものをイギリスで取ろうとした場合、試験科目の一部が免除されたりもする。

加盟国[編集 | ソースを編集]

英連邦王国に含まれる国[編集 | ソースを編集]

ヨーロッパ
南北アメリカ
オセアニア

英連邦王国に含まれない国[編集 | ソースを編集]

東南アジア
南アジア
西アジア(中東)
ヨーロッパ
アフリカ
南北アメリカ
オセアニア

イギリス領ではなかった加盟国[編集 | ソースを編集]

アフリカ

脱退した国[編集 | ソースを編集]

ヨーロッパ
アフリカ

加盟を希望している国[編集 | ソースを編集]

アフリカ

かつてイギリス領だったが加盟していない国[編集 | ソースを編集]

東アジア
東南アジア
西アジア(中東)
アフリカ
南北アメリカ