シスコシステムズ

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Cisco Systems, Inc.の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 世界的に有名なコンピュータネットワーク機器のベンダーである。
    • データベースのオラクルと並んで有名なIT企業の一つ。
  2. 大企業やNTTなどの通信事業者、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、公的機関向けの業務用通信機器の製造・販売が主な事業である。
    • インターネットや大規模な構内ネットワーク(LAN)でデータの中継・転送に用いられるルータに関しては、市場で圧倒的なシェアを誇っている。
    • 他にもネットワークスイッチや無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイント、ファイアウォール、ビデオ会議システム、IP電話などにも手を出している。
  3. 一般住宅にはほぼ関わりが無い会社である。
    • 基本的に業務用の製品しか開発しておらず、家庭用通信機器はほぼ製造していないため。
    • IT業界や通信業界でCiscoを知らない人は流石に殆どいないと思うが、それらの業界にいない人にはあまり知られていない…。
  4. 社名の由来は意外にも単純。
  5. 現在はカリフォルニア州のサンノゼに本社がある。
  6. ロゴマークは金門橋(ゴールデン・ゲート・ブリッジ)がモチーフであると言われている。
  7. 創業者は スタンフォード大学の研究院だったレオナルド・ボサック氏と、その妻のサンディ・ラーナー氏。
  8. 研究開発費は意外と少なく、ファーウェイの半分にも満たない。
    • 5G開発で中国に遅れをとった主な原因と言われている。
  9. 日本法人の本社は東京ミッドタウンに入居している。
    • テレワークを積極的に推進している企業として有名であり、「働きがいのある会社ランキング」では上位常連である。
  10. 後述するように同社の製品を取り扱っているエンジニアの知識やスキルを認定する資格試験の実施している。
    • 通信業界では知名度が高い。
  11. 福岡ドームにシスコゾーンというデジタルな観客席を作った。
  12. 日本人は日清シスコと勘違いする人が多そう…。
  13. 1984年に設立された。
    • 最初は軍や政府、研究所などの公的機関に対してルーターを販売していた。
    • 元々はルーター専業メーカーだったが、多数の企業を買収したことで様々な分野に手を出すようになった。
      • M(合併)&A(買収)で成功した企業の一つ。
      • しかし新体制に反発した創業者のボサック氏とラーナー氏は経営陣と対立し、シスコを去ってしまった。

Webex[編集 | ソースを編集]

  1. マイクロソフトのteamsやzoomと比べるとマイナーなウェブ会議ツール。
  2. 日本の場合なぜか、役所(特に国)のウェブ会議でこれを使ってることが多い。
    • チャイナリスクでzoomを使いたくないのは分かるが、teamsと比べても、こっちのほうがより堅牢なんやろか?
    • これのせいで、我が社の場合、役所対応でWebexを入れさせられる羽目に。役所がteamsを積極的に使ってくれりゃコストが浮くのにと思う。
  3. 実は元々別の会社(Webex)という会社のサービスだった。2007年、ciscoが買収し、ciscoの製品の1つに。
  4. 令和3年頃に大規模アップデート。前よりは使いやすくなった。

Cisco技術者認定[編集 | ソースを編集]

  1. 世界的に有名なベンダー企業、シスコシステムズが認定する、ネットワークエンジニアのための資格。
  2. たくさんの区分があるが、特に有名なのはCCNA、CCNP、CCIEの3つである。
    • 3つの中で比較的簡単なのがCCNAで、逆に最難関はCCIEである。
    • 昔はCCNAより簡単な区分としてCCENTというのもあったが、廃止されてしまった。
  3. CCNAでは主にネットワークの基礎的な問題と、シスコ製品特有のルータ、スイッチの設定コマンドなどが出題される。
    • 単に操作方法を覚えていれば良いというわけでは無く、シミュレーターで実際に操作しなければならない。そのためCCNAの問題自体は基本情報技術者試験のネットワークの問題よりは難しいと言われている。
      • また、問題数が多いので時間が足りなくなることがしばしばある。
    • しかしCCNAは出題範囲は狭く、基本情報の午後にあるような複雑なアルゴリズムは出題されず、経営戦略や企業活動などのビジネス系の問題もない。
  4. 最難関のCCIEは問題文が全て英語であり、8時間にも及ぶ実技課題が課されるため、難易度はネットワークスペシャリスト試験より遥かに高い。
  5. 資格に有効期限があるのが弱点。
    • 転職活動の際、日本だと経歴を重視する傾向があるが、海外の場合は資格重視であり、その人のスキルを資格所持で証明しているという事情がある。なので国際資格の場合、その人のスキルが最新の状態を保っていて今も通用する事を証明するのに有効期限が設けられている。
      • 日本企業の面接だと「あなたがこれまでネットワークエンジニアとして活動されてきた経歴と、これまで挑戦してきたことをお聞かせください」みたいな感じでダラダラと長い面接になるが、海外(特に米国)だと、資格を持っている時点でネットワークエンジニアの技量が認められている事になるので、わざわざそのことを面接で聞かなくて済むようになる。
  6. オラクルマスター同様、こちらも受験料が高すぎる。

外部リンク[編集 | ソースを編集]