ソマリランド
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- 1991年6月にソマリアからの独立を一方的に宣言した地域。
- 背景には南部人が北部人を軽んじる風潮があった。
- 北部人が首都モガディシオを訪ねると「バナナでも貰いに来たのかよ」と馬鹿にされることもあった。
- 南部の有力氏族による北部人の虐殺事件すら発生したことがあるがほぼ知られていない。
- 背景には南部人が北部人を軽んじる風潮があった。
- どこも国家として承認していない。
- アフリカ唯一と言っても良いほど珍しい(ほぼ)単一民族国家だから。下手に独立を認めると、他の国家も民族主義が興って分裂しかねないから。
- しかし、本国よりも政情・治安共に安定している。
- 通貨ソマリランド=シリングはソマリアの通貨よりも価値が高いほど(世界最貧国には違いないが)。
- 自治区でもいいから国際社会の承認を受けようと活動中。国際的に認められれば外国からの投資も見込めるので。
- 現地でお約束のジョークにどんなことでも原因は「我が国が国際社会に認められていないからだ」と答えるというものがある。
- 観光客が来ないのも給料が上がらないのも夏が暑いのもそのせいにされる。
- 2020年に似たような境遇(民主主義が進んでいるがなかなか国家承認してもらえない)の台湾と国交樹立。
- 現地を走る車の99%は日本車。
- 中古車ばかりだが、程度が良いことの証明として、日本語をそのまま残して使っている。法務大臣の公用車は「○○警備保障」
- ここだけではないが、アフリカや中東で走っている中古日本車は、ほとんどがパキスタン商人のネットワークで輸入されている。
- 近年では中間業者への支払いを避けて安く買うため日本の業者から直接買う人も出てきたらしい。
- 染まりランドという割には大して染まっていない。
- 単一民族で染まっている。
- 一部伏せ字で「ソ○○ランド」と書かれると、妙に興奮する。
- ソマリランドに旅行すると(外務省的は非推奨だが)、現地の人に「ソマリランドはソマリアなんかと違って、平和で治安もいいだろ、な? な?」と聞かれるとか。
- wikipediaには「アル・カイーダ戦闘員が逮捕されるなど……」とか寝ぼけたことが書いてあるが、これはむしろつまり警察力が正常に動いている証左なんだが。
- (アルカイダの戦闘員なら西側先進国のほとんどに入り込んでいる。おそらくは日本にも)
- 日本の場合、入り込んでいるどころか、アルカイダの友人の友人が法務大臣になったことさえある。
- (アルカイダの戦闘員なら西側先進国のほとんどに入り込んでいる。おそらくは日本にも)
- 国と認められていないのに旅行できるのか? 『カラシニコフ』では、ビザを持たないNGOが追い返されたと書いてあったが。
- 台湾「お、おう・・・」
- 日本からはわからんが海外からなら一応行けるよ。まぁだからといって行くのは愚かだけど。
- つうかそもそも日本とソマリランドの間に自由渡航協定があるわけでもないのにノービザで入ろうとすれば追い返されるに決まってる。
- ソマリアと違って治安はそれほど酷くないと言うことから、ソマリランドのツアーを手配する旅行会社もある。あくまでも自己責任の手配旅行だけど。
- アグネス・チャンも旅行に行った。
- やくみつるも旅行に行った。
- wikipediaには「アル・カイーダ戦闘員が逮捕されるなど……」とか寝ぼけたことが書いてあるが、これはむしろつまり警察力が正常に動いている証左なんだが。
- 国連や部族の長老の協力のもと、銃の回収と管理を徹底した結果、両替屋が路上で札を数え、女性が一人で出歩くことが出来るほどに治安が回復した。
- ん? それって日本と同じくらい治安が良いって事?
- それはない。多分、言葉通り女性が一人で外に出れるってことだと思う。
- 日本の場合女性どころか家の近くなら幼稚園児でも出歩けるからな。
- それはない。多分、言葉通り女性が一人で外に出れるってことだと思う。
- ん? それって日本と同じくらい治安が良いって事?
- 現在の大統領は3代目。ちゃんと選挙で選ばれている。
- もはや崩壊して久しい本国ソマリアを見限っているらしく、今後も独立姿勢を鮮明にして外交活動を行っている。ソマリア政府が戻ってきても、再統合する気はないらしい。
- 国民そっちのけで内戦やってたらそらそーなるわ。もう民族自決がどーのとか言う以前の問題。
- 以上の情報の殆どはNHK出版の『アフリカ21世紀――内戦・越境・隔離の果てに』と松本仁一の『カラシニコフ』から出ている。遠藤貢の論文も読むべし。
- 高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』も情報が豊富だが500ページ越えのため気軽に読むにはやや骨が折れる。
- 2009年8月29日、大統領派の軍が下院を制圧。大統領選を巡ってごたごたが続いていたため、大統領が実力行使に踏み切った。……貴重なアフリカの民主政府が……
- 2017年9月25日、リベルランドと相互承認協定を結んだ。
- 民主的にやれている理由の一つは政党を3つまでに制限していること。
- これにより政党が氏族(数十ある)の代弁者に成り下がらなくて済んでいる。
- イギリス支配時代に長老の権威が失墜しなかったのも大きいらしい。
- 紛争発生時の賠償の相場などもしっかり機能している。
- 特に激しい戦いだった場合は氏族同士が婚姻関係を結ぶことにより終戦となる。
- ソマリ語では「戦の血を分娩の羊水で洗い流す」と表現される。
- だが実際に現地を何度も訪ねているとある日本人ジャーナリスト曰く「貧しくて利権が生じにくいから安定しているのではないか」とのこと。
- ラクダの生息密度では世界トップクラス。
- ラクダ肉のぶっかけ飯が美味。
- ソニックでマリオな有名パチもんの舞台ではない。
- カートという常緑樹(アラビアチャノキ)の葉を嗜好品として噛む。
- 気分が高揚し社交的になる効果があるが時間をかけてかなりの量を噛まないと効果が出ない。
- ソマリ世界では噛んだ葉は飲み込むが他国では吐き出すこともある。
- 副作用としては後から襲ってくる不安感や強烈な便秘などが挙げられる。
- 便秘はラクダや牛の乳を飲むことで緩和できる。
- 気分が高揚し社交的になる効果があるが時間をかけてかなりの量を噛まないと効果が出ない。
- 首都の近くに5000年前の洞窟壁画がある。