生き物が借 > 動物 > 魚類 > 海水魚 > タラ
- 「たら」という言葉の当て字に使われる。
- 出鱈目、鱈腹、矢鱈など。
- 「鱈腹」はタラが貪欲に何でも食べることが語源という見解もある。
- 実際にタイセイヨウタラは指輪だろうが本だろうが靴だろうが平気で飲み込むらしい。
- ブリューゲルの絵には巨大なタラを水揚げしたらその胃の中から別のタラを飲み込んだ比較的小さいタラが出てきて…という題材のものがある。
- 目を天ぷらにしても、別に美味しくはない。
- 自家消化がとても早いらしい。
- 漁師曰く「タラは沖で食え」。
- 釣に行った朝に漁師直営の食堂でタラの切り身の焼いたのを食べた人に聞いたが、「あんな美味いタラにはもう出会えないだろう」と懐かしんでいた。
- 磯野家の一人息子。
- 正しくはフグ田家。
- 東京サザエさん学会曰く当初は女の子にする予定だったとか。(真偽不明)
- 漢字自体は国字なのだが、今や中国でも使われている。
- ギンダラはタラの仲間ではなく、ホッケの仲間。
- 鱈場蟹の名前の由来。
- この魚をめぐってアイスランドとイギリスが戦争状態に陥った。幸い死者は出なかったそうだ。
- 掟破りの「ネットカッター」がイギリスの漁民を苦しめたとか。
- 英語表記なら"Cod War"となり冷戦(Cold War)と引っ掛けたネタにされたこともある。
- 1名の死者が出たとする文献もある。(エリザベス・タウンセンド『タラの歴史』2023年、原書房)
- 荷重17~19tのタンク車。
- 英語圏では女性の名前になるらしい。
- 風と共に去りぬ。
- 欧米人、それも魚食に疎いアングロサクソン系が「フィッシュ」と呼ぶのはだいたいタラのこと。
- 他にヨーロッパの北の方で古くから食べられてきたのはニシンくらい。
- 干しタラはバイキングの保存食やハンザ同盟の主力商品としても歴史を動かしてきた。
- キリスト教の祭日で肉が食べられない日の蛋白源としても活躍してきた。
- 昔は「もっと獲らないと世界の海がタラで埋まってしまう!」と心配した学者がいたほどたくさん獲れたらしい。
- で獲りまくったあげく資源量ががっさり減ってしまった・・・。
- 特にトロール船の登場が響いたとか。
- 干すとやけに固くなる。
- 大西洋産のものはかなり乱暴に扱っても大丈夫だとか。
- 京料理の「いもぼう」に使われるタラの干物は棒状に固まっている。
- 中世フランスの料理本では下ごしらえの際に1時間木槌で叩くよう記載されている。
- 昔は肝油ドロップの原料にも使われていた。
- 基本的に北の方の海で獲れる魚だがアフリカのナイジェリアでも料理に欠かせない食材になっている。
- 一説にはビアフラ紛争の際に北欧から支援物資として送られてきたのが影響しているらしい。
- 大西洋産の最大記録は体長1.8m、体重96kgと大相撲の技巧派小兵力士のようなサイズ。
- 敵を追い払うなどの目的で音を出すことがある。
- ポルトガルでは1年365日違うメニューにできるくらいレシピがあるとされている。
- 大航海時代に塩タラを食料としてよく利用していた名残。
- マカオなど旧ポルトガル領でも普及している。
- 韓国では胃などをチャンジャと呼ばれる塩辛にする。
- 独特の食感が癖になるが塩分強めなので食べすぎ注意。
- 上述のように英語名は「cod」。
- この魚の大規模な水揚げ量粉飾に関わり北米の漁業界を追われた人物につけられたあだ名はゴッドファーザーならぬ「コッドファーザー」。
- 未だに「スケトウダラ」なのか「スケソウダラ」なのかよく分からない。
- そういうかたは、ここをクリック→スケソウダラ
- 漢字では助宗鱈。
- ここの半魚人。
- このキャラクターにちなんだ明太子も販売されていた。
- 身よりもむしろ卵のほうがたらこ、明太子としておなじみ。
- 身も美味なのだが、鯖と同じくらい足が早いので生食は避けたほうが無難。
- マックのフィレオフィッシュ。
- 韓国語由来の「メンタイ」という名称で呼ばれることもある。
- 向こうでは正月や十五夜のお供えに干物が欠かせない。
- ただし主な漁場がほとんど北朝鮮の支配する海域にあるためあまり自給できていない。
- 知名度は低いが、白身魚といえばこの魚。
- 使用例:ほっともっとののり弁当に入っている白身魚のフライ。
- オーストラリアからニュージーランドにかけてのやや深い海に生息する。
- 床を掃くわけではない。
- マクロヌルス科とかいうややこしい名前の科の魚。ホキ科でいいのに・・・・・・
- 蒲鉾の原料というイメージしか持たれていない。……気がする。
- ポキ星人とは、関係ない。
- 石灰石や線路の砂利を運ぶわけではない。
- でかい。
- まだら模様の語源になった。
- 結構高いが、美味。
- たらこは卵巣を包む皮の血管が「汚く見える」ということで、あまり一般には市販されていない。
- 皮を剥いて、たらこの高級加工品に使われる。
- 近年は「タラ鍋の材料」として、黒い姿のままスーパーでも普通に売られている。
- イギリス人の主食とも言われている。
- 陸揚げして時間の経った後に切り身にして、更に痛んだ油で揚げて謎のフレーバーを加えて新聞紙に包むと、イギリス人には最高のご馳走らしい。
- 独特の芳香があるので、白身魚好きの日本人にも案外受け入れやすいかも。
- 現在は衛生上の理由で新聞紙の使用が禁止され一部では新聞紙風の専用の紙を使っている。
- 白子が珍重されるためメスよりオスの方が高値で取引される。
- やはり白身魚の代表格。でも知名度は低い。
- 目を見ても石化はしない。
- 結構虫が付きやすいので、保存には細心の注意が必要なのだ。
- 血が透明。
- メルルーサは実はスペイン語で、英語ではヘイク。
- 一時、これのフライは学校給食でお目にかかった。
- 学校の給食でよく食べさせられるが、どんな魚だか知っている者は少ない。
- 大学の学食にもよく、「メルルーサのフライ定食」があった。安くてそこそこおいしく、貧乏学生に人気があった。
- 黄金のフトモモを持つ。