チャネル諸島
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チャネル諸島の噂[編集 | ソースを編集]
- 住民は対岸のノルマンディー由来のフランス系。
- 英仏海峡にあるからチャネル諸島。固有名詞まで日本語訳してしまうと海峡諸島。
- Channelは日本語のチャンネルの由来でもある。なんでそうなったかは全く想像がつかんけど。
- 元々はパイプとか水路のことだが、そこから伝達路のことをチャンネルというようになった。要するにチャンネル変更というのは伝達ルートを変えてるという意味なのだ。
- 一方で実は、あの有名ブランドシャネルの語源でもあるらしい。シャネルはチャネルのフランス訛りなんだってさ。
- つまり言い換えれば、鈴木さんとこのグループの由来でもある!?
- 『家なき子2』では「エリカがあの高級ブランド、シャネルなら、あなたは偽ブランドのチャネル」というたとえ話があり、チャネルが偽物扱いされた。
- Channelは日本語のチャンネルの由来でもある。なんでそうなったかは全く想像がつかんけど。
- 俗にいう租税回避地。現在、諸島の経済はこれだけで成り立っているんだとか……
- 女王支配地なのだが、ロンドンから女王が来るわけにも行かない。なので代わりに2名の代官が居て、それぞれジャージー代官所とガーンジー代官所において双方に任じられた管轄エリアを支配しているんだって。
- 代官が悪事をはたらくと、女王陛下が黄門様を遣わして懲らしめるらしい。
- 切り札の印籠は葵ではなく、ライオンとユニコーンの紋章が入っている。
- 代官が悪事をはたらくと、女王陛下が黄門様を遣わして懲らしめるらしい。
- 地理的にはイギリスよりもはるかにフランスに近い。
- なのに英領なのは、歴史的経緯。中世ノルマンディー公国を英国王が治めていた名残である。
- なので現在も国家元首は「英国女王」ではなく、「ノルマンディー公エリザベス2世」。
- フランスは過去何度も自国領にしようとしたが、現在はあきらめている。
- 完全に英国の一地方にしないのは、フランスを刺激しないための方策でもある。
- 第2次大戦中、ナチスドイツに占領された唯一の英国領土である。
- ヒトラーは(一応)英国本土であるここの占領を重要視して要塞化までしたが、イギリスの方では別に戦略的価値がないので防衛すら行わず終戦までスルーされていた。
- 英国の一部としてEUに加盟してるかというと、微妙。都合のいい部分だけ加盟地域だと主張してるようにも見える。
ジャージー島[編集 | ソースを編集]

- ジャージの語源らしい。
- むしろ牛で有名。
- 高級志向のスーパーでよくジャージー牛から搾り取った牛乳が販売されている。ちなみにジャージー牛には白黒の斑点が無いんだとか。
- 名前の由来はシーザーが訛ったものらしい。
- ここ出身者が設立に関わったニュージャージー州の方が圧倒的に知名度が高い。
- 英仏海峡にある島の中では一番大きい。
ガーンジー島[編集 | ソースを編集]

- インド建国の父と何か関係が・・・?
- 綴りも発音も全然違う。あっちは「ガンディ」、こちらは「グヮーンズィー」。
- フランス本土と陸続きだったらしい。
- 法人税の税率を納税者が自由に選ぶことが可能である。
- ビクトル・ユーゴーが「レ・ミゼラブル」を書き上げた場所としても知られている。
- 1969年に島の地図を描いた切手を発行したが、緯度を10度も間違えて、翌年に訂正版を出した。
- この緯度(北緯40度)だと、地中海より南になってしまう。(正しくは北緯49度)
サーク島[編集 | ソースを編集]

- 一応ガーンジー島と同じ地区に属するが独自の法体系、自治権を持っている。
- 以前は通貨・切手は独自のものを使っていたが、近年はガーンジー島のものを使っている。
- つい最近まで、中世同様の封建制度が残っていた。
- 16世紀にエリザベス1世から統治を認められた領主が今日まで存続している。
- 議会はあるが、限られた家系の地主しか議員になれず、領主とともに統治していた。
- 21世紀になってから、欧州人権委員会のクレームを受けて、ようやく自由選挙が行われた。
- 島への交通手段はガーンジー島からの船便のみ。空港はない。
- 島の中の交通ではトラクター以外の自動車は禁じられている。後は馬車か自転車。
- このため、消防車、救急車などの緊急車両もトラクター牽引。いざというとき間に合うのだろうか?
- 主要交通手段である馬の蹄を痛めるという理由で、島のほとんどの道は未舗装である。
- 世界一小さな刑務所がある。
- 中世さながらのきれいな夜景が観光の売り。このため街灯の設置を禁止している。
ブレッシュ島[編集 | ソースを編集]

- サーク島のすぐそばにある小さな島。
- サーク島と違って自治権は認められていない。
- 島の所有者はサーク島からの独立を主張して、法廷闘争をしている。
- 島では多くの花が咲いていて、養蜂がさかんである。
- 現在の所有者は、島に英国風庭園を整備して観光客誘致に努めている。
- サーク島のホテルに2泊以上滞在すると、ブレッシュ島への日帰りツアーが無料で申し込める。
- 島への定期航路はない。上記のツアーかチャーター便になる。
ハーム島[編集 | ソースを編集]

- ガーンジー島近隣の島の一つ
- きれいな白い砂浜が売りの一つ。逆に言えばほかには何もない。
- ハーム・アイランド・リミテッドという怪しげな信託会社が所有している。
- 典型的なタックスヘイブン。
- サーク島と同様、トラクター以外の車は禁止。さらに自転車も禁止されている。
- 第2次大戦中、ナチスドイツに占領されたチャネル諸島の島々の中で、唯一英軍が上陸作戦(オペレーション・ハッカバック)を行った。
- さて、問題です。右の切手の上3枚と下3枚はどこが違うでしょう?
- 正解はトークの方に。
ジェソー島[編集 | ソースを編集]

- ガーンジー島近隣の島の一つ その2
- 昔はハーム島の一部だったが、暴風による波浪で陸路が流出し、単独の島になった。
- 島の所有主はしばしば変わって来たが、現在は個人所有ではなくサーク島政府が所有している。
- ただし特定の個人に貸し出しているようだ。
- 現在の賃借人は島をプライベートビーチ化している。
- 島に渡る定期航路などはなく、観光客の立入もできない。
- 往年のミュージカル「空気のような自由」の舞台のモデルとなった島。
リハウ島[編集 | ソースを編集]

- ガーンジー島近隣の島の一つ その3
- リフー島、リウー島という表記もある。ただしリフー島というと、ニューカレドニアにある島の方が有名(綴りはLihou、あっちのはLifou)。
- 14世紀に建てられた修道院や中世の農場の遺跡があり、ツアー客に人気がある。
- 干潮時にはガーンジー島と繋がる陸路ができ、歩いて渡ることができる。
- 水鳥の飛来地で、ラムサール条約に登録された湿地がある。
- 1967年のタンカー・トリーキャニオン号座礁による石油流出事故では大きな被害を受けた。
オルダニー島[編集 | ソースを編集]

- チャネル諸島では、一番北にある。
- 小さな島だが、電子ゲーム産業のメーカーが拠点を構えている。
- サーク島と同様に、自治権が認められている。
- 小さいながら空港があり、船だけではなく航空便もある。
- この島の切手だけ、国際的に通用するようになった。
- 他のチャネル諸島の切手の多くは島内か、せいぜい本土との受け渡しにしか通用しない。
サンマルクフ諸島[編集 | ソースを編集]

- ラルジュ島、テール島という2つの島からなる。どちらも無人島。
- 英仏海峡にあるので地理的にはチャネル諸島の一部だが、ブルターニュ半島の西側で、ここだけはフランス領。
- フランス革命のころはイギリスが占拠していた。
- この頃フランスが奪還しようとして大敗した「サンマルクフ諸島沖の海戦」で有名。
- その後、ナポレオンの時代になってからようやく返還された。
- 第2次対戦のノルマンディー上陸作戦(オペレーション・オーバーロード)で最初に連合国軍が上陸した場所である。
- 現在はカモメの飛来地などで自然保護区のため、島への上陸は禁止されている。