ニューファンドランド・ラブラドール

北すぎ。
- でも暖かい。
イギリスに近い。すごく近い。
- だから、海底ケーブルとか埋まりまくってるらしい。
- 初期の北米～欧州間の航空路は、全てここを経由していた。
  ニューファウンドランド1931年発行航空切手・北大西洋航空路
はじめて大陸間電波実験が行われた。
実はヒースロー経由の方が早く日本に行けたりする。
コロンブスよりはやくこの地にヨーロッパ人が来ていた。
- ヴァイキングのことか？
- そもそもコロンブスは北米大陸には着いてない。
タイタニックが沈没したのはこの沖合。
- タイタニック事件で追悼の意を表してるのはアメリカ。イギリスはギャグのネタにしてる。
- それを利用して観光地化しようとしたが、サッパリ。
時差30分というレアで半端な時差帯に位置する。
この地に住む住民の英語は全くわからない。
ラブラドール地方は、ラブラドール・レトリーバー犬の原型となった犬の出身地。
- ラブラドール・レトリーバー犬の原型となった犬の出身地はニューファンドランド。名前はラブラドル海流からとった。
以前、日本で食べるししゃもの９０％はここ産だった。
何にもない。産業らしいのは石油精製会社と製紙工場があるのみ。あとは、魚の加工所ぐらい。
- 20世紀初頭は、あまりに僻地のためカナダ郵政が郵便事業を行えず、米国の民間郵便局が代わりに手紙を運んでいた。
  ラブラドール地方切手・米国民間郵便局
ニューファンドランド犬のふるさとだが、今いるのは殆どがイギリスから逆輸入されたもの。
- 島について検索したら、犬ばかり出てきたときの残念感。
カナダの州の中で、戦後(1949年)まで英領のままだったのはここだけである。
- ニューファンドランドの沖合には、今も仏領の島がある。
- 元々はカナダとは別に独立するはずだった。