ベタなクラウドファンディングの法則

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法則[編集 | ソースを編集]

  1. 「雲」の“cloud”ではなく「群衆」の“crowd”。主にインターネット経由で不特定多数から資金を募ってプロジェクトの実行資金を集めるもの。
    • もちろんこういう出資に興味のない人もいるだろうが、「興味ないね」の「クラウド」ではない。
  2. 大きく分けてAll-or-Nothing(達成後支援型)とAll-in(即時支援型)の2種類。
    • クレジットカードでの決済も、前者では達成後になるし、後者では支援時点で即行われる。
      • 達成後の決済になる事があるので、期限間近のクレジットカードが使えない。
    • 「ファンクラブ」のような形の月額型支援もある。
    • 結末はSUCCESS(100%達成で成功)、FUNDED(All-inで100%未満の資金調達)、UNSUCCESS(All-or-Nothingで100%未達で不成功)のいずれか。
    • 普通はまず、寄付型、購入型、融資型、投資型で分けるんじゃないの?
  3. 新製品の先行販売の場となっている場合もある。
    • クラウドファンディングのサイトによって支援額(事実上の製品価格)が異なる事も。
      • 大抵は「クラウドファンディング価格」として割安の金額となっているが、場合によっては支援額より一般販売価格が安くなる可能性もある。
        • 「想定以上の支援による量産効率の向上により一般販売価格が変動する場合がございます。ご了承の上支援をお願いいたします。」
    • クラウドファンディングという方式の都合上、送料込みとなる。
      • 勿論、送料別となる事もある。
    • 翌~数日程度で届く一般の通販と違って、性質上リターン品の到着まで1~数か月かかる。
      • リターンが届いた頃には「そういえばこんなもの頼んだっけ」状態。
        • もっと良い別製品が一般販売されるくらいに量産が遅延する場合も。
    • 夏休みをコンセプトとした作品、4月には発送予定だったのに遅れに遅れて、8月末と文字通り夏休みの終わりの時期に届く。
    • 飲食店の新規開店プロジェクト、無料パスで支援者をたくさん募ったのに、開店日までに届かない。早速開店日に駆け付けてごちそうになろうとおもったのに。
      • 遅れるのが仕方がないとしたら、せめて事前に告知しておけよ、と。
        • こりゃ閉店日までにすら届くか怪しいぞ?(飲食店の生存率は○年後にはわずか●%という意味で)
    • そのくせ、雲行きが怪しくなってブーイングが舞うようになるなど都合が悪くなれば「通販サイトで物を買うのと違うんだぞ!」とか言い出される。
    • ただの販路としてのクラウドファンディングの利用は好ましく思わない人もいる。
      • そりゃもう、たとえば1つの記事で何度も「なんちゃってクラウドファンディング」呼ばわりする人もいるくらい。
      • たとえばAmazonで頼めばもっと良いものが明日届くものすら、たくさん支援者が集まっていたりする。
        • 完全上位互換、そうでなくてもコストパフォーマンスがより良いものが、明日手に入る。
    • 台風や地震などの災害や、インフルエンザのような疫病の流行でイベントが中止になり、販路が無くなった商品の代替販路としても用いられる。
    • 逆に、数年前に見たガジェットが今頃募集されていると思ったら、激安アウトレットとしての限定販売だった。
  4. 「○○で●●したい!」
    • プロジェクトのタイトルおよび表題画像は最重要。ここで目を惹かなければプロジェクト自体に興味を持ってもらえない。
  5. 海外のクラウドファンディングで成功したものが日本のクラウドファンディングでも始まる事もある。
    • 「Kickstarterで話題となったあのプロジェクトが日本初上陸!」
    • 先のプロジェクトでの「欠点」が改良されている。
      • 製品自体の仕様が改良されている。
        • 以前はストレッチゴールでの改良仕様だったのが、最初から改良された仕様で募集される。
      • ラインナップが豊富になっている。
        • 以前は、上位版にはあれが無くてトレードオフだったのが、全部入りのコースが登場。
        • 以前はわざわざ備考欄に希望するオプションを記載しなければいけなかったのが、フォームで選択可能になっている。
      • 逆に日本国内だと色々な事情で、一部のみの募集となる場合もある。
        • 上位版だとトランシーバーにもなる小型スマートフォンだが、電波法の関係なのかトランシーバー機能の無いエディションだけ募集される。
      • kickstarterの時に配送トラブルがあったため(製造国から直接発送したら配送物が紛失したり、実行者が先に支払っておいたのに何故か支援者が関税を払わされたりした例が多発した)、CAMPFIREではプロジェクト実行者(日本国内代理店)が手配した国内の倉庫へ一旦引き取って検品してからの発送となった。
    • プロジェクト自体は成功で終了していても製品の開発製造などはまだ進行中だったりする。最新の情報はそっちのサイトを見た方が情報が早くて豊富。
      • 結局、詳細な進捗はkickstarterで書かれるし、リターンの発送もそっちが先のはずだし、最初からそちらでバックすれば良いのではないか。
        • 発送の遅延など、トラブルがあった時に怒号が飛び交うのもそっち(笑)
  6. 「ストレッチゴール」として、目標額を大幅に上回る支援が集まるとリターン品を追加するという事が起こる。
    • 目標額を低めに設定し「200%達成で何々追加」「500%達成で更に何々追加」などと支援して終わりではなく追加狙いでのプロジェクトの宣伝拡散を促す方法もある。
  7. 「限定商法」的な事がしやすい。
    • 「クラウドファンディング限定」
    • 先着○名限定という事もある。
      • 製品のリターンで、early birdなどと称して先着○名様で安い支援額(事実上の製品価格)のリターンが設定されている事もある。
        • 勿論限定数無しの「通常価格」のリターンも並列して存在し、普通に支援できてしまう。間違って支援しても「ご愁傷様」というやつである。
      • 支援しようか悩んでいるうちに上限に達してしまい後悔する。支援してから後悔した方がいいかも…?
        • 支援の伸びが遅いので余裕を持って悩んでいたら、ネットメディアに紹介されるなどピックアップされて一気に埋まってしまう。
      • 先着○名がもう埋まっていたのでやむなく別のリターンを選択したら、同じ内容で追加リターンが設定されるという運の悪さもある。
        • やむなくそのプロジェクトへの支援を諦めて関心を外していたら、後日なんとなくその後どうなったか覗いてみた時に、その後追加リターンが設定されていてそれも埋まっていたなんて事を知る場合もある。
          • こういう事があるから、たとえばCAMPFIREでは同一金額同一内容のリターンの追加は禁止事項になったが、追加募集分は多少高くても、欲しかった。
        • アクセス過多などによるサイト側のエラーにより二重支援があったのを取り消し→限定数の復活という事もある。
        • 銀行振込など即時での決済でない申込者の振込期限切れ→権利喪失で空きが出る、という場合もある。
    • 追加リターンとして小出しにされると、先に支援した後で「こっちの方が欲しかった!(あっちに支援しなくても良かった!)」って思うものが出てきてしまう。
      • サイン色紙を希望するが、このプロジェクトではミニ色紙バージョンしか無いようだからやむなくサイン入りミニ色紙を支援したが、「要望があったので」と大色紙バージョンを後から追加された。
  8. そのうち「クラウドファンディングが失敗する法則」というような項目ができるだろうか。
  9. プロジェクトの実行者は個人であったり法人であったり様々。
  10. 上位の(=より支援額が高い)リターンにしか無いもので、これは欲しいけどこれはいらないという物があって悩む。
    • 悪く言えば「抱き合わせ」のようなラインナップ。
      • システムの特性上、カフェテリアのような形式でリターンを設定するのはかなり複雑になる。
        • その後、CAMPFIREでは、一つのプロジェクトで一度に複数リターン支援できるようになったので、カフェテリア形式はしやすくなった。
    • BDのクレジットのSpecial Thanksに名前を入れて貰いたいだけで、支援者限定ライブに行く気はさらさら無いのだが…
    • facebookの限定グループにご招待→そもそもfacebookやっていません。
    • ●円以上のコースには全てオリジナルTシャツが付くようだが、どこで着ろと?
    • MERSの影響でイベント中止(延期ですらない)→イベント参加権を支援した方には代替リターンを出します→イベント自体には興味無いから参加権には元々バックしていなかったが、この代替リターンなら欲しかった(中止は仕方ないが、別途募集すれば良かったのに)。
  11. 支援しただけで満足してしまう。
    • 支援がたくさん集まっているプロジェクトはそれだけで魅力的に見えてしまう。
  12. Special Thanks(同人誌の奥付、ゲームのエンディング、色紙 などにおいて)のクレジット名はちゃんと指定しないとそのクラウドファンディングサイトのユーザーIDで書かれてしまう。
    • 指定するよう但し書きがある場合が殆どだが、そこまでできるほど慣れていないプロジェクトオーナーもいるので、そういう指示が無くても予めこちらから指定するのが親切かも。
  13. マイナー作家についン万円の支援をしてしまう。あの何十巻も刊行されている有名作品の単行本が余裕で全巻買える値段。読者と支援者は異なるという事。
    • おお、1巻で打ち切りになったあの作品がクラウドファンディングで続編とな?よし支援だ
  14. 駆け出しの(アサガオで言えば芽が出て双葉が生えた程度の)VTuberが支援を募っている。
    • チャンネル登録なんてしていないのに、動画を1本も見た事が無いのに、なんとなくでついつい支援してしまう(笑)
      • 勿論、熱烈なファンもいるので。(支援コメントから見て取れる)
    • 熾烈なVTuberの人気争いの中、リターンを返す頃…もっと早いと募集終了する頃には枯れてしまう者もいる。
    • ここで支援したキャラが後に炎上したところで、まあ、もう関係ないね。
    • このバーチャル配信者系統の募集、専用カテゴリが無いが故に、「アニメ・漫画」のカテゴリを結構浸食してしまっていたり、一方でゲーム配信者なのか「ゲーム」カテゴリに分類されてしまっていたりなど、一種のカテゴリ迷子のようになっていて探しにくい。
  15. 勘違いする人がいるかもしれないので書いておくと、100%達成=募集打ち切り、ではない。
    • 限定のみのリターンとし完売御礼で100%になるように設定する、とシステム的にできないわけでもないが。

クラウドファンディングが失敗する法則[編集 | ソースを編集]

  1. 何がしたいのか分からない。
    • タイトルやサムネイルがパッとしない。
    • ありきたり過ぎる。ただ単に「○○の魅力を伝えたい!」なんて、数多のプロジェクトが撃沈させられてきたテーマだ。
    • 実質通販なのに製品の写真が無い。
    • そもそもプロジェクトは審査されているはずなのになぜこんなの通すんだ。
  2. プロジェクトが冴えなさすぎるとAll-inですら誰にも支援されないで終了する。
    • 「泉南市周辺でリスナーとオフ会がしたい!」→支援者0人
    • フォロワー数十万を誇るインスタグラマーやツイッタラーですら、目測を誤れば支援者数人で終了。
      • リターンが「本人と1日○○できる権利」などとなんか的外れ。興味があるのはその人の出す情報なのであって、その人自体ではない。
      • バーチャル配信者のキャラクターのぬいぐるみ化プロジェクト、リスナーから「支援できそうにない」ってコメントが散見された。メインターゲットが結構若いのか。(チャンネル登録者数が十数万いながら、結局そのプロジェクトは不成立だった)
  3. リターンがしょぼい。
    • 単純に、こんなのに○円も払う価値が無い。
    • 先着○名限定リターン以外が最早残りカスとしか言えない。
      • All-or-Nothingなのに少数高額の限定ものだけ早々と埋まってしまい、支援額が頭打ちになって結局不成立となる。
    • 寄付型であってもお礼メールすらないのは…。
  4. 誰も支援してくれないのならともかく、誰かの怒りを買ってしまいプロジェクト中止となる事もある。
    • 他所のプロジェクトを丸々パクって掲載されてしまった事例もある。
  5. 資金を集める事ができたからって、プロジェクトが実行されるとは限らない。
    • 「できませんでした!ごめんなさい!」で返金されるならまだしも、プロジェクトオーナーが消息不明になるって事もある。
    • いわゆる「クラウドファンディング詐欺」もやはりというか、いくつか事例がある。
      • ガチの詐欺案件も多々ある中、ちょっと対応が拙かっただけですぐ詐欺呼ばわりする支援者もいる。
        • 発送の遅れを短絡的に詐欺と呼んで中傷と捉えられ、規約違反としてリターンの権利を剥奪された人には、プロジェクトオーナーの側も短気過ぎだろうと思ったけど流石に笑った
        • 他人を詐欺師呼ばわりしたいのが目的か、本当の詐欺だったら被害届を出すべきだろう(笑)
    • All-or-Nothingで達成できそうにないのに、無理矢理自己支援をしてプロジェクトを「成功」にしてしまうが、結局資金が少ないため当初より質の低いリターンしかできないという悪例もある。
      • All-inにしてしまったが故に、そもそも魅力が無く少額しか集まらなかったのに実行せざるを得なくなったが、結局資金難で頓挫。
    • プロジェクトオーナーが、魅力あるプロジェクトのプレゼンテーションを作れても、それによって資金を集められても、肝心のプロジェクトを遂行する能力が無いのに気付いていなかった。
      • リターンとしてできた製品が、結局Amazonで★☆☆☆☆が並ぶような程度の品質のものだった。
      • 資金を集めるだけで燃え尽きちゃってないか、このプロジェクトオーナー?
      • とりあえずクラウドファンディングという流行りの資金集めの手法をやってみたが、それが何たるかをちっとも理解していない。
      • 戦略性があってリアリティのあるFPSを作りたい!→KOTY入賞級のクソゲーの完成。ろくすっぽ修正せずに炎上、戦略的なのはクラウドファンディングで資金集めて売り逃げすることと皮肉られる。
    • リターンの発送間近になって元々発表されていた仕様からダウングレード→炎上。
      • USB-Cで充電できるデバイスだから支援したというのに今更(前時代的な)DCポートにします、だって!?
      • 炎上案件にこそならなかったが、クラウドファンディング限定の翌年のカレンダー、リングタイプと明記されていたから支援したのに、色々な事情があったようで実際の製品はミシン目タイプになってしまった。
        • 一年しか使えないカレンダーだが、それでも破りたくない。
    • 先に募集した分が予定日を越えてもまだ届かないのに、別のサイトで募集が始まってしまう。
      • それだけならただ冷ややかに見るだけだが、どういうわけか後の募集分の発送が先に始まってしまうなんて事も。
        • 結局自分で出資した分は届かずに、オークションサイトやフリマサイトで転売されているのをただ見る羽目になる始末。
          • しかも、上がっているレビューを見るにどうも期待外れの粗悪品っぽい感じだと余計に。こっちは現物すら来ていないというのに。
  6. 見るからに支援する気が起きないプロジェクトなのに、いちいち噛み付く暇人がいる。
    • 「こんなプロジェクトに誰が支援するんだ」と批判をするのは自由だが、支援者が集まらなければそれで終わりなので、構ってみたところで娯楽の域を出ない。
      • それでも暇人はどういうわけか攻撃を続ける。
    • 疑問符を付けたいプロジェクトは、むしろなぜか出資者が集まって成功してしまってからが本番。

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