ベタなスポーツ新聞の法則

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  1. 一面は、スペースのほとんどを写真で占める。
    • しかも一枚の写真だから、デカいのなんの。
    • 文字は下方にちょびっと。
    • 衝撃的な見出しの下に、小さく「か」「へ」。
      • または「?」「!?」
  2. ウラ一面(最終面)も、ほとんどが写真となるときもある。
  3. (スポーツ界にとっての)大事件の時は、一面、ウラ一面がつながって、一つの記事になる。
    • プロ野球のリーグ優勝や日本一の話題も大抵こうなってる。
  4. 一面の記事は、とにかく野球。
    • マレにサッカー。さらにマレに芸能。晩秋~12月の日曜日は競馬。
    • これら以外のときは、「よっぽどのこと」と思ってよい。
  5. 土・日は競馬予想ページが真ん中の面に。
    • 抜き取りが可能。
    • 予想記者のコラムを載せたりする。
    • ◎、○以外の印の意味は、各社まちまち。
  6. 最終面の一つ前は、芸能面。
    • 芸能以外のニュース(政治・経済)は少ない。
  7. なぜか駅売りと宅配で、そっくり差し替わるページがある。
    • スポニチサンスポニッカンに存在。報知は、なし。
    • 真ん中よりもやや後ろの方にある。
      • 宅配のものは喫茶店や飛行機内などで不特定多数の目に触れるためと思われる。
      • テレビ番組表の前後あたりにあったりする。
  8. セ・リーグの先発投手の予想が載る。
    • セ・リーグの監督も、これを参考にする。
    • オールスター戦やクライマックス・シリーズ、日本シリーズの予想スタメンも載る。
  9. 少年野球の結果まで載ったりする。
    • 自社主催の大会、限定。
    • 静岡だとこれがサッカーに置き換わるのは言うまでもない。
  10. 一般紙より高い。
    • コンビニや売店では、一般紙より人気がある。
    • 120~150円ぐらいが多い。
      • タブロイド判の場合は、尚更高い。(200~300円)
  11. 系列のテレビ局が放映権を持つスポーツ大会を、大きく取り上げる。
  12. 系列のチームびいき。試合に負けても「○○、第XX号ホームラン」等を見出しにして印象操作。
    • 報知は巨人中スポ中日。サンスポはヤクルト
    • 関西では、サンスポは阪神びいき。
      • 不定期で「阪神V」という雑誌を出している程。
      • 阪神の地元・神戸に本社を置くデイリーと良い勝負。
        • 関西では、報知と中スポ以外は、基本“阪神ファン”。
    • 春の開幕直前や秋の優勝決定、スター選手の引退などの時には特別のタブロイド判が出る。
    • ひいきのチームの2軍情報なども載る。
  13. 精力剤、ガンが治る食品、競馬必勝の法則本など、広告がうさんくさい。
    • この手の広告はインターネットを広告媒体としていない高齢者にバカ受けする。
  14. 内容が×××な記事がほぼ必ずある。
    • 東スポ系列にはそういう記事が2ページ以上ある。
    • 逆に、純粋な意味で「スポーツだけ」の記事で構成された新聞=(あきまへんが一切ない)新聞は絶対にない。
      • あきまへんを一切排除したスポーツ新聞は一応北海道の道新スポーツ(「家族で読めるスポーツ新聞」を標榜している)があるが、こちらも社会欄や芸能欄(と言ってもサンケイスポーツのをそのまま掲載しているだけ)は存在している。
  15. 「若手左腕の活躍だ」など「腕」そのものではなく「投手」のことを、「右腕」「左腕」と表す。
  16. 駄洒落を駆使。
  17. 求人欄には社会の闇(≠闇社会)が詰まっているような気がする。