ベタなスーパーロボット大戦シリーズの法則

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総則[編集 | ソースを編集]

  1. 必ずと言っていいほど、マジンガーガンダムはいる。
    • 昔はゲッターロボも必ずと言っていいほどいたが、最近はそうでもなくなってきた。
      • 最近では『世界最後の日』ばかり参戦する。
    • ガンダムの場合はアナザーガンダムしか参戦していない時もある。
    • αシリーズより前のガンダムには黒目があった。
  2. 戦艦は何でもしまい込める四次元格納庫を持つ。
    • 昔はMAP兵器しか能がない鈍足の動く的だったが、最近のだと「船枠(後述)」が出てきているせいで戦艦もかなり強かったりする。
    • しまいには潜水艦が宇宙を飛ぶ。
    • 話し合いの時だけ、ブリッジが100人のってもダイジョーブなほどに広々と広がる。
    • 『D』では6㎞の真ドラゴンを戦艦のブリッジにしまうという悪夢のような光景が繰り広げられた。
  3. 参戦作品がたまに迷走する。
    • アイアンリーガーとか。
    • 近年では一切味方側にロボットが出てこない作品でも、でかい船があれば出せるという切り札がまかり通っている。通称「船枠」。
      • VXT三部作においては『宇宙戦艦ヤマト2199』『ふしぎの海のナディア』『わが青春のアルカディア』が該当。
        • Tではカウボーイビバップまで出してやがる。
    • 逆に、それなりにメジャーなのに出れない場合は版権獲得の困難さが根底にある場合が多い(例:『ゲッターロボ號』、64以降のOVA版『ジャイアントロボ』など)。
    • X-Ωに関してはもう客寄せパンダとして開き直っている。
    • UXの初報にて参戦作品を聞いたときは多くの人が目を疑った。「俺も想像力が足りなかったのか・・・」
  4. 脱出装置が便利すぎる。
    • 味方側は敗北条件にでもなってない限り、まず撃墜で死ぬことは無い(パイロットがいない初代スパロボを除く)。
      • 本編終了後なのに、ララァとかジェリドが何の説明もなく出てくる。(後述するスパロボ補正もあるが)
    • 明らかに機体を両断したりドロドロに溶かしたりした後で「だ、脱出するしかない!」と言ってから脱出できる。
    • 敵パイロットも名前ありキャラの場合はなかなか死なない。
      • 昔の作品だと 攻撃命中してHPが0に→「ギャー!」→機体爆散→特に台詞もないままマップ上でユニット消滅 …となった次のステージでも平然と出てくる。
      • 殊に子供向け作品や主人公が民間人の作品の場合(前者はエルドランシリーズ、後者はエヴァなど)は、すっごく雑に「大丈夫だ! どの機体も脱出装置が付いてる!」と済まされる。
  5. 昔は会話シーンで顔しか描かれておらず、その顔グラも3種類くらいしか無かった。
    • 携帯機では『BX』ですらそうだったが、流石にこれは仕方ないか。
      • 『α』以前は、ガトーはハゲにしか見えなかった。
    • また会話シーンはでっかい地図にピコピコマークが点滅するだけで、一体何が行われているのかは原作を見ていないとまるでわからなかった。
    • 会話シーンにおける背景が、なんかいつも同じような風景だ。
      • どこの街並みも東京みたいに見える。

シナリオの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 基本的にクロスオーバーは力技。
    • 敵組織は裏で何か考えつつも表面上は仲良くしておく。
      • そして土壇場になって足の引っ張り合いを行う。
      • 宇宙人組織は宇宙人組織で「○○○同盟」とひとくくりにされるケースが多い。
    • だいたいいつも連邦が良い方でスペースノイドが悪い方。
      • ティターンズは全然ジオンを狩る気がしない。
        • 他の作品の過激な味方キャラがティターンズに肩入れしている場合を除く。
          • 例:三輪長官(闘将ダイモス)
    • とりあえずゲッター線かDG細胞を出しておけば何とかなる。
      • デビルガンダムは他の作品の兵器を取り込む。
      • 古代遺跡は何でもプロトカルチャーが関与していることにされる。
    • 近年ではブラック・ノワールとエンブリヲが憎まれ役として使い回されている。
    • 中には「出る作品を間違えてるんじゃないか」というくらいマッチングした絶妙なクロスオーバーもある。
      • 例:ナタクのファクター(L)
      • 「えっ、コルベット准将って『ガンダムSEED』のキャラじゃないの!?」(J)
      • 「えっ、サイガス准将って『ボトムズ』のキャラじゃないの!?」(第3次Z)
      • 「えっ、シンと一騎って別のアニメのキャラなの!?」(UX)
    • 学生キャラはみんな同じ学校に通っていることにされる。
    • ダイモスが参戦すると、動かし方が似ているGガンダムのドモンとひと悶着起こす。
    • 複雑な設定の作品の場合、兼ね合いのために設定が削除されるケースも多い。
      • 一番割を食っているのはガンダムファイトをただの格闘大会にされたせいで、今のところ一度も「地球で一番偉い人」になったことがないウォン・ユンファであろう。
        • ウルベやシャッフル同盟も存在そのものを抹消されることがある。
      • 『トライダーG7』のガバール帝国なんてまともに話に絡んだことあったか?
      • 『コン・バトラーV』のキャンベル星人も前半と後半どっちかしか登場しないことが多い。
  2. 最近の作品ではどうしても辻褄が合わなければ別の星や別の宇宙の話にしてしまう。
    • そのせいで「世界の渡り廊下」として『聖戦士ダンバイン』がやたら便利に使われる。
  3. 原作で死ぬキャラが、展開が変わって生き延びる。
    • 悲惨な末路を遂げたり、行方不明になったキャラが、明確に幸せを掴むケースもある。
      • その生き返らせ方があまりにも力技過ぎる時もある(例:Rの東方不敗feat.ゲッター線、UXの聖戦士ショウ・コハ・ザマ他)。
      • 美男美女はその傾向が強い。
    • 逆に悪役の場合は原作で死なないのに死ぬ。
      • 三輪長官は没になった原作では廃人となって無様に生き恥を重ねていたことを考えると軍人として戦場で死ぬのはある意味救済といえるかも。
      • 昔の作品だとアレンビーもよく殺されていた。おかしいですよ!
    • どちらにせよ巴武蔵は必ずと言っていいほど死ぬ。
    • 原作ではバッドエンドだった物語がスパロボでハッピーエンドになるなど救済されるケースも多い。当然話の流れで不幸になるキャラも救済される。
      • 話が打ち切りや唐突な最後で終わった作品の場合は無理矢理続編を作る(例:真マジンガー)。
  4. (特に昔のスパロボにおいては)マイナーな作品は再現度が適当になる。
    • なぜかジャックがインチキ外国人風の訛りだったり。
    • 「バーニィがザクマニア」は本編を見てないライターがやったらしい。
  5. 版権の都合で「機体だけ参戦」になり、全くシナリオが再現されない派生作品もある。
    • 御三家で例えると「マジンカイザー(原作版)」「真ゲッターロボ(原作版)」「ベルトーチカ・チルドレン」がいい例。
  6. αやZなどの複数作で一つのストーリーになってるシリーズでは参戦作の敵を片付けてしまうとその後はいるだけの存在になったり最悪続編で参戦できなかったりすることも・・・。
    • 参戦できない場合はその作品の登場人物や用語などは名前が出せなくなるため言い換えられたり伏せられたりする。キンケドゥがパン屋呼ばわりされたのは吹いたが。
      • なお第3次Z地獄編では∀が参戦しなかったために「黒歴史」が「黒い歴史」と地味に変更を受けた。スラング化してる用語なんだしそれは別にいいのでは・・・。
    • 特殊な例としてはWと00がある。どちらも「体制側」が(序盤の)敵なので動かしづらく、結果的にEWと劇場版が優遇され、TV本編はハナから完結したことにされる。
      • その割を食っているのがカーンズだったりする。
  7. 作品数が増えても大体いつもブライトさんが仕切り屋になる。まるでお父さん。
    • とするとアムロがお兄ちゃんか?
    • アストナージさんはどんな機体でも整備できる。
      • あまりに便利すぎるので、「逆シャアで死ぬ」と知らないファンもいるかも…。
  8. 同じく、『無敵鋼人ダイターン3』の万丈(あ、声がブライトさんと同じ!)も若年層のまとめ役になる。
    • 破嵐財閥(原作にはありません)はみんなの金づる。
    • そして雑に片づけられるメガノイド。(出てくる時はアホみたいに強い)
  9. 宇宙にロケットや戦艦で向かおうとすると、必ずと言っていいほど敵が攻めてくる。
    • 昔は暗黒大将軍の登板率が高かった。
  10. 参戦数が多くなると、シナリオが(だいたい)宇宙と地上で分岐する。
    • 主人公たちが通らなかったルートの話を聞いてみれば、原作のラスボスがいつの間にか死んでた、というのもよくある。
  11. ガンダムのように話が長期にわたる作品の場合、急に登場人物が大人になったり老けたりする。
    • 特にアムロ。

戦闘の法則[編集 | ソースを編集]

  1. 昔のスパロボだと、戦闘演出の際に斜め上を向いている砲門から真横に向けてビームや砲弾が飛んでいく。
    • 胸や腹から出すビームの場合は画面手前に向かって炸裂する。
      • 「指から出るゲッタービーム」は一時期本気で信じこまれていた。
    • 剣や斧で攻撃する場合は真横にスライドして、敵の眼前でえい、と振り下ろす。可愛い。
    • 連射・フルバースト系の技の戦闘演出は、最初の1発は高確率で外す。
  2. 射程判定が原作よりガバガバ。
    • 格闘なのに3マスもあんのかよ!とか。
      • ビーム兵器なのに1マスというふざけた作品もある。(今絶賛配信中のアレ)
    • 同じ機体でも作品によって射程マスが異なる時もある。
  3. ついでに言うなら威力も原作を反映しているとは限らない。
    • ま、あんまりシビアに反映しすぎると作品内での格差が出てしまうというのもあるが。
      • どうやってオーラバトラーをダイターン3が蹴っ飛ばしたり、鋼鉄ジーグが大戦艦をサバ折りしたりするんだろう…とかツッコんではいけない。
    • 核ミサイルがブライトさんの必殺技という恐るべき作品もある。
  4. MAP兵器は味方も巻き込むやつがある。
    • 例によって全滅プレイでわざと護衛対象を巻き込んだり、ゴッドマーズを爆破して地球をフッ飛ばしたり…。
  5. 命中率は0と100以外信頼できない。
    • 「踏み込みが足りん」
  6. 説得により味方を増やせるが、その説得に使用できるメンバーが別の作品のキャラだったりすることもある。
  7. 原作でさして特徴の無かった機体には修理装置が付けられる。
    • 補給装置も。
  8. 話全体に対して重要な扱いでなくても、絵を使いまわせるので「偽主人公メカ」はよく採用される。
    • そして終わりの方のマップで量産される。
  9. その他、原作の強機体やラスボス機体が容赦なく量産化されることもある(例:無敵戦艦ダイ)。
  10. 味方側のユニットにも「これ、いつ使うんだ?」というような弱い機体がたまにある。原作の量産機とか。
    • 乗り換え前提の場合、原作主人公が乗っていた初代メカも途中で使い物にならなくなるケースもある。
      • これの弊害で1stガンダムは(アレックスやゼフィランサスも道連れに)毎度毎度2軍落ちになる。
      • なお、作品によっては改造に掛かる費用が安かったり、改造できる回数が多いことがある。
        • そうなると最大改造したら最新技術の機体が型落ちの古い機体に能力面で負けるという事態が起こる。
          • 最近は改造できる回数は共通になったため滅多に起こらなくはなったようだが…。
    • 敵機体は味方になるとHPが10分の1くらいまで落ちる
  11. ユニットはどんなサイズであろうが、1マスに何でも納めてしまう。
    • その次のステージで、1マスに収まった巨大要塞内部が丸ごとステージになるということもざら。突っ込んではいけないことらしい。
  12. 宇宙空間とは、床があって走り回れるところである。
    • 膝をついて銃を構えたり、投げ技でダメージを与える事も出来るところである。
      • 唐突に崖が出現しても珍しくはない。
      • ジェットエンジンで飛ぶなんて最早おかしくも何ともない。
    • 宇宙スペースナンバーワン(ただし適性はB)
    • 宇宙空間に変な奴らがいるぞ!
      • 生身で平然と戦闘行動を行う一同はもはや「変な奴ら」では片づけられない。
  13. 生身ユニットというタイトルの意義を考えたいユニットもある。
    • そんなことを言っていたらでかくならない漫画版デビルマンが参戦しちまったよ。
  14. 森の木はなぜか登場するロボットと同じくらいの高さしかない。
    • ロボットが出てくるところだけきれいに整地されている。
  15. 敵メカの場合、原作でのワンオフ機が量産されてザコ扱いになる。
    • 特に量産機の概念がないスーパー系に顕著。
  16. コロニーは内部でどんなにビーム兵器や爆雷・ミサイルを発射しても穴が開かない。
  17. 町の建物は、ガンバスターが光速で走り回ったり、ツインバスターライフルを上空から撃ち込んでも壊れたりしないのに、敵がちょっと攻撃したら崩壊する。
    • 町の道路に真ドラゴン(6㎞)が出現してもそのままビルにつっかえたりせずに移動できる。

参考[編集 | ソースを編集]