ベタな不思議なアイテムを扱うキャラの法則

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法則[編集 | ソースを編集]

  1. ある日突然主人公の前に現れ不思議なアイテムを勧めてくる。
    • 場合によっては無理矢理押しつけるなんてことも。
    • 盗む・拾う・クレーンゲームの景品という形で手に入れることもある。
    • 試供品として、低額ないし無料でくれることもある。
  2. 骨董商・露天商・占い師・オカルト専門店・配達員などの形で現れる。
    • トンネルの中・フリマ会場・賭博場の片隅にいる。
    • 老婆シリーズのある回では「通販」に道具を出していた。
  3. ストーリーテラーのような立ち位置で物語の最初と最後にしか出てこない。
    • 話は毎回一話完結か数話で終わり本編に終始絡むことは滅多にない。
    • 登場人物に絡んでくるタイミングは基本3つ。
      • 物語序盤に現れ、登場人物の悩みなどを当て、それを解決するための道具を提供(販売)
      • 物語中盤で再び現れ、提供した道具の返却を求めるor新たな道具を提供(販売)or道具を過信するなと忠告
      • 物語終盤で現れた際は、すでに手遅れとなったことを告知するor忠告を無視したことに対する制裁を科す。
      • ラストシーンでは最悪な事態になった登場人物を遠目に夜の闇に去っていく。
  4. 未成年者だとレンタル・プレゼント・試作品のモニター・お試しキャンペーンという形で渡してくる。
  5. 警告を無視したり欲を出したりすると当然バッドエンド。
    • 人間のクズはクズに相応しい結末を迎える。
    • 慌てて助けを求めに行くと不在で、どうあがいても絶望となる。
    • 子供や若い女性だと助けてくれるが相応の代償はある。
    • 命を落とすのが大概だが他にもまともな生活ができなくなる、職も地位も失う、家庭が崩壊する、一文無しになるなど。
      • 他にも逮捕される、大怪我をする、家族やパートナーに怒られる、アイテムの中に閉じ込められる、別の生物になるなど。
  6. 他人を助けるために使えばハッピーエンドとなり主人公もアイテムに頼らず自分の力で努力しようと一歩前進する。
  7. アイテムは複数の解釈ができる名称で、リスクについてなどの詳しい説明はされない。
    • 例:使えない棺桶→死なないor死体が見つからない。
    • 例:万能薬でどんな病気でも死なないが体内の病原菌も死なない。
    • 「おくれる・すすむ・おちる・なくなる」など平仮名で書かれているため主人公が勘違いする。
    • 訊かれなかったからさ。認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は他者を憎悪するんだよね。
      • ただし訊ねたところではぐらかされる、自分で確かめろと言われるのがお約束だが。
    • まぁメタな話、読者(視聴者)に先の展開を読ませないようにするという事情なのかもしれないが。
  8. 欠陥が判明しても返品不可もしくはバカ高いキャンセル料を請求される。
  9. 話が違う!とキレてアイテムを壊すと死亡フラグ成立。
    • 但しアイテムが壊れたことで助かることもある。
      • 代償として今までアイテムで手に入れたものを全て失うが命には代えられない。
    • そのアイテムが1品もので、代替品がない。
      • 代替品がないかと命乞いに走ることも。
      • 一人につき一品までの場合は他にも同じアイテムを持っている人がいる。
    • 死亡したことでアイテムの効果が証明される。
      • 例:10億の遺産を相続→親ではなく自分が株式投資で得た遺産だった。
  10. 願いが叶う系のアイテムは具体的に願わないと不本意な形で実現する。
    • 例:大金持ちになりたい→家族全員火事で死亡し火災保険と生命保険が下りる。
      • 金が入るとしても、強盗、詐欺、脱税といった「非合法な」手段でしか入らない。→結局、刑務所にぶち込まれる。
    • 例:ストーカーと縁を切りたい→ストーカーが事故死し殺人容疑をかけられる。
    • 例:(交通事故で)死んだ○○が帰ってきますように→死亡時の姿で帰還、しかも頭を強打したのか理性を失っている。
    • 最後の持ち主が「この世から永久に消えろ」と願うことで物語が終わる。
  11. 幸福になれる系のアイテムは代わりに周囲の誰かが不幸になる。
    • 例:宿題忘れたどうしよう→担当教師が階段から転落し自習。
    • 最悪の場合、家族や恋人まで不幸にしてしまう。
  12. 呪う系のアイテムは同姓同名の人にまで効果が出る。
    • 標的の写真が必要な場合は写っている人全員に効果が出る。それも体の一部分や誰なのか判別不可能な距離にいる人もなので場合によっては自分も呪われる。
  13. 見た目グロテスクなアイテムに限って良い効力を持っている。
    • 捨てても捨てても戻ってくる系で呪われてると怯えられる。
  14. アイテムは骨董品・絵画・人形・食器・家電製品・化粧品など様々。
    • 子供には変身ブレスレットなど子供向けのアイテムを用意している。
  15. 使用者の人間性によっては違う結果になっていた。
  16. ハッピーエンドかバッドエンドかは使用者次第ということもある。
    • 「本人が満足してるならいいか」というパターンもあれば「人間としてそれはどうなのか」とナレーターにツッコミ入れられることもある。
    • 本人が良くても巻き込まれたほうはたまったもんじゃない。
  17. 透明人間・時間操作・若返り・惚れ薬は定番だがハッピーエンドの結末は滅多にない。
    • 透明人間→誰にも見えないと好き勝手やっていたが事故に遭い助けてもらえずお陀仏。
    • 時間操作→時空の狭間に閉じ込められ無限ループor時間が止まっている間は自分の周りだけ時間の流れが速く老衰で死亡。
      • アイテムで時間を操作するものだと、なんらかの弾みでアイテムが壊れ、暴走してしまう。
      • 過去の時代に取り残される。
      • 同じアイテムを持っている人がいて独占しようと取り合いになり、屋上から転落した弾みで起動し空中で停止したままとなる。
        • 思考も止まればいいがそうじゃない場合は絶望。仮に与えたキャラが回収し起動させてもバッドエンドは確実。
    • 若返り→若返りたいという願望が強すぎて猿になった。
      • (派生として)不老不死→肉体が若いままで永遠に年を取らなくなるが、同時に「どうあがいても死なない・死ねない」、不死身の体になる(あ、ジョジョのカーズのことか)
    • 惚れ薬→対象は人間だけじゃなく無機物もだった。
      • 男が使用すると、周りの男にモテてしまい、♂×♂の救われないエンドになる。
      • 対象者が自分を独占しようと暴走する。複数の人間に盛っている場合はカオスなことになる。
      • ちょっと離れている間に他の人がウッカリこぼして樹にぶっかけてしまい…。
      • 実は相手がとんでもない人格破綻者や性癖だった、化粧を落とした素顔が超絶ブスだったなどのオチがつく。
      • 貰った男と与えた女が副作用の有無を確かめるため自分一人で飲むが、あまりの不味さに眩暈がして知らせに行こうとするも失神、目を覚ますと両者が恋に落ちてハッピーエンドという事例もあるが、これは二人が他人を思いやる自己犠牲精神の持ち主だったからである。
  18. クールで無表情、淡々とした口調で話すが「約束を破る・期日までに課題をクリアしない・嘘をつく」などの違反行為があれば容赦ない制裁が下される。
    • その場合は表情は変わらないがメッチャ怒っているのが分かるくらい圧をかけてくる。
    • むしろそうなるように誘導している節もある。
    • 違反すると直後に背後から声をかけてくる。そこが施錠された密室空間だとしてもだ。どうやって入った?というか知った?
      • 相手の言い分や事情は一切考慮しない。
  19. これらの不思議なアイテムなどはどこで仕入れてるのかは本編では一切描写されない。
    • 一応本人がそれを作り出しているパターンもあるけど、謎の老婆とかは明らかに違うだろうし…。
  20. 複数以上これらのアイテムを取り扱う人物がいる場合、片方は敵サイドであることが多い。
    • 大概敵サイドが使うアイテムは高性能。ただし最終的に使用者が必ず破滅するような罠が仕込まれている。
  21. 最後まで約束を守ったり警告に従ったり、第三者の介入や自分の不注意でトラブルが起きたら守ってくれる。
  22. 主人公のあまりの図太さ・逞しさに「これ以上つき合ってられんわ」と根を上げることもある。
  23. 独特なデザインの名刺を配るが連絡先は書いていない。
  24. 正体は人間ではない。
  25. 人間の愚かさ・醜さ・いい加減さ・弱さなどの負の部分が露見する。

取り扱いにはご注意ください[編集 | ソースを編集]

  • 哀川ショコラ(ショコラの魔法)
  • アリス(ブラックアリス)
  • エース・ストロア、他(怪奇な雑貨店)
  • ザビエール、他(Y氏の隣人)
  • 13人の天使(プラチナエンド)
  • デモ/デモ太(SHADOW LADY)
  • 店主(夜行堂奇譚)
  • 謎の老婆(週間ストーリランド)
  • バニル(この素晴らしい世界に祝福を!)
  • 不可思議穣&無量(不可思議堂奇譚)
  • ブラック(ブラックチャンネル)
  • 紅子(ふしぎ駄菓子屋 銭天堂)
  • 馬酔木(怪奇古物商マヨイギ)
  • ミザリィ(アウターゾーン)
  • 喪黒福次郎(喪黒福次郎の仕事)
  • 喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)
  • ラピス・ラズリ(魔石商ラピス・ラズリ)
  • リューク及び他の死神(DEATH NOTE)
  • 瑠璃宮真央(瑠璃宮夢幻古物店)