ベタな先進国の法則
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ベタな先進国の法則[編集 | ソースを編集]
- 殆どの国民が健康で文化的な最低限の生活を送れている。
- 貧困層でも日々の食べるものにすら困るということは少ない。
- 万が一生活が苦しくなっても生活保護などの社会保障制度がある。
- (発展途上国に比べれば)治安が良い。
- 警察がしっかり機能している。
- 学歴社会である。
- ほぼ全員が高校までは最低限進学し、大学や専門学校に行く人も多い。
- ただし、どの国でも高校(ハイスクール)に相当する教育課程が義務化されていない。
- アメリカは高校まで義務教育ですよ。
- 高校まで無償化されている国も多い。
- ただし、どの国でも高校(ハイスクール)に相当する教育課程が義務化されていない。
- 学歴が低いと就職できる業種が制限されてしまう。
- ホワイトカラーは殆どが大卒。逆に中卒だとブルーカラーも厳しくなってしまう。
- ただし教育にお金がかかるせいか、出生率が低い国も多い。
- とはいえ学歴が低い人が必ずしも人生終了かと言われるとそうでも無い。責任が軽い仕事をしながら幸せな人生を送っている人も少なくない。
- 飛び抜けた才能があれば高卒でも億万長者になれたりする。天文学的な確率だが。
- ただし日本のように学歴をあまり重視しない国(ただし学閥というコネは重視する)や、ドイツやシンガポールのように大学に行ける人が著しく限定される国もある。
- ただし非先進国であっても旧共産圏の国は学歴を重んじる場合が少なくない。
- ほぼ全員が高校までは最低限進学し、大学や専門学校に行く人も多い。
- 多くは北半球にある。
- 移民が増えている。(主に途上国からの出稼ぎ労働者)
- そのため右傾化して各地で移民の排斥運動が起こる。
- 移民の前線諸国で特に顕著(イタリア、韓国、日本など)だが、英独仏のような主要国であっても最近は例外でない。
- 東欧から見ればドイツも前線だと思います…。特に旧東ドイツは。
- 失敗国家(脆弱国家)ランキングでは常に下位。
- 現代風に言えば国ガチャの当たり。
- しかしながら自分より上の人を目の当たりにして自虐する国民が多い。
- 鉄道や高速道路、飛行機などの交通網が発達している。
- 電気などのインフラが全国に行き渡っている。
- 首都圏だけでなく地方にも。
- 経済発展が著しい新興国の場合、首都や主要都市のインフラは先進国並みでも、農村は最貧国に近いレベルということも多い。ここが先進国とそれ以外を見分けるポイントの一つでもある。
- 首都圏だけでなく地方にも。
- 国民の愛国心はあまり高いとはいえない国が多い(気がする)。
- 失敗国家の国民からしてみれば贅沢な話だ。
- それどころか自国を没落国家呼ばわりする国民も結構いる。
- まあそれは言論の自由があるからこそ認められることだろう。本物の失敗国家は自国に対する批判すら許されないので…。
- (上記16番と被るが)移民が増えているような国だと右傾化する場合もある。
- 放送と通信のインフラが充実している。
- 農村、山村、離島といった田舎でも、ADSLか3G以上の常時接続が普及している。
- 地上波の放送が視聴できないにしても、衛星放送によってカバーしている。
- ケーブルテレビ、共同受信施設等でもカバーしている。
- 学校での教師による暴力(体罰)は多くの場合禁止されている。
- 識字率が高い。
- ただし100%だとかえって怪しまれる。
- だいたい99%前後で安定している。95%を切るとちょっと怪しい。
- 人間開発指数が高い。
- 多くの国では人身売買が禁止されている。
- 情報鎖国をしていないので外国の情報が簡単に手に入る。
- ただしそれで外国コンプレックスを持つ国民も多い。(特に日本と韓国)
- どちらかと言えば人口が少ない国が多い気がする。
- (発展途上国に比べて)地方都市が力を持っている場合が多い。
- 多くの国には高速鉄道(日本の新幹線など)が通っている。
- ただしアメリカなどの例外もある。
- アメリカはまず国土が広すぎる…
- ただしアメリカなどの例外もある。
- 「この国はもう後進国」「昔は先進国だったが今はそうじゃない」と言いたがる人が多い。
- 便利さに慣れているため、サービスに不備があると不満を口にしやすい。言い換えればわがままな人間が多い。
- 義務をマトモに果たさないくせに、権利だけは一丁前に主張する輩も多い。
- かつて植民地を保有していた国が多い。
- アジアだと先進国と断言できる国は日本と韓国だけらしい。
- 香港、マカオ、台湾、シンガポールなども一人当たりGDPなら先進国の水準に達しているのだが、政治体制に欠陥があるという理由で、真の先進国とは認められない場合がある。(発展途上国扱いされることも殆ど無いが)
- 特に香港は一人当たりGDP、インフラ、平均寿命、金融力など日本を凌駕している項目もいくつか存在するが、「地方という概念が無い」「中国政府が政治に強く干渉してくる」などの理由から必ずしも「日本以上の先進国である」とは言い切れない。
- 香港、マカオ、台湾、シンガポールなども一人当たりGDPなら先進国の水準に達しているのだが、政治体制に欠陥があるという理由で、真の先進国とは認められない場合がある。(発展途上国扱いされることも殆ど無いが)
政治[編集 | ソースを編集]
- 民主主義が発達している。
- 仮に王様や天皇がいるような国でも、政治に直接関与することは無い。首相の任命などの儀式で一番偉い人という程度の扱いである。
- シンガポール「…」
- 天然資源が豊富で国民の所得が多い国だと絶対君主制をとってる国もある。
- ただそういう国は経済面では先進国の領域に達していても、政治体制に問題があるとして国際的には先進国と認められない場合がある。
- 天然資源が豊富で国民の所得が多い国だと絶対君主制をとってる国もある。
- 言論・報道の自由が認められているため、自国に対して批判的なジャーナリストも多い。
- 仮に政府や政治家に不都合な批判がネットに出回ったとしても、冗談や妄想とかいう形で受け流す。
- (途上国よりは)女性の権利が認められやすい。
- 女性の社会進出が遅れているように見えるが、戦争とは無縁である。
- 多くは死刑制度を廃止している。
- 日本、台湾、シンガポール、アメリカの一部の州「…」
- アメリカの場合、共和党が強い州には死刑制度があり、逆に民主党が強い州は廃止していることが多い。
- 特にシンガポールは薬物・武器関係に対して非常に厳しく、死者が発生しないような事件でも死刑になる可能性がある。比較的マシな発展途上国よりも厳しい。
- ただし死刑廃止国(州)であっても緊急避難のために現行犯を射殺することはある。
- 日本、台湾、シンガポール、アメリカの一部の州「…」
- 多くの国では軍隊の徴兵制度は無い。
- アメリカと仲が良い場合が多い。
- OECD(経済協力開発機構)に加盟している。
- 多くの国では信教の自由が認められている。
- パスポートだけで(ビザ無しで)いろんな国に行ける。
- 多くの国は福祉政策が充実している。
- ただしアメリカなど例外もある。(一応民主党政権はマトモだが、共和党政権になるととても先進国とは思えないほどお粗末になる)
- 日本も小泉純一郎政権以降は微妙か…?
- 当たり前だが、今は全ての先進国が自由経済となっている。
- (ヨーロッパの場合)EUに早くから加盟している。
- 汚職は比較的少ない。(全く無いとは言わんが)
- 発展途上国よりは刑務所の囚人の人権が尊重されやすい(と思う)。
- ちなみに日本は先進国の中では犯罪者・前科者に対してむしろ厳しい方らしい。
経済[編集 | ソースを編集]
- (途上国に比べれば)所得格差が小さい。
- 工業や金融が発展している。
- ITも発展している。
- ITより、むしろネットリテラシーの教育が進んでいる。
- そのため万が一エネルギー資源(石油、天然ガスなど)が枯渇しても生きていける。
- ITも発展している。
- 第二次産業(工業)や第三次産業(サービス業)に就職する人が多い。
- 逆に第一次産業(農業)は少ない。
- でも大型機械を使ったりするので農業の効率は途上国より良い。
- 逆に第一次産業(農業)は少ない。
- 企業の労働条件が良い場合が多い。
- 日本や韓国は先進国の中ではブラック企業が多いと言われるが、それでも失敗国家に比べたら天国に等しい。
- 「一人当たりGDPが世界平均の2倍以上」という目安的な条件がある。
- 近年は分野によっては新興国との逆転現象が発生している場合もある。
- 例えば電子商取引(EC)や電子決済、電子申請などのIT分野では一部の新興国の方が下手な先進国よりも進んでいる場合すらある。
- そのため先進国と新興国の定義がより一層曖昧になっている。
- 政府開発援助(ODA)を受け取らずに自立している。
- むしろODAを送る側の国々である。
- その国に置かれている国際連合児童基金の事務所を見てみよう。直轄の支部がおかれている国は支援を受けている国。民間団体による国内委員会の場合はそうでない先進国である。
公衆衛生[編集 | ソースを編集]
- 平均寿命が長い。
- 乳幼児死亡率が低い。
- 多くの先進国は80歳を超えている。
- アメリカなどの例外もある。特にアメリカはいくつかの発展途上国よりも短い。
- 逆に発展途上国でもチリは例外的に80歳を超えている。
- 国民みんなが何かしらの医療保険に加入している。
- アメリカ「…」
- 貧しい人でも病院に行けばちゃんと治療を受けられるし薬ももらえる。よっぽど酷い病気でなければ亡くなることはほぼ無い。
- 高齢化率が高い。
- 水道水が飲める。
- とはいっても普通に飲めるのは日本くらい。他の先進国だと少なくとも生活用水として使えるレベル。
- 少なくともシャワーで泥水が出てきたりはしない。
- とはいっても普通に飲めるのは日本くらい。他の先進国だと少なくとも生活用水として使えるレベル。
- 食品の衛生管理がしっかりしている。
- 食中毒が少ない。
- 危険な感染症があまり流行しない。
- 仮に発生したとしてもすぐに封じ込めるため大災害にはなりにくい。
- 少なくとも細菌性赤痢、コレラ、腸チフス、マラリア、デング熱あたりは滅多に流行しない。仮に感染者がいたとしても多くは発展途上国に旅行した人である。
- 公衆衛生に対する意識が高い。
- トイレがちゃんと普及しているので、赤痢やコレラ、腸チフスなどの伝染病が蔓延しにくい。
- 肥満や糖尿病などはむしろ貧困層に多い。
- 飢餓に苦しむ貧困層が多い途上国とは対照的。
- 合計特殊出生率が1.8以下で、少子化が起こっている。
先進国と見做される主な国[編集 | ソースを編集]
- 東アジア
- 西ヨーロッパ(西欧)
- 南ヨーロッパ(南欧)
- 北欧
- 北米
- オセアニア
先進国かどうか評価が分かれる国[編集 | ソースを編集]
- 東アジア
- 東南アジア
- シンガポール
- 都市国家。
- 人権侵害はそこまで酷くは無いものの、政治体制は独裁寄り。
- ブルネイ・ダルサラーム
- ミニ国家。石油産業に依存。
- 政治体制は王様の権力が非常に強い絶対王政である。(後述のサウジアラビアも同様)
- 西アジア(中東)
- イスラエル
- 国民生活や技術力は先進国レベル。ただしパレスチナとの紛争問題が解決していない。
- サウジアラビア
- 経済的には裕福な部類に入るが石油などの輸出に依存している。また人権侵害が酷いのも大きなマイナス。
- アラブ首長国連邦
- バーレーン
- オマーン
- カタール
- クウェート
- 上の5カ国とも、サウジアラビアと似た理由。
- キプロス
- 北キプロスとの紛争問題が未解決。
- 西欧
- 南欧
- 東欧
- チェコ
- スロバキア
- スロベニア
- 上記3カ国はほぼ先進国と見做せるが、機関によっては稀に含まれないこともある。
- エストニア
- ラトビア
- リトアニア
- 所得や1人あたりGDP等からいって、先進国と中進国の境目がこの3カ国あたり。
- 中南米
- バハマ
- 一人当たりGDPは中南米でトップだが、タックスヘイブンに依存した経済構造であるため先進国と見做されることは少ない。
先進国の海外領土[編集 | ソースを編集]
- 北欧
- フェロー諸島(デンマーク領)
- 北米
- グリーンランド(デンマーク領)
- インフラ面では本土よりだいぶ劣るらしい…。
- また、平均寿命も先進国にしてはかなり短い。(アメリカより短命)
- 中南米
- オセアニア
- グアム(アメリカ合衆国の準州)
- サイパンなどの北マリアナ諸島(アメリカ合衆国の準州)
- フランス領ポリネシア
- ニューカレドニア(フランス領)
先進国ではない経済大国[編集 | ソースを編集]
- 東アジア
- 東南アジア
- 南アジア
- インド
- GDP(国内総生産)は世界でも5本の指に入る大国。しかし人口が10億人を超える国でもあるため、一人当たりGDPはむしろ最貧困に近いレベル…。
- 東欧
- ロシア連邦
- 中国と共に列強の一員ではある。
- 非先進国で唯一、G8(ロシアが入る前はG7)への参加を許された国。しかし今は追放されており再びG7に戻っている。
- アフリカ
- 南アフリカ共和国
- 一時期は先進国になりかけたのだが…。
- ナイジェリア
- 人口が多くGDPはアフリカでも上位なのだが、多くの国民が貧困層なので購買力が低い。また、政治や治安の面ではむしろ失敗国家に近い。
- モーリシャス
- セーシェル
- この2カ国は人口が少ない島国だが一人当たりGDPはアフリカ州ではトップクラス。しかし先進国レベルには達していない。
- 中南米
- メキシコ
- OECDには加盟している。
- ブラジル
- チリ
- OECDには加盟している。
- 平均寿命だけは先進国レベルである。
- アルゼンチン
- 昔は本当に先進国だったらしい…。
- ウルグアイ
- 人口は少ないが、一人当たりGDPは南米大陸ではトップクラス。しかし先進国レベルには達していない。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- 経済協力開発機構(OECD)
- ベタな新興国の法則
- 失敗国家と言われる国の法則(対極?)
- もしあの国が先進国だったら
- ざんねんな国事典