ベタな刑務所の法則

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ベタな刑務所の法則[編集 | ソースを編集]

  1. 基本的に国営であることが多いが、最近は民営化された刑務所も登場している。
    • アメリカではむしろ民間刑務所の方が主流である。
  2. 国によって位置付けが異なる。罰を与える施設として利用している国と、更生施設として利用している国がある。
    • 日本を含む先進国は全て後者。逆に発展途上国や独裁国家などは前者の場合も多い。
  3. 受刑者(囚人)には刑務作業という強制労働が課せられる。
    • 一応拒否することもできるが、その場合はそれ相応の厳しい罰を受けることになる。
    • 残業は滅多に無いため、実は大半のブラック企業なんかよりも遥かにホワイトであるとも言われている。
      • が、それは労働時間の面での話。支給されるお金はかなり少ない…。
        • 受刑者が刑務所から出る際にまとめて支払うために積み立ても行っている。
      • 刑務所は少なくとも三度の食事は用意されているし、(給与面以外の)労働基準法も遵守している。
    • 一応生産性のあることをしてはいるので、ニートよりはマシと言われる。
  4. 近年は高齢の入所者(受刑者)が多く、若い受刑者が高齢の受刑者を介護するという老人ホームのような状態になっている…。
    • 身寄りの無い高齢者にとってはむしろ実社会より快適であるともっぱらの噂。
      • 満期で釈放されたところで、保証人もいないんじゃ一生刑務所暮らしした方がまし、とまでいわれるありさま。
    • それならまだしも、高齢化社会が進んだ現在では高齢の受刑者が更に高齢の受刑者を介護する「老老介護」のような状態になっている所も…。
  5. 受刑者同士のいじめが酷い。
    • 特に事件の被害者が子供や女性であった場合、受刑者は壮絶ないじめを受ける可能性が非常に高い。
    • 男どもの刑務所に限らず、女子刑務所も同様。
    • ただしアメリカや発展途上国などと異なり、刑務所内での殺人事件は滅多に起こらない。日本の治安の良さは世界に誇れるものである。
  6. 日本の刑務所の食事は麦飯が中心。
    • 栄養バランスが整っているため、健康的ではある。
    • なお甘い物やお菓子は滅多に出ない(正月や運動会などのイベント時のみ)ので注意が必要。
    • 「臭い飯を食う」の語源にもなっている。
  7. 実は日本の刑務所は世界的に見ても規則に厳しい。
    • 自由時間以外は受刑者の行動は厳しく制限されており、例えばトイレに行く場合ですら刑務官の許可が必要になる。
      • 刑務作業中に道具を机から落としてしまった場合でも自分の判断で拾うことはできない。
    • その代わり刑務所内でのトラブルは海外に比べて非常に少なく、囚人たちの人権はちゃんと守られている方の国である。少なくとも奴隷では無い。
      • 少なくとも精神病院よりは人間扱いしてもらえる。
      • …が、日本でもトラブルが全く無いわけではなく、2007年秋には徳島刑務所で暴動が起きた。幸い亡くなった人は(受刑者、刑務官ともに)いなかったが…。
    • 時々「日本の刑務所は甘過ぎる。もっと厳しくすべき。」と言っている人もいるが、そういう人は北欧などの人権先進国の刑務所のことを知らないことが多い。
  8. 意外かもしれないが、刑務所の売店には成人向け雑誌も売っているのだよ。
  9. 時々芸能人が慰問に来てくれる。
  10. 「受刑者が一般人よりも楽しそうな生活を送っているのはけしからん!」という意見もあるかもしれないが、受刑者による暴動・反乱を防ぐためには多少の楽しみ(甘いもの、芸能人による慰問、テレビ視聴など)は必要なのである。
    • 受刑者にも人権はあるので…。
      • とはいえ犯罪被害者の救済をもっと考えてほしいとは思う。(囚人の待遇をもっと悪くしろ、とまでは言わんが)
  11. 刑務所から出た後が地獄という人も多い…。
    • 前科持ちということで変な目で見られて差別を受けたり、就職活動もなかなか上手くいかないことも…。
      • 多くの受刑者は(就職先が無いため)シャバに出てから生活保護を受けるらしい。
        • ちなみに前科があると生活保護を受刑しやすくなるのだとか。そもそも受刑者の大部分は所持金が少ないってのもあるが。
        • それどころか再び刑務所に戻ってくる不届き者すらいる…。
      • 少なくとも公務員系は無理。大企業も面接の際にその人の氏名をネットで調べるのでバレる可能性が高い。
    • 近年は前科者を積極的に雇ってくれる企業も増えてきた。
      • ただし多くは人手不足の会社である。
  12. 男性の少年受刑者を対象とした少年刑務所もある。
    • なお女性受刑者の場合、未成年者であっても成人女性と同じ女子刑務所に送られることになる。
  13. 流石に受刑者に病死されてはまずいので、病気になればちゃんと病院に行かせてくれる。
    • また、発熱や下痢などの症状があればその人は刑務作業は休みになる。感染症であれば他の受刑者にうつしてしまう危険性があるため当然の措置である。
  14. 受刑者の学歴は全体的に低め。
    • 中卒か高卒が多い。逆に大卒は(ゼロでは無いが)少ない。
      • 大卒は詐欺犯といった知能犯や技術を要する犯罪が多い。
  15. 社会復帰を目的とした場所であるため、資格試験の勉強もさせてもらえる。
  16. 囚人は番号で呼ばれる。
  17. 刑務作品で生産された物が百貨店やショッピングモールなどで売られることもある。
    • 木工品が多いが、金属製品や食料品(加工食品)もある。
    • ちなみに売上の一部は被害者の救済のために使われている。
  18. 刑務所内で視聴できるテレビ番組には制限がかかっている。
    • ちなみに意外にも「警察24時」は大人気らしいよ。
    • 昔アンビリーバボーで「水戸黄門とかは見れるけどアンビリーバボーは見れない」って聞いたことある。そりゃ脱獄の話とかもあるもんな。
  19. 基本的にインターネットはできない。勿論chakuwikiもね。
  20. 入所時には全裸で身体検査を受ける。玉の裏や肛門もライトを当てて念入りにチェック。
    • 女性も例外ではない。

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