ベタな博物館・美術館の法則

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博物館[編集 | ソースを編集]

  1. 化石か標本を展示しているところだと、マンモス恐竜といった大型生物を展示するための吹き抜けになっている部分がある。
  2. 昆虫の展示は大量に標本が並んでいると気持ち悪い。
    • 微妙に種類が違うものが並んでいる場合もあるが、素人目には何が違うのか分からない。
  3. 最近では子供向けクイズ・ゲームも充実しつつある。
    • いつの間にかゲームがなくなっていることも。
    • 子供には「探検シート」みたいなものが配られる。
    • クオリティーが高いものなら大人でも楽しめる。
  4. 有名な博物館・美術館がフィクションで登場するとたいがい何か盗まれる
    • 関係者が歴史的な因縁によって殺されたりもする。
    • あたかも巨大建造物が怪獣に狙われるが如し。
    • たまに、実際に怪盗が現れてニュースになる。
  5. 最近鉄道系の博物館は郊外移転するのがはやりらしい。
    • 理由は博物館の往復に必要な切符の額を上げたいかららしい。
  6. 海外の博物館(美術館も含む)はその国の言語でしか説明文が記載されていない場合もあれば、丁寧に英語版(韓国の場合は日本語も)が記載されてある場合もある。
    • 日本では多くの場合日英併記くらいがデフォルト。
      • 最近は中国語や韓国語が記載されていることも。
  7. 企業が運営するものもある。
    • その企業とのつながりが一瞬想像できないことも。
  8. 個人経営のものには時々とんでもなくマニアックなテーマの館もある。
  9. 特別展の際には通常の料金とは別にその分の料金を徴収されることもある。
  10. 歴史系の場合は何らかのジオラマか実物大の復元展示がある。
    • ジオラマが動いたりしゃべったりすることも。
  11. 奥に進むごとに過去から現在に近づくような展示のされ方になっている。
    • また、各時代ごとに展示フロアが分けられ、各フロア入り口に展示のキーワードやサブタイトル、または概要を説明した詩的な文章が掲載されている。
  12. 館内展示に関する体験コーナー(勾玉制作など)が設けられたり展示芸能(人形浄瑠璃など)の公演が定期的に行われていることも。
  13. 展示に関する10~30分程度のテレビ番組が見られる区画がある。

美術館[編集 | ソースを編集]

  1. 薄暗い。勿論作品の保護のため。
    • 「二十一世紀博物館」の類だとそうはいかない。
    • とくに水彩画、写真の展示室。両方とも紫外線はもってのほかなので。
  2. 果物とヌードの絵しかない。
    • 立体作品があっても、動物や人間の裸体のブロンズ彫刻くらい。
  3. 特定の画家や彫刻家、版画家などの作品、または特定の地域の工芸品だけを収蔵しているところも多い。
    • 企業や実業家が集めたコレクションが元になっているところも。
  4. 建屋自体が一つの作品になっていることがある。
  5. フラッシュ厳禁。
    • 海外の美術館では所定の金額を支払うとフラッシュや撮影が許可される場合がある。
  6. (特に特別展の場合)芸術家本人(またはその家族)かその研究者がその芸術活動について熱く語っているVTR映像が放映される。

郷土資料館[編集 | ソースを編集]

  1. 主な展示物:石器、土器、明治期くらいの農機具(千歯こき、唐箕など)、以上。
    • はにわ、昔の釣り具、骨、昭和期戦後くらいのお金や遊び道具、以上。
    • 城下町だったところなら甲冑や刀剣を寄付してくれる市民がいて多少充実するけれど。
  2. 年表は地元の出来事だけではスカスカになるので日本史の全体の流れやその県の出来事も混ぜて書く。
    • 上段に地元の事件、中段が日本、下段が世界の構成になっている。
      • 当然世界の事件は地元と何の関係も無い。
    • 金がない館だと最新の記述が20世紀の出来事ということもある。
  3. 湿度計の記録用紙を取り替えていないので赤いグラフの線が筒を何十周もまわり、何が何だか。
    • コップの中の水も干からびてるよ、、
  4. 入館料は100円、200円。無料の所も少なくない。
    • 採算性?知らんね。郷土・文化の振興のためには出費はやむを得ない。
    • バブルの時に金が余っているので建てました、予算を消費するために箱を作っとけ的な発想で出来た所が多い。
      • そのため、現在は半ば不良債権と化してる所がある。
  5. 入館料の徴収なんかは地元のおじいちゃん。高齢者雇用かつ天職と思われる。
    • たまに興味深く展示を見る人がいると嬉しいのか、話しかけてくれる。
    • 「5分くらい説明さしてもうてえぇかな?」が一時間近く熱弁を。
      • 静かに見たいというこちらの空気を読まずに熱弁されることも。
    • 「どこから来たの?」と聞かれることも。
  6. こんな所に滅多に人は来てへんやろう、と思って記名帳をみると休日は一日に5人、10人も来てたりしてびっくり。
    • 郷土とは全く関係のない催しをして、ソレ狙いのこどもたちも。
      • たまにやる講演会では、歴史好きのおじいさん達が大挙して来てたりする。
      • 最近では歴女らしい若い女性が来てたりする。
  7. 図書館と同じ建物の中にある。
    • 市役所と同じ建物の中にある。
  8. 城下町だったところなら城跡に天守閣を模した建物の中が資料館になっている。
    • 元来その城には天守閣はなかったとか気にしない。
    • 武家屋敷風だったり、土蔵風の作りな所もある。
    • 今風の建物だと少し興ざめする。
    • 建物は天守閣風でも自動ドアで冷房・エレベータ完備だったりする。
  9. 最後の方は特産品の紹介や地元の祭りの紹介。
    • 町の中心駅に飾ってあるパネルの充実版。
  10. 入り口近くのロビーが入場料不要部分だと夏休みなんかに子供が涼みに来てたりする。
  11. (郷土資料館クラスではないが)県立歴史館なんかでレストラン併設だと、メニューに古代米を使った料理がある。
    • 値段も案外良心的。
  12. 廃校になった校舎を再利用していることがある。特に田舎だと多い。
  13. 都市部になると、戦前銀行だった建物の再利用が多くなる。なんでも史料の保存環境が理想的なんだそうな。
  14. 小学生の校外学習で行く。
  15. 屋外には大きな壺や復元された城跡の石垣が展示されている。
    • SLが飾ってあるところもある。
  16. 観光客がかなり来るような都市でもそこまで混み合うことはない。
  17. 一応出版物も売っているが買う人は皆無。
    • まあ『○○市誌』といった類の書籍は専門家やマニアでない限り求めないわな…。そもそも値段が張るし。
  18. 大学生が訪問すると専門書や報告書を「無料で貰える」ことがある。わざわざ来てくれたし「研究目的にどうぞ」的な感じで。
    • いわば「沼」に引きずり込もうと必死なのだろうか。
    • それが非売品であることもザラ。
  19. 地元出身の、知名度の低い歴史上の偉人を本人の遺物とともに大きく紹介している展示がある。
    • 歴史上の大イベントや超有名人物(西郷隆盛など)や権力中枢と関わりがあったことを示す遺物があることも。
    • その人物がテレビなどで取り上げられ注目されると全力で乗っかり、ノボリなどを出したりする。