ベタな横溝正史(テイストの)ドラマの法則

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  1. 旧家屋。
    • 地元の有力者。
    • 本家と分家、または並び立つ二つの家の争い。
      • 両家の息子と娘が、ロミオとジュリエット状態。
        • 乳母か爺やだけが味方。
        • どっちも跡取りだったりするので話がややこしくなる。
    • 蔵があやしい。
      • 幽閉とか、地下通路とか。
        • 海まで繋がる迷路の様な洞窟とか。
          • ミイラが発見されたり。
          • 逢引が行われていたり。
      • 稲荷神社もあやしい。
    • 奥座敷には、土地に伝わる伝説とか、過去の忌まわしい事件とか、わらべ歌とかを語ってくれる老婆が(再現シーン付き)。
    • 調べてみると,一世代前(20~30年前)の出来事(殺人事件,愛人に子供を孕ませる等)が関係していることがわかる。
  2. 遺産相続。
    • 先代の葬式に親族一同会する。
    • 先代の隠し子登場。
      • 体のどこかに証拠のアザがある。
    • 意外な内容の遺書が出てくる。
      • 縁も無い人が全財産相続。
    • 遺書公開の夜、次男か次女が浮気相手とピロートーク。その夜殺人事件が起こるがアリバイがあっても正直に言えない。
  3. 土着信仰・呪い。
    • 異形の人間。
    • シャム双生児、かたわ、顔面やけどで包帯ぐるぐる。
      • 今では「不適切な用語・表現等が含まれておりますが、作品のオリジナリティーを尊重してそのまま放送しました」のテロップが必須。
    • 先祖の所業の祟り。
      • 長男、跡取りが長生きできない。
    • 家宝や三種の神器のようなものが盗まれ、それになぞらえて殺人事件が起こり、現場に残される。
  4. 犯人は美しい奥様。
    • 事件真相解明後、美しく自害。
      • 例:毒を含くむ→「うっ」→口の端から赤い血が一筋タラ~
        • 毒薬は指輪に隠してあった。
      • いったいどんな種類の毒だとそういう効果になるのか、非常に興味がある。しかも服毒してすぐに取り押さえたのに、もう事切れてたりするんでしょ。
      • 今際の際に守りたかったもの(例:自分の本当の子供)に一言告げて息を引き取る。死顔も美しい。
      • 最後の秘密は墓場まで持っていく。
    • 崖下の荒海に投身。
  5. あの人とあの人は実は兄弟姉妹。
    • そうとは知らずに惹かれあっていた。
  6. かつて村で虐げられていた人が、都会で成功したら復讐をしに帰郷。
    • ばれないように、別名を名乗っている。
      • 「ただ一つわからないことが・・・」と言い残し名探偵が暫く見当たらないと思ったら、↑のことを都会まで調べに行っていた。
        • ぎりぎり最後の殺人計画阻止に間に合うように、名探偵は帰ってくる。
  7. 一見ずぼらで不潔そうな名探偵が登場する。
    • で、その人物が祖父ということになっているこれ
    • 人がよさそうでのほほんとした感じなのに、聞きにくいことをズバズバ聞く。
  8. 孤島か陸の孤島。
    • そこへ行く道中に出会った人間が物語のキーマンだったりする。
    • 信州の山奥とか。
  9. 戦争の混乱で悲劇が!
    • 帰ってきちゃいけないあの人が帰ってきちゃった。
    • 実は別人が名を騙ってるケースも。
      • 不気味なマスクを被って偽装。
    • 帰って来るべき人が帰って来れなかった。
  10. アクロバティックな他殺体が発見される。
    • 菊人形に生首が乗ってたり、屋根の上で死んでたり、とても面倒くさい殺され方をしている。
      • あと池の水面から両脚が飛び出していたり。
        • あれは、すごい絵ですね。足ぱっかーん。
      • 口に漏斗をくわえて小さな滝壷に浮いてる。ちょうど漏斗に水が流れ落ちる位置で。
        • 水は一度枡に注がれた後に漏斗に落ちている。
        • そんなこと一人で一晩のうちにできるのか?夜が明けちゃうぞ?と、こっちが心配しちゃうくらい大掛かりなことをやってくれる。
    • しかもそれをやったのが細腕の女一人だったり。
  11. 言い伝えやわらべ歌の内容に合わせて死体が発見される。
    • わざわざ回りくどくメッセージ性を持たせる。被害者の先祖の商売やら屋号まで調べないと、なんでそういう殺され方をされたのかわからない。
      • たまに、殺す人間と死体を始末する人間が別な場合があり、殺人犯をかばうために言い伝えやわらべ歌になぞらえて死体をデコレートする。捜査を撹乱させるためとはいえ、返って事件をいっそうオオゴトにしてくれてる。
        • でも、そのせいで犯人が焦り、さらに何かをしてしまうことも。
  12. 都会で自分の出自を知らずに暮らしていた若者が、突然の遺産相続で初めて故郷に足を踏み入れ、土地の風習に驚く。
    • 村人が「駆け落ちした○○の息子(娘)か?」と興味半分で聞いてくる。
      • 遺産がもらえない親戚は、嫌味連発、嫌がらせで財産放棄させようとする。
  13. こちらのように一撃で即死はしない。凶器で何度も何度も……。
    • とにかく血がいっぱい。スプレーのように出たり、噴水のように出たり。痛い痛い。
      • この種のドラマの代表作と言える映画で、本当なら女優の体にかかる血しぶきが顔にかかってしまった。だがその女優はまったく動揺せずに最後まで演じ切り、凄みのある名場面となった。
    • その割には死体は原型をとどめている。鈍器で殴られた頭部が陥没してるとかはない。
  14. せっかちで短絡思考の警部がいる。
    • 「また、あんたかい」「つくづくあんたは血生臭い事件に縁がありますな」探偵とは前の事件で知り合い。
    • 初対面のときは捜査の邪魔と追い払うか容疑者あつかい。
    • 探偵の世話をしてくれる気立ての良い娘さんもいる。
  15. 密室殺人と思わせておいて、実は自殺。
    • めちゃめちゃ大掛かりな仕掛けで、家人を疑わせようとしてる。
  16. 変人扱いされている老婆が出てくる。
    • 出会い頭に幸先の悪そうなことを言ってくれる。「あの家に近づいてはならぬ」「あの家は呪われている」
  17. 一族は似たような名前。
    • 佐○、松竹梅子、雪月花。
  18. (テイストドラマ限定)舞台が現代なら、法律に従って相続すれば殺す必要ないんじゃ……という指摘は禁句。
    ※昭和23年改正の現行民法では、申し立てをすれば遺言の内容にかかわらず親族に相続権が与えられる。
  19. 事件が解決すると探偵は一人立ち去る。見送りも遠慮する。
  20. 舞台になる村の名前が、ダイレクトに人の死を連想させるような言葉。

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