ベタな読書感想文の法則
- 解説を一部写す奴が学年に一人か二人いる。
- ある小説の後書きにあった読書感想文の模範例を半分パクって提出したら痛烈なつっこみが返ってきた。
- ネットが充実してきた現代においては、「読書感想文まる写し用サイト」とかから引っ張ってくる輩も出始めている。
- ただし、教師もそういったサイトの存在に気付いてサイトを写したか調べる場合も・・・。
- これが、Wordなどで作られた印刷前の文書だと、まる写ししてないか、簡単に検索できる。
- つ Ctrl + C(コピー)→ Ctrl + V(貼り付け)→ 検索
- これが、Wordなどで作られた印刷前の文書だと、まる写ししてないか、簡単に検索できる。
- 夏休みの宿題で出されると最も面倒くさい部類に入る。
- 「自分なんかが感想文を書いたら作品に失礼なのではないか」と考えてしまう…いつも最後まで残る。
- 読んだけど特に何とも思わなかった……
- 誰かの作品ありきで書くものであり、この「他人のふんどし」感が非常に苦痛だ。
- 感想を出すのが恥ずかしい。
- 読んだ感想、読書体験は独り占めしたい。作文という手段で他人になんて知らせたくない。
- とりあえず字数だけは埋めておく。
- 字数を稼ごうとするため、読点がやたらと多い文章になる。
- 字数を稼ごうと、できるだけ平仮名を多用する。
- 字数を稼ごうと、やたら改行する。
- 字数を稼ごうと、一人称に「わたくし」を使って無理やり字数を増やしたヤツと友達でした。
- 字数を稼ごうと、やたら改行する。
- 気付いたら、「戦場カメラマン」みたいな、文章に、なっていたり、するんです。
- 字数を稼ごうと、できるだけ平仮名を多用する。
- 枚数を稼ぐために、できる限り文末を行頭に持ってこようとする。「~思っ(改行)た。(改行)」
- 文字数が文末に届かない場合、わざと長い表現を使って次の行に続ける。「~思ったのでありました。」
- 同じような文章を何回も書いている。
- かっこつけて日本語ではなく、文字数の多い英単語で書く(例:美しい→Beautiful)。
- 本来、原稿用紙1マスにつき「半角アルファベット2文字」&「横書き」にすべきところを、「全角アルファベット1文字」で埋める(例:Beautiful→Beautiful)。
- 字数を稼ごうとするため、読点がやたらと多い文章になる。
- なんらかんらで結局内容的には同じになる。
- 最後に、感想文の対象になる本の奥付のコピーをホチキスで止めなければならない。
- で、わざわざ10円の出費をしてコピーしてこなければならない。
- だいぶ書き進んだところで前の方に文のミスがあったりすると、やる気を失う。またここから書き直すのかよ・・・
- 以上のように涙ぐましい努力をしてなんとか書き上げた感想文も、後日「がんばりました」のスタンプだけ押されて返される。何か納得いかない。
- 感想書かせるんだからもちろん先生も全部(本と感想文両方)読みますよね?って言うといい
- 「自分なんかが感想文を書いたら作品に失礼なのではないか」と考えてしまう…いつも最後まで残る。
- 最後は必ずといって「私も○○のように●●な人間になりたいです。」で終わる。勝手になれば?
- 中一の時の隣の席の男子がそれ書いて先生に「頑張ってくださいね」と書かれていた(実話)。
- ふつう「彼はそのことが今でも忘れられない。」いい子ブリっこ女子「そのとき、彼の心に鋭い矢が突き刺さり、今でも大きな傷跡が残っている・・・」
- それは「いい子ブリっこ女子」ではなく「厨二病患者」と言う。
- いずれにせよ、文字数を稼ぐ能力としては特筆に値する。
- それは「いい子ブリっこ女子」ではなく「厨二病患者」と言う。
- 否定的な感想は書きにくい。
- 先生になぜか叱られるんだよな。意見を書く訓練をするのが目的なはずなのに、お世辞を書く訓練になっている。教育としてどうかと思う。だれか文科省に提言しないかな…。
- 基本的に原稿用紙三枚埋めればいい。
- 中学生からは5枚。
- 学校によっては7枚とか。
- 中学生からは5枚。
- 作品のあらすじを書くだけになってしまう。
- 比較的短いスパンで宿題に出されるとその傾向が強くなる。
- 読書ページ数の累計で順位までつけられた。冊数も考慮しなよ……(by小学校のとき毎週宿題に出された人)
- 読書感想文が毎週宿題って凄い学校だな。
- 2つ上の者です。毎週出されたといっても、テンプレートの印刷された紙を配られて、B5一面で2冊分ぐらいのごくごく短い感想文でした。題名・筆者名・ページ数・読むのにかかった期間も書く欄があったので、実質的には最大200字ぐらいです。もちろん、夏休みには原稿用紙数枚分のものを書かされます……。
- 読書感想文が毎週宿題って凄い学校だな。
- 読書ページ数の累計で順位までつけられた。冊数も考慮しなよ……(by小学校のとき毎週宿題に出された人)
- 毎年毎年あらすじだけの感想文まがいに教師もうんざり、夏休み前に「あらすじだけのやつは再提出」と生徒に釘を刺す。
- 1エピソードを書いては「××だと思いました」。
- またはエピソードを引用して、それに似た自分の体験(もしくは過去に読んだ別の本の内容)を延々ダラダラ書いて「~というわけで、私は○○○に強く共感しました」で締める。
- 比較的短いスパンで宿題に出されるとその傾向が強くなる。
- 字数が多くても、ワープロはNG。
- 中学以降では、「原稿用紙のレイアウト+縦書き」という条件に合っていたらOKの場合もある。
- それどころか最近では「Word/PDFファイルにして先生のアドレスに送ればOK」なんて場合もある。
- 「原稿用紙の使い方を覚える」というのが大義名分。こんなに苦労して覚えなきゃいけないんですか…。
- しかも今や作家先生たちはよほど年配かこだわりがある場合を除いて原稿用紙はあまり使っていない。
- 下書きだけはOKというところも。
- 下書きは提出する必要が無いので、ワープロ使おうが原稿用紙使おうがどうでもいいのでは。
- つまり、一旦朱を入れてもらうなどとまさに「下書きを提出する必要がある」とか?
- 「下書きではワープロを使っても、提出用の清書は原稿用紙で手書きでなくてはならない」、ということなのでは?
- 下書きは提出する必要が無いので、ワープロ使おうが原稿用紙使おうがどうでもいいのでは。
- 中学以降では、「原稿用紙のレイアウト+縦書き」という条件に合っていたらOKの場合もある。
- 端から賞など取る気は無い
- 賞を取るのは毎年決まった奴
- 自由提出の場合、提出者と賞をとる人が一緒の人だったりする。
- 小学生が親に手伝ってもらうと、先生に出来栄えを評価され市や県のコンクールに出すことになって、引っ込みがつかなくなったりする。
- 教師の普段の主張を勘案して気に入られる様に書く。意外と高得点になることも。
- 課題作品が指定されていない場合に、「『軽い』小説」についての「感想」を書いた場合どうなるのだろうか?試したこと無いので分からない。
- 自分は「ぼくら」シリーズで賞取りました。
- ラノベなら大丈夫かもしれないが、漫画はやっぱりダメなんだろうな。感想文を書くに値する漫画も少なくないと思うが。
- 表紙が漫画っぽいだけで短絡的に「漫画で読書感想文を書いた」と言い掛かりを付けてくる嫌な奴がいる。
- たとえば、まだ作中の主人公達の方が年上な学年あたりで、ズッコケ三人組シリーズでそれをやられる。
- 表紙が漫画っぽいだけで短絡的に「漫画で読書感想文を書いた」と言い掛かりを付けてくる嫌な奴がいる。
- 江戸川乱歩で提出したら職員室に呼び出された苦い思い出。どうやら推理小説でアウトらしい。
- 下記のように架空の本すらまかり通る場合ならば、どんな作品でも不問のような気がする。
- 課題作品が指定されると近所の書店では売り切れていて手に入らないことが多い。結局大型店に足を運ぶか親に買ってきてもらう羽目になる。
- 旅行先に行ったついでにそこにある図書館or書店で買うという手段もある。
- 最近はネット上で注文する人も多そう。
- 本の登場人物に向けた手紙を書くこともあり。
- 買わされた課題図書は、いつの間にかブックオフ送りになっている。
- 課題図書を嫌々読んだ時はつまらなく感じたが、ふとしたきっかけでまた読むと面白かったりすることもある。
- 架空の本をでっち上げて感想文を書くツワモノもいるらしい。
- 本を読む事すら面倒臭い、とかなんとか。
- 買うのが無駄とかだろうな。小学生の時に散々やった。
- 民明書房?
- 一方、マイナーな本を読んできた人を「そんな本は無い!(存在しない本で書いてきた!つまりこれは読書感想文ではない!)」って吊るし上げる悪い奴もいる。
- わざわざ槍玉に挙げるDQNは別にしても、知名度の低い図書を題材にするとそう思われるのではないかと気になる。課題図書が指定されていた方がある意味有り難いとも感じる。
- どんな本を選ぶか、というのは最初の大きなハードル。その本を選んだ、という責任を背負わされる。課題図書を選んでも「『課題図書』を選んだ」事への代償(例:安易に課題図書に逃げたと言い掛かりを付けられる懸念)が付いてくる。
- 本を読む事すら面倒臭い、とかなんとか。