ベタな駅名の法則

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分割[編集 | ソースを編集]

学校系[編集 | ソースを編集]

  1. 特に大学の場合、略されて「○大前」となっていることもある。
  2. 学校が移転しても、そもそも計画が頓挫し存在しなくても、駅名がそのままだったりする。
    • 「大泉学園」のように計画が頓挫した後に地名として定着し、後からその名前の学校ができたなんてことも。
    • 都立大学はいい加減駅名変更しろ。大学名そのものまで変わってるんだから。
      • 逆に「もうなくなったんだから、紛らわしくないし変えなくていいだろ」と開き直る向きもある。
        • 2020年から「東京都立大学」に名前が戻る予定。
      • 「柿の木坂」でいいのに。
    • バス停だと、ほぼ間違いなく変わるのだが。
    • そういや「都立家政」はあまりこういう突っ込まれ方されないよな(現・都立鷺宮高校)。
  3. 地名と校名の複合型もある。
    • 元々地名を冠した駅名だった所に学校ができたことでこんな駅名になった場合がほとんど。
    • 駒場東大前は、もともと「駒場」と「東大前」の2駅が合併したもの。
    • 東葉高速鉄道の「船橋日大前」の最寄りの学校は、日本大学習志野キャンパス。だが、船橋市にあるため「船橋日大前」となった。
      • ここは日大とその付属校のために請願でできた駅。元々の計画にはなかった。
    • 地名のみ駅からの変更より、最近出来た駅で地名か学校名かどちらか決められずに両方つけたという駅が多いように思う。
  4. 弘南鉄道の半分ぐらいの駅が当てはまる。
  5. 学校名がつかない「大学前」も3つある。
    • 昔はもっと多かった。
      • かつての越後交通栃尾線では、「大学前」と「高校前」が隣駅で並んでいた。
        • 「高校」とは長岡高校のこと、「大学」は当時近くに新潟大学の工学部と教育学部があったことから(今はその跡地に付属学校と市立図書館・体育館が建っている)。
    • 長崎には「前」すらつかない「大学駅」がある。もとは大学前駅だったのだがわずか3年で改称。
    • 「改称回数日本一」と言われる関大前駅(阪急千里線)も、「大学前」と「花壇町」を統合してできた駅。「花壇町」の方は「女子学院前」だったことがある。ある宗教団体が近くに女子校を作る計画をぶち上げたので駅名を変えたが、予定地を関大が先んじて押さえたので計画はつぶれた。2.のパターンとは違って駅名はあっさり再変更され、「女子学院前駅」は半年余りの命だった。
  6. 単に「学校前」もある。
    • 現存するのは西鉄のみ。かつて名鉄、九十九里鉄道、松本電鉄にもあったが現在は廃駅。
      • 名鉄に関しては、駅前に学校が無くなって(別の場所へ移転した)もなお、廃駅になるまでその駅名を使い続けた。
      • ちなみに西鉄の「学校前」の学校とは宮ノ陣小学校のことらしいです。
    • 「学園前」なら近鉄奈良線にある。特急まで全列車停車の主要駅。
      • 札幌市営地下鉄東豊線にもある。北海学園の最寄り駅。
  7. 1.が極端になってもはやどこの学校か分からなくなっているうえ、2.の状況にもなっているのが「女子大」(山万ユーカリが丘線)。
    • 和洋女子大学が移転してくる予定がおじゃんに。現在はグラウンドしかない。
  8. その名の通り、学校の裏に在る「学校裏」という駅名があった。
    • 現:京浜急行「平和島」
    • なんというか、今だったらサイバーボランティアに監視されてそうだ。
    • 「前」以外の方向がついている駅名としては、「弘高下」(弘南鉄道)、「愛大医学部南口」(伊予鉄)が今もある。
  9. 小学校まで、手を延ばしてしまった。
    • 荒川区立赤土小学校。日暮里舎人ライナーに、赤土小学校前駅が存在する。
    • 東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原の駅名標には以前より「小竹小学校前」と併記されている。
      • 小竹向原駅が小竹小学校の敷地のすぐ下を通過しているため。
      • 余談ながら、反対方向には板橋区立向原小学校がある(駅に敷地はかすってない。小竹小は練馬区)。
    • 上記「学校裏」駅も小学校だった。
      • そして上にある通り、「学校前」駅も小学校である。
  10. 2つの大学があるため、両方を付けた「中央大学・明星大学」(多摩都市モノレール)なんていうのもある。
  11. 学部付きの駅も存在する。「市大医学部」(横浜新都市交通シーサイドライン)
    • 学部のみの駅もある。「農学部前」(琴電長尾線)
  12. 「松原団地」(東武伊勢崎線)は「獨協大学前」に改名しようとしたが地元の反対にあい却下されてしまった。
    • どうやら本当に「獨協大学前」に改名するらしい。
  13. 1つの学校では、「箱崎九大前」「馬出九大病院前」「九大学研都市」の3つがある九州大学が最多?
  14. 「○○キャンパス」という新顔も出てきた。TX「柏の葉キャンパス」。千葉大と東大のキャンパスがある(東大は結構遠いが)。
    • 東大の新しいビルが駅のすぐそばに建ったが、名前が「柏の葉キャンパス駅前サテライト」。どことなく「バス停前高校」を思わせる。
  15. 駅名に付いてなくても副駅名として付与されている場合もある。
  16. ○○大学駅の場合、大学の英訳は「Daigaku」であり、決して「University」ではない。
    • Universityだけが大学じゃないということか(単科大学だとCollegeになる)。
  17. 「大」も「学」も「校」もない「本庄早稲田」という変わり種もある。
    • あろうことか、新幹線である。
    • 本庄早稲田は、一応地名(本庄早稲田の杜ニュータウン)由来の駅と解釈できないこともない。(但しニュータウンの整備は駅開業の後)
      • 地名とは関係なく、校名由来だけなのに「高校前」が付かないのが石川県の明峰駅
        • 定時制の小松北高校の方が駅に近いから、「明峰高校前」とはしにくかったのかも。
  18. 青森県の「三農校前」と「五農校前」(三農校前駅は廃線により消滅)はそれぞれ「三本木農業高校」「五所川原農林高校」であって、別に通し番号がついているわけではない。
    • 変形版(?)の「〇〇校前」でいうと熊本市電に「慶徳校前」電停がある。慶徳校とは熊本市立慶徳小学校のこと。
  19. JR学研都市線の同志社前駅は「同志社」だけでわかるためか「大学」を省略している。
    • 同志社は系列の女子大と中高一貫校が隣接してるから、まとめて「同志社前」なんだと思う。
  20. 「三育学院大学久我原」(いすみ鉄道)はネーミングライツで学校名がついた珍しい例。大学側は「駅から徒歩15分」を主張しているが、2km以上ありどう考えても無理のある数字。
  21. 福岡県に偏在している。JRだけで8駅ある。
    • うち4駅(九州工大前、教育大前、福工大前、九産大前)が鹿児島本線。これに加え熊本に崇城大学前、鹿児島に神村学園前があり、計6駅は同一路線上では最多ではないかと思われる。割合で最多は4.にもある通り弘南鉄道大鰐線の14駅中4駅……と言いたいところだが、ユーカリが丘線が6駅中2駅で上回る。
      • 崇城大学前は旧称・熊本工大前(新設駅)。大学側の改称に合わせて駅名改称。
  22. 校名が変われば駅名も改名。
    • 都立大学は府立高等→都立高校→都立大学、学芸大学は青山師範駅→第一師範→学芸大学と改名。
    • 例外は鍼灸大学前駅(明治鍼灸大学→明治国際医療大学)ぐらいか。(都立大学は移転後改名なのでノーカン)
      • 西武新宿線は府立家政→都立家政の改名には付き合ったが、都立家政(東京都立中野高等家政女学校)が都立鷺宮高校になっても駅名を変えなかった。地元の要請もあったらしい。

イロモノ系[編集 | ソースを編集]

  1. 名称が長い。とにかく長い
    • 長さを競ってる感あり。
    • 正式名称で呼ばれることはあまりないような気がする。
      • 地元における通称や時刻表やきっぷには最後の方だけを言われる・書かれる場合が多い(ex.白水高原・はまなす公園前・希望の森公園前)。時刻表の場合「※」「*」などの符号をつけて欄外に正式駅名が書かれる。希望の森公園前とは、阿武隈急行の「やながわ希望の森公園前」のこと。
        • 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅の最寄りバス停の名前は「はまなす駅入口」である。
  2. イベント名が入っている
  3. ティファニー駅の事を忘れないであげて下さい。
    • 一畑電車は全般的に長い駅名をつけるのが好きに思える。
    • 庭園美術館が閉館し、駅名も改称された。が、松江イングリッシュガーデン前駅とやっぱり長い。
      • 日本最長にするためにつけたような名前なんだから、いっそ「ルイス・C・ティファニー庭園美術館駅」にすればよかった。
    • 一畑には、湖遊館新駅駅という別の意味でのイロモノ系が、まだある。
  4. ハウステンボス・ユニバーサルシティはテーマパークの名前をそのまま使わせてもらえたが、舞浜は…。
  5. 第3セクターには、もはやふざけてるとしか思えない駅名がちらほら。(例:南阿蘇鉄道・南阿蘇水の生まれる里白水高原駅、鹿島臨海鉄道・長者ケ浜潮騒はまなす公園前駅、いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅)
    • 長くはないが「恋し浜駅」(三陸鉄道・本来の地名は「小石浜」)、また三セクでもないのに「さくらんぼ東根駅」(奥羽本線)「ほっとゆだ駅」(北上線)もこのパターン。
    • 「ささしまライブ駅」を擁するあおなみ線も第三セクター。
    • いすみ鉄道の例はネーミングライツだからむしろ「斬新」と言った方がいいかもしれない。今後ほかの鉄道会社でもやるかどうかは別にして。
    • TXを忘れないでくれ。
    • 第三セクターじゃない銚子電鉄にも「髪毛黒生駅」というふざけた駅名が誕生してしまった。
      • これもネーミングライツ。
    • 他と重複するほどのありきたりな名前を付けたらどうなるか。ある日乗換検索や時刻表検索で最寄駅に(○○県)と付けなければいけなくなる事に比べれば、遠くの三セクの突飛な駅名を笑い飛ばしていられるというのはかなりマシな事である。
      • 重複はまた別の話。検索で打ち込む文字数が増えるのでイロモノ駅名も不便だよ。
      • 秩父鉄道のあの駅は単に「流通センター」ではなく「ソシオ流通センター」とした事で、「流通センター(埼玉県)」となってしまうよりも字数が短く、東京モノレールの駅にも迷惑をかけずに済んだ。
        • 施設名を素直につけるなら「熊谷流通センター駅」か「ソシオ熊谷駅」となるはずだが、駅設置の資金は熊谷市と行田市の折半だったため、どちらかの地名だけが入るのは避けたかったという、日本的配慮の産物である。
    • 「長者ケ浜潮騒はまなす公園前」は地名+近隣の公園名だからまあわからなくもないけど、「南阿蘇水の生まれる里白水高原」の「生まれる」ってなんだよって思った。動詞を含むのを認めたらいくらでも長い駅名作れちゃう。最早何でもアリの状態。
      • 世界一長い駅名のランヴァイル(中略)ゴゴゴホ駅も「激しい渦巻きの近く」だの「泉のほとりにある」だの無理矢理長くしているので、説明調の文言で引き伸ばすというのは実は長大語競争の世界ではベタな作戦だったりする。
  6. あえて変な名前にして話題を呼ぶという「炎上マーケティング」的な側面もあるのかもしれない。
    • かみのけくろはえ(銚子電鉄)とか
  7. 郷土の偉人の名前を持ってくるというタイプが、なぜか岡山県にだけ2駅もある(智頭急行・宮本武蔵駅、井原鉄道・吉備真備駅)。北条早雲にちなむ早雲の里荏原駅(井原鉄道)を入れると3駅。
    • 方谷駅(伯備線)もそうなので4駅ですね。
    • 『五輪書』には「生国播磨」の記載があるのに…。
  8. 淀屋橋・心斎橋(大阪市営地下鉄)は、豪商の淀屋がかけた橋、岡田心斎という人がかけた橋のため。ある意味人名。
    • 鴻池新田駅も。豪商鴻池家が開発した新田に由来する。
    • 意外な所では河内山本駅も。「山本」という一見ありふれた地名は新田開発をした山中・本山両氏の頭文字を組み合わせたもの。
    • ちゃんと人名由来の地名なりランドマークなりがある場合はイロモノじゃないだろう。

観光地系[編集 | ソースを編集]

  1. 由緒ある駅名を観光客誘致のため改称。そのため批判を受けやすい。
    • 信濃追分を西軽井沢に変える計画もあったらしい。危ない危ない。
    • 比較的東北地方に多い気がする。
    • 最近では業平橋→とうきょうスカイツリーがこの事例。
      • 富士吉田→富士山も。
    • 駅名変えるぐらいで観光客が増えるんだったら苦労しない。
  2. 近年の傾向としては、ただ元となる駅名に「温泉」をつけただけの事例が多い。
    • 時折、元の駅名の部分は平仮名に変える事もある。
    • 陸羽東線は4駅連続で温泉系駅名が続く。さらに堺田を挟んでもう一駅。
    • 加賀温泉のように実在しない温泉名の場合もある。(加賀温泉=加賀市に点在する温泉街を総称したもの)
  3. とにかく「温泉」と「高原」が氾濫する。
    • 「海岸」も。
      • 伊豆急行は「城ヶ崎海岸」の隣が「伊豆高原」でしかも駅の標高は海岸>高原だったりする。
    • 最たるものは野岩鉄道で、「温泉」が5連続(「湯元」を含む)した後「高原」が2連続する。路線全体で9駅しかないのに。
  4. 戦時中に観光地名が取り除かれたケースもある。
    • 同じ戦争絡みでは、国有化で消えたものもある。
  5. 駅名を観光地名に変えさらに自治体名まで追随するケースもある。
    • そして地名研究家からブッ叩かれる。
    • 岩手松尾駅(花輪線)は国鉄民営化直後に松尾八幡平駅になり、その後合併で住所が「岩手県松尾村」から「八幡平市松尾」になったため、結果的に「広域地名が後ろにつく」変わった駅名になってしまった。
  6. JRでは東日本と九州に多い気がする。

地名の連称[編集 | ソースを編集]

  1. 地下鉄や新設路線に多い。
    • 新幹線における例:岐阜羽島・燕三条・那須塩原(駅名のほうが市名よりも先発)
    • 戸狩野沢温泉も、実は温泉地の連称である。勝手に推測すると、当初戸狩→野沢温泉と改称しようとして、戸狩温泉の関係者辺りにゴルァされたのではないかと。。
      • 飯山に新幹線が通った今、当の野沢温泉側からも最寄り駅扱いされなくなり、路線バスは廃止され、「野沢温泉駅」は有名無実。
    • だいどう豊里(大桐+大道南+豊里)という変則例も。
  2. 四天王寺前夕陽ヶ丘でもめた谷町線にはやたら多い。
  3. 自治体同士で揉めた結果である事も。
    • 自治体同士での揉め事を避けるため、最初から複合駅名を提案する所もある。
      • 例として東北新幹線の七戸(仮称)。十和田に配慮して複合駅名にする姿勢を見せている。
        • 上越新幹線の燕三条は?新潟県・燕市と三条市が駅設置場所や駅名で揉めに揉めたと聞いたけど。
          • で、結局弥彦線と交差する市境線上に駅が設置され、田中角栄の仲裁で駅長室(登記上の駅の所在地)を三条市に置き、駅名は燕を先にして「燕三条」ということで落ち着き今に至る。(参照)
            • いかにも日本的な解決方法、ありがとうございました。
              • なお、自治体の固定資産税に関わる駅長室の所在地は田中角栄の選挙区である。
    • 廃止された京福越前本線には「下荒井駅⇒六呂師口駅⇒下荒井六呂師口駅」なんていう右往左往したケースも。揉めた事が容易に想像できる。
    • 那須塩原もかなり揉めた。
  4. どちらかというと関西に多い。
    • 意外だが出町柳(京阪)もこれに該当する。
  5. 所在地プラス近隣の観光地名、というケースも。
    • JRだけ見ても、所在地が先に来る例(松尾八幡平、嵯峨嵐山)、観光地が先に来る例(比叡山坂本、知床斜里)両方ある。玄関口感の強さとかが影響するのだろうか。
    • ゆだ錦秋湖駅(北上線)もそれだが、錦秋湖自体が「湯田ダム」なので、同じ名前を2回重ねているようなものである。
  6. 地味に小田急にも多い。
    • 代々木八幡は神社名、世田谷代田は「世田谷区の代田」、和泉多摩川は「多摩川の和泉側」、高座渋谷は「もと高座郡の渋谷」なので並列地名とはちょっと違う。愛甲石田も「もと愛甲郡の石田」とも言えるかな?
      • 愛甲石田は厚木市愛甲と伊勢原市石田の境界上なので、並列地名。ちなみに石田側の伊勢原市は元「中郡」のはず。
    • 代々木上原、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、片瀬江ノ島は文句なく並列地名。
      • 上の理論でいくなら、千歳船橋は「千歳村の船橋」だから違う(千歳烏山も同様)。
      • 代々木上原も旧駅名が「代々幡(当時の村名)上原」だったことを考えると別物?
  7. 他所の人からはその連なった名前で、一続きの地名として呼ばれてしまう。駅名の影響って物凄い。
    • 新潟三条から来ました」「ああ、燕三条ね!」
      • 実際平成の大合併で「燕三条市」が検討されたようだが、長年の確執ゆえか頓挫した。
      • ご当地ラーメンで「燕三条系ラーメン」という言葉もある。
    • イントネーションも名詞の並立ではなく、前の地名が後ろの地名を修飾するようなものになる場合がある。
      • 例:「いけじり↑おおはし↓」…まるで「池尻」という名前の「大きな橋」があるかのように。
      • それに関連する悲劇として、区切り場所が間違えられる場合が出てくる。
        • 森宮野原なんていい例。本来は森|宮野原なのに、森宮|野原と「森宮」にある「野原」だと勘違いされているフシがある。
        • それを予測していたのか、泉北高速鉄道の「栂・美木多」駅はわざわざ「・」を入れている。
          • 栂・美木多の前例になるのが吾妻線の「万座・鹿沢口」。万座温泉と鹿沢温泉の両方の顔をたてた結果。
    • 千歳船橋は「ちとふな」の略称が定着しており、むしろ地元民が積極的に一続きの地名として受け入れてしまった感がある。
      • 千歳船橋の場合、「千歳」も「船橋」も有名な別の場所があったからだと思う。千歳烏山だと「ちとから」なんて言わないし。
    • 駅名は地名から付けられるはずなのに、駅名が地名のようになってしまっている事例。
  8. どちらかと言えば戦後以降に開業した駅が多いが、若江岩田・宇治山田のように戦前からある駅にも例がある。
  9. 元々別々にあった2つの駅を統合した場合にも生じる(雲雀丘花屋敷・岸里玉出など)。
  10. 英語表記が事業者によってバラバラ。明確に分ける小田急(例:Chitose-Funabashi)、完全に繋ぎ合わせるJR東日本(例:Nasushiobara)、その中間の東急(例:Ikejiri-ohashi)。
  11. 最近は殆ど見かけないが、いわゆる「合成地名」的なケースも。栗平(=「栗」木+片「平」:小田急多摩線)とか。
    • 最たる例は「合成地名の駅名」が自治体名の由来になった国立だろう。

かつての地名[編集 | ソースを編集]

  1. 現在では区画整理や統廃合の末に失われてしまった地名を付ける。
  2. 歴史的な名残を残していてなんとも風情がある。
  3. 都心部を除くとあまり好まれず改称のターゲットにされやすい。
    • そして改称された駅名はことごとく変なものになってしまうため、鉄ヲタから不評に。
      • 中には改称を認めず頑なに旧名で呼び続ける人もいる。
  4. 現在の地名より元の地名をつけた駅名の方が有名という場合もある。(例・原宿)
  5. 昭和・平成の大合併により市町村名が消滅しても、駅名だけ残ることも多い(例:上野市・青山町)。
    • 下のいわき駅の例にもある通り、経費がかかることも大きな理由。
  6. 南伊予駅(予讃線)は、70年近く前に合併で消滅した村名を、地元住民が要望して新設駅に付けさせたという珍しい例。隣の旧北伊予村には北伊予駅が昔からあるので、「隣村は駅名に残っているのに」という意識があったのかも。
    • ただし現在の自治体名は南伊予村→伊予市、北伊予村→松前町なので、「伊予市で一番北にあるのは南伊予駅で、その北にある北伊予駅は伊予市ではない」という、よそ者にはかなり複雑な状態になっている。

ひらがな・カタカナ[編集 | ソースを編集]

  1. ひらがなのみの駅名やひらがなを多く含む駅名。
    • いわきは合併から30年後に変更された。ちなみに諸経費数億円。
  2. 第3セクター・新規駅の定番。
    • 北越急行で旧自治体名(漢字を含むのを除く)を使用していないのは「しんざ」。
  3. 漢字が難しい駅名を平仮名にするのは分かるが、大して難しくないものも平仮名にしたりする。
    • 漢字駅名の国鉄などと区別する上でひらがなにする。
  4. 地名+ひらがなという駅名。
    • 地名のひらがな化+αのパターンも。
  5. 新興地名や施設名からとったカタカナの駅名やカタカナを多く含む駅名。
    • マキノやニセコは例外的な存在。
    • 行川アイランド。
      • 7年以上も前に閉園してるのに、改称する模様はない。
      • 呉ポートピアも同レベル。こっちは公園になったけど。
  6. ひらがな+カタカナ。
    • さらに漢字が加わった「(臨)池の浦シーサイド」
  7. 正式駅名は漢字表記であっても、分かりやすさを求めて平仮名で案内することもある。
    • 京葉線の千葉港は「港」を「こう」と誤読しないために「千葉みなと」で開業時から案内を続けていたが、遂にそれが正式駅名となった。
    • 京成臼井駅。北総線にも白井駅があるから。青砥・高砂で、並ぶ事がある。その際、誤読する可能性が非常に高いから、京成臼井止まりの列車は、「うすい」と表示する。
      • どちらかというと「白井」の方が誤読しそうなもんだが…(「しい」とか)
    • 特に大阪の地下鉄で目立つ(なんば・あびこ・なかもずがその例)。正式駅名は全て漢字。
  8. 漢字だと紛らわしいのであえてひらがなにした例。
    • なにわ橋(京阪中之島線)の場合漢字にすると「難波橋」となり「難波」と紛らわしい。ちなみに「なにわ橋」駅は難波ではなく京阪本線の北浜駅の近くにある。
    • たびら平戸口(松浦鉄道)の場合漢字にすると「田平平戸口」となって間の抜けた字面になってしまう。
  9. 結論:今後難読駅名が誕生する可能性は極めて低い。
    • 2009年現在のところ、最新の難読駅は、日暮里舎人ライナーの舎人公園(とねりこうえん)駅と舎人(とねり)駅。
    • 阪急が新駅を作るとなれば可能性はある。
      • 因みにその阪急には2015年現在ひらがな・カタカナが入った駅名は存在しない。
    • お役所が強引な読みの瑞祥駅名をつくってしまう可能性は、あるかも。
    • 東葉高速鉄道には、1996年開業の飯山満(はさま)駅が存在する。他の3セク会社なら「はさま駅」にしていたかもしれない。
      • しかし「いいやまみつる」という人名のように読まれやすい。
      • JR東西線(1997年開業)には「御幣島(みてじま)」が存在。建設時の仮称は「歌島橋」で地元でもそう呼ばれていただけによくこんな難読地名を駅名に採用したものだ…。
        • 逆に大和路線の東部市場前駅のある場所の地名は「杭全(くまた)」だが難読地名のためか採用されなかった。
    • なんと、おおさか東線の新駅の名称が「衣摺(きずり)加美北」と限りなく難読に近い駅名となった。
  10. ひらがな+地名。
    • ひらがなの部分には広域地名が使われやすい。
  11. おごと温泉駅(旧・雄琴駅)のように、駅名変更の際にひらがなになった例もある。
  12. 「之」の字を極端に嫌ってカナにしたり、読みに忠実にするためか地名に余計なカナを付け足す。(例 久之浜→久ノ浜、四倉→四ツ倉)
    • 東急は地名がカタカナでもひらがなで統一してしまう。
  13. 「が」の字の表記が複数存在する(例 市ケ谷:JR・メトロ 市ヶ谷:都営 市谷:新宿区の地名)
    • 霞が関・南阿佐ヶ谷などでも「が」の表記が複数確認できます。
  14. 難しい字だけひらがなにした「のの岳駅」もある(「のの」は「篦」)。
    • 常用漢字外の漢字を含むということでひらがな表記にした例も(名古屋市営地下鉄鶴舞線の「いりなか(漢字だったら「杁中」)」駅や大阪ニュートラムの「中ふ頭(中埠頭)」駅など)。
  15. 安曇追分駅(大糸線)は、1915年の開業時「アルプス追分駅」だった(当時は私鉄)。登山口の駅と勘違いする、という苦情があって4年で改称したのだが、アイヌ語由来の駅を除いても、カタカナ駅名には100年以上の歴史があるということになる。
  16. 名鉄河和線の「上ゲ」駅をお忘れなく。どうも駅周辺の小字にあったそうだが。
  17. 東あずま(東武亀戸線)は「吾嬬(あづま)」が難読なのでひらがなにした理屈はわかるのだが、「東」がついているせいで畳語のような駅名になってしまった。

地域・路線特有の事情[編集 | ソースを編集]

北海道[編集 | ソースを編集]

  1. アイヌ語にただ字を当てるだけ。
    • 元の意味なんか知ったこと無い。
    • メマン・ペッ(涼しい川)→女満別、オ・トイ・ネプ(河口が汚れた川)→音威子府
  2. 本州の開拓者の郷里地名や姓名を転用。
    • 開拓者が凝ると、変形した駅名になる。
      • 詩歌にちなんだ「八雲」、家紋にちなんだ「万字」など。
    • 「天幕」(石北本線、現在は廃止)に至っては、「鉄道建設のための測量技師が天幕さんという人の家に泊めてもらったから」という冗談みたいな由来である。
  3. 川をあらわす「別」や「内」のつく駅が多い。
    • 直別・尺別・音別や稲士別・幕別・利別(いずれも根室本線)のように3駅連続もある。
  4. アイヌ語の地名がないと安直な名前になることも。
    • 上白滝から下白滝までの4連続もこれが原因だったり。
    • 「○号」「○線」などと土地を直線的に区切ってつけた地名も。
      • そしてこういう名前の駅が連続するような所はその後悉く廃線に。
        • 元々人が少ないからそんな駅名になる。
  5. 開拓時代にはアイヌ語そのまま片仮名表記というような例もあったため、相当珍妙な駅名もあった。
    • ex.ニナルカ・ウノシコイチヤルシペ・ヲンコチャル貨物駅
      • 知らない人が聞いたら東南アジアかどっかの駅としか思わないだろうな。
        • 帯広がもし「オペレペレケプ」のままだったら…。あるいは札幌が「サットポロ」のままだったら…。
      • 明治時代の仮称「ペンケオロロップナイ駅」で、開業せずにそのまま消えてしまった駅もある。
  6. もともとアイヌ語由来の駅名だったのを、日本語読みの駅名に変更させた所もある。
    • アイヌ語地名は保存の要無しと、日本の官吏が軽率に考えていたからだそうな。

鶴見線[編集 | ソースを編集]

  1. やっつけ仕事である。
    • まず地名が無かった。
    • 国道15号があるから国道とか製油所があるから石油とか。
    • 会社名の一部取り込んだ駅名もチラホラ。
  2. 人名ネタのオンパレード。
    • 安善、浅野、武蔵白石etc.
    • 安善は安田財閥の安田善次郎の略。他は苗字。
      • 鶴見小野は元々鶴見区小野町所在だから鶴見小野。で、その小野町の由来は地元の地主が小野さんだったから。
  3. そしてこれらの「やっつけ駅名」がそのまま沿線の地名になっちゃった。
  4. もし平成以降の開業だったら変なキラキラ駅名のオンパレードだったに違いない。

地下鉄[編集 | ソースを編集]

  1. 接続している駅と駅名が異なる場合が多い。
  2. ○○×丁目駅という駅が連続している場合がある。
    • 札幌と京都には×条駅が連続している。
      • 京都はかつて「三条」「四条」「五条」「七条」が並んでいたが、観光客向けの改名の結果「三条」「祇園四条」「清水五条」「七条」といまいちすっきりしない見た目になった。
      • それ京阪のほうやろ。
  3. 公営地下鉄の場合、難読地名を駅名にする場合平仮名にするケースがある(いりなか・あびこ・なかもずなど)。
    • それらよりも難読な駅名が漢字のまま残る。(喜連瓜破・野芥等)
    • 上述の通り、常用漢字外の漢字だと平仮名になりやすい。

九州[編集 | ソースを編集]

  1. 「原」を「はら」や「ばら」と読まない。
    • 「はる」または「ばる」と読みます。
      • ただし舞松原駅など一部例外もある。

新幹線[編集 | ソースを編集]

  1. 既存ターミナルに乗り入れられない場合は、「新○○」になる。
    • 新幹線単独駅である場合も。
  2. 民営化後の新幹線駅(新規開業路線のみならず、既存路線の新駅も)の駅名はとにかく揉めやすい。
    • そのためか「地名の連称」パターンが増加した(但し「燕三条」は国鉄時代の開業)。
    • 「新函館北斗」のようにかなり強引な駅名になってしまった事例も。
    • 七戸十和田の場合クレームではなく七戸町の配慮だったりする。

関連項目[編集 | ソースを編集]