ポルトガル語
ポルトガル語の噂[編集 | ソースを編集]
- ポルトガル語とスペイン語とは非常に似ているから話の内容は大体つかめるらしい。
- ブラジルのアマチュア無線家はスペイン語圏の隣国と平気で会話してしまうらしい。
- 日本語に喩えると、標準語と関西弁の差よりも小さいとの噂。
- 実際は標準語関西弁の差より大きいが、やはりスペイン語圏と平気で会話してしまう。
- なんとなくフランス訛りのスペイン語、って感じがする。
- 発音の仕方では、スペインをとばしてフランス語とポルトガル語で共通点がある。à、ê、ç、などスペイン語とは違うアクセント記号があったり、chaを「シャ」と読んだり。
- 鼻母音がある(例、サン・パウロのSão)し、Rがハ行で発音されるからかも。
- よく似ているため、結構意思疎通ができちゃう。
- “Buenos días.¿Todo bien?”“Sim,tudo bem.Obrigado.”
- 一応翻訳。「こんにちは、元気?」「うん、元気だよ。ありがとう」
- そりゃネイティブ同士ならなんとなく通じるだろうが、やっぱり言葉も発音も違うので片方勉強すれば両方分かるなんてことはない。念のため。
- “Buenos días.¿Todo bien?”“Sim,tudo bem.Obrigado.”
- ポルトガル語とスペイン語は似ているといわれているが、発音に関しては、(少なくとも日本語話者には)ポルトガル語の方が難しい。ポルトガルで話されているポルトガル語と、ブラジルで話されているポルトガル語の発音の差は結構大きい。
- 実はポルトガル語の直接のルーツは現在のスペイン領ガリシア地方にある。現在でもガリシア方言は標準スペイン語よりもポルトガル語(標準語およびあらゆる方言)の方に近い。
- スペイン同様イスラム勢力をレコンキスタ(再征服運動)で放逐して成立した関係上やはりアラビア語の影響が残るが、最後までナスル朝が頑張っていたスペインと異なり徹底的に排除したため語彙としてはさほど残っていない(スペイン語は4000語ものアラビア語系語彙を抱えるのに…)。
- ポルトガル語では牛を「バカ」(正確にはヴァカ)、七面鳥を「ペルー」、う○○を「ココ」という。下品でごめんなさい。「ココ」には、ココナッツという意味もある。
- ブラジル人が言うには「籠(かご)」もう○○の意味らしい。なので「ココストアで籠洗いの仕事があるよ」が、日本語も分かる人にとっては「う○○屋さんでう○○洗いの仕事があるよ」と認識してしまう事があるらしい。
世界の中のポルトガル語[編集 | ソースを編集]
- 人口大国のブラジルが人口1000万人ほどのポルトガルの言語をしゃべる。
- アメリカも似たようなもの。
- 口語ではそれなりに異なり、かつ旧本国の言葉に対して一定の地位を確立している点でも似ている。
- ポルトガル:「ロナルド」、ブラジル:「ホナウド」。ブラジルの発音ではLを「ウ」。
- 語頭のRをハ行で読むようだ。
- 語中のrrや、ブラジルでは特に、後ろに母音のこないrもハ行に近い音になる。
- rが語頭に来るときやrrはポルトガルでは巻き舌のラ行で、ブラジルではハ行で発音される。
- が、近年ではポルトガルでも巻き舌ではなくブラジル式のハ行発音をする傾向にある。
- rが語頭に来るときやrrはポルトガルでは巻き舌のラ行で、ブラジルではハ行で発音される。
- 語中のrrや、ブラジルでは特に、後ろに母音のこないrもハ行に近い音になる。
- 語頭のRをハ行で読むようだ。
- Portugal=「ポルトゥガル」、Brasil=「ブラズィウ」みたいに聞こえる。
- ポルトガル:「ロナルド」、ブラジル:「ホナウド」。ブラジルの発音ではLを「ウ」。
- 長い間ブラジルがポルトガルの植民地だったことに由来するらしい。
- ポルトガル本国で「今後ポルトガル語の綴りをブラジル風に改めていきます」という議決がされたらしい。なんと屈辱的(?)な…。
- ブラジルのほうが圧倒的に人口が多いから、多勢に無勢といったところだろうか・・・
- イギリスが聞いたら何と言うだろうか。(英米の正書法は微妙に違う)
- ちなみに、NHKのポルトガル語講座では完全にブラジル式ポルトガル語を教えている。
- そのブラジル式ポルトガル語でも、ポルトガルの人と話すのには問題ない(と思う)。
- そりゃNHKの英語講座でイギリス式英語でなくアメリカ式英語教えてるのと同じようなことだろ。
- ブラジルの人口は2億人。日本の2倍だぞ!そしていまや、経済大国。
- ポルトガル語もブラジルの経済成長で地位が上がるかも。第二外国語でヨーロッパの主要言語の英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語の中にポルトガル語が加わるかも。
- 上智大学はヨーロッパ言語で使用話者が多い英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・ポルトガル語の学部がある。
- スペイン語とポルトガル語は差が方言レベルなので、ポルトガル語は第二外国語の地位にはなるのは難しそう。
- 日本語の青森と鹿児島の方言の差より小さいんだろうが、スペイン語・ポルトガル語のどちらも書き言葉としてハッキリ分かれてるので、別の言語として地位を認められるかも。
- マカオでは返還ぎりぎりまでポルトガル語普及に頑張っていた。が、マカオのポルトガル語は100年前のポルトガル語らしい。
- アフリカにもアンゴラ・モザンビークなどポルトガル語が公用語になってる国がいくつかある。
- アジアでは、東ティモールが唯一ポルトガル語が公用語の国。マカオにも少なからずポルトガル語話者がいる。
- アフリカでは上記の国のほか、カーボベルデ・ギニアビサウ・サントメ・プリンシペで公用語になっている。
- ポルトガルではアクセントがない母音のoは「ウ」と発音する。
- sやzが母音の後に付いたときは「シュ」と発音する。
- っていうか後ろに母音が来ないときね。isto(イシュトゥ)とかjaponês(ジャポネシュ)とか。
- ブラジルでも、語末でアクセントのないoは「ウ」に近い。ちなみに、ポルトガル語を日本語表記する際これらの事実はほぼ無視される
- sやzが母音の後に付いたときは「シュ」と発音する。
- ブラジルではアクセントがない場合、「te」「de」を「チ」「ヂ」と発音する。
- 正確に言うと、「イ」と発音する母音(iと一部のe)の前のt、dがチャ、ヂャ行の子音になり「チ」「ヂ」と発音される。
- 語尾が子音で終わる時も、イ行で発音することがある。
- 例)Fred(フレッヂ)、Rouseff(フセフィ)など
- ちなみにポルトガルでは「te」「de」は「トゥ」「ドゥ」に近い発音。
日本とポルトガル語[編集 | ソースを編集]
- 1600年前後に日本にいた宣教師が「日葡辞書」(日本・ポルトガル辞書)を編纂。当時の日本語(上方方言および九州方言)についての貴重な資料となっている。
- 当時の上方方言の語彙が現在東北弁で使用されているなど興味深い事実がある。
- 外国語の辞書が自国の言語の資料に。屈辱だ…
- 自分たちは当時残しておく必要がないと思っていたことをたまたま外国の人が記録していただけにしか見えないが…。
- ついでにいうと当時使われていた中世ポルトガル語の貴重な資料でもある。
- 古くから日本に入ってる外来語が多い。カルタ(carta)とかボタン(botão)とか。
- 日本でも日系ブラジル人が多く住んでる市町村では、税金とか公共料金の納付書や説明書は、日本語とポルトガル語の2ヶ国語で書いてあるらしい。
- 特に重要なのがゴミの分別の仕方。
- 「ピンからキリまで」「ウンともスンとも」も語源はポルトガル語らしい。どういう単語かは知らんが・・・
- 「ピンからキリまで」の「ピン」は"pinta"(点)、「キリ」は"cruz"(十字架)が語源らしい。
- 「ありがとう」の語源はポルトガル語の「オブリガード」(Obrigado=ありがとう)だという説があるらしい。ホンマかいな?
- 「細川ガラシャ」の「ガラシャ」はポルトガル語で「恩寵」を意味するGracia(グラスィア)から来てるらしい。
- Graça(グラサ)ですね。Gracia はスペイン語。
- このように戦国時代はポルトガル、現代ではブラジルとの関係が強い日本はポルトガル語との縁がなにかと深い。そのためか「ポルトガル語諸国共同体」なる組織に日本がオブザーバー加盟している。
- その共同体のオブザーバーにはトルコ、ハンガリー、ナミビアなどポルトガル語との関係がよく分からない国が多く名を連ねている。
- 中京地区ではこの言語をよく見かける。
- 外国語表示といえば他地域でもおなじみの英語、中国語、韓国語に加えてポルトガル語もあるのがデフォルト。
- 三河の団地では注意書きなどの看板が日本語とポルトガル語だけというところもあった。
- 三河の工場では社員食堂での女工どものおしゃべりが、、、というところも。