ラグビーの大会

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世界大会[編集 | ソースを編集]

ラグビーワールドカップ[編集 | ソースを編集]

4年に1度じゃない。一生に一度だ。
  1. 1987年の第1回は現在のワールドラグビー主催ではなかった。
    • オーストラリアとニュージーランドのラグビー協会の共催という形で開催された。
  2. オリンピックFIFAワールドカップと並ぶ世界3大スポーツイベントらしい。
  3. ラグビーは2016年のリオでオリンピックに復帰したが、あっちは7人制のため15人制では変わらず世界最高峰。
  4. 日本の初勝利は1991年の第2回でのジンバブエ戦だったが、以降は長らく勝ち星から遠ざかる。
    • 特に1995年の第3回ではオールブラックス相手に「ブルームフォンテーンの悪夢」と呼ばれる大惨敗。
  5. 2015年の第8回で日本は2勝目を南アフリカ相手に「ブライトンの奇跡」と呼ばれるジャイアントキリングで挙げた。
    • この勝利を含め3勝を挙げたが、ボーナス勝ち点ゼロが響きプール戦敗退。
      • でも、これがなかったら日本大会はそこまで盛り上がらなかったかもしれない。
    • 一方、開催国イングランドはプール戦敗退となる史上初の屈辱。
  6. 2003年の第5回でイングランドが優勝し、エリスカップが初めて北半球に渡った。
  7. 2019年の第9回は日本開催。
    • 2011年にも立候補していたが、ニュージーランドにさらわれ、2015年とセットで選考の結果勝ち取った。
    • 記念のナンバープレートもできた。
    • 開催国日本は直前まで世界ランク1位だったアイルランドや前回唯一負けたスコットランドにも勝利し、4連勝で初の決勝ラウンド進出、
      • 決勝ラウンド準々決勝では優勝した南アフリカに3-26で敗戦。
    • 一方、台風で中止になった試合もあった。
      • 10月12日のイングランド対フランス戦(横浜)とニュージーランド対イタリア戦(豊田)、13日のナミビア対カナダ戦(釜石)の3試合が中止。
      • 13日の日本対スコットランド戦(横浜)も中止になる可能性があったらしい。
  8. 試合日程を長く空ける必要があるせいか、開催期間が6週間ぐらいとサッカーW杯よりも長い。
  9. 南アフリカはアパルトヘイトにより除名されていたため当初参加できなかったが、第3回で初開催初出場初優勝。
    • この大会はアパルトヘイト解放後もギクシャクしていた南アフリカの黒人と白人の関係を近づけようという意図があったらしい。
  10. 大会歌は「World in Union」。
  11. 開催国ではビールの消費量がえらいことになるらしい。
    • 公式スポンサーはハイネケン。
      • 2023年はアサヒになった。
        • フランス本国は飲酒広告が厳しいらしく、アサヒでさえ「辛 口」としか表示されていない。
    • 2019年の大会では、本部関係者が、開催国現地のプロ野球の試合を観戦したときに、座席にいながらにしてビールを買える「売り子」システムを学び、本番で導入したらしい。
      • 逆に日本人のようにスタジアムで食べる習慣があまりなかったためそちらで混乱した。

女子ラグビーワールドカップ[編集 | ソースを編集]

  1. 第1回は1991年。男子W杯の第2回と同じ年だった。
  2. 第2回(1994年)以降は五輪中間年(男子W杯の前年)開催だったが、第7回(2017年)より男子W杯中間年に変更。
  3. 日本は第1回と第2回連続出場し、第2回でスウェーデンから初勝利。
  4. 第3回(1998年)は出場できなかったが、第4回(2002年)は予選が導入され出場を決めた。
    • 本大会でオランダを下し男子より先に2勝目。
  5. その後3大会はいずれもカザフスタンに阻まれ出場ならず。
  6. 第8回(2017年)で4大会ぶり出場。
    • 予選にカザフスタンは不参加だった。

ワールドラグビーU20選手権[編集 | ソースを編集]

  1. IRB時代はジュニア世界選手権だったが、ワールドラグビーに改称されてから現大会名に。
  2. 下部大会としてU20トロフィーがあり、入替制度も存在する。
  3. 2009年は日本で開催された。

ラグビーワールドカップセブンズ[編集 | ソースを編集]

  1. いわゆる7人制ラグビーの世界大会。
  2. 当初は15人制W杯の中間年に開催。
  3. 2009年より男女合同開催。
  4. その後7人制ラグビーの2016年からの五輪種目追加により2013年を最後に大会廃止が検討されたが、五輪中間年開催に変更する形で存続。
  5. かつてはプール戦方式だったが、2018年からはノックアウトトーナメントに変更された。
    • プール戦方式ではプールの順位に応じて上からカップ・プレート・ボウルに分かれてトーナメントに進出していた。
  6. トロフィーは発祥の地に由来したメルローズカップ。

その他の国際大会[編集 | ソースを編集]

シックスネイションズ[編集 | ソースを編集]

  1. 原点はイングランド vs スコットランドによる歴史上初のテストマッチ(1871年)。
  2. その後、アイルランド、ウェールズ、20世紀に入りフランス、そして2000年にイタリアが加わった。
  3. 国、とは何かを考えさせられることもある大会である。

ザ・ラグビーチャンピオンシップ[編集 | ソースを編集]

  1. 1996年にニュージーランド、オーストラリア、南アフリカでトライネイションズとしてスタート。
  2. 2012年にアルゼンチンも加わって現在の名前に。
  3. 最多優勝はニュージーランド。

パシフィックネイションズカップ[編集 | ソースを編集]

  1. 環太平洋の第2グループで争われる。
  2. 旧パシフィックトライネイションズに日本、年によってアメリカ、カナダも参加。
    • 初期にはオールブラックスやワラビーズの下部チームも参加していた。
  3. 日本は2011年に優勝。
  4. 2014年はカンファレンス制だったが、カンファレンス間の優勝決定戦はなく、それぞれ日本とサモアが優勝。
  5. 2016年と2017年は事実上パシフィックトライネイションズに戻ってしまった。
  6. 2018年は環太平洋じゃないジョージアが加わるも、総当たりにはならなかった。

スーパーラグビー・パシフィック[編集 | ソースを編集]

  • 2020年までの大会名:スーパーラグビー
  1. 1996年にスーパー12としてスタートし、チーム増加でスーパー14、そして現大会名。
    • 2022年からは「スーパーラグビー・パシフィック」に。
  2. 大会は2月から7月まで。
  3. 2016年より日本からもサンウルブズとして参加。
    • しかし、レベルがレベルだけになかなか勝ち星に恵まれない。
    • 結局2020年度をもって撤退することが決定した。
      • この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月でシーズン打ち切り・大会不成立となった。
      • 南アフリカとアルゼンチンの出場クラブもこの年限りで撤退。

プレミアシップ・ラグビー[編集 | ソースを編集]

  1. イングランドのラグビーのプロリーグ。創設は1987年。
  2. 12チームのうち上位6チームにはヨーロッパのクラブ王者決定戦である「ヨーロピアンチャンピオンズカップ」への出場権を得る。

国内大会[編集 | ソースを編集]

日本ラグビー選手権[編集 | ソースを編集]

  1. 新日鐵釜石や神戸製鋼の7連覇が有名。
  2. 長らく社会人王者と大学王者の一騎打ちだったが、後にトーナメント戦となり目まぐるしくレギュレーションが変わった。
    • 2018年は大学枠が廃止されトップリーグの順位決定トーナメントと統合された。そのため日本選手権とトップリーグの2冠を一度に得ることに。

全国大学ラグビー選手権大会[編集 | ソースを編集]

  1. 当初は関東と関西の対抗戦形式だった。
  2. 準決勝・決勝は長らく先代国立競技場だった。
  3. 上位は日本選手権に進出していたが、社会人との実力差に加えサンウルブズ発足などでスケジュールの都合が合わないため廃止。
  4. 関東以外の大学の優勝は同志社大学(1980年代前半の3連覇を含む4回)と天理大学(2020年度)のみ。

全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会[編集 | ソースを編集]

  1. 上記の大学選手権に出場できなかったり、大学選手権への出場資格を持たないチームで行われるもう一つの全国大会。
  2. 実は大学選手権より大会の歴史がある。
  3. 最多優勝は名城大学

関東大学ラグビー対抗戦グループ[編集 | ソースを編集]

  1. 「対抗戦」と言われるとおり、1996年度まで総当たりではなかった。
  2. 1997年から16校を8校ずつABの2部に分け総当たりに。
  3. 早稲田大学明治大学帝京大学慶應義塾大学が4強、たまに筑波大学が加わる。
  4. 早慶戦は11月23日、早明戦は12月第1日曜日と決められている。

関東大学ラグビーリーグ戦グループ[編集 | ソースを編集]

  1. 1968年に創設され、当初から総当たりのリーグ戦。
  2. 最近は東海大学流通経済大学が2強。

全国高等学校ラグビー大会[編集 | ソースを編集]

  1. いわゆる「花園」。
  2. 正式名称に「選手権」などの単語が入らない珍しい大会。
  3. 実は高校総体に含まれる。
  4. 第57回(1977年度)以降はMBS制作全国ネットで大会を中継。
    • 初期の頃は共同制作機構の名の下で全国放送していた。
    • しかし、住友グループが協賛撤退してからはMBSは中継規模を徐々に縮小。全国ネットは準決勝の深夜ハイライトと決勝生中継のみに。代わりにJ SPORTSが全試合生中継。
      • 宮崎の系列局は、高校サッカーと時間帯が被った場合はサッカーを優先する傾向がある。
  5. 2000年代の一時期、松任谷由実の「ノーサイド」を大会テーマにして毎年歌い手を変えてカバーしていた。
  6. かつてはミスマガジンから1名を大会キャラクターに起用していた。
    • ミスマガ休止後は、第92回(2012年度)の1回はNMB48、第93回(2013年度)以降は小島瑠璃子。
  7. 当初はサッカーとの併催だった。
  8. 過去4回(17回・27回・68回・90回)、両校優勝になった年がある。
    • このうち68回は決勝戦当日に昭和天皇が崩御したことによる華美なイベントの自粛や、高校の3学期の日程が迫っていたことがあり代替開催も行わず、試合開始予定時刻にファンや両校関係者を集めての表彰式のみが行われた。
  9. 開催地の大阪は3校、北海道と東京は2校の出場が可能。
    • 記念大会では予選参加校の多い県がそれぞれ増枠となる。
  10. 優勝旗は「飛球の旗」と呼ばれる。
  11. 第102回(2022年度)の鳥取県予選では倉吉東高校が1試合も試合を行わずに花園への出場を決めた。
    • これは予選参加予定だった3校のうち、米子工業高校と倉吉総合産業高校の選手が15人揃わず、準決勝は12人制の参考試合として開催。
      • 決勝は倉吉東高校と米子工業・倉吉総合産業の合同チームの対戦になる予定だったが、準決勝で負傷者が相次いだ結果両校合わせても選手が15人に満たず、決勝自体が中止となり倉吉東が不戦勝で花園出場を決めたというものだった。
    • なお、高体連は2023年度からラグビーやサッカーなど球技9種目で連合チームの出場を認めることになった。
      • 第103回(2023年度)で早速連合チーム(若狭東・敦賀工(福井))が出場。
    • このように予選の出場校が少ない県はとことん少ない。鳥取の隣県の島根も出雲と石見智翠館の2校しか単独出場ができない。

全国高等学校選抜ラグビー大会[編集 | ソースを編集]

  1. こっちはいわゆる「熊谷」。
  2. 野球の「21世紀枠」に該当する「チャレンジ枠」があった。
    • 後に「実行委員会推薦枠」も設けられ、第17回(2016年度)より後者に統一された。
  3. 女子セブンズも合わせて開かれる。
  4. 出場枠は第10回(2009年度)以降32校で固定されている。

全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会[編集 | ソースを編集]

  1. 7人制ラグビーがオリンピック競技に加わる2016年のリオデジャネイロ五輪に向けての強化・普及の一環として2014年に創設。
  2. 前身は1998年から2001年まで行われていた高校セブンズラグビー。
  3. 菅平高原で開催される。