ラジオスプートニク
- 「こちらは、モスクワ放送局です」のアナウンスは、懐かしいですなあ。
- 旧ソビエト時代~1990年代中期までの名称が「モスクワ放送」。それ以降の名称が「ロシアの声」。
- 英語での現在の名称は、”Voice of Russia”。略称は”VOR”である。
- 21時台がハバロフスクからで22時台がモスクワから…今はどうかは知らん。
- 冷戦時代は、日本語放送は、18時30分~24時まで放送され、朝の時間帯にも放送されていた。
- 冷戦時代は、夜の日本語放送は、18時30分~21時までがハバロフスクからの放送で、モスクワからの放送は21時台と23時台であった。
- 冷戦時代、日本語放送を放送していた周波数(短波・中波ともに)での22時台は、英語放送(ロシア語放送?)であった。
- 太平洋地区向けの英語放送でロシア人のアナウンサーが読んでいた模様。
- 日本向けとは異なりジャズやロシア人以外のアーティストの曲を取り上げることも多かった。
- 太平洋地区向けの英語放送でロシア人のアナウンサーが読んでいた模様。
- 冷戦時代は、日本語放送は、18時30分~24時まで放送され、朝の時間帯にも放送されていた。
- 現在は、中波(AM)での放送は、720kHzと630kHzの2つであるが、冷戦時代には、ウラジオストク中継の1251kHzの周波数の強力な出力の電波での放送も実施していた。
- その1251kHzの周波数の強力な出力の電波での放送により、夜間は日本全国各地で遠距離でも聴取することができたニッポン放送が、モスクワ放送の圧力に屈してしまうことが多かった。
- ちなみに、現在、中波1251kHzは、ウラジオストクの地元放送局であるウラジオストク放送ラジオとなっている。
- いまは630も720も消え入りそうなぐらい貧弱な気が…
- 2017年にラジオの電波を用いた日本語放送は終了しネット放送に完全移行。
- 新生ロシア連邦になった直後から1995年3月20日の地下鉄サリン事件のあった直後までの時期には、あのオウム真理教が、モスクワ放送を利用した布教放送を実施していた。
- ピャトニツカヤ
- 2015年3月に「ラジオスプートニク」に改名。
- 運営母体が国営放送(日本のNHKに近い存在)から政府系の通信社に変わった。
- イランラジオと共に日本の反米保守及び非リベラル左翼にとっては大事なメディア。
- こことイランラジオは西側諸国の負の面を見る事が出来る。
- 故に日本・韓国・欧州メディアよりは信用があったりする。
- こことイランラジオは西側諸国の負の面を見る事が出来る。
- 公式サイトのコメント欄は陰謀論者だらけでカオスになっている。
- 戦前に恋人とソ連に亡命した女優の岡田嘉子が日本語放送のアナウンサーをしていたことがある。
- 他にも終戦間際にシベリアに抑留され諸事情あってソ連に帰化した人などもいた。