世界各国の通貨
- 重複回避の為、通貨名の前に国名を書くようにして下さい。
アジア[編集 | ソースを編集]
韓国ウォン[編集 | ソースを編集]
- 空港の免税店はドル表記
- 空港の免税店でのショッピングはドル表示なので、ドル安より更にウォン安が進んでもメリットは殆ど感じない。
- その為か、空港免税店では通常は年に2回(6月、12月頃)のセールが、最近は恒常化している。
- セールと言っても、全ての商品が安くなるわけではない。一部の古いモデルだけ目玉として安くする。
- 2008年10月現在通貨ウォンの価値が暴落中、こども銀行券化の道はもうすぐ。
- 今、Wonは0.062円/Won(2008年10月28日)。半年前の約半分の価値。
- 給料をWonでもらっている私の知っている日本からの出稼ぎ労働者も相当大変だと思う。例えば契約年収6,000万Won だとしてレート0.12の時は720万円、しかし今のレートは0.06。その額は360万円。可哀そうだ。
- 今日のニュースステーションでも韓国経済の問題点を特集していた。以上の状況の他、輸入材料の値上がり、液晶パネル材料の値上がりの他、庶民の食材「豚肉」も数十%の値上がり。困った。
- 韓国からの観光客が激減して韓国便に命運を託す日本の地方空港は悲鳴を上げそう。
- 逆に日本からの観光客が増えればいいのだが・・・・日本も円高で景気悪くなりそうだし・・・トホホかな?
- 今朝の「朝ズバ」でやっていた、日本からの観光客激増+60%、韓国からの観光客-20%だとか。みんなデパートの免税店で買い物をしていると。空港の免税店はドル表示だから恩恵が少ない。
- その後、そこまでの乱高下はなくなった。今は1日本円=10ウォン前後で推移。
- 逆に日本からの観光客が増えればいいのだが・・・・日本も円高で景気悪くなりそうだし・・・トホホかな?
- 今、Wonは0.062円/Won(2008年10月28日)。半年前の約半分の価値。
- 1,000ウォン札が流通する。お店、自動販売機で使用するが財布が膨れる。
- 2009年上半期を目処に、50000・100000ウォン紙幣が発行されるそうです。
- 50,000ウォン札は発行されるらしいが、100,000ウォン札は発行中止らしい。
- 100,000ウォン札では大東輿地図という朝鮮時代後期に作成された地図を使用しようとしたが、竹島が地図に掲載されていないことで問題になった。
- 新紙幣に使われているホログラムは日本製である。
- 50,000ウォン札は発行されるらしいが、100,000ウォン札は発行中止らしい。
- 2009年上半期を目処に、50000・100000ウォン紙幣が発行されるそうです。
- 米ドルに似ている。
- 少額でも紙幣になる代わり、高額面紙幣が存在しないor流通していない。
- 日常的に紙幣を使わず、高額では小切手かカード決算が主流。
- 10万ウォン小切手は日本の1万円札みたいな扱い。
- 銀行のATMでも出てくる。
- 韓国のATMには日本製の機械が多いが、日本のATMにある硬貨投入口が無い代わりに小切手の投入口がある。
- ミントセットのためだけに1ウォン、5ウォン硬貨を作り続けている。
- 先代の100ウォン硬貨に表示されている「100」の字体が日本の100円玉で使われているものと酷似している。
- 紙幣の肖像に起用された人物は初代大統領の李承晩を除きほとんど全員李氏朝鮮の人物ばかり。
- 漢字表記は「圓」。日本の「円」、中国の「元」の旧字体でもある。
- 元は新字や簡体ではない。圓の代用字ではあるが
- 500ウォン硬貨は、500円硬貨のパクリ。いやまあ、正確に言うと日本政府が技術協力して鋳造したらしい。
- で、これを悪用するのが、韓国人。あまりにもそっくりなデザインであることを利用し、日本の商店で500円硬貨と思わせてわざと500ウォン硬貨を出す。店員はよもやそんな事が起こるとは思わないため、騙されたことにも気づかない。
- 500円硬貨のデザインが2000年に変更された(21年にまた変わる予定)のは、500ウォン硬貨をドリルで変造して自動販売機から釣り銭をだまし取る被害が相次いだため。
北朝鮮ウォン[編集 | ソースを編集]
- 通貨が通貨なので国内でもほとんど使い物にならない事で有名。
- 人民元の方が広く流通しているが誰も取り締まれていないとか。
- こんな貨幣でも対米ドルレートが存在すると言う謎。
- 首領様の肖像部分を折り曲げると不敬罪に問われる。
- そりゃ、余計に使いたがらないな。
カンボジアリエル[編集 | ソースを編集]
- 日本でこの紙幣を知っている人の大半はクイズマジックアカデミーファンだと思う。
- ポルポト派が政権を追われた直後は市中に貨幣自体なかったため当時の政府が紙幣を無償配布したとか。
- カンボジア経済の脆弱さにより、タイバーツや米ドルも多く出回っている。
- 富裕層の間の取引はほとんど米ドルらしい。
- というか、庶民含め通常の取引は米ドルで、リエルは一ドル以下の釣り銭でのみ出てくる。
インドルピー[編集 | ソースを編集]
- 多言語国家なので額面の表記がかなり多い。
- 肖像は全てガンジー。何が何でもガンジー。
- ムガル帝国時代から名称は変わっていない。
- ハイラル王国で草刈りをしたり魔物を倒したりすると出てくる通貨とはもちろん無関係。
- パキスタンやネパール、スリランカも違う通貨ながら名前は同じルピー。またバングラデシュの通貨「タカ」も起源は同じ。
- その昔は現在のUAEやバーレーン、クウェートなどでも使われていた。
タイバーツ[編集 | ソースを編集]
- 政情が安定しているため隣国のラオスやカンボジアでもけっこう使われている。
- 紙幣表面の肖像だけでなく裏に描かれるのも王様ばかり。
- この通貨の暴落があのアジア通貨危機を引き起こした。
ニュー台湾ドル[編集 | ソースを編集]
- 現地ではほぼ「圓」または「元」と呼ばれる。
- 特に欧米諸国の植民地だったわけでもない(17世紀にオランダ東インド会社に占領されたことはある)のに、どうしてこの名前なのだろう。
- 導入して長く経つのに未だに「ニュー」。
- 日本円との交換に使われた当初の「台湾ドル」をデノミしたものらしい。
- 2000元・200元紙幣、20元硬貨もあるが、日本の2000円札同様ほとんど普及していない。
- ちなみに200元札は蒋介石の肖像。
- かつて金門・馬祖・大陳島では共産党に悪用されるのを防ぐため台湾とちょっと違った貨幣が使われていた。
イランリアル[編集 | ソースを編集]
- ホメイニーさんの顔が乗っている紙幣。
- 革命前はもちろんパーレビ国王の肖像が載っていた。
- 革命直後には肖像を唐草文様などでベッタリ塗りつぶしたものが使われていた。
- 革命前はもちろんパーレビ国王の肖像が載っていた。
- イラン国内のインフレがすごいので10万リアル紙幣が存在するらしい。
- なおリアルは、西語のレアル、仏語のロワイヤル、英語のロイヤルに相当する語である。
イラクディナール[編集 | ソースを編集]
- 湾岸戦争前にはスイス製のかなり高品質な紙幣が使われていた。
- 戦争後は経済制裁のため国産のボロボロの紙幣しか流通させられなかった。
- 「偽札の方が明らかに良質」「原料の古新聞の活字が読み取れる」など低品質ぶりを語るエピソードは少なくない。
- 手許に5ディナール紙幣(西暦1992年-アラビア暦1412年製造)が二枚あるが、横幅が違うし、裁断がずれているし、一枚一枚インクの濃さも差があるし、金型に傷やゴミでもあったのか印刷もノイズだらけだ。透かしっぽいスペースもあるけど機能していない。
- 「偽札の方が明らかに良質」「原料の古新聞の活字が読み取れる」など低品質ぶりを語るエピソードは少なくない。
- 新イラク・ディナールへは湾岸戦争後発行のものは等価、湾岸戦争前発行のものは額面の150倍で交換された。
- 戦争後は経済制裁のため国産のボロボロの紙幣しか流通させられなかった。
- やはりと言うべきか政権崩壊までサダム・フセインの肖像が印刷されていた。
- 「米軍が撤退したら値上がりする」と言いくるめて法外な値段でこの貨幣を売りつける詐欺があった。
バングラデシュタカ[編集 | ソースを編集]
- 補助通貨単位はトシ・・・ではなくパイサ。
- 2タカ硬貨は日本の造幣局が製造している。
- 2012年に新しく発行された50タカ紙幣に誤字が見つかりせっかく刷った45万枚を回収する羽目になった。
香港ドル[編集 | ソースを編集]
- 香港ドルという独自の通貨を持っていて、ハードカレンシーとして国際的に通用する。世界で通用する通貨としては圧倒的に香港ドル>人民元。
- マカオでもそのまま通用する。
- マカオの現地通貨であるパタカ(これは香港では通用しない)を圧倒する存在である。
- パタカ紙幣を発行する銀行(太平洋銀行、中国銀行マカオ支店)は、発行するパタカ紙幣と同額の香港ドル資産の保有を義務づけられている。パタカ紙幣の価値の実態は香港ドルだが、香港ドルの価値の実態は米ドルなので、パタカ紙幣の価値の実態も米ドルという事になる。米ドルが暴落すれば、親亀こけたら皆こけた。
- 珠海や深センでも通用するらしい。
- ただ、昨今は人民元より価値が低くなっているので、通用力が若干落ちたらしい。
- アジアでハードカレンシーといえるのは、日本円と香港ドル、そしてシンガポールドルのみ。そして完全な変動相場制なのは日本だけ。
- マカオでもそのまま通用する。
- アメリカドルとの固定相場制をとっているためか、発券銀行が3つありすべて民営である。それに加えて行政府も紙幣を発行している。
- 香港ドル紙幣を発行する銀行は、発行する香港ドルに相当する米ドル資産の保有を義務づけられている。香港ドルの価値の実態は米ドル。明治時代の日本円は、日本銀行が保有する金が価値の裏付けで、これを金本位制と呼ぶが、現代の香港ドルは、いわば米ドル本位制。
- 香港ドル紙幣の発行シェアは、香港上海銀行、中国銀行香港支店、チャータード銀行の順。チャータード銀行の紙幣が一番レアなアイテムなので、入国して空港で両替した時に混じっていたら使うのは一番後にする。
- 香港に中央銀行は存在せず、香港ドル紙幣の発行は3つの民間銀行(香港上海銀行、中国銀行香港支店、チャータード銀行)に任されている。10ドル札は行政府も紙幣を発行している。
- 10ドル紙幣は上海銀行、チャータード銀行が以前は発行していたが、一度硬貨に変更され、また行政府発行の紙幣→プラスチック幣に変更された経歴を持つ。
- 通貨当局としては香港金融管理局がある。硬貨はここが発行。これの発足前は、民営のはずの香港上海銀行が準中央銀行であった。
- 何度か偽札が出回ったため、今でも1000ドル紙幣の受け取りを拒否する店が少なくない。また小さな店では「釣り銭がない」といわれ受け取りを拒否されることがある。
- それぞれの銀行ごとに紙幣の図柄が異なっている。
- 硬貨の中に2ドル硬貨がある。1ドルや5ドルの硬貨とデザインの系統が異なり、縁が大きく波うっている。
- 20セント硬貨も然り。
- 裏面には現在のものは香港の花であるバウヒニアが描かれるが、70・80年代の硬貨は裏面がエリザベス女王であった。英領時代を示すものだが、いまだ結構流通している。
- 「ドル」と名乗るが、表記は「圓」。
- 日本円の「円」の旧字体でもある。
- おまけに人民元や台湾ドル、韓国ウォンも漢字表記は「圓」となるため、東アジアは「圓文化圏」と呼ばれている。
- 「圓」表記なのは中国銀行とチャータード銀行のお札。香港上海銀行のお札と香港政府発行10ドル札の表記は「元」
- 150ドル紙幣という、中途半端な額面の紙幣が昨今出たらしい。
- チャータード銀行150周年記念で百万枚限定発行。一枚は280ドルになりますが…
- 返還後もイギリス統治時代の女王肖像バージョンの硬貨が現役で使われている模様。
- なお93年以降に鋳造された硬貨には香港の花であるバウヒニアがあしらわれている。
トルコリラ[編集 | ソースを編集]
- 暴落が激しい。
- 2018年のトルコ通貨危機の所為。
- 「リラ」というのは英語読み。トルコ語では「Lirası(リラス)」。
- 通貨記号は「₺」。日本人には角ばった「も」に見える。
- トルコリラ建ての外債は利率が高い。
- これを上手く利用して、銀行員や証券外務員が、リスクをあまりよく理解していない投資家に売ったりする。為替手数料がアホみたいに取れるから、彼らのノルマは満たされるが、だいたい為替が低空飛行すぎて大損する。
マカオ・パタカ[編集 | ソースを編集]
- 葡幣
- ポルトガル本国はもうユーロに移行したのに
- 香港ドルや人民元に隠れて影が薄い。
- 大西洋銀行(太平洋の誤記ではない)発行のものは文字がポップ体。
- 中国銀行マカオ分行のものもある。
ヨーロッパ[編集 | ソースを編集]
ドイツマルク[編集 | ソースを編集]
- WWI後の紙幣を積み木代わりにする写真は誰もが見た事があると思う。
- 20世紀までは、単にハイパーインフレと言えばこのことを指していた。
- この通貨とレートが固定だったボスニア・ヘルツェゴビナの通貨は今も「兌換マルク」。
- ユーロ登場前は世界の基軸通貨の一つだった。
東ドイツマルク[編集 | ソースを編集]
- 「東ドイツマルク」よりも「オストマルク」の方が名の通りがいいような。
- (西)ドイツマルクとの公式レートは1:1だったが、当然ながら実際の貨幣価値とは異なっていた。
- 統一直前には(西)10:1(東)ぐらいに膨れ上がっていた。
- 東ドイツ住民への配慮として原則1:1で通貨交換した(つまり手持ちの金額が一気に10倍になる)ので、その後のドイツ経済に大きく響いてしまった。
- 統一直前には(西)10:1(東)ぐらいに膨れ上がっていた。
- 西ベルリン市民が東ドイツに行く際にこの通貨に強制両替しないといけなかった。
スイスフラン[編集 | ソースを編集]
- 有事のフラン買いと呼ばれるほど堅い通貨。
- 昔は「有事のドル買い」だったが、米国が有事の当事者になることが増えたので取って代わった。
- 「有事のドル買い」が「有事のフラン買い」になったらしいが、スイスの情勢変化とユーロの発足で地位が次第に低下しつつあるとの話も。ポンドも同じだが。
- スイスフランは金よりも堅いって話だが、金自体やわらかい気が・・・。もっと堅そうなダイヤとか酸化アルミとかと比較した方がいいんじゃないかな。
- でもダイヤは燃えちゃうしなあ。
- て言うか酸化アルミ(ルビー)やダイヤモンドは硬すぎてすぐ砕ける。フラーレンとかガラス金属とか、アルミやチタンの合金のほうが・・・。
- チタンよりもイリジウムの方が良くない?
- 硬度の話じゃなくて、価値の話だと思うんだが。
- まあ普通に考えれば金よりも手堅い通貨だろうけど、chakuwiki だし良いんじゃね。
- 2008年の金融危機で99~100を保ってたかたかったスイスフランが暴落した。
- その原因はユーロを救うために、ユーロとのレートを固定したから。じゃないともともと物価高いスイスは...
- 2015年に撤廃したらスイスフラン暴騰した。
- 昔は「有事のドル買い」だったが、米国が有事の当事者になることが増えたので取って代わった。
- 紙幣が縦向きデザイン。
- そんなの紙幣だが、世界で最も偽造が難しいと呼ばれるほど凝っている。
- またデザインを変えるらしい。
- 日本円と並んで高価値の硬貨が流通している。
- 2009年8月現在は5フランが450円程度だから500円硬貨の方が上。
- 硬貨の材質は近年までバラバラだった。
- 国際サッカー連盟(FIFA)の罰金は、この通貨単位で請求額が提示される。
- 他にも世界自転車連盟(UCI)の罰金もこれ。
- また中国から東欧にかけての旧共産圏における国際列車の運賃も、スイスフラン(瑞士法郎)建てになっていたりする。
- 西側諸国通貨を使うのは嫌、しかしロシアン・ルーブルはソ連崩壊後にハイパーインフレを起こして不安定・・・ということで永世中立国の通貨が採用された模様。
- 某スナイパーの依頼料もこれ。
- 「水死腐乱」ではない。
- 世界中から頼りにされている通貨。そのため、ユーロへの移行はおそらく無い。
- つぇーはーふらん。
- ラテン語を利用するのは国語が4つもあり、どれかに偏らないようにするための配慮であるという。
- 切手でも同じ工夫をすることがある。
- ラテン語を利用するのは国語が4つもあり、どれかに偏らないようにするための配慮であるという。
- 高額紙幣廃止の流れでも1000フラン札(日本円で約10万円)の廃止はない模様。
ロシアルーブル[編集 | ソースを編集]
- 超大国の通貨の一つだが、西側諸国のそれに比べるといまいち知名度が無い。
- プーチンがインタビューか何かでそれについて悔しがっていたような…。
- これが理由なのかは分からんが、通貨記号もちょっと前まで特になかった。
- プーチンがインタビューか何かでそれについて悔しがっていたような…。
- 一応歴史自体は帝政ロシア時代から繋がっており、ソ連時代も改名されることなく存続していた。
- 戦後にも帝政時代のものとデザインがよく似た紙幣が発行されたこともある。
- 革命前からソ連崩壊まで「3ルーブル」などという額面の紙幣や硬貨が流通していた。
- パリにある美術館とは無関係。
- その隣の国の通貨はスターリングポンド。
- エレバン放送によると戦車で保証されてるとのこと。(なお米ドルは金によって保証されているらしい)
- 米ドルもある意味戦車(軍事力)で保証されているような。
スウェーデンクローナ[編集 | ソースを編集]
- ノーベル賞のお陰で世界でも通じる知名度を持っていると思う。
- ノルウェーとデンマークがクローネでここだけクローナなので紛らわしいことこの上ない。
南北アメリカ[編集 | ソースを編集]
カナダドル[編集 | ソースを編集]
- 旧英領だがポンドでないのは大体アメリカのせい。
- 「アメリカと日常的に取引している」という理由でドルに合わせた制度に決まった。
- 10ドル紙幣の裏面のデザインはVIAカナディアン号とカナダの旅客鉄道路線図という鉄道ファン受けしそうなもの。
- アメリカと違って1ドル、2ドルも硬貨。
パナマバルボア[編集 | ソースを編集]
- 現在は硬貨しかない。
- ドルと固定レートのため紙幣はアメリカドルのものをそのまま使用。
- 過去に紙幣も作ったが発案者の大統領がクーデターで追放されたため1週間で使用中止に追い込まれた。
- しかも回収後焼却処分されたため現存数は0に近い。
アフリカ[編集 | ソースを編集]
ジンバブエドル[編集 | ソースを編集]
- インフレのせいで100兆ジンバブエドルと言う無茶苦茶な額面まで膨れ上がった事で有名。
- これでも日本円で20円くらいの価値があったと言うのが驚き。
- 危うくイグノーベル賞まで受賞しそうになった。
- 現在では100兆ジンバブエドル札などの超高額紙幣が土産物として売られているらしい。
- その物珍しさから、皮肉にも「貨幣価値」は上昇しているらしい。
- とうとう廃止された。3京5000兆ジンバブエドルで1米ドル。でも既にみんな米ドルや南阿ランドに乗換済。
- その後、RTGSドルを導入したがこれも年300パーセントのインフレ状態なので2020年代には事実上米ドルに逆戻り…。
CFAフラン[編集 | ソースを編集]
- アフリカの旧フランス領諸国で使われている統一通貨。
- 本家はユーロになってしまったのに…。
- ユーロに固定相場である。
- 本家はユーロになってしまったのに…。
- 厳密に言うと西アフリカと中央アフリカでそれぞれ異なる種類のものが存在する。
- アフリカの通貨でもっとも信用が高い。
南アフリカランド[編集 | ソースを編集]
- 自国通貨が力尽きたジンバブエでは米ドルと並んで広く用いられる。
- 他にもレソト、スワジランド、ナミビアで自国通貨とともに法定通貨となっている。
- アパルトヘイト撤廃後の紙幣には人物の肖像が載っていなかった。
- 2012年になってようやくマンデラ元大統領が登場。
- アパルトヘイト時代はケープ植民地の建設者ヤン・ファン・リーベックだった。
- 日本ではたまに間違われるが、landではなくrandだ。
オセアニア[編集 | ソースを編集]
オーストラリアドル[編集 | ソースを編集]
- 世界で初めてお札の材質にプラスチック(ポリマー)を採用した通貨。
- 本当は「ロイヤル」という名前になるはずだった。
- 1ドルと50セントの硬貨は裏面の意匠の種類が異様に多い。
- 通常の貨幣でも第2次大戦終結50周年やシドニー五輪など様々な出来事を記念したデザインのものが鋳造されている。
- カンガルーやカモノハシがデザインされた硬貨はあるがなぜかコアラが起用されたことはない。
- 外貨の中では比較的安定性と信用度が高い通貨。
- だが、豪ドルの場合、自国の信用度の他に、米ドルの為替と米国の情勢と中国の景気動向等が行く末を左右するため、米ドルやユーロと比べると外為取引を楽しむための難易度は上がる。
ニュージーランドドル[編集 | ソースを編集]
- 考えてみたら、南洋のちっちゃな島国の通貨だが、その経済規模の割には信用度が比較的高い通貨。
CFPフラン[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
デナリ[編集 | ソースを編集]
- 聖書に登場する通貨単位。
- 1デナリ=「一般的労働者の一日あたり平均所得」としかわからない。そのため、具体的に何円程度として説明することができない。
- 10分の1デナリ=「1アス」、16分の1デナリ=「1アサリオン」。但し両者の区別が付いていない史料もある。
- 128分の1デナリを「レプタ」と言い、これが最小単位。かつて存在したキリスト教系宗教法人向け会計ソフトの商品名もこれだった。
タラント[編集 | ソースを編集]
- 聖書に登場する通貨単位その2。6000デナリに相当する。
- 新約聖書に「10000タラントの借金を抱えた男」のたとえ話が登場するが、上記の計算で行くと1タラントで既に平均年間所得の約20倍相当なので、個人で抱える負債としては途方もない金額になる。
- タレントとも表記する。
- 英語で才能・能力(のある人)を意味する「タレント」の語源。
マリア・テレジア・ターラー[編集 | ソースを編集]
- オーストリア帝国で発行された銀貨。
- なのだが、なぜかエチオピアやアラビア半島で流通しまくってた謎の貨幣。
- 名前の通りマリア・テレジアの肖像が刻まれてる。
- マリア・テレジア即位の翌年から鋳造開始。
- 略してMTT。
- 近代の紅海周辺に関する書籍を読んでるとMTTがいっぱい出てくる。
- 1935年から発行権がイタリアに移る。
- エチオピア支配のために都合がいいのでオーストリアから譲ってもらった。
- でもイギリスとかも勝手に鋳造しちゃう。
イニエスタ[編集 | ソースを編集]
- なにか公式に認められたものではないが、日本のネット民の一部が用いている、通貨単位。公的な裏付けがあるわけではないが、かといって架空の通貨単位というわけでもないという、ある意味悩ましい存在。
- 1イニエスタ=32億円の固定レートらしい。
- 主にスポーツ関連の費用計算に使われる。
- 由来はサッカー選手のイニエスタをヴィッセル神戸が獲得したときの年俸から。契約金が32億円だったことから1イニエスタ=32億円とされた。
- メルカリが鹿島アントラーズを拾ったときは、0.5イニエスタで買ってきたといわれた。(譲渡対価:16億円)
- この手の物だとマジック・ザ・ギャザリングの「1ジェイス」(=1万円)というネタもある。《精神を刻む者、ジェイス》がスタンダード使用可能時期=新しいカードが手に入る時期なのに1万円を超えたことから呼ばれるように。