京都市の寺院/東山区

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六波羅蜜寺[編集 | ソースを編集]

  1. 空也上人立像を保管していることで有名。
    • 海洋堂の空也上人フィギュアも販売している。
  2. 実は伝染病で亡くなった人の追悼施設。
  3. 年始の初穂授与の際には床がもみ殻だらけになる。
  4. 銭洗い弁財天の水で小銭を洗って持ち帰ると金運が上がるとかなんとか。

清水寺[編集 | ソースを編集]

秋色に染まる清水の舞台
  1. THE KYOTO
    • 舞台と街をまとめて一枚の写真に収めておけば、それっぽくなるらしい。
  2. 舞台から飛び降りた奴って居るんか?
    • 江戸時代にはけっこういたらしいが明治に入り法律で禁止されたので誰も飛び降りなくなった。
    • 昔は下に木や苔がよく生えていたので生還率は8割超えだったらしい。もともと「観音様に願掛けをしてから飛び降りれば助かり願いも叶う」という民間伝承であり、「自殺行為」ではなかった。
  3. 拝観料を払わずに入る。地元民になればなるほど。
    • 早朝だと体操しに行ったり音羽の滝で水を汲んだりしている方が結構居らっしゃる。坊さんも黙認状態。
    • 建前上は舞台上へ上がる料金を頂戴している形らしいので問題ないらしいけど……
    • ただ出口には「ここからは入れません」という看板が置かれている。拝観券をチェックする場所とかはないが。
      • 最近は、警備員を常駐させて、拝観券の所持の有無をチェックしている。これで裏口から入ることができなくなったと思いきや……
    • 石山寺もそんな感じだったような…。
  4. 創建は坂上田村麻呂とのこと。
    • 田村麻呂が助けようとして叶わなかったアテルイとモレを称える碑が境内にある。
  5. いつ行っても人だらけ。
    • バス停もいつも混んでる。
      • 鉄道で行くと最寄駅は京阪の清水五条駅だが、特急は停まらない。特急の停まる祇園四条からはかなり遠い。
        • その清水五条からもそこそこ距離はある。しかも上り坂。真夏に行くと辛い。
    • 京都駅から清水寺に行くバスはいつも満員。
    • 京都に住んでいるとかえって行く気がしなくなる。
  6. 「今年の漢字」はここで発表される。
  7. 舞台が特徴的なので特撮でもけっこう壊される。
    • ゴジラも参拝しにやって来た。
    • 「日本沈没」のテレビ版でも地震で崩壊していた。
  8. 実は大阪にも同名の寺がある。しかも舞台や滝まである。
  9. おみくじは凶が出やすいらしい。
  10. 本尊は秘仏で33年に1回しか公開されないとか。
  11. 境内に地主神社がある。
  12. 2017年からしばらく本堂の改修工事に入るので、あのおなじみの風景がしばらく見られなくなる。
  13. 清水坂の土産物屋街の一角にある某店は修学旅行生の大敵。
    • 偽物のアイドルグッズなどを高値で買わされる。
  14. 坂上田村麻呂が東北から連れてきた阿弖流為・母禮の墓と呼ばれているやつがある。
    阿弖流為・母禮の碑
    • アレ、実は墓でもなんでもないただの記念碑。つーかあれ、平成6年に設置されたもので、歴史的価値も特にない。
      • 設置したのは関西胆江同郷会という水沢とか江刺あたりの出身者で関西在住の人らの同郷会。
    • 一応、奥州の水沢市との友好の証として枝垂れ桜(市の花)が植えられてる。
  15. 拝観順路からははずれるが、子安の塔の下辺りから、錦雲渓をはさんで、舞台を撮ってみると、いい感じにバエル。
    • つーかなんで、子安の塔のところって順路から外したんやろ??
  16. もともと、清水の舞台は自殺の名所だった。
  17. 実は音羽の滝は2010年代から水が・・・・・・
    • 今はポンプで水を汲み上げて・・・・・・

知恩院[編集 | ソースを編集]

東大路通の向かい側から見た知恩院
  1. 『ゆく年くる年』
    • 鐘。
    • 坊さんたちが鐘の試し撞きをしている様子が関西ローカルニュースで流れるのも年末の風物詩の一つ。
  2. 昔は「弁当はじめ」というのをやっていたらしい。
    • 都中の女性が弁当を持ってお参りするというもので、多分正月の忙しいのが開けた後のレクリエーション兼ねてたんだろなあ。
  3. 浄土宗の総本山。
  4. 山門の2階には明治初期の落書きがある。
    • 門が物凄く立派で圧倒される。
    • 山門ではなく三門が正しい。南禅寺や東福寺も同様。
  5. 忘れ傘といううものがある。どこにあるか探してみよう。
    • 現在はほぼ骨しか残っていなかったような記憶がある。
  6. 東大路通に面した門のすぐ横に天下一品があり、店名も「知恩院前店」。

泉涌寺[編集 | ソースを編集]

  1. 楊貴妃観音でお馴染み。
  2. 地元民は「潜入寺」と読んでいる。意味はお察しください。
  3. J1こと石田純一氏が好んでやまないという。運気が上昇するんだとか。
  4. 皇室の菩提寺。鎌倉時代の後堀川天皇・四条天皇、江戸時代の後水尾天皇から孝明天皇までの歴代天皇が眠る他、歴代の皇族方を供養している。

今熊野観音寺[編集 | ソースを編集]

  1. 山号が「新那智山」。熊野那智大社&那智山青岸渡寺の出張所の感じが強いネーミング。
    • そのくせ宗派は真言宗。因みに、青岸渡寺は天台宗。
  2. たった一回、後白河法皇の頭痛を治しただけで頭痛封じの観音様扱い。

方広寺[編集 | ソースを編集]

有名な釣鐘
  1. かつて大仏があった。
    • これまでに4回焼失している。
    • 「大佛殿」の文字が入ったゴミ箱は21世紀まで生き延びている。
  2. 現在の一番の見どころは「国家安康」の釣鐘。
    • 下に大仏関連の残骸が放置されている。
    • なお明治期にはただ屋外に置かれていただけだったらしい。
    • ご丁寧に「国家安康」「君臣豊楽」の箇所を大きく囲ってくれてある。
    • 一応、アレで家康を呪っているとかいないとか……
    • 名目上の話でしかないとはいえ、鐘の文言1つで、戦争が起きるんだから世の中って恐ろしいものやわね。
  3. 今のところ大仏再建の話はない模様。
    • 73年に燃えた4代目の跡地は駐車場として使われている。
  4. 有名な寺なのに、未だ公式サイトがない。そのため方広寺で検索すると、浜松市の方広寺が上位に引っかかる。

三十三間堂[編集 | ソースを編集]

  1. 長いので写真に収めにくい。
  2. かつては通し矢の聖地だった。
    • 今では1月に新成人が矢を射ている。
  3. 中はとにかく千手観音だらけ。
    • 千手観音を千躰作るという、院政期の過剰っぷり、デカダンスを今に伝えてくれる貴重な場所。
    • 像としては二十八部衆像の方が、動きがあって面白い。普通なかなか作られない尊格も揃ってるし。
  4. 境内に「三十三間堂」と入ったマンホールがある。
  5. 正式名称は「蓮華王院本堂」。

東福寺[編集 | ソースを編集]

通天橋
古代のトイレである「東司」
  1. 紅葉の時期にはじっくり拝観できない。
    • 朝から大行列ができ境内は相当な混雑に見舞われる。
    • かわりに桜は1本も無い。寺伝によると、東福寺三門の天井画を描いた画僧明兆が、この絵を賞賛した足利義持が褒美をあげようとした際、宴会などが開かれて修行の妨げとなる桜の木を全部切って欲しいと願ったからだとされる。
      • ただ、塔頭の中には桜が生えている所もある。
    • 最近はあまりに混雑するようになったため、紅葉の季節には通天橋が撮影禁止になった。
  2. 中世のトイレや浴室が現存している。
    • 東福寺の伽藍面という言葉通りの遺構。
    • 東福寺駅から来る途中に通る臥雲橋も重要文化財でビビる。さすが京都。
  3. 明治時代の火事で焼失した本尊はかなり巨大だったらしい。
    • 東大寺の大仏に匹敵する大きさの大仏だった。今も手が本堂の中にあるらしい。
  4. 日露戦争の際にはロシア兵の捕虜が収容された。
  5. 境内にある龍吟庵は枯山水が見もの。
    • 特に赤い枯山水は珍しい。他にも白い中に黒い雲が描かれているものもある。
    • 解説の人に小雨の後に来るよう進められる。なぜなら雨に濡れて、色がよりはっきりして綺麗になるから。
  6. 寺の名前の由来は実は奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつとったのだという。
    • 作ったのは九条道家。マイナーだが鎌倉時代の政治史では欠かすことの出来ない人物。

勝林寺[編集 | ソースを編集]

  1. 東福寺の塔頭寺院。
  2. 一般拝観は基本的に決まった期間にしか行っていない。
    • 他の時期も8名以上の団体であれば予約して拝観可能。
  3. 御朱印コレクターの間では、御朱印の多さで知られているお寺。
    • イラストレーターとコラボした二次元キャラの御朱印を多数制作している。

大雲院[編集 | ソースを編集]

下から見上げた祇園閣
  1. 銅閣寺という別名があるが、知っている人はまずいない。
    • 銀閣と違って一応銅板葺。
    • よく見ると祇園祭の山鉾の形をしている。
    • 「金閣銀閣があるなら、銅閣もあっていいよな!」という大倉喜八郎(大倉財閥創業者)の悪乗りで作られた。設計者は平安神宮遊就館を手掛けた伊東忠太。
    • 普段は非公開だが、時々「京の夏の旅」などで一般公開される。
      • 展望台からは京都の町が一望できるが、事もあろうに撮影禁止。
        • かつては撮影できたらしいが、近隣住民から苦情でも来たのだろうか?
  2. 石川五右衛門の墓がある。

建仁寺[編集 | ソースを編集]

  1. 豊富な文化財もつ京都を代表する禅寺の1つ。
  2. 河原町から歩いて行けるのが嬉しい。
    • 京都の寺の常でここも期間限定公開が多いので、交通の便がいいの有り難い。
    • 繁華街に近いので、夕方に回したほうが後の予定が立てやすい。

禅居庵[編集 | ソースを編集]

狛猪がいる
  1. 建仁寺の境内にある塔頭寺院。
    • というか大和大路通に面している。道路を挟んだ斜め向かいに恵美須神社がある。
  2. 護王神社と同様、ここにも狛犬ならぬ狛猪がある。
    • 寺なのにこれがあるのは神仏習合の名残り。
  3. 本尊は秘仏だがこれも猪と関係があるらしい。

長楽寺[編集 | ソースを編集]

  1. 本堂に安置されている御本尊は新天皇が即位された時にしか御開帳されない秘仏。
  2. 境内には頼山陽の墓がある。
    • この辺りからは京都市内が一望できる。清水寺ほど標高は高くないが。
  3. 円山公園の裏手からちょっと山を登ったあたりにある。
    • ちょっと坂を下った所に長楽館という洋館がある。

智積院[編集 | ソースを編集]

金堂
  1. 東山七条の七条通のどんつきにあるお寺。
  2. 真言宗智山派の総本山。
  3. 長谷川等伯とその息子久蔵が描いた桜楓図がある。
  4. 名勝庭園が有名。
    • 無料で拝観できる金堂前の庭もなかなかいい感じである。

仲源寺[編集 | ソースを編集]

  1. 祇園商店街の南側にあるお寺。
    • 通りから奥まったところにあるので気付かずにスルーする人は多いかも。
  2. ご本尊のお地蔵様にお祈りすれば眼病が治るとかで「目やみ地蔵」と呼ばれる。
    • 元々は鴨川が洪水で氾濫した時に、雨が止むようにとお地蔵様にお祈りしたら治まったことから「雨止み地蔵」と呼ばれてたとか。
      • このお祈りをした防鴨河使の中原為兼の名字をもじって「仲源寺」という寺号を朝廷から下賜される。
  3. 仲が悪くなったカップルや夫婦が、ここの千手観音様に祈願すれば仲直りできるらしい。
    • 白河法皇が女御と喧嘩した際に、千手愛敬法を奉修したところ、その女御と仲直りしたとの逸話がある。