ご当地の噂 - 世界 > ヨーロッパ > 西欧 > イギリス > 北アイルランド
- アイルランドに戻りたい・・・。
- しかし、そのためには自分達がカトリックになるか、アイルランドの連中をプロテスタントにしなければならない。
- 当地の問題はとてもそんな単純なくくり方ができるようなものではない。
- 一般的に「カトリックvsプロテスタント」とされるがその二分法ではカバーできない勢力も大勢いる。
- 内輪もめによる犠牲者も少なからず出ている。
- 日本アイルランド協会会長の言葉を借りるなら「北アイルランドは英国でもあり、アイルランドでもある」というところ。
- 危ないテロなどイメージがあるけど治安のよさはイギリス1。
- 地続きのアイルランドより治安がやや悪いが。
- その秘密はプロテスタントとカトリックの信徒が顔を合わせないようにするための分離壁。
- 和平合意後は富士通などの外資も進出している。
- アイルランドになりたくない・・・と対抗したわずかな州のあつまり
- だが人口比で見るとアイルランド島の3割を占めている。(2011年)
- 独立運動があった。
自由アイルランド(IRA)1970年発行記念切手・アイルランド統一
- そのせいでベルファストには街中ペンキで塗りまくったDQNスレスレの政治的メッセの家の壁が沢山。
- ミューラルと呼ばれる政治的・文化的な主張をするための壁画で当地の名物となっている。
- 20世紀初頭に描かれ始めこれの研究を専門とする学者もいるほど。
- かつては国王、聖人、テロ犠牲者など特定の勢力っぽいイメージを押し出したものも多かったが今では中立的なものも多い。
- ベルファストでは行政がデザイン変更を推し進めたこともある。
- カトリック・アイルランド共和国支持者でも使用言語は英語ということが多い。
- カタルーニャやガザ地区といったイギリス諸島外の抵抗運動への共感を示すものもある。
- 北アイルランドとして独立したいのか、アイルランドに加わりたいのかはっきりしない。
- アイルランド共和国軍(IRA)は統一を望んでいたが、当のアイルランド本国はありがた迷惑だった。
- 通常は南北アイルランドの統一を望むことが多いが、「北アイルランド独立」を主張する運動も非常に小さいながらあったらしい。
- どちらかといえばプロテスタントの貧しい信徒が中心だった。
- かつては下手に話すと訛りなどで宗派が分かり対立の原因になるため「何か言いたくても言うな」という格言もあった。
- 幸い今では「何か言いたいなら言え」という方がポピュラーになってきた。
- サッカーでは北アイルランドとして出ているが、ラグビーでは統一アイルランドとして出ている。
- アイルランド(南部のアイルランド共和国)とすごく仲が悪い。
- 最近はそうでもない。アイルランド全土が今豊かな国になったので平和ボケのあまりテロとかデモとかめんどくさいと思っている。それよりよっぽど中東関連のほうがヤバイ。
- 一応はアイルランド本国も憲法上では北アイルランドも自国領土に定めているらしい
- ベルファスト合意でその文言を削除。ただ北アイルランド人もアイルランド共和国の一部として権利を保障するとした。
- 首府はベルファスト。
- ヨーロッパ最大の基地があるらしい。
- あのタイタニック号はここで建造された。
- ここの某ホテルは何度も爆破されついには「世界一爆破されたホテル」という二つ名を得てしまった。
- ガソリンスタンドでトイレを貸してくれない。
- なんでも昔々スタンドでテロられたらしい。安全上の理由からスタンドでは貸さないらしい。
- 北アイルランドはイングランドとの関係は良くないらしい。やはり過去の歴史か?
- アイルランド島の最北端はここにはない。
- Brexit後も事実上EUに留まっている。
- アイルランド共和国に住み北アイルランドへ働きに行く人もいるくらいなので検問ができると生活に重大な支障が及ぶ。
- 第2都市であるロンドンデリーの「ロンドン」はイングランドの首都が由来なので英国政府に反発する人は「デリー」と呼称している。
- かつて当地の駅に着く際のアナウンスで都市名を呼ばず「ウォーターサイド」と所在地の名称で呼んでいたこともある。
- 収監された人の抗議方法に囚人服の代わりに毛布を身にまとうブランケット・プロテストというものがある。
- 人口に対する詩人の割合が世界トップクラスだとか。