取る意味がない資格の法則
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取る意味がない資格の法則[編集 | ソースを編集]
- 自分が今現在働いている業界、あるいは転職しようとしている業界と全く関係がない資格。
- 或いは業界に全く無関係というわけではなくても、「この資格がなければできない仕事がある」という性質のものではない資格。
- それを取っても報奨金や資格手当の類が一切支給されない資格。
- 既に職場にその資格の保有者が沢山いるので、わざわざ自分が今すぐ取る必要がないという状況である。
- 「◯◯省後援」という、如何にも国家資格であるかのように見せかけるキャッチフレーズがある検定試験。
- ひどい場合には類似する名前でまったく別のやつ。
- 傾向としては「文部科学省後援」が多い気がする。(ただし英検や全経簿記能力検定などの例外もあります)
- 少し勉強すれば誰でも取れてしまうため希少価値がなく、自慢できるレベルなどでは全く無い資格。
- 滅多に不合格者が発生しないため、試験の主催団体が合格率を非公表にしている。
- ただしその職場で絶対必要と言われている資格であれば、この限りではない。
- 専門知識が殆ど必要なく、一般常識だけで取れてしまうような資格。
- いつでも試験を受験できるので、慌てて取りに行く必要がない資格。
- 自宅で受験できる(つまりカンニングし放題な)検定試験ならなおさら。
- 受験料がメチャクチャ安い。それどころか無料。
- 或いはその逆で、資格自体の価値があまり高くない割にコストが高すぎる資格。
- 明らかに自分の学歴と釣り合っていない検定試験の級。
- もう大学生や社会人なのに(高校レベルならまだしも)、小中学校レベルの級を受けるケース。
- 「大学受験に有利!」と公式サイトで宣伝されているが、実際に推薦・AO入試で加点対象としている大学がほぼFランク大学ばかりである…。
- それでも奨学金の対象になったりする場合もあるが…。
- 明らかに学生(高校生、専門学校生)向けの検定なのに、それを社会人が受けるケース。
- 既にその道のプロなのに、アマチュア向けの試験を受けるケース。
- そもそもその道のプロを名乗る資格があるかという進退伺感覚で受けるなら意味はなくはないが。
- 自分と全く縁がない(地元でも無いし旅行に行く予定も無い)地域のご当地検定。
- 仕事や旅行で使わない外国語の検定試験。
- ただし英語は例外。
- (在日外国人目線で)自分の母国語の検定試験。
- ただし1級クラスだと無勉強だとチンプンカンプン。
- 自分が仕事やプライベートなどで使う予定がない乗り物の運転免許。
- 将来取る予定のある上位の免許で運転することが可能な乗り物の運転免許。
- ただし年齢制限や通っている学校の校則などでその上位の免許を取ることが出来ず、かつ免許がすぐに欲しい場合は例外。
- 将来取る予定のある上位の免許で運転することが可能な乗り物の運転免許。
- 履歴書に書いて恥をかく資格。
- 或いはそうでなくても、面接官に「何故その資格を取ったのか」と聞かれて理由を答えられなかった場合。
- 面接官に、その資格そのものがどんなものかの説明を求められる場合。
- 国家資格ではないので法的な根拠がない。それどころか、認定団体が世間一般的に知られている有名企業や法人などでは全くなく、聞いたこともないようなマイナーな組織である。
- しばしば「行く意味がない」と言われるが卒業すれば一応は大卒の学歴が手に入るFランク大学と違って、マイナーな団体の認定資格はそれを取ったところで公的なメリットが全く無い。
- マンションの一室があれば簡単に組織を作れてしまい、簡単に資格の認定もできてしまう。
- その組織の存続が可能かどうかが怪しい。
- 資格(免許)を取って関係する仕事に就いたのは良いが、その仕事が合わなくてメンタルを病んでしまったり、或いは重大事故や不祥事を起こしてしまったために免許を返納せざるを得ないケース。
- 試験には合格していても、資格取得者の名簿に登録するための条件を満たしていないケース。所謂欠格事由である。
- 例えば年齢制限、体力や疾患の有無などの身体要件、犯罪歴などである。
- 士業だとそれに関連する実務経験や修習などが必要。
- ちなみに医師免許だと罰金歴がある時点でもらえない場合があるそうです。
- 例えば年齢制限、体力や疾患の有無などの身体要件、犯罪歴などである。
- そもそもその資格を認定している団体によって資格自体はどうでも良く、あくまで金儲けの道具でしかない。
- 高額な講座を受講させたり、受験料をメチャクチャ高くしていたり、など。所謂資格(士)商法である。
- さらに資格を取って身に付くものは断片的な知識しかなく、とても実生活や仕事などで活かせるレベルに達していない…。
- 高額な講座を受講させたり、受験料をメチャクチャ高くしていたり、など。所謂資格(士)商法である。
- 資格の通信講座会社がやたらと宣伝している資格。
- 一応国家資格だが、認定を行っているのが天下り団体である…。
- 特にそれが業務独占資格でない場合。
- 検定試験の3級以下。
- 特に教養系の検定の場合、準2級でも微妙で、準2級以下が役に立つのは高校受験までであり、大学受験を控えた高校生や社会人は(上位の級への橋渡しとして受ける場合を除き)取る意味が薄い。
- ただし用途によっては3級でも役に立つ場合がある。(例:中学生が高校受験を有利に進めるため、正社員ではなく派遣やパートでの就職を狙う場合など)
- 日商簿記3級は例外かな。これは中小企業の経理部門を希望するなら意外と役に立ちます。
- マイナーな検定だと、1級でもあまり役に立たないことも…。
- 「◯◯助手」「◯◯士」のような、如何にも国家(公的)資格と紛らわしいような名前の怪しい民間資格。
- ベンダー系に多い。
- IT資格の場合、ブランド力の高い民間資格であれば、むしろ下手な国家資格よりも評価が高い場合もある。
- 資格だけでなく、実務経験が伴っていないと評価されないケース。
- 英語、IT、簿記以外のビジネス系の検定試験。
- 特に常識レベルのビジネスマナーの問題が中心のもの。
- 資格を取得すること自体が目的となっていて、勉強したことを社会に還元しようと思っていないケース。
- 「◯◯カウンセラー」という名前の怪しい民間資格。
- 確かにカウンセリング業務に関する国家資格は幾つか存在するのだが、「◯◯カウンセラー」という名前の国家資格は一つも存在しない。
- 医療事務の民間資格。(一部を除く)
- 医療事務自体は別に資格が無くてもできる仕事だし、そもそも医療事務の国家資格は一つも存在せず、ほぼ全て民間資格である。
- ただし医療事務の資格でも難易度が高い(合格率が低い)ものであれば評価対象になる可能性も少しはある。
- 医療事務自体は別に資格が無くてもできる仕事だし、そもそも医療事務の国家資格は一つも存在せず、ほぼ全て民間資格である。
- 取得した時期が古すぎるIT資格。(ITは技術の変化が激しい領域であるため)
- バージョンが古すぎて、知識が現在の内容に対応していない。
- そもそも比較的普遍的な知識を問う国家試験ですら、名前や出題範囲が変わったり、下手すりゃ廃止されることもある…。
- 名前にカタカナが入っている民間資格。
- ただし語学系やトリマーなどの例外もある。
- ワインのソムリエも例外。(ちなみにこちらは国によっては国家資格扱い)
- ただし語学系やトリマーなどの例外もある。
- 一口に取る意味がない資格と言っても、3つのタイプがある。
- 1つ目は「上位資格への橋渡しにはなるが、それ自体にはほぼ価値がないもの」、2つ目は「就職・転職活動では使えないが、コストが安いので趣味程度には良いもの」、3つ目は「そもそも資格を取ろうとしている人を金蔓としか思っていないもの」である。
- 3つ目は上にも書いた資格商法であり、意味がないどころか、むしろ害悪でしかない存在である。
- 百害あって一利なしともいう。
- 3つ目は上にも書いた資格商法であり、意味がないどころか、むしろ害悪でしかない存在である。
- 1つ目は「上位資格への橋渡しにはなるが、それ自体にはほぼ価値がないもの」、2つ目は「就職・転職活動では使えないが、コストが安いので趣味程度には良いもの」、3つ目は「そもそも資格を取ろうとしている人を金蔓としか思っていないもの」である。
- 既に合格した試験をもう一度受けるケース。(国家資格は認められないケースが多いが、民間検定なら認められることが多い)
- あるいは既に合格している級より下位の級を受けるケース。
- ただし有効期限がある資格や知識のアップデートが必要な分野(ITなど)などはこの限りでは無い。
- 英検なども例えば同じ2級でも高い点数を出した場合に認定される「2級A」を受験したい大学が指定していて、それを取るために再受験するケースもこの限りではない。
- 就職支援サイトで所持資格を入力する際に、選択肢(例:語学系、福祉系、IT系)からいろいろ選択しても出現しない。
- 「初級○○」は存在するが、初級しかなく、「中級○○」や「上級○○」が存在しない。
- そもそも合格ラインが誰も資格を取れないように設定されている。
- (社会人限定)受験資格を得る条件を満たすのに多大な時間がかかってしまう資格。
- 例えばその受験資格を得るためにわざわざ大学に再入学するなど。
- ただしその資格が現在の業務と関係する場合は別。
- 自分が何度受験しても合格できない資格。
- 基準としてはおおよそ4~5回ぐらい。
- 特にその資格を取るために無職になった場合。
- 特に、実技試験や面接試験で何度も不合格になる場合は、人としての適性がチェックされているので、リベンジ合格は絶望的。
- 基準としてはおおよそ4~5回ぐらい。
- マイナーな民間団体が認定しているパソコン関係の資格。
- パソコンに限らず他のジャンルにも言えることだが、特にパソコン関係の場合、(英語検定や簿記検定などに比べて)全体的に難易度の低いものが多く、しかも手軽に取りやすいイメージが強いことから安易に手を出す人が多いイメージ。
- 勿論、国家資格や世界的に有名な企業の認定資格を除く。
- 試験がなく、講習等で取得できる上に、脱落者がほとんどいない。
- ただしこれは民間資格の話。国家資格(フォークリフト運転者、食品衛生責任者など)ならこの限りでは無い。
- 資格取得対策講座を堂々と行っているが、その資格を与えるのも同じ組織。
- 合格・修了証書が与えられるが、認定番号がない!!
- 「◯◯アドバイザー」という名前の民間資格。
- ただし消費生活アドバイザー(公的資格)を除く。
- 認定団体が「専門学校を運営している法人」の姉妹組織である。
- つまり、そのグループの金儲けが目当てである。
- こういう検定はだいたい専門学校生しか受けないので大学生や社会人には殆ど知られていない。
- 食品系の民間資格。(ソムリエなど例外も一部あり)
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