周
- 西周(にし あまね)生まれる。
- 太公望とか仙人同士の仙界大戦のどさくさで出来た国。
- 太公望は「太公(文王の祖父さん・古公亶父)が望んでいた人材」という意味だったとずっと考えられてきたが、同僚だった「周公旦」「召公奭」などの呼び方からして、やはり「『太公』という称号を持った『望』さん」ではなかったかという説が近年有力。
- また、太公望が文王に仕えた時はすでに70歳過ぎのジジイだったとずっと考えられてきたが、それにしては余生が長すぎるので、もっとずっと若かったのではないかという説が近年有力。
- 国民は次第に現実を直視するようになる。
- 周三兄弟が生まれる。
- 南斗聖拳百八派の中で、南斗白鷺拳が最も強かった時代。
- ジリ貧だった。
- しかし、思いのほか長く続いた。
- 封建制だった
- マジな話、西周期の史料はおそろしく少ない。謎の時代。
- 司馬遷も困ったらしく、西周時代は「史記」の記述もきわめて簡略。「列伝」も、商周革命期の「伯夷列伝」の次は、西周時代をすっ飛ばして春秋時代の「管晏列伝(管仲・晏嬰)」になってるし。
- 10代目の厲王の治世に、大規模な内乱が起き、資料のほとんどが焼失してしまったという噂。厲王自身も都を逃げ出し、しばらく帰れなかった。
- 王様の不在中、周公と召公という大臣が「共に和して」政務を担当したらしい。「共和国」の語源。
- 一説には、周公と召公が共に和したわけではなく、「共伯(共国の君主である伯爵)」に封じられていた「和」という人が政務を代行していたので「共和」という言葉が生まれたとも。陳舜臣さんはこっちのほうがもっともらしいと言っていた。
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