和歌山の言葉
- 和歌山人は「ざじずぜぞ」 を 「だぢづでど」としか言えない※白浜在住の方除く
- 和歌山の紀ノ川筋に住んでいる人たちは「ざじずぜぞ」が発音できず、「だぢづでど」としか言えない。
- パソコンで「どうきん」が「雑巾」と変換できないと言って怒る。
- 最近はテレビのおかげでザ行とダ行をちゃんと区別できるようになってきている。だから、当たり前ですが白浜じゃなくても「ざじずぜぞ」を言える人は多数居る。
- じいちゃんッ子、ばあちゃんッ子は言えない人が多い。
- 和歌山以外でも、「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」を言い分けられる人は少ないような...
- 以前は、「007」は「でろでろせぶん」、「三千円」は「さんでんえん」と発音する人が多かった。
- でんだいこぼしたかられいどうこの上のどうきん取って。
- Wikipediaにも書かれているが、南海電車の車内アナウンスに大阪弁・和歌山弁で話す車掌さんが多かった時代には「でん車輌だ席指定特急サダン和歌山市行きでごだいます」といった話し方だったらしい。
- 「水せった(ビーチサンダル)」は共通語だと確信している。小学校の学級通信にも「プール開き〜水着、水せったを準備〜」と書いてある。
- 和歌山南部では、「今日はばあさんあるか?」と聞かれて「今日はない!」と答えます。びっくりした。(旅人より)
- 「今日は晴れです」が方言で、「今日わは晴れです」になる。
- 東牟婁・新宮周辺では言わない。しかも、そのあたりでは標準語を話す。
- 「今日は」とは言わず「今日わは」と言う。
- 質問の時と答える時で微妙に変化する。「今日は何曜日?」と聞くと、「今日わは○曜日」と言う。
- 誰かのことは”テキ”と呼ぶ
- テキ・アガラも言う人は、年配の方(50以上代ぐらいからかな)ぐらいしかいません。ちなみにテキ・アガと言うのは、古典の名残だそうです。今でも、多くの古語が残っています。
- 自分たちのことを”アガラ”という
- あなたたちのことを”オマンラ”という(例:おまんらなんしちゃぁんのよー。とか、あがらもいこら。など)
- 内出血を「にえる」という
- 県外で何気なく使用すると「はっ?」って顔をされる
- かさぶたを「ふつ」と言う。これも県外だと通じない。
- 青くなった場合「青にえ」という
- 自転車のことは「テコ」「ジテコ」「チャリ」などいろいろな方言がある
- チャリは全国共通。
- 駐輪場のことは「チャリ場(ちゃりば)」となる。(紀北)
- 国道に「つれもてしよらシートベルト」とあり、県外の人は意味がわからない。
- 「つれもて=連れ立って」「しよら=しよう」。つまり、皆でしましょうという呼びかけ。シートベルト着用率は北海道に次ぐくらい悪い。
- そんな状態で、狭い国道を80km/hくらいで走る。もちろん、対向車が少ないからできる芸当なのだが・・・・。
- それは紀北限定の方言だと思います。聞いた事がありません(南紀)
- え、串本駅の前にどーんと「つれもていこら」って立て看板立ってなかったっけ?
- 白浜近辺では「もの凄い」などのことを「やにこい」「やにこー」などと言う。
- 「ものすごい」を「どてらい」ともいう
- 白浜周辺というよりベタな田辺弁。老いも若きも多用するが、進学や就職で大阪に出ると、通じないので使わなくなる。他の都道府県の方は、たいていタバコのヤニを想像する。
- 若年層は「とても」という意味で「バリ」と言う。
- おかげで大阪でも泉州出身者がバリを広めている。
- たしかバリは、北摂(大阪府北部)の言葉のような気がするのだがどうなのだろう・・・
- もとは博多弁との噂も。
- 「とても」や「たくさん」という意味で「のとろ」「がいな」「あらくたい」などと言う。
- 例「たくさんミカンをもらったよ」→「がいなことみかんもろたわぁ」
- 例「そのミカン、とっても大きいねぇ」→「そのミカン、のとろでかいなぁ」
- 「あらくたい」は、あらっぽいって意味だよ。
- 「あらくたい」は、ものすごいと言う意味でも使います。「程度が端はなしい」の意味
- 会話文の語尾が、だいたい「よ」で終わる。
- 紀北(和歌山市・海南市)限定の方言である。
- 南の方でも言うらしいよ。
- 紀北(和歌山市・海南市)限定の方言である。
- 寝ても立っても座ってもちゃらちゃら言う。(寝ちゃぁらしてよ・立っちゃぁら・だぶとんに座っちゃぁら、等)英語でいうところの「〜ing」と思われる。
- これも紀北限定と思われる。和歌山市から来た人のしゃべり方をまねするときに多用される。
- 遠足などの「おやつ」のことを「おちん」と言う。
- 聞いた事ない。おやつは「おやつ」
- 遠足の際「おちんは300円まで」と書かれたプリントを渡された。(中紀)
- 「おちん」がわからないと、おばあちゃんからお菓子がもらえない。
- おばあちゃんに実際にいわれたことがある。やはり、これも紀北限定(あと中紀の一部と)だとおもわれる。(和歌山市)
- 「沈殿する」ことを「とごる」と言う。
- 聞いた事ない。三重県(伊勢地方)の方言じゃない?
- 言うよこれ。
- 使うね
- 「混む」を「つむ」と言う。(国道つんどって、やにこい時間かかったんよー、等)
- それも聞いた事がない。それも三重県の方言だとおもわれ。三重弁の欄を参照あれ。
- 当方紀南(古座)出身ですが、紀北(熊取)の友人と学生時代「電話つんでたよー」「そか、ほなまた後でーにするわ」と会話していたら滋賀の友人に「電話を積むの?」と真顔で問われた経験あり。
- 和歌山市では紀ノ川を境に「川向こう」「川こっち」と言う。紀ノ川以北の人と、紀ノ川以南の人で言い方も逆になる。
- 「川こっち」はあまり聞いたことがない。和歌山市(南部)の人は「川向こう」のことを「紀北」と言います。
- 白浜町民は語尾に「〜よぉ」を付ける。端から聞くとよーよー五月蠅い。(俺よー、こないだよー、ここでよー、財布をよー、拾ってん
- 白浜に限らずほぼ全域で言うのでは?
- 語尾は、だいたい「らー」。しよらー、行こらー等。
- 2D格闘ゲームの【The King Of Fighters】の略が【ザッキン】
- チョコレートや飴玉などが、温かいところでドロドロになることを「わく」と言う。「チョコわいちゃーる」「飴わいちゃーる」
- 紀北では言わない、大阪で聞いた
- 言うよ
- 「帰る」事を「いぬ」と言う
- 漢字で書くと「往ぬ」。旧い言い回しが方言として残っている。
- 徳島でも言うよ。
- 帰り際に「ほな、いんでくら」というと、他県出身の人はあとでまた来るのか?と戸惑うらしい。
- 「し」が苦手
- 「貸して」→貸いて 「明日」→あいた と言う
- 県内の人間ですが、和歌山テレビのCMにある「ボッキンコ」とか「テンテラテン」どういう意味ですか。(田辺市もと龍神村)
- 紀北民ですがあのCMの意味がわかりませんw
- 「ボッキンコ」小銭の意味ですが、広義的には小さくて丸いもの全般を指すようだそうです。
- 「テンテラテン」(名) 素裸で何も持っていないこと。スッカラカン。
- 黒江駅の発音は「くろえき」である。
- なぜか関西では怖がられがちだ。
- 有田地方から北の人は、ちゃあるを語尾に付ける。
- 古文で言う「タリ」に相当する語が「ちゃり」で、タリ活用と同様の「チャリ活用」があり、かつ現在進行形として「ちゃある」がある、みたいなこと高校の時に国語教師から聞いた。
- 「7時」を「ななじ」と読む人が多い。特に紀北地方に多い。
- 敬語に相当する言葉が存在しない。
- お供物を頂くことを「たばる」と言う。「おかんよーほときさんのおせんたばってええかぁ?」
- モノサシのことを「さし」という。
- 主に紀北で、語尾に「じょ」をつける。「次の信号右折じょ」
- 否定形の語尾に「やん」をつける。「出来ない」→「出来やん」「しない」→「しやん」など。
- これは奈良や大阪(特に南河内)にも多い。
トークに、和歌山の言葉に関連する動画があります。