大蓮華仏教国
仏教原理主義(まず、ありえませんが)が日本を統治した場合の国家を考えます。
- 国名:大蓮華仏教国
- 首都:京都市
- 民族:日本人
- 領土:旧日本国全域
- 公用語:日本語、サンスクリット語
- 宗教:仏教
- 通貨:円
- お札の柄は上から順にお釈迦さま(一万円)、三蔵法師(五千円)、聖徳太子(千円)。
- 硬化の表もすべて仏教関連施設に変更。
- 国歌:般若心経
- 国鳥:迦楼羅
- 国花:蓮
- 国是:仏様を大切にしろ! 大切にしない奴は死ぬべきなんだ!!
- 思想:仏教原理主義
- 国旗:曼荼羅
政治[編集 | ソースを編集]
- 民主主義。
- ただし仏門に背く決定は無効とされる。
- 国会議員は仏教への永遠従属(仮に国政を退いたとしても)が求められ、崇仏思想を捨てたら国外追放または永久終身刑となる。
- 国会開催及び閉会、解散の際には全員でお経を唱える。
- 政党も既存政党は解散、「天台党」「浄土党」「臨済党」などと各宗派ごとに政党が擁立される。
- 共産主義及び邪教徒による政党は即時解散させられる。
- ただし強訴(いつの時代やねん!)は禁止。
憲法[編集 | ソースを編集]
- 全て変更され、最早原形をとどめていない。
- 国民の三大義務は「崇仏、勤労、納税」
- 信教の自由は、仏教に関してのみこれを許容する。
- 仏教でありさえすれば創●学会だろうが小乗仏教だろうが何でもOK。
- 基督教、回教、耶蘇教、国家神道などは一切信仰してはならない。邪教の崇拝は国家の上の仏道に対する反逆となり、内乱罪や外患援助と同等の罰を受ける(要するに人殺しより上)。
- 国家神道は神宮寺のみ参拝を可能とする。本地垂迹説は一応許容。
- 道教に関しては、仏教の信仰を妨げない程度までなら信仰を可とする。
- 儒教は特定の神を信仰しないため可。
- 当然クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、イースター、ハロウィンなども廃止。
- 紀元節も廃止。おそらく建国記念の日や文化の日も廃止。
- 昭和の日も廃止。
- 紀元節も廃止。おそらく建国記念の日や文化の日も廃止。
- 逆に4月8日は国民の祝日。
- 表現の自由は仏教ならびに現体制の批判をするもの以外はこれを認める。
- 当然だが邪教に対するポジティブ表現は一切禁止。
- 平和主義も改正され、再軍備化が行われる。
- 仏敵に対する公務員の残虐刑を解禁。
- 公務員は仏教に対する永遠の従属を誓約させられる。
- 主権在民でも、まして主権君主でもなく、主権は仏道に存在する(事実上)
- なお別に日章旗は挙げても仏道不敬罪には該当しない。ただし「君が代」は1フレーズでも歌った時点で逮捕される。
皇室[編集 | ソースを編集]
- 全員臣籍降下。臣に対する君、すなわち皇室が存在しないため事実上一般市民扱い。
- さすがに殺すといろいろとまずいので「高天原一族」と呼ばれ市民として生活することを余儀なくさせる。
- 元号及び西暦は廃止され仏暦が採用。
- 当たり前だが紀元節など使った瞬間逮捕である。
司法[編集 | ソースを編集]
- 仏の名において司法は行われる。
- 永久終身刑が新たに成立。
- 懲役以上の罪の場合、労役に加え写経や石仏の制作が義務付けられる。
- 刑の重さに応じて滝行や火渡りなどが追加される。なお毛髪は自由。
- 無期懲役刑以上の罪の囚人には、特別刑務所に護送され、八大地獄と同等の拷問を加える(死刑囚でなければ直接死に至るような拷問は無し)。
- 懲役刑に処された者は座禅または正座が強制され、立膝は禁止となる。
- 浄土真宗あたりが悪人正機説を唱えるが、「現世で罰を受けた者は来世で徳あるものに生まれ変わる」としてなだめ込む。
- 当たり前だが女性が血の池地獄に落ちるなどという言説はとっくに廃れており、これらの説を支持した場合も逮捕となる。その辺は信教の自由の範囲外らしい。
- 永久終身刑が新たに成立。
- 仏像や仏典を破壊、奪取した者は、殺人罪と同等の罰が科せられる。
- 場合によってはその場で殺害しても正当防衛や緊急避難が適用され、罪には問われない。
- 当然過失で損傷した場合にも過失致死傷と同じ扱いとなる。
- 寺院、仏僧に対する不敬罪も新たに作られる。
- 刑法には「強訴罪」が追加。仏像や経典をタテにしたデモ活動は一律「強訴」と見なされ表現の自由の範囲外となる(普通のデモ行為は可、勿論異教のデモは即逮捕)。
- 国会議員の逮捕禁止特権もこれらの罪に関してだけは除外となる。
- 仏敵は「魔」とされ、生物扱いすらされない。
- 邪教に改宗した者は国外追放刑が出される。
- もちろん、破戒僧に関しては厳罰が下される。
- 僧侶が強姦・強制わいせつを行った場合は死刑が科せられる。
- 破戒を三度行った場合には「仏の顔も三度まで」の名の通り終身刑となる。
- 尼僧に対する強姦・強制わいせつも問答無用で死刑となる(もちろん冤罪が出ないように十全な調査は行われる)。
- ただ創作であればある程度は黙認されるが、度を超すと不敬罪になる(仏像にぶっかけるとか)。当たり前だが仏様を擬人化して性的対象にした場合は即座に逮捕、焚書である。
- なお少年法は一応適応はされるが、重犯罪青少年に関してはやはり永久終身刑が課せられる。
- 僧侶が強姦・強制わいせつを行った場合は死刑が科せられる。
教育[編集 | ソースを編集]
- 男子は10歳から20歳まで全員が剃髪、女子も同年代には髪を肩までしか伸ばせない。
- 歴史は仏教圏を中心に教育される。
- 物部守屋、天武天皇、弓削道鏡、平清盛、松永久秀、織田信長、高山右近、大友宗麟、天草四朗時貞、廃仏毀釈運動推進者あたりは超極悪人として教育される。
- 旧日本軍は「邪教の国家神道を信奉し国民を無謀な戦争に参加させ国力を疲弊させた悪魔の軍団」扱い。
- お寺の鐘まで徴用したくらいだし。
- 古事記は「誤った歴史書」「高天原一族が仏教勢力に恐れをなし、自らの正当性を訴えるために作らせた偽書」として紹介される。
- 義務教育卒業時には国語・数学・理科・社会に加え、サンスクリット語をある程度扱えなければならない。
- 英語は敵性言語のため廃止。
- 勿論仏教学も主要科目である。
- 美術は仏像のデッサンや曼荼羅絵の作成、仏像の彫刻など。
- 音楽は東洋音楽が中心。ロックは仏に対する不敬として禁止。讃美歌は歌った瞬間逮捕、軍歌などもっての外。
- 子供向けの仏教教育アニメが毎日国営メディアで放送される。
- ミッション系の学校は全て破壊された。
国交[編集 | ソースを編集]
軍事[編集 | ソースを編集]
- 自衛隊は廃止し、「大蓮華軍」に改称。
- 艦船や戦闘機には天竜八部衆などの名前が付けられる。
- 「仏教徒に非ずんば人に非ず」がモットーであり、核開発も進められている。
- 作戦コードは勿論「ブッダは微笑まれている」!
文化[編集 | ソースを編集]
- 仏教文化を批判、もしくはそれ以外の宗教をAGEるような作品は即廃刊、作者も仏罰を受けることとなる。
- 漫画は「ブッダ」と「仏ゾーン」と「天空戦記シュラト」以外全て焚書。
- 『聖☆おにいさん』は所有しただけで無期懲役確定。
- 一方で封印されていたはずの「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」は再版。
- ゲームも仏教RPGや、僧侶がお寺を経営するSLG、仏敵を僧侶が討滅していくアクションゲームなどが主流。
- これ幸いと他の宗教やそれを信仰した偉人を悪魔呼ばわりして倒していくような作品だらけになり、世界各国から批判を買う。
- 漫画は「ブッダ」と「仏ゾーン」と「天空戦記シュラト」以外全て焚書。
破壊された施設一覧[編集 | ソースを編集]
以下の建物の跡地は、寺院や大蓮華軍基地が建立されている。
- 旧在日米軍基地全て
- 敵国大使館全て
- キリスト教会全て
- 皇居(現大蓮華仏教国仏祇官総本山)
- 厳島神社(仏敵・平清盛関連遺跡のため)
- 岐阜城(仏敵・織田信長関連施設のため)
- キリシタン大名関連城
- 長崎キリシタン関連遺跡群
- ただしマリア観音だけは破壊を免れた。
- アイヌ関連文化遺産
- 敵国関連企業の大多数(マク●ナルドとか)