大阪の博物館・美術館

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大阪市[編集 | ソースを編集]

交通科学博物館[編集 | ソースを編集]

52年間ありがとう

所在地:港区波除

  1. 鉄ちゃん芸人の中川家・礼二もオススメデートスポットに挙げていた。
  2. 2014年春に閉館が決定。京都の新鉄道博物館に機能を移転するらしい。
    • ただ人気の模型ジオラマは老朽化のため移設されなかった。
    • D51-2は津山の扇形機関庫に移転されてしまった。
  3. 交通科学博物館と弁天町駅を結ぶ陸橋の名前は実は「レインボーブリッジ」。完成は1963年らしいので東京のそれよりも30年近くも昔から名乗っていたことになる。
    • こう書かれているからわかるとは思うが、弁天町駅からそのまま入館する事が出来た。
  4. 宮崎リニア実験線の車両が保存されていた。
  5. かつては「交通科学館」という名称だった。
    • 国鉄時代は保存車両の車内を自由に見学することができたが、民営化後は保存のためか原則的に内部非公開となった。
    • 四つ橋の電気科学館と、勘違いして電話かけたり見学に来た客もいた。
  6. 「科学」という名前から鉄道にあまり関係のないバイクやライバルの自動車なども展示していて、その手のマニアにも人気だったとか。
    • そのために博物館の名前が「鉄道」ではなく「交通」なのだろう。
    • 昭和40年代の名神ハイウェイバスの車両も展示されていたが、残念ながら京都鉄道博物館には引き継がれなかった。
      • 閉館後は西日本JRバスの車庫で保管されているらしいが、たまに仮ナンバーを付けて梅小路まで来ることがある。

大阪科学技術館[編集 | ソースを編集]

所在地:西区靭本町

  1. 民間各社の協力で運営している。
    • こう書くと協賛金を貰ってやってるんだなと思われることが多いがそうではなく、展示ブースの運営まで各社に委ねている。要は、共同で展示会を開いているような感じ。
    • だいたいが関電関係。科学技術でも特に産業系の展示が多い。
  2. 大阪市立科学館と間違いやすい。しかもどっちも最寄り駅は肥後橋。
    • ぶっちゃけ、子供らにはこっちのほうが面白そうな気がする。工作教室とか体験型のが多いし。プラネタリウムとか眠たなるだけやろ(適当)。
      • いや、上記のように産業系で展示に偏りがあるので、子供向けには大阪市立科学館の方が。物理化学好きならいいけど。
  3. 展示物の更新周期が、結構遅い。
    • 超LSIの時代が終わっても、しばらくそのコーナーがあったりしたもんな・・・。
  4. 奇抜な展示があることがある。
    • 今はないが、かつては、セスナ機があったり、船の航行システムみたいなの置いてたり・・・。
  5. 上の方の3階以上や地下は貸し会議室など。なんちゃら技術セミナーみたいなことをしている。

大阪歴史博物館[編集 | ソースを編集]

大大阪時代の心斎橋の街並みが再現されている

所在地:中央区大手前4丁目

  1. BK。なのでどっちかというと、Japan Osaka Bamba-cho no Kinjoと言ったほうが場所は分かりやすい。
    • ついでにNHKも見学していくのもおすすめ。
    • 月曜も開いてる代わりに、定休が火曜なので注意。
  2. 地味に大阪城が綺麗に見える好位置だったりする。
    • 背後にはOBPの高層ビル群も見える。
  3. 難波長柄豊碕宮跡地の真上で歴史を感じる事ができるというのは新鮮。
  4. 前の高床式倉庫みたいなんはなんの為にあるんやろ?高層ビルと高速の高架の間にそんなん置いても雰囲気もクソもあらへんで。
  5. 近世から近代のマニアックな大阪の画家を取り上げた特別展示を、定期的にやってくれるのは有り難い。
    • 本来なら大阪市立美術館がやらなければいけないはずだが、何故かやってくれないし。
  6. 大阪市立なのであくまで大阪市の歴史に関する展示がメイン。
    • そのため大阪万博などの市外の出来事はほとんど言及されない。
      • 普通の歴史博物館は多少の強弱はあれ、どの時代も均等に取り上げるが、ここは中世をほぼすっ飛ばす豪快さにびっくり。
    • 展示方法は、江戸東京博物館をややスケールダウンした感じ。
    • 企画展では阪神タイガースに関する展示をやったこともある。
  7. 展示室は最上階から下に降りていく形。
  8. なにわの歴史を一巡り、大阪歴史博物館は次でございます。

大阪企業家ミュージアム[編集 | ソースを編集]

入口

所在地:中央区本町

  1. 大阪ゆかりの企業家にまつわるエピソードや名言などが紹介されている。
    • 博物館の性質上実物展示よりパネルや説明冊子の方がメインになっている。
    • 「その人物自体はあまり知られていないが創業した企業は誰でも知っている」というような人が多く紹介されている。
  2. 実は大阪商工会議所の直営。
    • 展示室も商工会議所が入るビルの地下にある。
  3. 展示を見る前に大阪の街の成り立ちや企業家精神の背景を紹介したやや古めの映像が上映される。
  4. 特に「チャレンジ」と「イノベーション」を重視している様子。
    • 英語名が"The Entrepreneurial Museum of Challenge and Innovation"になっているところからもそのような傾向が見えてくる。
  5. 企業家が起こした企業が後に深刻な業績不振や倒産といった事態に見舞われていても特に言及はされていない。
    • 「何が言及されていないか」という視点で見てみるのも面白いかもしれない。
  6. 普段は有料だが、2015年2月には来場者20万人突破ということで特別に無料で公開された。

藤田美術館[編集 | ソースを編集]

所在地:都島区網島町

  1. 大阪城のすぐ北にある、良くも悪くも年期のある建物の美術館。
    • 建物が夏冬の展示に耐えられないため、春秋の特別展示のみ。
  2. 曜変天目茶碗を全て見ようとすると、ほぼ必ず行かなければいけない。
    • 私立の美術館は、館の代表的な所蔵品をめったなことでは外に貸し出してくれないので。
    • 静嘉堂文庫の曜変天目の方が綺麗な気がするけれど。
    • なお、3つ目の大徳寺龍光院のは更に敷居が高い。
      • 寺での特別公開は一切無し。まれに、大きな展覧会のごく限られた期間にしか出ない。

東洋陶磁美術館[編集 | ソースを編集]

所在地:北区中之島

  1. 中之島の文化施設街の一角にある。建物もシックな感じで周りと調和している。
  2. 実は、東洋の陶磁器に関しては世界最高峰のクラスの所蔵レベル。
    • なのだが、それほどその凄さとか意義が市民に浸透していない。
  3. その昔は、大阪でも名だたるホテルだった跡地にある。

大阪くらしの今昔館[編集 | ソースを編集]

所在地:北区天神橋6丁目

  1. 天六のビルの中にある。
    • 地下鉄のコンコースからは直接繋がっている。
  2. 何階だったかは忘れたが江戸時代の街並みを再現したフロアがある。空の色が数分おきに変わる仕掛け付き。
    • 御丁寧に長屋の柱などは築年数の設定を行い、それに応じて汚れをつけるなど、細かくて伝わらない努力を御役所仕事感丸出しにやってらっしゃる。
    • 企画展は結構面白い。鉄道模型で有名な原信太郎氏の展示もやったことがある。
  3. 最近は大阪に来た外国人に人気とか。

キッズプラザ大阪[編集 | ソースを編集]

所在地:北区扇町

  1. 関西テレビ本社の中にある。
  2. 各階の名前が「どんなもん階」「やってみる階」と全部ダジャレになっている。
  3. 大阪市周辺の幼稚園か小学生が遠足でこぞって訪れる施設。
  4. あまり儲かっていないハコモノであるため、関西テレビに土地と建物を売りとばした今でも閉鎖の危機に陥っているらしい。
    • 元々大阪市が舞洲のごみ焼却場と同じデザイナーへ頼んだために巨額のデザイン料がのしかかり、それが償却の妨げになったとも。
  5. 館内に京阪2600系の運転台部分が保存されている。

国立国際美術館[編集 | ソースを編集]

所在地:北区中之島

  1. 展示室からミュージアムショップ、エントランスまで全て地下に収まっている。
    • だが館内にうまく光が入っているのでそんなに暗くない。
    • 地上部分は何とも名状しがたい形をしている。
  2. 前身の美術館は大阪万博のパビリオンを再利用していた。
    • 現在の美術館にも万博のために作られた陶版画が飾られているが万博についての説明は一切ない。
  3. 過去には年間入館者数が国立の博物館・美術館で最多だったこともある。
  4. 基本的に国立現代美術館と言っても過言ではないが、地下3階では現代美術以外の巡回展を開催することもある。

エックスプラザ[編集 | ソースを編集]

所在地:港区

  1. 阪神高速道路の博物館。
  2. 平日しか空いていないなどと行くには大分不便な博物館だったが、案の定今は閉館しているようである。
    • 似たような名前の施設が名古屋にもあるが、こちらは土休日に開いているので一応まだやっている模様。

なにわ海の時空館[編集 | ソースを編集]

既に閉館…

所在地:住之江区南港北

  1. 橋下徹にボロクソに叩かれた挙句閉館した。
    • 時折無料になっていたようだが、菱垣廻船以外はあまり面白みがない。アクセスも微妙で、橋下政権にて閉館したのもうなずける。
  2. 1/1菱垣廻船はなかなかリアリティがあったんだが、アレは閉館後どうなったんだろうか。
  3. デザインが何となく葛西臨海水族園と被る。
  4. 入場ゲートから展示室に行くのに海底トンネルをくぐる手のこんだ仕様。途中海中を見上げることもできる。

その他[編集 | ソースを編集]

インスタントラーメン発明記念館[編集 | ソースを編集]

壁面にずらりと並んだインスタントラーメンのパッケージ

所在地:池田市満寿美町

  1. 日清食品のインスタントラーメンの歴史がわかる博物館。
    • 壁面には第1号のチキンラーメンから現在に至る製品のパッケージがズラリと張られていて壮観。
      • 中には本当に発売したのかわからないようなものまであるが、どれに反応するかでその人の年代が判定できる素材ともなっている。
  2. 予約すれば自分でチキンラーメンを作ることができる。
    • 自分のデザインしたカップに入れたり好きな具材を合わせたりして自分だけのカップヌードルを作ることもできる。
      • しかし、あらかじめカップをどんなデザインにするか決めておかないとデザインするときに困ることとなる。
    • チキンラーメンの方は要予約もその予約が困難なほど人気だが、オリジナルカップヌードル作成は予約不要(ただし、多客時は待たされることも)。
  3. 物販コーナーでは地域限定商品なども買うことができ、関西にいながら東日本のどん兵衛が購入できる。
  4. 似たような施設が横浜にもできた。
  5. これでいて入場は無料というのだから、かなり太っ腹(もちろん、チキンラーメンやカップラーメンの制作は要費用)。
  6. ここの最寄りの一風堂にはチキンラーメンを真似たメニューがある。
    • 開店当初は「麺翁百福亭」という屋号だった。当初から一風堂がプロデュースしていたが。

国立民族学博物館[編集 | ソースを編集]

万博公園の中にある「みんぱく」
館内に展示されているモンゴルの「ゲル」

所在地:吹田市千里万博公園

  1. 通称「みんぱく」だが、この通称を公式でも使ってしまっているのでこの通称自体が公認である。
    • もちろん民泊はやっていない。
  2. 日本でも珍しい所属研究員が世界各国の民族の衣装や文化などを収集し、展示する博物館。
  3. 国立ということもあって、入館料も割安。クレジットカードのみならず、電子マネー(PiTaPa決済も可能)までできてしまう。
    • 万博記念公園内にあるので万博記念公園駅からくると自然文化園入場料がかかるが、文化園入口でみんぱくの入場券を求めるとキャッシュバック。
    • 元が近くにある阪大などの研究目的で作られた面もあるので、学習・研究目的だとタダになるか割引で見られることもある。
  4. 割安だからといって展示も少ないかといったらそうでもなく、じっくり見ると数時間では到底見ることができないほどの展示量である。
  5. 大幅リニューアル時に従来のブラウン管モニターがタッチパネル対応も含めた液晶に変わったが、その際にパナソニック製を大量導入したのはさすが大阪と言うべきか。
  6. 展示物を解説する電子ガイドを無料で借りられるが、その無料ガイドはプレイステーションポータブルそのものである。
  7. 北海道以外でアイヌ文化に触れられる貴重な場でもある。
    • 日本の展示コーナーでは弘前市のねぷたや長浜市の曳山も展示されている。
  8. 勘違いされやすいが国立民学博物館ではない。
    • 「民族学」は世界、「民俗学」は日本国内の風習を指すことが多い。
    • 千葉県には国立歴史民俗博物館がある。
      • みんぱくも歴博も国立博物館の体裁を取るが、上述の通りあくまでも大学の共同研究をする施設である。
  9. 常設展は基本的に撮影可能。
  10. 2018年6月の大阪北部地震で被害を受け、しばらく休館していた。

堺市博物館[編集 | ソースを編集]

所在地:堺市堺区百舌鳥夕雲町

  1. 大仙古墳(仁徳天皇陵)の最寄りの博物館。
    • 大仙公園の中にある。公園内には自転車博物館もある。
  2. 前方後円墳という上空から見ると鍵穴を模した形になっている。
  3. かつては100以上の古墳が点在していたが、宅地開発により45程度まで減らされた話を聞いた。
  4. 銅鐸を鳴らすことができる。
  5. ネスレの自販機が撤去されてしまった。

パナソニックミュージアム[編集 | ソースを編集]

パナソニックと松下幸之助の歴史を紹介する企業博物館

所在地:門真市大字門真

  1. パナソニックの企業博物館。
  2. 大きく分けて松下幸之助歴史館とものづくりイズム館の2棟に分かれる。
    • 前者は松下幸之助の生涯とパナソニックの社史が紹介され、後者はパナソニックが発売した商品が展示されている。
    • 建物は1933年に建てられた旧本社社屋を改装したもの。
      • 近代建築らしく丸い窓がある。
  3. 今の形にリニューアルされるまではものづくりイズム館の建物に松下電器の資料館があった。
  4. ものづくりイズム館の方では家電に関する企画展示もやっている。
  5. 展示物には後にグループ入りした三洋電機の製品も含まれている。
    • 1970年万博で展示されていた人間洗濯機もある。
    • 三洋電機もパナソニックに吸収される以前旧本社(現守口市役所)にミュージアムを開設していた。
  6. 館内は基本的に撮影可能。
  7. これだけの展示内容にも関わらず、入場料は無料。